神話を語る。神話を描く。西洋の知と想像力を豊かに育んできたミュトスのモルフォロジー。
時代と社会のなかに甦える大作家の実像!あらゆる階層の典型を生き生きと描いたその芸術と生涯の全容を、時代への肉迫と精緻な分析によって歴史的必然の中に位置づけた労作。バルザック研究の第一人者が研究方法発展の新たな可能性を切りひらく。
甘美なる肉体をつらぬく恐るべき神の戒律の逆説性。クロソウスキーの代表作「ロベルト3部作」完訳版。話題の「ロベルトは今夜」収録!
大海をさまよう数十メートルの大海蛇、2本の角をもつニューギニアのカメ、18世紀のフランスを恐慌に陥れた“ジェヴォダンの野獣”、ツチノコの近縁にあたるアルプスのタッツェルヴルム、映画にまでなかったアメリカのビッグフット-はるか昔からひとびとの夢とロマンをかきたててきた神出鬼没の不思議な動物たちを追い求め、海に山に、南に北に、著者バルロワは飽くことなく探検旅行をつづける。ミステリ小説のスリルと冒険小説の醍醐味を味わいながら、読者は知らずのうちに未知動物学へのパスポートを手にすることだろう。
〈インドネシアでツチノコ大捕獲〉〈早大生、恐竜モケレ・ムベムベを求めてコンゴへ〉〈ネッシー探しにハイテクのメス〉〈中国の竹渓県で民兵が“野人”を射殺〉〈カナダの峡谷に恐竜の卵ゾロゾロ出現〉〈アルタイの秘境に幻の怪魚〉最近、日本のマスコミは、幻の生きものたちの話題で、大いににぎわっている。科学技術が高度に発達したこの現代に、未知の動物たちが生き残っている可能性はあるのだろうか?はたして、それらの正体は?フランスの学者バルロワが豊かな知識とあふれる情熱をもって書きあげた、世界の未知動物徹底ガイド!
「わたしにとって何より優先するのは喜びであり、絵とはまさしく喜びの源なのである」。女、公園、海…現代世界で最も人気のある画家、カシニョールが描く日本で初の画集、ここに完成!
本書は、ピエール=ジョセフ・ルドゥーテ画の『ユリ科植物図譜』(Les Liliac´ees,1802〜1815年、vol.1〜8)の全486図を2巻に分けて収録した。第1巻は、ラン科、クズウコン科、カンナ科、ショウガ科、バショウ科、アヤメ科、ヒガンバナ科、ヘモラド科の全243点を収録した。
本書は、新製品開発・設計支援コンピュータ・ツールであるCAE技術を実務的観点からまとめたものである。また、CAEを構成する個別技術についても基礎的事項の要約と体系化を計り、初心者でも基礎的事項から全体までを十分理解し得るように配慮してある。
愛、情熱、そして幻滅。感性のおもむくままに生き、孤独と寂寥とを誰にもまして鋭敏に表現しつづけた〈愛の詩人〉の生涯を、ドラマティックに、またユーモアに描きあげる伝記大作。絶賛を博した『アルチュール・ランボー』の姉妹篇をなす〈詩人の物語〉。
構造主義と現象学を超えて、人間の慣習的行動=実践を解明する壮大な理論的構図。社会諸科学の根本課題に挑戦するブルデュ社会学の画期的業績、待望の邦訳。