これはマンガ家が100人近くも揃って、マンガ表現について、あるいはその社会的影響について語った初めての本である。
現在、企業の当面する課題は、生き残り戦略の組み立てであり、それをベースとした最適な成長路線の構図づくりにある。本書はその要請に応える戦略的マーケティング書である。
えをかいたり、しをかいたり、たのしいことはいっぱいあるけど、いぬのポチブルにとって、いちばんすてきなことは。
「世界でただひとつの博物館」、目黒寄生虫館館長が世にも不思議な生きものたちの、コワくてのんきな素顔のすべてを明らかにする。
「悪さしない」ムシたちと一緒になって大実験!カイチュウ博士の役立つ面白メディカルガイド。
なるほど形のうえでは源氏と平家が争っているように見える。また『平家物語』『源平盛衰記』といった作品は、その点を重視している。しかし、よく考えてみると、頼朝と義仲の争いは「源平」ならぬ「源源」決戦だ。
生命科学の「いま」と「明日」を知る!手がかりが得られる入門書。
訪日したロシア皇太子を警護の日本人巡査が切りつけ負傷させた事件に日本は朝野ともに震撼し、政府は「皇室に対する罪」を適用して犯人を極刑にしようとしたが、大審院長児島惟謙は毅然として反対し、司法権の独立を護ったーこれが大津事件と「護法の神」児島の伝説である。しかし、仔細に経緯を辿れば疑問は多い。児島にとって司法権独立とは何のためのものであったのか。明治国家形成期の時代精神の中で児島の全体像を検討する。
なぜ日本では異常に地価が高騰したり、塩漬けの空地ができるのか。なぜ歴史的な建物が簡単に壊されてゆくのか。そもそも日本では都市計画は機能しているのだろうか。「詳細・厳格・柔軟」なアメリカの都市計画システムの検討から、「緩やか・あいまい・硬い」日本のシステムの問題点と改革の方向を探る。
こんなにおもしろい青春を送ったやつがいただろうか。「役者になりたい!」-自衛隊での苛酷な訓練生活、限界をためすため自らに課したマラソンやサバイバル、売れない修行時代ー泣いたり、笑ったり、怒ったり、その夢だけを追いかけて、一直線に突っ走る。読むと元気がわいてくる、俳優・今井雅之の破天荒な青春記。
もしこの世に男女の区別がなく誰でも大人になれば子供が産めるようであったら、どんなに殺風景であろうか。ムシたちの真摯な恋とヒトの「雌雄同体型」の遊びの性をユーモラスに描く「大笑い」の1冊。
街角で外国人の姿を見かけることに違和感がなくなってきた。「国際化」は私たちの身近なところで、肌のぬくもりとともに始まっているのだ。極東の小さなこの島国の、大きな大きな国際都市の未来を感じさせるオムニバス。
東大・解剖学教室に学生の死体が!!だがそれは連続殺人の幕あけだった…。明治を舞台に探偵・夏目漱石が事件を解明する!!書下ろし長篇時代ミステリー。
どうすれば透析患者さんが元気で長生きできるのか。これが30年近くに及んだ著者の東京女子医科大学在任中の大きな課題でした。この間、患者さんからいろいろと体験を聞き、また質問に答えているうちに日本中にはこんなことで困っている患者さんが大勢いるのではないかということを強く感じました。『これが透析生活の秘訣です』はこのような動機から1984年に初版を出しましたが、幸いに多くの方々からのご好意を得ることができ、著者として大変ありがたく思っておりました。それから10年余の歳月が経過し、透析療法も進歩して、新しい血液浄化の手段も開発されてきました。これに伴って患者さんも長く生きられるようになり、また生活の質的な向上も得られるようになってきています。このような状況をふまえ、本書は『新これが透析生活の秘訣です』として装いも新たに再登場することになりました。