人間の心はどのように進化したのか?不可思議な心というものの存在を、生物学から読み解く。
ブナ原生林の村で、広い世界に憧れた少年が、建築家になった。たまらなく好きな故郷、山形のために何ができるか。ここでしかできないことは何なのか。地域に生きる建築家の使命を求めて。
人口減少社会への突入が予想される日本。今後、たとえ少子化をある程度克服したとしても、労働力確保や社会保障制度維持をはかり、消費縮小を食い止めるには、移民の受け入れが不可避である。人口減少で特に心配されるのは、産業空洞化と地方の衰退だ。製造業、そして農業・水産業・林業の担い手や介護人材の不足も深刻で、人の受け入れは日本経済の今後を左右する喫緊の課題である。国際社会の目も、今後の日本の社会と経済の発展は政府の移民政策次第と見ており、その行方を注視している。だが、安倍政権は女性の活用は打ち出したものの、移民受け入れを真剣に考えようとしてはいない。それどころか、靖国参拝などで日中韓の軋轢を高め、一方で新大久保などでは韓国人へのヘイトスピーチデモが激化するなど、国内にはむしろ外国人排斥ムードも高まっている。
日本には200万人を超える外国人が暮らし、多くが就労している。人の受け入れの更なる拡大には国民的合意が必要だが、治安悪化などを理由に懸念を示す人々も少なくない。外国人集住地域では生活習慣の違いを背景に軋轢が起こり、外国人児童・生徒の教育など課題も多い。だが、移民は彼らが背景にもつ異なる文化によって日本に新しい刺激や活力をもたらす存在でもあり、単なる労働力の補充を超えて、豊かな財産を日本社会にもたらす可能性も秘めている。
移民が増えると本当に犯罪が増えるのか、日本社会の安全・安心が揺らぐのか。日本は単純労働者を受け入れないという方針を維持したまま、バックドア、サイドドアから労働者を受け入れる、まやかしの労働力導入政策をとってきた。むしろ、曖昧で一時しのぎの政府の移民政策にこそ、問題の本質があるのではないか。
ラディカルに(根底から)問う、歴史に遡って現在・未来を問う、という『環』の二大編集方針に沿い、本特集ではこれまでの出入国管理政策や移民を巡る歴史を検証するとともに、日系南米人や外国人技能実習生の受け入れで何が起こっているかなど外国人集住地域の実態を分析し、人口減少、グローバル化時代の移民政策はどうあるべきかを問う。日本再生のための多文化共生社会の実現に何が必要か、を大胆に提言する。日本は人口減少を食い止め、活力ある社会として生きるのか、減少に甘んじて縮小社会への道をたどるのか、移民政策は「国のかたち」を左右する大テーマとの認識のもと、国民的議論を喚起したい。
素朴な疑問、率直な質問から生まれる、創価学会の「座談会」での和気あいあいとした語らいを再現。「大白蓮華」の好評連載が待望の書籍化!
はじめに
本書の登場人物
第1章 信心ってむずかしい?
御書を読む時は、正座をしないといけないんですか?
僕の祈り、あまり叶わないんですけど……。
御本尊には、どんなことを祈ってもいいですか?
“一念が大事”って言われたんですが、祈っていても雑念ばかりで……。
勤行の内容がチンプンカンプンなんです……。
未来部員から「なんで勤行するの?」って聞かれました。
勤行・唱題を頑張れば、折伏しなくてもいいですか?
教学試験、ドン引きです……。やっぱり受けなきゃいけないんですか?
長年、信心に励んできた母が病気に……。
第2章 日々の活動での疑問
「3・16」まで頑張ったら、次は「5・3」。なんだか息つく暇もないですよね……。
広布史の話で盛り上がっていても、知らないので寂しい。
「団結」「団結」って言われるほど組織に縛られるようで、いやです。
信心の世界に「勝ち組」「負け組」ってあるんでしょうか?
「戦いだ!」「戦おう!」という言葉にびっくりしました。
学会活動や地域活動など、皆さん、大変ですよね。どうして人のために頑張れるんですか?
学会の人って、どうして“陰の戦い”を大切にするんですか?
こんなに頑張っているのに功徳が出ません。
どうしてみんな、そんなに決意ばっかりするんですか?
「学会活動に励む心の余裕がない」って言われて……。
人材って、なかなかいないんですよね……。
人事の任命を受けたんですけど、力がないので無理だと思う。
第3章 いろんな人と語り合おう!
家庭訪問に行ったら“うざい”って言われちゃいました……。
新しいメンバーに信心のことを伝える自信がありません。
友人を折伏しようにも、今の自分じゃ説得力ないです。
仏法のことが、まだよく分かっていないので折伏できません。
折伏している友人から「僕に干渉しないで」と言われました。
未入会の両親に仏法対話をしたら、気まずくなっちゃいました……。
親しい人とだけ対話をしたいんですけど……。
なかなか折伏が実りません。
第4章 それってどういうこと?
寝坊したのは「魔」の仕業ですか?
「心が磨かれる」ってどういうことですか?
「法華経のために命を捨てる」って、どういうこと?
“広宣流布”って人数が増えるってこと?
「実証を示す」ってどういうこと?
自分の仕事、あまり好きじゃないんですよね。だからやる気が出なくて……。
一体、どれくらい頑張れば、仏に成れますか?
「他宗の葬式に参列しても大丈夫?」って聞かれたんですが……。
よく「師弟」って聞くんですが、自分には難しいかなって思う。
「師弟不二」って、どういうことなんでしょうか?
そもそも「人間革命」って、どういうことなんですか?
あまり聞かない会社の激安製品なのに、大手メーカー製品に負けない満足度でいま注目を集めるジェネリック家電。“オススメの製品”セレクションや知られざる家電業界の裏話を満載した世界初のガイド本が登場です!!
『コウハウジング』とは子育て中の核家族、一人暮らし、高齢者など様々な人たちが、物質的な豊かさよりも気を許せる人間関係や安全性、そして助け合いによる暮らしの豊かさを求めて始めた共生の住まい方の一つです。21世紀の住まい方のコウハウジングについて、本書は生活者の心と専門家の眼によって活写されています。一戸建ても集合住宅も、木造もコンクリート造も、新築も工場改造も、様々なカタチの広がり、志のある地主やディベロッパーとの出会い方、資金のやりくりの仕方、住み手と設計者の対話の仕方、協働居住のマネジメントの手法などなど、コウハウジング実現のノウハウが満載。アメリカを語りながら、日本でもコウハウジングを創造するためのヒントがいっぱい。
有機分子触媒は,取扱いの容易さだけでなく,環境負荷の軽減やレアメタルの枯渇・高騰といった社会的な問題に応えうる「元素戦略」の観点からも注目を集めている.精巧な分子設計のもとに選択性(立体選択性,位置選択性,官能基選択性など)の高度な制御を目指して設計開発され,多彩な反応系で大きく進展している.
Part1 基礎概念と研究現場(フロントランナーに聞く/有機分子触媒の基礎/他)
Part2 研究最前線(エナミンを活性種とする求核触媒/イミニウム塩を活性種とする求核触媒/4-アミノピリジン誘導体を中心とした求核触媒/含窒素複素環式カルベンを用いる分子変換/二官能基性水素結合供与触媒の創製と応用/シンコナアルカロイドBifunctional触媒/キラルリン酸を中心とした酸触媒/イオン対を中心とした不斉塩基触媒/官能基複合型不斉グアニジン触媒と生理活性天然物合成への応用/超強塩基性有機分子触媒/キラル相間移動触媒の新展開/光を用いる有機分子触媒反応/ペプチド触媒/他)
Part3 役に立つ情報・データ(革新論文/他)
司法書士が真の法律実務家たりうるために!昭和53年改正法は、司法書士を法律実務家として位置づけ、内外に宣明した、制度史上画期的な改革であった。施行20周年を機にその意義を徹底検証し、現状を分析して21世紀のあるべき方向を展望する!「改正法を真に実践してきたか」との視点から、司法書士の担う法律実務のあり方を考究し、司法制度改革が叫ばれる今日的状況を踏まえて、新たな自画像づくりを提唱する。
ブランドは時代の変化に対応しないし、状況変化に積極果敢に対応しなければならない。ブランド品そのものは常に進化し続けなければ、その地位を保てない。本書は、水産物の中でブランド中のブランドである下関フグの「進化」の期待を持ち。下関フグブランドをそれぞれの専門領域から各執筆者が違った切り口で現状や課題を示した。
はしがき
第1章 フグ需要の計量経済分析─需要の弾力性の試論的推計─
1 はじめに
2 各種説明変数と利用データの説明
3 フグ需要の推計と結果…
4 資産効果と消費率及びフグ需要との関係
5 平成期における所得弾力性数値の変化について
第2章 フグ製品差別化の現状と情報品質
1 はじめに
2 フグの品質特性
3 消費者ターゲットはどうあるべきか
─地域ヒアリングを通じて─
4 消費者の認知
5 下関フグのこれから
第3章 フグに対する消費者イメージ
1 はじめに
2 調査方法
3 調査結果の分析
4 今後の下関フグ・フグ食の可能性について
第4章 トラフグ流通の特質と動態化
1 はじめに
2 養殖トラフグの流通
3 天然トラフグの流通
4 トラフグ流通の特質
5 大衆市場化に伴うトラフグ流通への影響と論点
第5章 変貌するフグ流通システムにおける理論的考察
─市場取引と非市場取引との比較について─
1 はじめに
2 取引コストの経済学の観点から
3 モジュール化の視点から─「場外」取引─
4 イノベーションおよび長期的な視点から
─1900年前後のアメリカ製造業の垂直的統合戦略(Visible…Hand戦略)から─
5 下関フグ産業がとるべき戦略について
第6章 地域経済の観点から見た下関フグ産業のとるべき戦略
1 流通拠点としての発展
2 流通構造変化の胎動
3 下関フグ産業のとるべき戦略
第7章 全国ブランドの「下関フグ」と地域ブランドの「若狭フグ」
1 はじめに
2 「下関フグ」のブランド力を支えるもの
3 南風泊市場の取扱量の推移
4 全国ブランドの「下関フグ」
5 大消費地の中央卸売市場との関係
6 若狭フグの特徴と産地の存続条件
7 若狭フグ六次産業論
第8章 座談会「下関フグブランドの現状と課題を語る」
1 執筆内容の要約
2 各専門領域から、下関フグブランドの現状、問題点をどう見ているのか?
3 下関フグブランド戦略の再構築に向けて
【執筆分担者・座談会メンバー一覧】
素川博司(下関市立大学准教授)第1章 マクロ経済学、経済変動論
森 邦恵(下関市立大学准教授)第2章 ミクロ経済学、現代産業分析
横山博司(下関市立大学教授)第3章 心理学、教育心理学
濱田英嗣(下関市立大学教授)第4章水産経済論、地域産業論
佐藤 隆(下関市立大学准教授)第5章 産業組織論、現代産業分析
杉浦勝章(下関市立大学准教授)第6章 地域政策論、経済統計
加藤辰夫(福井県立大学海洋生物資源学部教授)第7章
食品流通論、水産経営学
1:■【表紙&スペシャル“PUNK”座談会】 HIKAGE(THE STAR CLUB)、
2:CHARMY(LAUGHIN’ NOSE)、TAISEI(SA)、YOSHIYA(RADIOTS)
執筆者である税理士が実際に経営者からよく質問される内容をもとにしてQ&A方式で構成、これまで数多くの税務調査を見てきた精鋭税理士5名によって、経営者が抱える税務調査の不安を払拭していきます。
事業再編に伴うバイアウトの実態を豊富な事例と経営者インタビューにより明らかにする。事業ポートフォリオの変革を推進する企業経営者とM&A担当者、FASや士業必読の書。