生物多様性がもたらす「自然の恵み」=生態系サービスーその劣化の原因はわたしたちの経済社会活動にある!生物多様性問題の本質をイラスト・図表を用いてわかりやすく解説。生物多様性条約第10回締約国会議(CBD-COP10)とそれ以降の議論を理解するための入門書。
看板商品の原材料のため熱帯雨林が破壊され、象が苦しんでいる!?-自然派を自認してきた企業にもたらされた「寝耳に水」のテレビ取材。そのときトップはどう決断したか…。社長就任後11年で、年商100億円から300億円超に伸ばした二代目経営者が語る「当たり前で自然なことがビジネスになっていく経営」。
生命はどのようにして生まれ、進化したのだろうか?宇宙研究からの視点と、地球深部のダイナミクスや地球の歴史をおりまぜ、地球内外の知見を行き来しながらあぶりだしていく。
生息するプランクトンの種類や数で湖を観察すると、タフで豊かな生態系のようすが見えてくる。自然環境について、手前勝手な思い込みは捨てよう。人類が生き残るための、目からウロコの生態系論。
10億の人口を有する“明日の超大国”インド。インド商人は華僑、ユダヤ商人とならび「世界の3大商人」と称される。秘密のベールに包まれたそのビジネス手法がいま解き明かされる。
市場リーダーはいかにしてつくられ、いかにして敗れるのか。経営資産の資源化、戦略化プロセス。
終身雇用制、年功賃金の崩壊に伴って、新しい人材活用の潮流が押し寄せている。本書は第1部で派遣労働者、パート、契約社員など非正規社員の活用法を、第2部で実力主義人事・労務管理の新潮流を、第3部で女性従業員の戦略的活用を具体的に述べた。
自己実現から環境問題へ!今必要なのは、人間か自然かの二者択一ではなく、自己変革の哲学による第三の道である。まず自分が変わらなければならない。ここにディープ・エコロジーの原点を示す。
複雑系の生命的シナリオ。生命とは何か-この問いに対する「カオス力学」モデルのアプローチを明確に定式化するとともに、生物学の「アポトーシス(細胞死の誘導過程)」理論や、複雑系の方法論「内部観測」によって、このアプローチを「死」の問題系へと接続する。
ファーブル昆虫記で名高いフン虫たちは、自然界の掃除屋として生態系の中で重要な働きをになってきた。しかし近年、自然破壊が進むなか、ついに彼らも絶滅への道を歩み始めたのではないか…?長年の調査研究の成果と、とっておきのエピソードで語る、フン虫の博物誌。
組織の隠れたメカニズムを3つの視点で解明する。リーダー必読の書。ゲーム理論の先駆者・アクセルロッドによる初の組織論。
世界中のワイン愛好家の聖地ボルドー・メドックを日本を代表するトップソムリエ、森覚が現地取材して魅力を解明。233本のメドックワインをテイスティングして魅力をコメント。
持続可能な生態系サービスの利用をめざしてー生態系管理に関わる評価と制度分析について環境経済学の観点から分析。これからの資源管理制度の設計に資する意欲的な研究書。
「環境先進国」として手放しに称える向きと、「実際にはうまくいっていない」というネガティブな評価と、両極端の情報ばかりが行き交うドイツ。点在する数多くの環境都市モデルから我々が学ぶべきエッセンスはなにか。いたずらに美化したり、過小評価するのではなく、現地ならではの視点で、エコシティーを巡るポリシーミックスの実像を探ってみたい。
「21世紀は環境の時代」と言われて久しい。環境・エネルギーに配慮した製品・機器の開発・サービスのみでなく、スマートシティ・スマートグリッドなどの社会的なイノベーションも進みつつある。また温室効果ガスの排出量取引や東日本大震災を踏まえた原子力規制が新たなビジネスチャンスにつながる事例もある。こうした背景を踏まえ、本書では、環境・エネルギー関連ビジネスを通じて環境貢献や社会貢献を実現しようとする事例を中心に、グローバルな視点で環境ビジネスの現状を紹介し、そのゆくえを予測する。
音楽プレーヤー、読書端末、財布としての機能まで有し、日常に欠かせないものとなった「ケータイ」は、私たちのコミュニケーションや社会の変化にどのように関わっているのか。メディア論やコミュニケーション論の知見から「社会的存在としてのケータイ」を読み解き、現代社会の一側面にせまる。
天涯孤独の千浦は、人間以外の動物や植物と会話するテレパシー能力を持つがゆえに、研究施設に監禁されていた。植物たちと静かに過ごしながら、これから出られる日を夢見ていたある日、施設を訪れた伏見と出会う。本来は人間に通じないはずのテレパシーが、伏見に伝わり、千浦は驚きながらも彼に助けを求める。伏見の助力のおかげで、無事施設から助け出された千浦だったが、彼に匿われ一緒に暮らすうち、彼の優しさに触れ、惹かれてゆくが…。