2004年韓国の大ヒット・ドラマ『ごめん、愛してる』のサントラ。主題歌は中島美嘉「雪の華」をハングル語でカヴァーしたものだ。本盤では、日本オンエア版の音楽を収録している。
経営も計画も破綻につぐ破綻。それでも国家プロジェクトは生き延びる。地域政策の挫折を典型的に表す苫東開発。この総括なくして新たな地域経済の展望はない。
ミズグモの巣は体外の肺、ケラの巣穴は拡声器、ゴカイの潜穴はクロマトグラフィーの場。本書は生物がつくる体外構造物の例をとりあげ、その見事な構造や生理的性質を仔細に探っていく。物質やエネルギーの流れを見れば、生物の体だけでなく彼らがつくって利用しているモノまでが、私たちの直感をはるかに超えて、デザイン・機能ともに絶妙に最適化されていることがわかるのだ。これらの構造物について知るとき、改めて進化の創造力の偉大さに感嘆せずにはいられない。進化の手が彫刻する、目に見えない意匠が見えてくる本。温度計や気圧計で「測る」ことさえできる、まぎれもなくそこにある「延長された表現型」のあれこれ。生理学ってこんなに面白かったのか。
日本の歴史において一時期多くのロシア人が日本列島にどっと流入し、しばらくの間居住するという希有の現象があった。いわゆる「白系ロシア人」と呼ばれる人々である。かれらが日本にやって来た経偉、携わった職業、国外へ去っていった有様を、さまざまな資料を駆使して調査。かれらの実態を浮かび上がらせていく。
皮膚悪性腫瘍に関する定型的な診療上の問題を取り上げ、具体的な指針として提示。多種類存在する皮膚悪性腫瘍の中から頻度と悪性度から代表的と考えられる悪性黒色腫(メラノーマ:MM)、有棘細胞癌(SCC)、基底細胞癌(BCC)、乳房外パジェット病の4がん種を取り上げた。
70年代から30数年に及ぶ、ソニークラシカルに残した音源の中から厳選したベスト盤。1枚目には極めつけのオペラ・アリアを中心に。2枚目は、サルスエラやラテン・ポップスや映画音楽などで構成。
テロワールとはどういう概念なのか、どこに存在するのか、テロワールを表現するとは、どういうことか。土壌とぶどう栽培には、どんな関係があるのか。醸造の神様アンリ・ジャイエの精神を継ぐヴィニュロンたちやワイン関係者、総勢56名が、テロワールの意義を問い、ワイン造りの哲学とその真髄に迫る。フランス・グルマン・アワード「フランスワインに関する最優秀書籍」受賞作。