『コウハウジング』とは子育て中の核家族、一人暮らし、高齢者など様々な人たちが、物質的な豊かさよりも気を許せる人間関係や安全性、そして助け合いによる暮らしの豊かさを求めて始めた共生の住まい方の一つです。21世紀の住まい方のコウハウジングについて、本書は生活者の心と専門家の眼によって活写されています。一戸建ても集合住宅も、木造もコンクリート造も、新築も工場改造も、様々なカタチの広がり、志のある地主やディベロッパーとの出会い方、資金のやりくりの仕方、住み手と設計者の対話の仕方、協働居住のマネジメントの手法などなど、コウハウジング実現のノウハウが満載。アメリカを語りながら、日本でもコウハウジングを創造するためのヒントがいっぱい。
有機分子触媒は,取扱いの容易さだけでなく,環境負荷の軽減やレアメタルの枯渇・高騰といった社会的な問題に応えうる「元素戦略」の観点からも注目を集めている.精巧な分子設計のもとに選択性(立体選択性,位置選択性,官能基選択性など)の高度な制御を目指して設計開発され,多彩な反応系で大きく進展している.
Part1 基礎概念と研究現場(フロントランナーに聞く/有機分子触媒の基礎/他)
Part2 研究最前線(エナミンを活性種とする求核触媒/イミニウム塩を活性種とする求核触媒/4-アミノピリジン誘導体を中心とした求核触媒/含窒素複素環式カルベンを用いる分子変換/二官能基性水素結合供与触媒の創製と応用/シンコナアルカロイドBifunctional触媒/キラルリン酸を中心とした酸触媒/イオン対を中心とした不斉塩基触媒/官能基複合型不斉グアニジン触媒と生理活性天然物合成への応用/超強塩基性有機分子触媒/キラル相間移動触媒の新展開/光を用いる有機分子触媒反応/ペプチド触媒/他)
Part3 役に立つ情報・データ(革新論文/他)
シカ、イノシシ、トキ、アシカやアザラシ、そして山野の植物…様々な生物と人はどのような関係を築いてきたのか。遺伝学、生態学、地理学、考古学、民俗学、文化人類学など学際的アプローチによって、両者の関係の過去・現在、未来を展望する。
司法書士が真の法律実務家たりうるために!昭和53年改正法は、司法書士を法律実務家として位置づけ、内外に宣明した、制度史上画期的な改革であった。施行20周年を機にその意義を徹底検証し、現状を分析して21世紀のあるべき方向を展望する!「改正法を真に実践してきたか」との視点から、司法書士の担う法律実務のあり方を考究し、司法制度改革が叫ばれる今日的状況を踏まえて、新たな自画像づくりを提唱する。
ブランドは時代の変化に対応しないし、状況変化に積極果敢に対応しなければならない。ブランド品そのものは常に進化し続けなければ、その地位を保てない。本書は、水産物の中でブランド中のブランドである下関フグの「進化」の期待を持ち。下関フグブランドをそれぞれの専門領域から各執筆者が違った切り口で現状や課題を示した。
はしがき
第1章 フグ需要の計量経済分析─需要の弾力性の試論的推計─
1 はじめに
2 各種説明変数と利用データの説明
3 フグ需要の推計と結果…
4 資産効果と消費率及びフグ需要との関係
5 平成期における所得弾力性数値の変化について
第2章 フグ製品差別化の現状と情報品質
1 はじめに
2 フグの品質特性
3 消費者ターゲットはどうあるべきか
─地域ヒアリングを通じて─
4 消費者の認知
5 下関フグのこれから
第3章 フグに対する消費者イメージ
1 はじめに
2 調査方法
3 調査結果の分析
4 今後の下関フグ・フグ食の可能性について
第4章 トラフグ流通の特質と動態化
1 はじめに
2 養殖トラフグの流通
3 天然トラフグの流通
4 トラフグ流通の特質
5 大衆市場化に伴うトラフグ流通への影響と論点
第5章 変貌するフグ流通システムにおける理論的考察
─市場取引と非市場取引との比較について─
1 はじめに
2 取引コストの経済学の観点から
3 モジュール化の視点から─「場外」取引─
4 イノベーションおよび長期的な視点から
─1900年前後のアメリカ製造業の垂直的統合戦略(Visible…Hand戦略)から─
5 下関フグ産業がとるべき戦略について
第6章 地域経済の観点から見た下関フグ産業のとるべき戦略
1 流通拠点としての発展
2 流通構造変化の胎動
3 下関フグ産業のとるべき戦略
第7章 全国ブランドの「下関フグ」と地域ブランドの「若狭フグ」
1 はじめに
2 「下関フグ」のブランド力を支えるもの
3 南風泊市場の取扱量の推移
4 全国ブランドの「下関フグ」
5 大消費地の中央卸売市場との関係
6 若狭フグの特徴と産地の存続条件
7 若狭フグ六次産業論
第8章 座談会「下関フグブランドの現状と課題を語る」
1 執筆内容の要約
2 各専門領域から、下関フグブランドの現状、問題点をどう見ているのか?
3 下関フグブランド戦略の再構築に向けて
【執筆分担者・座談会メンバー一覧】
素川博司(下関市立大学准教授)第1章 マクロ経済学、経済変動論
森 邦恵(下関市立大学准教授)第2章 ミクロ経済学、現代産業分析
横山博司(下関市立大学教授)第3章 心理学、教育心理学
濱田英嗣(下関市立大学教授)第4章水産経済論、地域産業論
佐藤 隆(下関市立大学准教授)第5章 産業組織論、現代産業分析
杉浦勝章(下関市立大学准教授)第6章 地域政策論、経済統計
加藤辰夫(福井県立大学海洋生物資源学部教授)第7章
食品流通論、水産経営学
どんな未来を生きたいですか?:〈私〉のビジョンから〈私たち〉のビジョンへ
人口減少高齢化社会の持続可能な地域の未来を
4つの先進地域のフィールドワークを通して考える
トランジション時代のデザインガイド
公共性とビジネスの両立をめざす“セミパブリック”領域で新しい社会インフラの実現をこころざすNTTコミュニケーションズ・KOELデザインスタジオのビジョンデザインの考えかたと使いかた。
執筆者である税理士が実際に経営者からよく質問される内容をもとにしてQ&A方式で構成、これまで数多くの税務調査を見てきた精鋭税理士5名によって、経営者が抱える税務調査の不安を払拭していきます。
試験問題に出る単語は全て意味・用法が分かっていると仮定した場合、「79%の問題が高校レベルの文法知識を含まない」「89%の問題が中学レベルの文法知識で解答可能」-多くの反響が寄せられた「アルク英語教育実態レポートVol.2」の調査結果を、入試問題の豊富な実例とともに詳しく解説!最新3年分、約4000問の大学入試問題から、高校で導入する新出文法事項の出題頻度を分析。高校英語授業で実践できる、効率の良い文法指導についてのアイデアを紹介!「読む・聞く・書く・話す」の4技能テストの本格実施前にこそ知っておいてほしい、高校英語授業で基礎を定着させるための具体的な試みを提案!
いま問われるベーシック・インカムという思考実験。原理的な考察からはじめ、財源までを提示。実現可能性を探る。社会政策学のみならず法学・経済学・政治学などから多面的に検討。
セーフティポイントからセーフティネットへ。精神科クリニック&在宅生活支援の可能性を検証する。病院精神医療を超えて、精神障害者の在宅ケアと生活支援の新たな拠点として、クリニック・メンタルヘルスの新たな試み、アウトリーチ、ACT(アクト)、就労支援の可能性を検証。
大変困難な「調整作業」により成し遂げられてきた、その実践的都市計画の手法によるまちづくりが、他地区にどのように影響し、戦後の都市計画や港湾再開発の流れの中でどのような意味を持つかを多角的に語り、さらに今後の展望に触れる。
1:開発誘導から公民協働へ
1:なぜ〈みなとみらい〉が話題になるのか
2:〈みなとみらい21〉の胎動から実現へ
3:基本計画の特性
4:事業の加速・高度化、そして環境の激変への対応
5:〈みなとみらい21〉と丸の内の再構築
2:持続する都市
1:港湾都市の再開発
2:環境技術と都市
3:〈みなとみらい21〉とエリアマネジメント
座談会:〈みなとみらい〉の魅力をつくった思想と方法
企業内診断士の取組みを取り上げるシリーズ第3弾。今回は一社を取り上げるのではなく、各社診断士会が東日本大震災からの復興を目指す宮城県気仙沼市で行っている復興支援活動を軸に紹介する。
誰でもできる!情報公開法の開示請求手続と税務行政情報の活用ポイントを徹底解説!
豪華クリエイター陣が登場!佐藤可士和、色部義昭、千原徹也、えぐちりか、小杉幸一、田川欣哉、矢後直規、上西祐理、かっぴーetc.クリエイターの就活に役立つ情報が満載の『クリ活』待望の第二弾!情報を新たに大きくアップデートさせ、三部シリーズになって新登場!ロバート秋山のマル秘企画術も掲載!
情報伝達手段としての通信技術の発展がいかに社会に影響を与え、いかに世界の歴史を動かしたか、実際に情報通信に関わった「見えない労働者」について、そして国策的要請から重要視された「画像送信」という技術について見ていく。情報通信の便利な側面の裏にはプロパガンダなどの負の側面があることを歴史は教えてくれる。情報過多社会といっても良い現代社会で、どのように情報や通信技術と向き合っていくべきか、講演を通して考える。
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〈編者〉
石橋 悠人 (中央大学文学部教授)
石井 香江 (同志社大学グローバル地域文化学部教授)
貴志 俊彦 (京都大学東南アジア地域研究研究所教授、東京大学大学院情報学環客員教授)
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