戦前から高度成長期までの貴重な200余点の写真とくわしい解説で、京都の小学校の歴史がよくわかります。明治維新後、日本が短期間で欧米列強にキャッチアップした一因として日本の高い教育水準があったと言われています。なかでも当時の京都は初等教育の充実に力を注ぎ、地域の協力を得ながら、特異な発展をとげました。そんな京都の小学校の歴史を、学校歴史博物館や市内の小学校が所蔵するたくさんの写真と、わかりやすい解説でご紹介します。
70歳を過ぎ、「食が細くなった」「料理も面倒」「元気が出ない」と感じている方は、もしかしたら「低栄養」が原因かも?
日々の食事は、健康な体をつくります。
シニアになると体の変化に合わせて、必要な栄養もとりかたも変わってきます。
この本では、訪問栄養指導の栄養士チームが「手軽」に「おいしく食べて」、「健康寿命をのばす」とっておきの食事のくふうを紹介します。
品数が豊富じゃなくても、量が食べられなくても、料理が苦手でも、身近なものから栄養がとるコツがあります。
・いつもの食事にちょい足しするだけ!手軽にたんぱく質が補える○○!
・30品目用意しなくても、お皿は3つでいい
・「食べ順」で栄養の取り逃しを防ぐ
・やめられない菓子パンを○○に置き換えてみたら栄養がアップ!
・全部手作りじゃなくていい!スーパーやコンビニで手に入るお助け食材
ベテラン栄養士が現場で得た知見から生まれた、すぐに使える超実用的な栄養本です。
1人暮らしでも、ご夫婦でも、親御さんの食事や栄養状態が気になるかたにも役立つ知識が満載です。
3年先、5年先、10年先の健康な身体をつくる「栄養」がとれる食事をはじめましょう!
はじめに
1章 シニアのあるある食習慣
2章 70歳からの体に本当に必要な栄養素
3章 おいしく栄養がとれる食べかた
4章 栄養がとれる食べ物
【巻末レシピ】
・かんたん電子レンジレシピ
電子レンジ(600W)加熱の目安時間
・具だくさんの汁物アイデア
かんたんちょい足しで食べやすいメニュー
・1日の献立例
志望校攻略に欠かせない大学入試過去問題集「赤本」
京都府内36地域を対象に町の特徴を地図で解説
01 京丹後市峰山町/震災を乗り越えた交通の要地
02 京丹後市網野町/震災後の市街地整備と縮緬の町
03 京丹後市久美浜町/潟湖と砂丘の恩恵を受けて
04 伊根町/伝統的な舟屋群と地すべり地形
05 宮津市/天橋立と二分された市域
06 与謝野町岩滝/縮緬とニッケル工場
07 与謝野町加悦/地域を支えたニッケル・縮緬と加悦鉄道
08 舞鶴市(東地区)/軍港都市から工業都市へ
09 舞鶴市(西地区)/城下町から港湾都市へ
10 福知山市(中心部)/由良川と共に生きる町
11 福知山市(長田野周辺)/大規模な流路変遷により生まれた長田野台地
12 舞鶴市志高・福知山市大江町/由良川とどうつきあってきたか
13 福知山市夜久野町/京都で唯一の火山がもたらす恩恵
14 綾部市/陣屋町からグンゼの町へ
15 京丹波町須知/人・物の中継地から蒲生野の開発へ
16 京丹波町和知・南丹市日吉町胡麻/内陸部にみられる川の造形
17 南丹市園部町/京都市との繋がりと口丹波の中心地
18 亀岡市/京都市に隣接する丹波の入口
19 京都市北区・上京区/都市計画とその後の発展
20 京都市上京区・左京区・中京区/鴨川の西と東
21 京都市東山区・下京区・南区/京都の玄関口と信仰の地
22 京都市山科区/洛外から洛東へ
23 京都市右京区/嵐山・嵯峨野の景観保全
24 京都市西京区・向日市・長岡京市/丘陵に生きる地域
25 京都市伏見区/歴史の舞台と災害
26 京都市伏見区・大山崎町・久御山町/京都盆地の出口,三川合流地域
27 宇治市/宇治川の谷口に成立した町
28 城陽市・久御山町/丘陵と低地に広がる生活域
29 八幡市/洪水との闘いと開発
30 京田辺市・井手町/多彩な地形と古くからの居住地
31 宇治田原町/山間地を克服する新旧の産業振興
32 木津川市木津町・山城町/奈良盆地への北の入口
33 木津川市加茂町/大都市との近接性で生きる地域
34 精華町/国一揆終焉の地が学研都市へ
35 笠置町・和束町/南山城水害を乗り越えて
36 南山城村/断層崖で隔てられた高原と河谷
索引・用語解説
西田幾多郎に始まる「京都学派」の思想は、西洋哲学にも匹敵するオリジナルな哲学として、高く評価されています。しかし一方、戦前日本の海外侵略的姿勢に思想面からのお墨付きを与えたとして、厳しい批判にもさらされています。本書では、いったん彼らの「政治的な誤り」はカッコに入れた上で、客観的なその哲学的評価を試みます。その上で、なぜ彼らは過ちを犯すことになったのか、その深い理由に迫ります。
西田幾多郎に始まり、田辺元、三木清、そして「京大四天王」と呼ばれた高山岩男、西谷啓治、高坂正顕、鈴木成高と、戦前、匆々たる哲学者を輩出した「京都学派」。彼らの思想は西洋の「受け売り」ではなく、むしろ西洋哲学に伍し、さらにはその乗り越えさえも目指したオリジナルな哲学的思考として、今も高く評価されています。
しかしその一方では、日中戦争以降の日本の海外侵略的政治姿勢に思想面からのお墨付きを与えたとして、厳しい批判にもさらされています。本書では、いったん彼らの「政治的な誤り」はカッコに入れた上で、極力、客観的なその哲学的評価を試みます。その上で、なぜ彼らは過ちを犯すことになったのか、その深い理由にも迫ります。
じつはそこには日本の思想、いえ、思想のみならず「後発の近代国家」として出発せざるを得なかったという近代日本の宿命が、構造的に関わっているのではないでしょうか。そしてその問題は、今なお克服されることなく、ことあるごとに日本人の思想の中に回帰してくる。例えば近年の柄谷行人氏の思想などにも、著者は思想の「形」としての同一性を見ています。その意味において、京都学派をどう捉えるかは、私たちにとっても過去の問題ではなく、まさにアクチュアルな問題なのです。
本書は、今なお毀誉褒貶あい半ばする京都学派の思想を、「われわれ」の問題として再提起する試みです。
プロローグ───なぜ今、京都学派なのか
第一章 それは東大から始まった───フェノロサから綱島簗川
第二章 京都学派の成立───西田幾多郎と田辺元
第三章 京都学派の展開───京大四天王の活躍と三木清
第四章 戦後の京都学派と新京都学派───三宅剛一と上山春平
エピローグ 自文化礼賛を超えて───京都学派のポテンシャル
暮らすように旅をする最大の愉しみは「食」。 京都の暮らす旅を心地よくするのは、「行きつけの店」をもつことだ。まずおすすめしたいのが、カウンターのある店。 割烹、フレンチ、居酒屋、珈琲、バー。カウンターのある店なら、思い切って向こう側に話しかけてみよう。 目の前の料理のことから旬の食材、器の話から京の暮らしまで……。
天皇陵の参拝記念印「御陵印」を集めよう!
歴代の天皇の御陵(陵墓)を参拝した記念に頂ける「御陵印(ごりょういん)」をご存じですか?
御陵印は大阪・奈良・京都・東京にある5か所の陵墓監区事務所に置かれ、御陵の参拝者が記念に集めて楽しめるスタンプです。本書は、天皇名や陵墓名、墳墓の形などが載った「御陵印帳」に、御陵印を頂ける場所や頂き方が載ったフルカラーのガイドブックがセットになっています。
本書さえあれば、今すぐ御陵印集めがはじめられます。
2019年7月に百舌鳥・古市古墳群(大阪府)が世界遺産に登録され、古墳の魅力にハマる人が続出していますが、「御陵印」を知っている人はまだあまり多くはありません。人とは違う新しいことを始めたい人、御朱印集めには満足してしまった人、歴史好きや古墳好きの人など、ぜひこの本を持って古墳めぐりをしてみませんか?すべての印が集まる頃、古墳の魅力をもっと知ることができているはずです!
【仕様】
御陵印帳は御朱印帳と同じく表裏両面使用できる蛇腹タイプで、御陵印帳とガイドブックはどちらも持ち歩きやすいB6サイズです。印が裏移りしないよう、厚めの紙を2枚貼り合わせて作られています。
【編集担当からのおすすめ情報】
御陵印集めをすぐに始められる、御陵印帳本体と詳しい説明が載っている冊子のセットです。
表具とは、文字や絵をかいた紙、または布を他の紙や織物に貼って巻物や掛軸に仕立てたもの、あるいは木の下地に貼って屛風や襖に仕立てたものをいいます。 表具は「表装」とも呼ばれ、一般に掛軸を指します。そして表具、表装に使用される装飾用の裂地を「表装裂」と称します。
京都表具協同組合の所有する1500 枚のポジフィルムの中から、植物文様約250 点を収録。日本の伝統的な植物文様の数々。デザインの参考に。
「彫刻刀を握るのは小学生のとき以来…」そんなあなたでも大丈夫。この本では、木版画の基礎から丁寧にわかりやすく説明します。彫り方、摺り方、彫刻刀やバレンの扱い方、木版のこまかいことまできちんと解説。初心者の方でも楽しく木版画を始められます。木版画の技術をマスターしてかわいい雑貨をつくりましょう。ポチ袋やしおり、ランチョンマットやモビール。巻末には図案もついているのでこの本のなかの雑貨をそのままつくってもオリジナルデザインを考えてつくってもOK。さあ、楽しい木版画レッスンのはじまりです。
あなたが旅情を覚える古都のたたずまいに、じっと目を凝らせば…。気づいていながら誰もあえて書こうとしなかった数々の事実によって、京都人のおそろしい一面が鮮やかに浮かんでくるにちがいない。洛外に生まれ育った著者だから表現しうる京都の街によどむ底知れぬ沼気(しょうき)。洛中千年の「花」「毒」を見定める新・京都論である。
「正直者は騙されない、だから誰よりも正直でいろ」。弁護士だった今は亡き父の遺した言葉を胸に、比嘉亜希は大手事務所の新米弁護士としてバリバリ働く。初めて一人で任された案件は、巨大IT企業グループ「ネクストプリズム社」が起こされた訴訟。入念に準備をして裁判に臨む亜希だったが、相手弁護士は元詐欺師であり、その上に前科まであるという八木渉だった。その八木は、古くから亜希のことを知っているようでーーー。人々を欺くリーガル・エンターテインメント開幕!!
「何かと失敗や間違いの多かった人生に、その終盤に生半可、ではない決意が私には必要だった」。60代後半にタイで出家した直木賞作家に何が起こったのか…本書は、著者がタイ国、チェンマイの古寺にて出家して1年が経つ頃と、それからさらに1年半余りが経過した頃、寺の副住職と連れ立って日本を旅した記録であるとともに、生き直しへの決意表明でもある。古希の老僧(著者)と35歳のマザコン副住職のけなげで可笑しい珍道中は、文化や国民性、道徳観の違いが分かる「仏教文化エッセイ」といえよう。満員電車に戸惑い、街では女性を避けて歩き、東京タワーや新幹線にビックリ。東大寺や増上寺でご本尊に五体投地…タイ仏教の経文や戒律が日本仏教とは大きく違うことが読み通すことでよく分かる。全体にちりばめられた筆者の心境は印象に残る。母の生家でのタイ仏教式の追善供養のシーンは感動的。後悔、悲歎、絶望ののちに出家。そしてこれからの人生をどうするのかーー新鮮な「団塊の世代」論ともなっている。
まえがき
第一旅 アーチャーラ・コーチャラの奈良、京都、そして
第二旅 アニッチャー・アナッターの旅跡ーー東京から海へ
あとがき
〈「歴史」を軸に京都の喫茶店の系譜を紡ぐ一冊〉
〈各時代のキーマンを辿った、知られざる京都のコーヒーヒストリー!〉
「コーヒー」を軸に京都の欠くべからざる店・人を新旧問わず紹介した『淡交ムック KYOTO COFFEE STANDARS』の刊行から2年。長年に亘り関西一円のコーヒー店を取材してきた著者が、本書では「歴史」を軸にして京都の喫茶店の系譜を紡ぎます。独自の喫茶文化を形成してきた京都には、真似のできないスペシャルティコーヒーを提供する店や、後継者不在で閉店を余儀なくされた老舗を再生する経営者など、特筆すべき店や人が多数存在します。受け継がれてきた空間や技術、語るべき情熱や努力、また惜しまれつつも閉店した喫茶店の記憶も含めた、京都の喫茶店の総論ともいえる一書です。
・2020年度〜2024年度 数学・英語・国語(前期選抜)、数学・英語・理科・社会・国語(中期選抜)
・2019年度 数学・英語(前期選抜)、数学・英語・理科・社会(中期選抜)
※2019年度は、国語の問題を除き東京学参ホームページで公開しております。データをダウンロードしてご利用ください。
・最近5年間+1年間<DL版>を収録
・スマホでも聴ける 英語リスニング問題音声データ対応
・ねらいがわかる 出題傾向の分析と合格への対策
・実力がアップする 理解が深まる詳しい解説
・実戦演習に欠かせない解答用紙収録
古き良き京都に学ぶ、暮らしのヒント集。 分冊百科『週刊 日本の歳時記』(小学館)誌上で大好評だった連載『京都歳時記』を1冊にまとめた単行本。オールカラーでわかりやすいと評判の『日本の歳時記 春・夏・秋・冬/新年』4巻(小学館)とあわせ、シリーズでの愛読がおすすめだ。
嵐山、念仏寺、鳥辺野…
異界の迷宮、古都の惨劇。
連続誘拐&殺人の闇を追えーー
旅情ミステリー書下ろし最新刊!
嵯峨野、化野、一乗寺…誘拐と殺人連鎖の結末は!?
友人の結婚式のため名古屋へ向かった社長令嬢、岩倉真琴が行方不明となった。小仏は警視庁捜査一課の安間から調査を依頼されるが、やがて、女の声で「麻琴さんを預かっている」と電話が。
誘拐犯は身代金三千万円を持ち京都へ向かうよう要求する。警察とともに京都に向かうが、金を奪取されたうえ犯人を取り逃してしまう。潜伏先と目された嵐山、化野、一乗寺で事件の闇はいっそう深まりーー。
建築家だからこそ見える、微地形の息づかい。建物も見える1/2000の地形模型で見る世界遺産の「境内」の微地形。境内と奥山の関係、庭園のデザインや必然性が一目瞭然に!