ぼくたちは、映画をとても愛している。いま日本映画を面白くする旗手、大森一樹がユーモアたっぷりに書き下ろした、愉しい撮影日誌。
どこでも簡単にできる自己暗示の手法を身につければ、仕事も勉強も能率が2倍に!
誕生する、その瞬間を見届けること。精力的に撮影現場をたずね、日本映画の現在を探り続けてきた著者が、ずばぬけた面白さに満ちあふれる現場ルポを、ここに集成。シネアストたちの魅力的な横顔、熱い肉声が、読者を一気に〈映画〉の核心へとひき込む。
無知と忘恩によって、不当に忘れられた博物学の巨人。ダーウィンに先がけた進化論者の生涯を、ビュフォン、ドーバントン、ド・カルドルらとの交友、キュヴィエとの敵対を通じて描き、その《動物哲学》を再評価する。
非情の人マリヴォー…何よりも繊細優雅であるはずのマリヴォーが実は恋愛の原点に狂暴なエゴを見ていた。本書は、近年のマリヴォー再読ブームの火付役となった哲学的実験演劇『いさかい』をはじめ、目くるめくような手管を駆使して愛と欲を追求する注目の戯曲4篇(本邦初訳)を収録する。
1985年9月、フランスの11歳から16歳までの8人の子どもたちが、黒板のない学校〈白鯨クラブ〉の二艘のヨットに乗り、2人のリーダーの指導のもと、大西洋横断の旅にでた。目指すはハイチの北方100キロにある広大なサンゴ礁、シルヴァー・バンク。生まれて初めての大洋航海に悪戦苦闘しながら、カナリア諸島、アンチル諸島をへて目的地についた子どもたちが目にしたものは、青く澄んだ海を自由に泳ぎまわる巨大なザトウクジラの群れだった。お仕着せの人生に不満をもち、ありきたりの学校教育になじめない子どもたちが、厳しいヨット航海、優しいザトウクジラとの触れあいを通して、強くたくましく成長していく様を生き生きと描いた感動のノンフイクション
エロスにはじまり死に終わる生の根源を幻想的光景のなかに鮮烈に描きだすマンディアルグ文学の極致。淫らで猥雑な行為も妖しい官能、高度のエロティシズムとして昇華する。孤高の作家マンディアルグのエロティシズム小説集。
Windowsのグラフィックスの機能の核となるGDI(Graphics Device Interface)。本書では、GDIが提供する機能を詳細に検討し、興味深い事例を作成しながら、ハードウェアに依存しないグラフィックス・アプリケーションの作成方法を解説している。
Windowsは、ノンプリエンプティブなマルチタスク、メッセージシステムなどを導入したMS-DOSの標準グラフィックス環境である。本書では、このWindowsシステムの構造やプログラミングにおける入出力、リソースの管理、メモリ管理などといった基本的な内容を段階的にわかりやすく解説している。
「ぼくはすべてのシーンを、映画の中で一番重要なシーンであるかのように撮影する。」-『ラストエンペラー』で世界を席捲したイタリアの天才監督が語る、劇的な半生、情熱的な映画論。初のロング・インタヴュー、図版228点収録。