■【特集】山口、天才詩人の故郷 在りし日の中原中也
日本の近代文学史に大きな足跡を残した詩人・中原中也──。
30歳で夭折した彼が16歳を迎える春まで過ごしたのは、山陽路随一の温泉郷として栄えた山口市湯田温泉でした。
詩歌書専門の古書店主でエッセイストの内堀弘さんが、生家跡に立つ中原中也記念館をはじめ、ゆかりのスポットを巡ります。
今日に残る貴重な資料を足掛かりに、彗星のごとく駆け抜けた中也の生きざまに光を当てます。
●INTRODUCTION 16歳少年の道行き
●VOYAGE1 中原中也、肖像写真の旅路
●VOYAGE2 小林秀雄宛、署名本の旅路
●VOYAGE3 中垣茂樹旧蔵、アルバムの旅路
●中也の青春時代が、スクリーンで甦る─
映画監督・根岸吉太郎さん かく語りき
●在りし日の中原中也〔案内図〕
■連載
・Interview しなやかな挑戦: 原田尚美 生物地球化学者(森 綾=文)
・おいしいもんには理由がある: 米を味わう堅焼きせんべい[埼玉県草加市](土井善晴=文)
・京都の路地 まわり道: 酒を選ぶ(千 宗室=文)
・ひとときエッセイ「そして旅へ」: 私が旅に出る理由(瀬尾まいこ=文)
・古書もの語り: 新宿武蔵野館(内堀 弘=文)
・柳家喬太郎の旅メシ道中記: ドルチェカリーナのオランジェット[長野県伊那市]
・今日もミュージアム日和: ちひろ美術館[東京都練馬区、長野県北安曇郡松川村](栗原祐司=文)
・地元にエール これ、いいね!: ホームスパン[岩手県盛岡市]
・新幹線で建築さんぽ: ベルナール・ビュフェ美術館[三島駅](甲斐みのり=文)
・帰ってきた! みほとけさんの奈良仏めぐり〜ユニーク編〜: レン珹寺・阿弥陀如来立像[奈良市]
■【特集】〈堺、浅草〉東西手ぬぐい探訪
多様に使える便利な手ぬぐい。
長く愛用できる日用品であると同時に、
その矩形のキャンバスは熟練職人によって、
時に美しく、時に洒脱に、時にユニークに彩られ、
小さな工芸品として暮らしの中に息づいています。
そんな手ぬぐいの作り手たちに出会うべく、
明治時代からの一大産地である大阪・堺市へ─。
後半は仕事柄、手ぬぐいが必需品の
落語家・柳家喬太郎師匠と東京・浅草の
手ぬぐい店をめぐりながらぶらりと散歩♪
伝統柄からモダンなデザインまで、
素敵な一枚を見つけに出かけます!
●注染、捺染、色とりどり
堺で生まれる手ぬぐい
●東西手ぬぐい探訪 堺〔案内図〕
●手ぬぐいこらむ1
豊田コレクションにみるー江戸東京の誂え手ぬぐい文化
●柳家喬太郎師匠とゆく♪
ゆるり、浅草 手ぬぐい散歩
●東西手ぬぐい探訪 浅草〔案内図〕
●手ぬぐいこらむ2
江戸型染作家・小倉充子さんの手ぬぐい
【特別連載】創刊20周年記念インタビュー
わたしの20代
磯田道史 歴史学者/岸本葉子 エッセイスト
■連載
・夢で逢いましょう: 夢みたいな話(横尾忠則=文)
・京都の路地 まわり道: 和ちゃんと玉子(千 宗室=文)
・ひとときエッセイ「そして旅へ」: ある書物の旅の話(伊藤 聡=文)
・あの日の音: 秘窯の里に響く風鈴の音(北阪昌人=文・絵)
・ちょいとお江戸の読み解き散歩: 葛飾北斎「冨嶽三十六景 隠田の水車」
・名勝アルバム: 旧古河庭園[東京都北区]
・創刊20周年記念企画!
あなたのまちの「これ、いいね!」を募集します!
・地元にエール これ、いいね!: みやまの花火[福岡県みやま市]
・美の鼓動 最終回: 柴田文江 プロダクトデザイナー(鷲田めるろ=文)
・おいしいもんには理由がある: 香気とうま味の奥八女茶[福岡県八女市星野村](土井善晴=文)
・ホリホリの旅の絵日記: 西ノ内紙ほか[茨城県常陸大宮市・水戸市](堀 道広=文・絵)
■【特集】白山、手取川 清らかな恵み
日本三名山のひとつ、白山。
白山を源流とする手取川は石川県最大の河川です。
流域に生きる人びとは、山河に畏怖の念を抱きながら、
その恩恵にあずかり、暮らしを成り立たせてきました。
風土に根ざした文化を育んできた人びとの営みと、大地の歴史を知りたい──
そんな思いを胸に、石川県白山市の鶴来と白峰へ出かけます。
●フォトアルバム
白山、手取川のひととせ
●イントロダクション
白山手取川ジオパーク
●紀行1 白峰
●紀行2 鶴来
●白山、手取川─清らかな恵み〔案内図〕
■連載
・まつぎたけひこのドキドキ遺跡旅: フゴッペ洞窟 [北海道余市郡余市町]
・おいしいもんには理由がある: 一子相伝、種麹のふしぎ[富山県南砺市](土井善晴=文)
・京都の路地 まわり道: 大原周遊(千 宗室=文)
・古書もの語り: 『風立ちぬ』(内堀 弘=文)
・ひとときエッセイ「そして旅へ」: 海からたどる古代の道(角幡唯介=文)
・わたしの20代: マキタスポーツ 芸人、俳優ほか
・ホンタビ!: (川内有緒=文)
宮田珠己著『晴れた日は巨大仏を見に』[茨城県牛久市・大洗町]
・メイドインニッポン漫遊録: 中田工芸のナカタハンガー[兵庫県豊岡市]
・ナラカルト: 僧侶が教える ♯奈良の絶景[奈良県奈良市ほか]
・地元にエール これ、いいね!: 尾州ウールのコート[愛知県一宮市]
・ホリホリの旅の絵日記: 男鹿半島のゴジラ岩[秋田県男鹿市](ほり のぶゆき=文・絵)
■【特集】作家・川内有緒さんが巡る 京阪神のミニシアター
志を持った作り手によるキラリと光る名作や、現代社会を映し出すドキュメンタリー作品など小規模ながら独自の視点で選んだ多様な映画を上映するミニシアター。
いつでもどこでも気軽に映画が観られる時代、地域に根ざしたミニシアターでの映画体験には、どんな魅力があるのでしょう。
作家で映画監督でもある川内有緒さんが、京阪神の「映画館のあるまち」を旅します。
●シアター1 京都 出町座
●シアター2 兵庫・神戸 元町映画館
●インタビュー 俳優・片桐はいりさんが語るミニシアターへの想い
●シアター3 兵庫・尼崎 塚口サンサン劇場
●シアター4 大阪・十三 第七藝術劇場
●シアター5 大阪・九条 シネ・ヌーヴォ
●コラム こちらにもぜひ! 京都・大阪・兵庫のミニシアター
●京阪神のミニシアター〔案内図〕
■連載
・今日もミュージアム日和: 南山大学人類学博物館 [愛知県名古屋市](栗原祐司=文)
・おいしいもんには理由がある: 湖北長浜、鴨すきの冬 [滋賀県長浜市](土井善晴=文)
・京都の路地 まわり道: 水の町(千 宗室=文)
・ひとときエッセイ「そして旅へ」: 人のご縁と道のりを思う(村雨辰剛=文)
・古書もの語り: くまのプーさん(内堀 弘=文)
・Interview しなやかな挑戦: 高野秀行 ノンフィクション作家(森 綾=文)
・柳家喬太郎の旅メシ道中記: kira☆kiraあさだのカレー たまご&チキンカレー[福岡市]
・地元にエール これ、いいね!: 阿蘇、癒しの小国杉[熊本県阿蘇郡小国町]
・新幹線で建築さんぽ: 旧中埜家住宅[三河安城駅](甲斐みのり=文)
・帰ってきた! みほとけさんの奈良仏めぐり〜ユニーク編〜: 五劫院・五劫思惟阿弥陀仏坐像[奈良市]
■【特集】[リニューアル記念大特集]はじまりの旅
人生に影響を与えた、それぞれの「はじまり」。
リニューアル創刊号の特集では、三組の旅人に、その原点、分岐点となった、思い入れの深い土地を訪ねてもらいました。
新たな「はじまり」への一歩を踏み出すために─
●京都
人生の原点、分岐点を巡る
映画監督 周防正行さん
女優 草刈民代さん
●奈良・吉野
古典芸能の舞台に立つ
文楽太夫 豊竹咲寿太夫さん
落語家 桂 小留さん
●伊豆諸島・神津島
ヒトの軌跡をたどる
人類進化学者 海部陽介さん
考古学者 池谷信之さん
■この熱き人々 吉永みち子=文
吉行和子 女優
■連載
・京都の路地 まわり道: 日陰を駆ける(千 宗室)
・古書もの語り: 『金色夜叉』(内堀 弘=文)
・奈良その奥から: 旅は神事なり(岡本彰夫=文)
・地元にエール これ、いいね!: 柳井金魚ちょうちん祭り[山口県柳井市](宮下由美=文)
・おいしいもんには理由がある: 玉子料理の京らしさ[京都府京都市](土井善晴=文)
・名勝アルバム: 猿橋[山梨県大月市]
・ホリホリの旅の絵日記: 石垣山一夜城ほか[神奈川県小田原市](ほり のぶゆき=文・絵)
旬 News & Topics
美 Art & Entertainment
遊 Event & Festival◎特集「はじまりの旅」ひとには、人生に影響を受けた「はじまり」があります。リニューアル創刊号の特集では、映画監督・周防正行さんと女優・草刈民代さんが京都を、文楽の豊竹咲寿太夫さんと落語家・桂小留さんが奈良の吉野を、進化人類学学者・海部陽介さんと考古学者・池谷信之さんが伊豆諸島の神津島を訪ね、それぞれの「はじまり」へと立ち返ります。◎インタビュー「この熱き人々」吉行和子◎土井義晴の「おいしいもんには理由がある」 幸せの黄色 京都の玉子文化
■【特集】心つなぐ、岡崎花火紀行
短い夏の夜を彩る花火。この数年は、夏を実感する風物詩を
身近に感じられなくなっていました。
そうした中でも、日本の花火の伝統を絶やさず、
情熱を傾け続けてきた職人たちがいます。
訪ねたのは、日本で最初に花火を見たとされる徳川家康公ゆかりの地であり、
日本の花火のはじまりの地といわれる愛知県岡崎市。
一瞬の美から永遠の思い出を生み出す花火師たちの技と心に迫ります。
紀行の前にまずは、花火写真家・金武 武さんが捉えた、
眺望絶佳の花火写真をお楽しみください──。
●花火アルバム 短夜に咲く花
●コラム 打ち上げ花火のい・ろ・は
●日本の花火のはじまりの地 岡崎へ
●心つなぐ、岡崎花火紀行〔案内図〕
■連載
・まつぎたけひこのドキドキ遺跡旅: 相島積石塚群 [福岡県新宮町]
・おいしいもんには理由がある: 海風のごちそう玉ねぎ [兵庫県南あわじ市ほか](土井善晴=文)
・京都の路地 まわり道: 奇妙な雑木林(千 宗室=文)
・ひとときエッセイ「そして旅へ」: 読み場所探しの旅(堀井美香=文)
・あの日の音: 父のかき氷(北阪昌人=文・絵)
・わたしの20代: 籔内佐斗司(彫刻家)
・柳家喬太郎の旅メシ道中記: 味噌カレー牛乳ラーメン[青森市]
・地元にエール これ、いいね!: 長浜の焼鯖そうめん[滋賀県長浜市]
・ホンタビ!: 岡本太郎著『自分の中に毒を持て』[大阪府吹田市](川内有緒=文)
・旅するリラックマ: ブナ茂る美人林[新潟県十日町市]
・ホリホリの旅の絵日記: 道の駅「川場田園プラザ」[群馬県川場村]ほか(堀 道広=文・絵)
■【特集】琵琶湖グランピング
「第2次キャンプブーム」と
呼ばれる昨今、
多様なキャンプスタイルが
生まれています。そこで
今号はフードスタイリストの
飯島奈美さん、
アウトドアプロデューサーの
松山拓也さんから
東近江の山間で
キャンプのイロハを教わり、
キャンプ発祥の地といわれる
琵琶湖の大津エリアで
話題のグランピングを
体験してきました!
●第1章 東近江でキャンプ
●第2章 大津でグランピング
●大津市の人気観光スポット
●琵琶湖グランピング〔案内図〕
●人気グランピング施設紹介
【特別連載】創刊20周年記念インタビュー
わたしの20代
近藤正臣 俳優/平松洋子 作家
■連載
・おいしいもんには理由がある: こだわりの江戸前穴子 [神奈川県横浜市・東京都中央区](土井善晴=文)
・京都の路地 まわり道: お年寄り(千 宗室=文)
・古書もの語り: 『落穂拾ひ』(内堀 弘=文)
・ひとときエッセイ「そして旅へ」: 自信の積み重ね(都甲幸治=文)
・こんだあきこのドキドキ遺跡旅: 国史跡 星糞峠 黒曜石原産地遺跡[長野県小県郡長和町]
・地元にエール これ、いいね!: 春日部の麦わら帽子[埼玉県春日部市]
・創刊20周年記念企画!
あなたのまちの「これ、いいね!」を募集します!
・ひととき歳時記: 青梅
・美の鼓動: 塩田千春 美術家(鷲田めるろ=文)
・ホリホリの旅の絵日記: すかがわ市M 78光の町[福島県須賀川市](ほり のぶゆき=文・絵)
■【特集】新春古都骨董探検
京都は骨董の町。
祇園の新門前通・古門前通、御所南の寺町通など市内各地に個性ある古美術店が軒を連ね、骨董市が町のあちこちで月に何回も開催される。
店の数はもちろん、取り扱われる骨董の量や質、骨董好きの裾野の広さなど、さすがは千年の都だ。
時を超えて受け継がれてきたものに対する敬意と憧れ、そして自由な発想を携えて、骨董の世界を遊ぶ探検の旅に出かけよう。
●探検その一 磯田道史さんの骨董流儀
磯田道史=案内人 安藤寿和子=文
●COLUMN 骨董屋が語る 京都と骨董を
めぐる八つの話 杉本 理=文
●探検その二 まずは買うべし!
京都骨董市の楽しみ方 安藤寿和子=文
●新春古都骨董探検〔案内図〕
■連載
・【新連載】大人がほしいジャパンメイド名品帖: TO&FROのトラベルギア(朝日 真=旅人)
・おいしいもんには理由がある: 福をわけあう細工蒲鉾 [富山県魚津市、黒部市](土井善晴=文)
・京都の路地 まわり道: そぐわない(千 宗室=文)
・ひとときエッセイ「そして旅へ」: ロマネスクの旅と味(金沢百枝=文)
・諸国名産お国言葉採集: いごっそう[高知県](篠崎晃一=文)
・Interview しなやかな挑戦: 服部百音 バイオリニスト(森 綾=文)
・柳家喬太郎の旅メシ道中記: 康楽のソボロちゃんぽん[長崎市]
・地元にエール これ、いいね!: 別府竹細工[大分県別府市]
・帰ってきた! みほとけさんの奈良仏めぐり〜ユニーク編〜: 聖林寺・子安延命地蔵菩薩[奈良県桜井市]
・新幹線で建築さんぽ: グランドプリンスホテル高輪 貴賓館[品川駅](甲斐みのり=文)
■【特集】鹿児島・熊本 和紅茶に浸る旅
近年注目される国産紅茶。「和紅茶」や「地紅茶」とも呼ばれ、
爽やかな風味のものから力強い味わいのものまで、日本各地で多様な紅茶が作られています。
温かい一杯が恋しくなる季節、日本のおいしい紅茶を探しにフードジャーナリストの向笠千恵子さんが向かうのは、
紅茶用品種“べにふうき”が生まれた鹿児島県の枕崎と知覧、
そして生産者たちが独自の紅茶作りに切磋琢磨する熊本県の水俣。
その一杯一杯に、生産者たちの熱い思いが注がれていました──。
●紅茶紀行1
鹿児島 枕崎・知覧
●コラム
おいしく楽しむ和紅茶の世界
●紅茶紀行2
熊本 水俣
●鹿児島・熊本 和紅茶に浸る旅〔案内図〕
【特別企画】
色づく奈良(佐藤和斗=写真・解説)
■連載
・おいしいもんには理由がある: ぴり辛きわ立つ、奥飛騨山椒[岐阜県高山市](土井善晴=文)
・京都の路地 まわり道: 浄化の道筋(千 宗室=文)
・ひとときエッセイ「そして旅へ」: 空にほころぶ白(コンドウ アキ=文)
・あの日の音: 私と弟と雨晴海岸で(北阪昌人=文・絵)
・わたしの20代: 上田秀人 作家
・ホンタビ!: (川内有緒=文)
石井好子著『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』[東京都新宿区]
・ナラカルト: “奈良”を味わう
粟 ならまち店、リストランテ リンコントロほか
・地元にエール これ、いいね!: 嬉野の温泉湯どうふ[佐賀県嬉野市]
・ホリホリの旅の絵日記: 鳴門海峡のうず潮ほか[徳島県鳴門市・藍住町](堀 道広=文・絵)
■【特集】鉄道旅のすすめ 市川紗椰さん、寝台特急サンライズで出雲へ
1872(明治5)年に開業して以来、安全性や時間の正確さ、乗り心地を追究し、
日本の鉄道は世界に誇るインフラとなりました。
鉄道を乗り継げば、日本各地を旅できます。鉄道旅の醍醐味は、たくさんの予期せぬ出会い。
知らない町の景色を眺めたり、知らない人と乗り合わせたり。
今号では、そんな鉄道旅の魅力をよく知る鉄道好きのモデル・市川紗椰さんが
定期列車としては日本唯一の寝台特急・サンライズ出雲に乗車。
神々が集う聖地・出雲大社の参詣へ向かいます。
夜から朝へと流れゆく車窓と、心地よい走行音の響きとともに、
東京から遠く離れた出雲を目指しました。
●サンライズで出雲詣で
●サンライズの旅ガイド
●エッセイ
旅は列車でおもしろくなる(恵 知仁=文)
●鉄道ライター 恵 知仁さんが厳選!
観光列車10
●観光列車10〔MAP〕
■連載
・まつぎたけひこのドキドキ遺跡旅: 楯築遺跡/造山古墳 [岡山県倉敷市・岡山市]
・おいしいもんには理由がある: 昔懐かし仙台駄菓子 [宮城県仙台市](土井善晴=文)
・京都の路地 まわり道: 片付け魔(千 宗室=文)
・ひとときエッセイ「そして旅へ」: 人に翼の汽車の恩(梶 よう子=文)
・あの日の音: カエルが笑った(北阪昌人=文・絵)
・わたしの20代: 平山ユージ(フリークライマー)
・柳家喬太郎の旅メシ道中記: 山口の瓦そば[山口県下関市]
・地元にエール これ、いいね!: 宇部の野外彫刻[山口県宇部市]
・ホンタビ!: 山内 譲著『瀬戸内の海賊』[愛媛県今治市ほか](川内有緒=文)
・【新連載】旅するリラックマ: なばなの里 ベゴニアガーデン[三重県桑名市]
・ホリホリの旅の絵日記: 池田湖[鹿児島県指宿市]ほか(堀 道広=文・絵)
■【特集】愛しの郷土玩具
猫や猿などの身近な動物、福々しい鯛や達磨、
丸々とした幼子などの形に、土地ごとの神様や伝承が反映されているという郷土玩具。
それらの愛らしい形には、また、子孫繁栄や五穀豊穣への思いが込められているといいます。
子供らの健やかな成長を願い、豊作を祈って早苗を植えるこの若葉繁る5月に、
民俗学者の神崎宣武さんと郷土玩具が数多く残る九州を訪ねてみましょう。
●あの人が語る 愛しの郷土玩具
甲斐みのりさん/金子信久さん/宮田珠己さん
フィリップ・ワイズベッカーさん/川崎富美さん
●郷土玩具が生きる町 鹿児島編
●郷土玩具が生きる町 福岡編
●気になる郷土玩具21選
■連載
・ホンタビ!: (川内有緒=文)
門賀美央子著 東雅夫監修『ときめく妖怪図鑑』[大分県臼杵市]
・おいしいもんには理由がある: 出羽、芽吹きの山菜 [山形県西川町、鶴岡市](土井善晴=文)
・京都の路地 まわり道: おキツネさん(千 宗室=文)
・ひとときエッセイ「そして旅へ」: 日々が旅と気づくために(澤田瞳子=文)
・あの日の音: あふれる水の流れ(北阪昌人=文・絵)
・地元にエール これ、いいね!: 青梅のブルー[東京都青梅市]
・メイドインニッポン漫遊録: サルトリア カヴートのスーツ[石川県七尾市](いで あつし=文)
・夢で逢いましょう: 夢と前世(横尾忠則=文・絵)
・ホリホリの旅の絵日記: 新潟のB級グルメほか[新潟県新潟市・五泉市・燕市](堀 道広=文・絵)
■【特集】明日につなぐ、高山祭
岐阜県、飛騨高山──。
優美でいて豪壮な響きを持つこの地には、江戸時代から続く美しい祭があります。
春と秋の高山祭。見物人を大いに魅了するのは、飛騨匠の技が息づく絢爛な祭屋台。
山深いこの地で、祭はなぜ始まり、贅を尽くした屋台はなぜ生まれたのでしょう。
幾世紀もの“昔”が生き続ける町で、高山祭を支えてきた人びとの継承の物語をご紹介します。
●エッセイ 北飛騨のまつり(米澤穂信=文)
●第1章 祭の来た道
●コラム 与鹿の風景
●第2章 祭の明日を
●高山漫遊
●明日につなぐ、高山祭〔案内図〕
【特別企画】東京で、わざわざ行きたい小さな書店へ
[東京都千代田区、世田谷区、品川区]
■連載
・おいしいもんには理由がある: 江戸の美意識、東京の蕎麦 [東京都台東区、中央区](土井善晴=文)
・京都の路地 まわり道: 月に浮かれる(千 宗室=文)
・ひとときエッセイ「そして旅へ」: 不東の精神(大谷徹奘=文)
・古書もの語り: 「話の特集」と「スコブル」(内堀 弘=文)
・Interview しなやかな挑戦: 岸田周三 フレンチレストランオーナーシェフ(森 綾=文)
・柳家喬太郎の旅メシ道中記: どんぐりのちくわパン[北海道札幌市]
・地元にエール これ、いいね!: 山中漆器[石川県加賀市]
・新幹線で建築さんぽ: 名古屋市市政資料館[名古屋駅](甲斐みのり=文)
・【新連載】帰ってきた! みほとけさんの奈良仏めぐり〜ユニーク編〜: 福智院・地蔵菩薩坐像[奈良市]
【大特集】合格へ向かう30日! センター試験全力特集[本番力完成編]
・センター対策ラスト30日&本番解答術!
・1週間前〜当日をリアルレポート センター試験シミュレーション!
・センター試験直前&当日 こんな時どうする? 先輩たちの本番対処法
・自己採点の内容を公開! センター試験の結果から先輩は何を考えたか?
・旺文社学参編集部が徹底解説! 「小問別正解率」でセンター試験を攻略!
・ストップ燃え尽き! センター後の心構えと行動
・応援メッセージスペシャル いくぞ、受験生!! 2019
・最新医学&脳科学で万全調整! センター本番で結果を出せる“心と体”の作り方
・[合格体験記]あと30日のセンター&2次・私大対策!
・国公立大2次出願へ、先生からアドバイス センター結果を最大限活かして出願しよう!
【入試を知る】
・2019年一般入試 合格ライン突破対策
・小論文でねらわれる! 2018年ニュース・トピックス10
・2019年 一般入試でネット出願を行う国公立大はここだ!
・2021年 国公立大一般選抜 入試科目速報!
【好評連載】
・ドラゴン桜2×螢雪時代コラボレーション企画「東大生はカンタンだ!」(最終回)
・木村達哉の 4 Skills Revolution! -英語4技能マスターコースー
&Power of Words-心に響く言葉たちー [試験直前期 特別拡大版!]
・ライブ講義が聴ける!鉄人講師のセンター試験傾向と対策ナビ(最終回)
英語の鉄人 水野卓(駿台予備学校)
数学の鉄人 池田洋介(河合塾)
漢文の鉄人 三羽邦美(東進ハイスクール)
【付録】
学部リサーチ! 農・獣医畜産・水産学部系統の総合的研究
《螢雪時代編集長コメント》
入試本番まで、残すところいよいよ1か月。
今まで積み重ねてきた学力を、解答用紙の上でカタチにするための用意。
それを完成させるときが来ました。
12月号に続いて、全力でセンター試験を特集するこの1月号は、
「本番力完成編」と題しました。
みなさんが鍛え上げた力を本番で余すことなく発揮するために必要なものとは、
アクシデントに負けないメンタルであり、
アタマを快調に回す健康な身体であり、
やるべきことはやり尽くした自分を信じることです。
その最終調整をするためのサポートとなる記事を、
本番直前から当日、試験終了までどう過ごしたかまとめたシミュレーション、
主要科目別の解答術、心身のメンテナンス法、
そして自己採点結果の受け止め方と2次出願への心構えまでと、
できる限りご用意しました。
初めての入試となる現役生、そして今度こそ絶対に合格したい浪人生、
それぞれにとって特別な思いと緊張感のあるセンター試験本番。
どちらの受験生にも、今号の記事はきっと役に立つことと思います。
もう一つ、お伝えしたいこと。
この『螢雪時代』は、先生方や大学の先輩方からのアドバイスやメッセージ、
つまり“受験生への応援”で出来上がっている雑誌です。
この1月号でも、応援メッセージ記事「いくぞ、受験生!!」をはじめ、
たくさんの先生や著名人の方々、あるいは(もしかするとあなたの志望校の)先輩たちが、
読者のみなさんに向けて熱いエールを送っています。
受験は孤独な戦いではありません。
多くの人々があなたの幸せを祈り、応援していることが、
本番に向かうみなさんの力の源になれば幸いです。
さあ!がんばろうぜ、受験生!!
(編集長・倉賀野次郎)“合格する受験生”完成! センター試験全力特集[本番合格力完成編]
■【特集】作家・澤田瞳子さん 湖北、観音の里へ
古く美しい観音像が多く残ることから「観音の里」と称される湖北・長浜。
西の比叡山、北の白山信仰の影響を受けながら平安時代には仏教文化が栄え、長浜市のほぼ中央に位置する伊吹山系の己高山にはいくつもの寺院が建てられました。
一方、北国街道の要衝でもあったこの地は、姉川合戦や賤ヶ岳の戦いの舞台ともなり、激しい戦乱や焼き討ちに見舞われます。
寺が廃絶した後、仏像は山を下り、惣村の人々が「氏仏」として守り継いできました。
いまも変わらず、神宿る山のふところで大切に祀られている仏像を、歴史小説作家・澤田瞳子さんが訪ねます。
●第一章 観音に守られた里
高月観音の里歴史民俗資料館/渡岸寺観音堂(向源寺)
●第二章 仏の笑みを守る人々
己高閣・世代閣/石道寺/安念寺/赤後寺(日吉神社)
●湖北、観音の里へ〔案内図〕
【特別企画】心ほどける美食の宿
滋賀オーベルジュ探訪
■連載
・おいしいもんには理由がある: 北の大地と六花亭 [北海道河西郡中札内村・帯広市](土井善晴=文)
・京都の路地 まわり道: 南座(千 宗室=文)
・ひとときエッセイ「そして旅へ」: 寒いぞ北極(渡辺佑基=文)
・【新連載】諸国名産お国言葉採集: ほっこり[京都市](篠崎晃一=文)
・Interview しなやかな挑戦: 田中 泯 ダンサー・俳優(森 綾=文)
・柳家喬太郎の旅メシ道中記: 奄美の味! もとじの鶏飯[鹿児島市]
・地元にエール これ、いいね!: モダンな砥部焼[愛媛県伊予郡砥部町]
・帰ってきた! みほとけさんの奈良仏めぐり〜ユニーク編〜: 金峯山寺 秘仏本尊・金剛蔵王大権現[奈良県吉野郡吉野町]
・新幹線で建築さんぽ: 豊橋市公会堂[豊橋駅](甲斐みのり=文)
■【特集】生誕100年 司馬遼太郎 大阪逍遙
国民的作家・司馬遼太郎[1923-1996]は、
大阪で生まれ育ち、生涯にわたり大阪で暮らしました。
旧邸の書斎が残る司馬遼太郎記念館を訪ねて、
あらためて、彼の人となりや信念に思いを馳せれば、
司馬作品を読み継ぐべき理由が浮かび上がります。
また、彼は小説や随筆の中で大阪の町や人をいきいきと描写しました。
大阪市内に残る司馬作品ゆかりのスポットを歴史学者・磯田道史さんと散策しながら
司馬文学と大阪の魅力を探ります。
●東大阪市・司馬が暮らした地
●インタビュー 上村洋行さん/竹下景子さん
●大阪市・司馬文学散歩
●生誕100年 司馬遼太郎 大阪逍遙〔案内図〕
【特別企画】
富士山世界文化遺産登録10周年記念
令和、富士山景
Scenes of Mt. Fuji Today
■連載
・おいしいもんには理由がある: つるり、太平燕 [熊本市](土井善晴=文)
・京都の路地 まわり道: タンポポの魔法(千 宗室=文)
・ひとときエッセイ「そして旅へ」: 小倉トーストと母(高橋久美子=文)
・あの日の音: ゴッホと渦潮(北阪昌人=文・絵)
・わたしの20代: 吉川壽一(SYOING ARTIST)
・柳家喬太郎の旅メシ道中記: 親玉菓舗の碌寳焼[福井市]
・ホンタビ!: 城アラキ著『バーテンダーの流儀』[長野県松本市](川内有緒=文)
・地元にエール これ、いいね!: 姫路の白革小物[兵庫県姫路市]
・旅するリラックマ: 尾白川渓谷[山梨県北杜市]
・ホリホリの旅の絵日記: Awabi ware[兵庫県淡路市](堀 道広=文・絵)
■【特集】未来へわたす 石川の酒
能登杜氏を擁する美酒の宝庫・石川県。
酒造りに適した寒冷な気候、霊峰白山をはじめとする山々からの豊かな水の恵みがあり、
たしかな技術を持つ杜氏と蔵人の情熱が注がれた酒は国内外から愛されています。
令和6年能登半島地震から約1年──。
被災した能登の蔵は、復興への道を探しながらこの冬も酒造りを続けています。
石川県各地を巡り、酒造りの“今”を追います。
●第一章 能登流を受け継ぐ杜氏の仕事
●SAKE column1 石川オリジナル酒米「百万石乃白」を知る!
●第二章 受け継ぎ醸し続ける石川酒の未来
●SAKE column2 買って、飲んで応援! 能登の酒を止めるな!
●未来へわたす石川の酒〔案内図〕
■連載
・Interview しなやかな挑戦: のん 俳優・アーティスト(森 綾=文)
・【特別企画】アンパンマン列車で巡る四国 (服部夏生=文)
・京都の路地 まわり道: 三ツ鳥居(千 宗室=文)
・ひとときエッセイ「そして旅へ」: インド母の圧力鍋(ツレヅレハナコ=文)
・諸国名産お国言葉採集: べこ[福島県](篠崎晃一=文)
・柳家喬太郎の旅メシ道中記: 千両のみそたま[愛知県名古屋市]
・【最終回】帰ってきた! みほとけさんの奈良仏めぐり〜ユニーク編〜: 長谷寺・難陀龍王立像[奈良県桜井市]
・地元にエール これ、いいね!: 野球カステラ[兵庫県神戸市]
・新幹線で建築さんぽ: 薬膳喫茶KURA [小田原駅](甲斐みのり=文)
・おいしいもんには理由がある: 極みのコーヒータイム [福岡市](土井善晴=文)
■【特集】幸せをよぶパン ──パンで旅する京都と神戸
香ばしい小麦の匂いやふんわりとした生地が、幸せな気分にさせてくれるパン。
パンの消費量が全国ベスト3に入る京都と神戸には名ベーカリーがたくさんあり、
おいしいパンを求めて、全国から人が訪れます。
ベーカリーを舞台にした小説『真夜中のパン屋さん』の著者で、
自身もパン好きの作家・大沼紀子さんがおいしいパンを求めて京都と神戸を旅します。
●覗いてみたい 京都パンの世界
●京都パン〔MAP〕
●パンで旅するにっぽん ご当地パン10選!
●港町が育てた 神戸のパン文化
●神戸パン〔MAP〕
【新連載】
ナラカルト: 吉野の紅葉[奈良県吉野町]
─ハイキング&アート鑑賞
■連載
・おいしいもんには理由がある: 潮流の恵み、愛媛の鯛 [愛媛県今治市、宇和島市](土井善晴=文)
・京都の路地 まわり道: ヅケいろいろ(千 宗室=文)
・古書もの語り: 『実戦英文法』(内堀 弘=文)
・ひとときエッセイ「そして旅へ」: 恒例の伊勢参り(尾脇秀和=文)
・わたしの20代: 鈴木俊貴 動物行動学者
・ホンタビ!: (川内有緒=文)
梶井基次郎著『檸檬』[京都市]
・ちょいとお江戸の読み解き散歩: 葛飾北斎「諸国瀧廻り 木曽路ノ奥阿弥陀ヶ瀧」
・【特別企画】絵になる宿: 草津温泉きむらや/箱根 金乃竹 茶寮/熱海パールスターホテル
・地元にエール これ、いいね!: 猫ちぐら[新潟県岩船郡関川村]
・ホリホリの旅の絵日記: 関ケ原の合戦場[岐阜県関ケ原町](ほり のぶゆき=文・絵)
■【特集】ニッポンの馬の話
馬と聞いたら、どんな動物か
すぐに思い浮かぶことでしょう。
でも、そのイメージの多くは
きっと競走馬のサラブレッド。
だったら、ニッポンの馬って……?
乗用に、運搬に、農耕に、軍事に、
また神事や競技、それに食用にも。
馬はほんの少し前まで、今よりも、
もっともっと人に身近で、
暮らしや産業を支える存在でした。
けれども近代化が進む中で、
ニッポンの馬のいくつかは種が絶え、
今も危機的状況にあります。
天高く「馬」肥ゆる秋、
今の私たちがあるのは彼らのおかげと、
ニッポンの馬たちに会いに
対馬と今治へ行ってきました──
●巻頭エッセイ 地名から見える馬の日本史
文=蒲池明弘
●紀行 対馬編
●コラム ニッポンの馬はどこからやって来た?
談=戸崎晃明
●紀行 今治編
●ニッポンの馬の話〔案内図〕
【特別企画】一度は見たい!(中西アキオ=写真・解説)
月夜の美景
■連載
・こんだあきこのドキドキ遺跡旅: 伊勢堂岱遺跡 [秋田県北秋田市]
・京都の路地 まわり道: ついで参り(千 宗室=文)
・ひとときエッセイ「そして旅へ」: 光と色の祝祭(蔵屋美香=文)
・あの日の音: 球場に響くホームランの音(北阪昌人=文・絵)
・20周年記念インタビュー わたしの20代
柴崎友香 作家/小倉ヒラク 発酵デザイナー
・ちょいとお江戸の読み解き散歩: 歌川国芳「縞揃女弁慶」
・地元にエール これ、いいね!: 天草陶磁器[熊本県天草市]
・おいしいもんには理由がある: 清き長良川の鮎[岐阜県岐阜市](土井善晴=文)
・ホリホリの旅の絵日記: 古道具・熊川ほか[群馬県下仁田町](堀 道広=文・絵)
■【特集】冬、野の鳥に会う
「野鳥観察」と聞くと春や夏を思い浮かべるかもしれませんが、じつは冬こそぴったりの季節。というのも、日本で見られる約600種の野鳥の半数以上を占める渡り鳥のうち冬は飛来する種が最も多いのです。それに、木々の葉が落ちて観察しやすく、ふだんは山にいる野鳥も、寒いと比較的暖かい低地に下りてきます。そこで野鳥研究家・室伏友三さんと、豊かな自然に恵まれた熱海で野鳥観察。美しい冬鳥の姿に、ささやかな癒しを求めてーー
●エッセイ ようこそここへ、冬鳥さん 平野恵理子=文・絵
●山田芳文さんのフォトアルバム1 山野編
●紀行 野の鳥が集う、熱海へ─ 室伏友三=案内
●コラム 日本人と野鳥の話 安西英明=談
●山田芳文さんのフォトアルバム2 水辺編
【特別連載】創刊20周年記念インタビュー
わたしの20代
八嶋智人 俳優/北斗 晶 タレント
■連載
・おいしいもんには理由がある: 新しい食の街・鎌倉 [神奈川県鎌倉市](土井善晴=文)
・京都の路地 まわり道: 日本海の色(千 宗室=文)
・古書もの語り: 神田伯山(内堀 弘=文)
・ひとときエッセイ「そして旅へ」: リスボンの海辺で(松木武彦=文)
・ホンタビ!: 志賀直哉著『城の崎にて』ほか[兵庫県豊岡市](川内有緒=文)
・地元にエール これ、いいね!: 弘前のクラフトシードル[青森県弘前市]
・こんだあきこのドキドキ遺跡旅: チブサン古墳 熊本県立装飾古墳館[熊本県山鹿市]
・ちょいとお江戸の読み解き散歩: 喜多川歌麿「煤掃き」
・ホリホリの旅の絵日記: カッパ淵ほか[岩手県遠野市](ほり のぶゆき=文・絵)
■【特集】京都ーータイルと建築、百年の物語
レトロなビルのファサードや銭湯の浴場を飾る「タイル」。
どこかノスタルジックな趣のあるこの言葉が使われはじめたのは、ちょうど100年前のことでした。
折しも、生活の西洋化にともない隆盛した洋風建築の構造体が煉瓦から
鉄筋コンクリートに代わり、タイルの需要が高まった時代です。
近代建築の宝庫・京都を歩きながら、タイル建築の今までとこれから、その百年の物語に思いをはせます。
●教えて! 京都のタイルと建築の話
●紀行 タイル探偵逍遥記
●コラム 泰山タイルを受け継ぐ者
●京都──タイルと建築、百年の物語〔案内図〕
◎シリーズ 一度は見たい!(切畑利章=写真・解説)
気高き春、水鏡の桜
【特別連載】創刊20周年記念インタビュー 最終回
わたしの20代
ヤマザキマリ 漫画家・文筆家/吉藤オリィ ロボット研究者
■連載
・京都の路地 まわり道: 路地の麦酒屋さん(千 宗室=文)
・古書もの語り: 『曲馬寫生帖』(内堀 弘=文)
・ひとときエッセイ「そして旅へ」: 言葉が萌え出す場所(稲泉 連=文)
・ホンタビ!: (川内有緒=文)
福武總一郎、安藤忠雄ほか 著『直島 瀬戸内アートの楽園』[香川県直島町]
・創刊20周年記念!あなたのまちの「これ、いいね!」発表!
・地元にエール これ、いいね!: 横浜のショートケーキ[神奈川県横浜市]
・特別企画
ぶしのくに静岡県・北条の里を歩く─: 伊豆の国市探訪[静岡県伊豆の国市]
・おいしいもんには理由がある: 神さぶ地、三輪の素麺[奈良県桜井市・天理市](土井善晴=文)
・ホリホリの旅の絵日記: 信貴山 朝護孫子寺[奈良県平群町](ほり のぶゆき=文・絵)