車で自由に見て回れるサファリ動物園を紹介。猛獣たちが車の周りを自由に歩き回っているスリルと迫力満点の「サファリゾーン」、かわいい動物と遊べる「ふれあいゾーン」に分け、臨場感あふれる写真でサファリを体験。
序章 人と動物の仕切られた関係を考える(打越綾子)
第一章 動物を用いて、生命科学研究の実験をする(笠井憲雪)
はじめに
一 実験動物と人間の関係
二 人々の動物実験に対する多用な考え方
三 適切な動物実験とは?
四 実験動物への倫理的、福祉的配慮
五 動物実験における苦痛とその軽減
六 日本の動物実験の自主管理・機関管理方式の仕組みと問題点
おわりに
第二章 生きているウシ・ブタ・ニワトリについて思いを馳せてみませんか(佐藤衆介)
はじめに
一 ウシ・ブタ・ニワトリの繊細な感性と社会
二 畜産動物のウェルフェアレベルを上げる努力が始まっている
まとめ
第三章 愛玩動物をめぐる課題(遠山潤)
はじめに
一 自治体職員としての経歴と新潟県動物愛護センター
二 愛玩動物をめぐる全国的な現状
三 愛玩動物をめぐる全国的な課題
四 「殺処分ゼロ」は数値目標か?
まとめ
第四章 野生動物の法律、その歴史的なアプローチと課題(三浦慎悟)
はじめに
一 鳥獣法の前史
二 近代の野生動物法
三 戦時下での野生動物とペット
四 戦後の鳥獣法
五 現在の鳥獣法、その問題点と課題
まとめ
第五章 動物園動物の存在と動物園がやっていること(橋川央)
はじめに
一 動物園の定義
二 動物園の役割(東山動植物園の取り組みを中心に)
三 動物園の課題
結び
パネルディスカッション 人と動物の関係を考える
はじめに
一 実験動物をめぐる論点
二 畜産動物をめぐる論点
三 愛玩動物をめぐる論点
四 野生動物をめぐる論点
五 動物園動物をめぐる論点
おわりに
カササギが見つけた、古い指輪。それはなんと、歴史的な発見だったの!その日から、だれもがたからを見つけようと、大さわぎがはじまって…。銀のネックレスをつけると動物と話せる!少女ミアと、動物たちのものがたり。
ミリー・マロッタのぬり絵第3弾『野生の動物たちのぬり絵ブック』を開いて、さわやかな風に揺れる草原を旅しながら、そこに住む鳥や動物たちを彩色して命を吹きこんでください。ミリーの独創性あふれるイラストを見ると、色えんぴつやペンを片手に、ヌーの群れやユーモラスなエリマキトカゲを彩ってみたくなるはず。お好きな画材とほんの少しの想像力だけで、サバンナの世界を冒険できます!
脊椎動物が長い進化発展過程の間に獲得してきた様々な形態と,その変化にともなう機能の推移を考察。動物の生活とその自然界における位置を学ぶために必須の文献。
動物園・水族館のどんな動物にも値段がある!大反響を起こした『動物の値段』再び。ゴマフアザラシ80万円、レッサーパンダ350万円、ホッキョクグマ6000万円!!動物商から見た驚きの世界が現れる。
ボルネオ島マレーシア領サバ州の熱帯雨林には,魅力あふれるさまざまな野生動物が棲息する.しかし,その野生生物の多くが絶滅の危機に瀕しているという現実もある.絶滅危惧動物の現状はどれほどわかっているのか.保全の取り組みはどのように考えればよいのか.本書では,オランウータンのような注目を集める動物をはじめ,バンテン,スマトラサイ,マレーグマ,センザンコウなど,これまであまり調べられなかった動物まで,知られざる生態をフィールドワークの魅力とともにいきいきと描き,そのゆくえを考える.
1.絶滅の危機にある東南アジアの野生動物ー絶滅危惧種と絶滅要因
2.生物多様性のホットスポット、塩場ー生息地保全と商業林管理
3.野生ウシ、バンテンに迫るー基礎情報と飼育繁殖の適地を求めて
4.絶滅危惧動物フィールドレポートーインド、タンザニア、ブラジルの事例
5.絶滅危惧動物のゆくえー生息域外保全を考える
ジェットコースター、お猿電車、豆自動車、観覧車、コーヒーカップ。ゾウやキリンにフラミンゴ。…わくわく!!どきどき!!前日から楽しみだった夢の国!昭和戦前〜一九七〇年代までの遊園地・動物園を47都道府県コンプリート。絵葉書、パンフレット、入場チケット、園内図から「あの頃のあこがれ」を探る。巻末には詳細な「日本の遊園地・動物園リスト」つき。
野生動物を上手く狙いどおりに撮影するには、あらかじめイメージトレーニングをしておいて撮影対象に対して柔軟に対応出来るようにしたいところ。本書では、これまで国内外で野生動物を撮影してきた著者が、撮影対象となる野生動物たちをいかにして写真に収めるかをレクチャーする。また、日本の野生動物に出会える場所や著者が野生動物の足跡の撮影法やその知識をはじめ、海外の野生動物撮影ポイントなども紹介し、ただ撮影するだけでなく、野生動物の生態も知識として身につけられる本となっている。
私たちは誰を食べているのか。個性も心もあり、多様な体験をしている動物と私たちの関係をはっきりと確認してみる。
「動物の心」の理解に対する科学的進歩は著しく、動物園や水族館に展示されている動物に対する配慮は大きく変わってきている。一方、動物と親密に関係する食卓においては、大きな変化は起きていない。食肉の消費量は増えつづけ、先進国の大半の人々にとって肉は食事の中心にある。自然人類学者である著者は、私たちの肉食について熟考し、それを減らすことができるのかどうかを考察している。決して食事のあり方を論争するのではなく、動物の個性、命と心について理解しようとしているのである。肉を食べるための適切かつ倫理的な姿勢とは何か? どのように食料を選択して、倫理的かつ生態学的に健全な生活を送るべきなのか? 私たちが食べる動物の世界に考えをめぐらし、これらの厄介な質問について考察していく。
ホッキョクグマ、ペンギン、アザラシ、オラウータン、カバ、キリン…旭山動物園に行ったことある人もない人も。デジタル技術で動物のほんとうのすごさがわかる、画期的な図鑑の第2版の誕生です。
(1)人気の「旭山動物園」の動物を網羅
(2)各動物の「おもしろさ」「すごさ」を飼育員さんの目線で解説
(3)スマートフォンでデジタル技術をたのしめる!
・スマホ(AR技術)を使って、33種類以上の動画が楽しめる!
・骨の3Dが見られる!
・動物の「目」になって世界を見れる! そのほかのコンテンツも盛りだくさん!
若者の街・東京下北沢のレストランに、毎晩水を飲みに来るタヌキの母子。お彼岸の時期に、お供えものを頂戴しにやってくる京都東山のニホンザル。ナイターの試合中に突如甲子園球場に現れ、グラウンドを駆けまわるチョウセンイタチ。楽しい写真がいっぱい。「フィールドサインを探せ!」「生命の神秘と愛の営み」など巻末エッセイも読みごたえたっぷりです。
若者の街、東京・下北沢のレストランに、毎晩水を飲みに来るタヌキ。
お彼岸の時期に、お供えものを頂戴しにやってくる京都のニホンザル。
ナイターの試合中に突如甲子園球場に現れ、グラウンドを駆けまわるチョウセンイタチ。
野生動物たちはどこか遠い場所で暮らしていて、人間とは住んでいる世界がちがうと思っていました。でも、気づいていないだけで、わたしたちのすぐ近くで、動物たちも一所懸命生きていたのです。わたしたちが暮らす社会だけが世界のすべてではないというあたりまえの事実に、あらためて気づきました。地球上のあらゆる生きものは、どこかでつながっているーーそんな思いを伝える、楽しくてためになる動物写真集です。
■楽しい写真がぜんぶで60点
タヌキ、サル、カラス、シカ、セミ、イタチ、サギ、ヌートリア、アナグマ、アライグマ、アマガエル、イノシシ、ツバメ、フクロウ、ウサギ、カピバラ、イシガメ、ミシシッピアカミミガメ、ニジギンポ、ヒトデ、馬、ネコ、ヤンバルクイナ、ウミガメ、ヒツジ、コアラ、イヌ……27種の動物たち
■ためになるエッセイがぜんぶで8本
きっと君のまわりにも
「フィールドサイン」を探せ!
用心深い動物たち
「生命の神秘」と「愛の営み」
生きる知恵
外来種の悲哀
ネコとイヌとコアラの物語
つながる
■楽しい写真がぜんぶで57点
タヌキ、サル、カラス、シカ、セミ、イタチ、サギ、アナグマ、ヌートリア、アライグマ、アマガエル、イノシシ、ツバメ、フクロウ、ウサギ、カピバラ、イシガメ、アカミミガメ、ニジギンポ、ヒトデ、ウマ、タカ、ヤンバルクイナ、ネコ、コアラ、イヌ、ヒツジ……27種の動物たち
■楽しくてためになるエッセイも充実
きっと君のまわりにも
「フィールドサイン」を探せ!
用心深い動物たち
「生命の神秘」と「愛の営み」
生きる知恵
外来種の悲哀
ネコとイヌとコアラの物語
つながる
動物の最大の特徴はすばやい動きであり、それゆえに「動物」の名を授かっている。英語のanimalはラテン語のanima(魂)に由来しており、「動き」は生命そのものも意味している。すなわち、動物の動き方は、その生き物の生存戦略を映し出しているともいえるだろう。動物の動きは肉眼で見える動きにとどまらない。本書『動物の「動き」の秘密にせまる』では、白血球、精子、単細胞生物、さらには細胞の中まで、大きさのレベルを問わず「動き」のさまざまな様式を紹介する。
第1章 細胞の分裂ー核と細胞質の均等分配・・・浜口幸久
第2章 色素胞ー素早い体色変化の担い手・・・大島範子
第3章 収縮胞ーリズミカルに動く細胞のポンプ・・・冨永貴志
第4章 小胞輸送ー細胞内のタンパク質宅配便・・・尾崎浩一
第5章 受精ー精子が卵にたどり着くしくみ・・・稲葉一男
第6章 細胞行動ー感じてたじろぐ単細胞生物・・・吉村建二郎
第7章 細胞移動ー接着構造と細胞骨格のはたらき・・・辰巳仁史
第8章 筋肉ー動物界最大の力発生メカニズム・・・土屋禎三・石井禎基
第9章 キャッチ筋ー疲れしらずの貝の筋肉・・・山田 章
第10章 針刺し運動ー動きつづけるミツバチの針・・・小川宏人
第11章 刺胞の射出ー細胞のミサイル発射・・・日高道夫
受賞多数!世界の見え方が変わるエッセイ!
第24回新潮ドキュメント賞、第13回河合隼雄学芸賞 W受賞!
爽快な読後感が大人気!
◎山極壽一さん(総合地球環境学研究所所長)
「現代のドリトル先生による新しい動物言語学の誕生だ」
◎仲野徹さん(生命科学者)
「内容は深いが、文章は平易にしてユーモアたっぷり。
これまで読んだサイエンス本でベスト」
◎安野モヨコさん(漫画家)
「鈴木先生の後をついて行けば鳥たちが何を話しているのかわかるかもしれない。
そんな気がして先生の後をついていく列に私も加わったのだ」
◎養老孟司さん(解剖学者)
「好きこそものの上手なれ、という。でも論語ではさらに上があるとする。これを好む者は、これを楽しむ者に如かず。楽しんでやっている人にはかなわない。著者の研究はまさに『これを楽しむ』の境地に入っている」
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言葉を持つのは人間だけであり、鳥は感情で鳴いているとしか認識されていなかった「常識」を覆し、「シジュウカラが20以上の単語を組み合わせて文を作っている」ことを世界で初めて解明した研究者による科学エッセイ。
【編集担当からのおすすめ情報】
本書の草稿を拝読したとき、何より感動したのは、鈴木先生が「シジュウカラのことが好きだ、もっと知りたい」というまっすぐな気持ちで、自然の中に身を置いて根気強く鳥たちをよく観察する姿勢でした。文系、理系、アウトドア派、インドア派問わず、何かを「好き」と思う気持ちを大事にすることで、日常生活の中でも新鮮な驚きや気づきが得られ、ひいては世界的な発見にまで繋がるーーこれは読者の皆さまにとっても、ポジティブなメッセージとなることと思います。
本文内のイラストもすべて鈴木先生自身によるもの! 細部までかわいらしく描かれているのは、愛と興味をもって丁寧に相手を観察する鈴木先生ならではのタッチです。
はじめに
鳥たちの世界へ
小鳥が餌場で鳴く理由
救いと拷問のキャベツ
ヒロシ先生の思い出
巣箱をかけた話
都会の住宅事情
繁殖の観察
修士課程の秋と冬
巣箱荒らしの犯人
大発見! ヒナの力
パースの思い出
動物の博士
実家の巣箱
ヒナ救出大作戦
井の中の蛙
シジュウカラに言葉はあるのか?
「ジャージャー」はヘビ!
シジュウカラは文を作る
ルー語による文法の証明
「ぼく・ドラえもん」実験
翼のジェスチャー
カエル人間救出作戦
動物言語学の幕開け
おわりに
特別付録 シジュウカラの鳴き声を聞いてみよう
参考文献
動物園の革命児坂東副園長が語る動物たちへの思い。とっておきの写真を初公開。
動物たちはどんな場所で、どんな暮らしをしているの?かわいいイラストとダイナミックな映像で巡るアニマルワールド!