新世紀の大陸・南米を舞台に繰り広げられた聖なる探検の真相と新解釈。『インディ・ジョーンズ』のモデル、探検家フォーセット大佐、初の評伝。各界に大きな波紋を投げかけたベストセラー、ここに邦訳。
米国のジャーナリスト、マイク・ティッドウェルがエクアドル南部のアマゾンにおもむき、コファン族と石油資本の闘争、コファンの人々との交流、そして米国人とコファンの間を揺れ動き、ついにはコファンの酋長としての人生を選ぶ米国人、ランディ・ボーマンの人間像を綴ったノンフィクション。
今、地球はアマゾンを失いかけている。宇宙にまで生活圏を求めるようになった今、この地球上に人間の影響の及ばない場所はない。もはやアマゾンは原始的でも、未開の地でもなくなってきている。大規模な森林破壊、環境汚染、絶滅に追いやられる野生動物など、アマゾンを取り巻く現状は厳しい。美しい自然風景を蝕み続けるその先には何があるのだろう。これは一人の写真家が、10年の歳月をかけて捉えたアマゾン最後の姿である。
ベレンを出発点に2600キロの道のり。道路舗装工事に携わる著者が、夢のアマゾンをゆく。長距離バスのブレーキ故障、エンジン故障の船で下る激流のアラグアイア川-九死に一生のサバイバル探検。
新宿ゴールデン街でバーを経営していた女性が、東京での暮らしに疲れ、遥か地球の反対側へと旅立った。恋、犯罪、商売、喧嘩…。イルカの通り過ぎるアマゾン河畔の街で体験した、想像を絶する生活風景。
博物学が栄光の時代を謳歌した19世紀の中葉アマゾン河流域のインディオの住む小さなジャングル社会にただ一人のヨーロッパ人として10年余にわたって滞在し昆虫学の宝庫を開いて世界の学会に寄与した異色の研究者がいた。南米大陸博物学探検記の古典的名著。
イギリスでは、ドーバー・ソールに舌鼓を打ちつつ、リーゼント・スタイルとラバー・ソールに思いを馳せ、大河アマゾンの船上では雄大な夕陽に感動しつつ、ワニの炒めものをぱくつく。音楽使節として世界中を駆け回る著者が、訪れた国々で出会った人々との交流、そこで見つけた美味、珍味の土地の味をつづるまんぷくエッセイ。
アマゾン川には古くからインディオが薬草として珍重してきたものがいくつもある。その一つがタヒボであり、今はインディオだけでなく多くの人々の健康に貢献している。今後も新しい薬効を持つ植物が発見されるものと期待している。アマゾンは知られざる薬の宝庫。インディオに伝わる秘薬タヒボの秘密を免疫学の権威が明らかにする。
黄金郷を求める人々、啓蒙時代の博物探検、狂乱のゴム・ブーム、考古学調査、道路の建設と大規模な土地開発…世界最大の密林を流れる世界最大の川で、今、何が起きているのか?ヨーロッパ人の「侵入」以来五〇〇年の道行きを、長年のフィールド・ワークによって得た著者自身の知見と、膨大な文献を駆使して鮮烈に描く。
クストー隊がアマゾンの壮大な熱帯雨林を探検。伝説の川で出会ったピンクイルカとは。
古代社会の解明から文明の本質が浮き彫りになる。アマゾン文明圏の全容を解明した比類なき研究。
青春の11年間をアマゾン河流域の博物学探検に挺身。最も美しい証明となったベイツ型擬態によって自然淘汰説を検証。南米博物誌の古典的名著『アマゾン河の博物学者』を遺す。ダーウィンの影に隠れて活躍した一人の生物進化論学者の生涯。
おどけたアルマジロ、恐怖のアナコンダ、おぞましくて旨いピラーニャ…アマゾンの大自然と人々の営み。ブラジル滞在6年の経験をもつ著者の“これ一冊であなたもアマゾン通になれる”絶好の一書。