●薬学におけるレギュラトリーサイエンス(RS)教育に利用できる!
レギュラトリーサイエンス(RS)は科学技術の成果を「人と社会」に調和(レギュレート)させ、真に役立たせるために必要な独自の科学分野とされています。本書は、RSに関する総論と医薬品、医療機器、食品、化学物質に関する最新の話題を各論として解説し、医薬品医療機器等法の改正やモダリティ医薬等の新たなテーマを含め、医薬品等を扱う研究機関や企業、また薬学におけるRSの教育実践にも利用できる構成になっています。
生体分子は,細胞内で正確かつ高度な反応を司っているが,従来の研究では,細胞内から必要な分子を取りだし,その機能を試験管内で調べることが主流であった.しかし,試験管内で得た知見と細胞内での生体分子の振る舞いが合致しない場合が多々あり,分子環境の違いがその原因にあると考えられている.
本書では,Part1で細胞内での生体分子を理解するための基礎を,Part2で分子環境の両極にある,「分子夾雑」と「1分子」の観点から,生命化学研究における最近の進展をタンパク質や核酸などの生体分子や生命システム,デバイスなどに分け,第一線の研究者に解説いただいた.
Part1 基礎概念と研究現場(Basic concept:分子夾雑の生物物理化学/分子夾雑の細胞生物学/1分子の生命化学から観る生体分子の機能・ゆらぎと高感度分析/他)Part2 研究最前線(分子夾雑系での核酸挙動/生体分子夾雑系の情報と熱力学/分子夾雑が引き起こす生命システム動態の転移/分子夾雑系の有機合成化学/細胞夾雑系での創薬有機化学/分子夾雑を応用したがん診断・治療デバイス/1分子オミクス/1分子シーケンス技術の生体機能研究への応用/1分子生体高速ダイナミクス/他)Part3 役に立つ情報・データ
2022[令和4]〜2025[令和7]年度第1回(8月)問題・解答/くわしい解説と対策。主要教科3科目ー英語、数学、国語。
日本経済史の研究とはどのような研究分野か、実証の基礎となる資料とはどんなものか、論文を書くときにはどんなことに注意すべきかなど、経済史研究を志す若い世代に贈るガイドブック。
不正はなぜなくならないのか!不正調査のプロフェッショナルによる待望の実務書。「不正調査ガイドライン」に加え不正調査のプロフェッショナルによる「座談会」「失敗事例」を追加収録。
生体超分子の機能を解明するための究極の測定法である1分子計測では,たくさんの分子の平均値では隠れていた1分子ごとの動的挙動や少数派の状態を計測し,その動きを調べられるようになってきた.生体内の1分子の機能を解明するための画期的技術や計測法について,最新の知見と手法を紹介.
I部.1分子ナノバイオ計測のあゆみ
座談会 1分子ナノバイオ 熱い夢を語る
概論 1分子ナノバイオ計測技術の歴史
2部.ナノバイオ研究の現場
1章 ATP合成酵素
2章 光学顕微鏡を用いた大腸菌べん毛モーターの機能計測および蛍光イメージング
3章 リニアモーター:ミオシン
4章 リニアモーター:キネシン
5章 イオン透過装置:イオンチャネル
topics
3部.実験と理論をつなぐ新たな展開
6章 ハイブリッド分子シミュレーションと実験研究の接点で見える生体分子機能のメカニズム
7章 全原子分子動力学計算が解き明かす回転分子モーターの作用機構
8章 粗視化シミュレーションと実験科学
9章 タンパク質立体構造のデザイン原理
10章 分子モーターの1分子実験熱力学
topics
4部.1分子からシステムへの応用
11章 生体分子システム学概論
12章 膜タンパク質の動的相互作用による情報戦略
13章 転写翻訳1細胞定量測定
14章 細胞内情報処理反応の1分子計測:タンパク質ダイナミクスと分子認識
15章 蛍光タンパク質が拓く超解像技術
16章 ラマン散乱による分子イメージング
topics
2005年に入り、ライブドアによるニッポン放送に対する敵対的買収が世間の注目を集めたことで、M&A、企業価値、株主価値、取締役の責任といった専門用語が日常会話の中で頻繁に取り上げられるようになった。本書はまさにこうした用語の背景にある基本精神、実際の企業価値の評価方法、いかに株主価値を守るかの詳細な解説を試みている、主として、買い手企業と買収対象企業の取締役会の合意が前提となる「友好的」な買収を前提として取り上げているが、それらのすべてのポイントが敵対的買収にもそのままあてはまる問題であることはいうまでもない。本書のテーマは、株主価値を増大させるM&Aを実践するにはどのような視点をもち、プロセスコントロールとモニタリングをどのように行うかである。上場企業のM&Aに正味現在価値をプラスにすること以外の正当な理由はあり得ない。
パワフル、でも、しなやかに生きる女性たち。その輝きにふれてみませんか?好評「研究者編」に続く、シリーズ第2弾。
あなたはきっと払い過ぎている!過払い10年分を取り返した例も。そのテクニックを分かりやすく解説。
脱・nLDKから。脱・集合住宅へ21世紀の住環境を考える。
現在、大学で図書館情報学の研究と教育に携わっている教員らが今から25年後の2050年の図書館を見据えて、各々の専門の見地から現状と課題、提言等をまとめた一冊。司書だけではなく図書館に関心のある学生・市民にもおすすめ。
第1章 座談会:過去から現在 25年間の変化・これから25年後の変化 野口武悟,新藤透,千錫烈,長谷川幸代,細川博史,青木竜馬
第2章 未来の図書館を考えるために、過去の図書館に学ぶ 新藤透
第3章 地域資料を活かして創る地域と図書館の新たな関係 野口武悟, 加藤重男
第4章 AI時代の情報サービス 長谷川幸代
第5章 韓国の図書館制度〜海外の図書館動向から考える日本の図書館の未来〜 千錫烈
第6章 「誰一人取り残さない」図書館の実現を目指して〜共生社会の図書館 野口武悟
第7章 公共図書館における利用者の問題行動・カスタマーハラスメントにどう対処するか 千錫烈
第8章 災害・パンデミックに備える〜これまでの 災害に学ぶ 新藤透, 千錫烈
第9章 これからの司書の専門性と司書養成 長谷川幸代
自然の力を活用した四万十川再生に向けた提言!!
日本最後の清流と称される四万十川だが、その美しいイメージとは裏腹に水質悪化は年々進行している。
傍観は許されない状況に対して、科学的調査により現時点での水質汚染の実態を明らかにするとともに、Nature Based Solutions(NBS)という自然の力に基づいた水資源・自然再生技術を紹介する。
NBS: Nature Based Solutions 自然力活用の水辺再生(小松正之)
四万十川の現在と将来─科学調査で見えた四万十川の姿とは─(小松正之)
四万十川の歴史と風土と人びとの暮らし(神田 修)
トンボから見た四万十川の自然(杉村光俊)
座談会「四万十川の現状と具体的改善策」
四万十川調査報告書(2021年度〜2024年度)
富士山の有効活用を説く。
司法研修所第50期司法修習生の弁護士25名及び裁判官3名が、平成29年9月に京都にて開催される同期20周年記念大会に合わせ執筆した、全24本の論文・座談会で構成される論文集。「多様化する事業再生」をキーワードとして、それぞれの立場から執筆・集約。
心とは何か。精神疾患はどこまで解明されたのか。脳神経生物学や精神療法、臨床哲学、科学哲学、実存哲学の専門家が、最先端の研究成果を交えて論じる。
ライブトークリノベーション。メディア+住宅+オフィス+街+美術。領域を横断する現場ガイド。
「木打ち放し」の空間を、ローテクにつくる。ローテクから、持続可能な社会システムをつくる。