子どもの将来のために、今なにをなすべきか。現代育児の大規模な追跡調査「大阪レポート」をまとめた著者が、小児・思春期専門の精神科医として、また父親として、実践的子育て論を詳述。
ぼくはいつまで生きられるのー。学校から切りはなされた重度障害の子どもたち。その閉ざされた生の扉を、ひとりの教師がたたいた。訪問学級教師15年の著者が描く感動のドキュメント。
昭和20年5月、群馬県の渡良瀬川近くの雲祥寺に集団疎開した東京っ子たち。戦地に向う畑村先生との別れ、寮母の松永さんとの純愛、新米教師栗田の暴力。敗戦へと一気に進む中で、時代の波に翻弄される子どもたちの、明日を信じて生きる一途な姿を描く話題作。
少年時代から晩年まで、さまざまな人にあてた157通の書簡を所収。
中学時代は人生を左右するんや。子供も親も先生も、輝いていきましょうや!嘉門流“オリジナルな青春”のすすめ。
自然や社会の環境が大きく変わり、それにつれ病気や健康に対する考え方も激変している。子ども達はその変化に敏感に反応し、さまざまな新しい疾患や症状に苦しんでいる。家庭では、どう対処すべきか。医者には、どうかかればいいか。乳・幼児期から思春期まで、子ども達の発達を的確にとらえ、現代の親子の疑問に答える。
神戸児童殺傷事件、ナイフによる教師殺人事件など、なぜ、今、思春期の子どもたちに問題行動が多発しているのでしょうか。荒れる、キレる-なぜ、思春期にいろいろな問題が生じるのでしょうか。思春期の問題は、幼児期からの育ち・育てられ方と、環境の思春期独自の自我への反映であるといわれます。そこで、こうした子どもたちの悲劇をなくすには、人間の基礎を培う幼児期の子育てや保育のあり方を問い直し、思春期をたくましく生きる子どもたちを育てていくことが、抜本的な道ではないでしょうか。それには何をすべきか!教育研究者、精神科医、子ども文化研究者、児童文学者ら専門家六氏が、各々の分野から具体的に提言する。
子どもには、その子どもに合った「しつけ」や「教育」があるはず。十把一からでは最低です。教育を投資的に取り扱う風潮を側面から裏面から見てみると。〈しつけ〉と〈教育〉を再び考える。
思春期を迎え、親の言うことをきく「いい子」だったわが子が急に反抗的になると、親はどう接すればいいのか途方にくれることになります。傷害事件として問題が露呈することもあれば、一歩手前のグレーゾーンで悩んでいる子も多いのです。本書は、子どもが発する多種多様で難解なサインを受け止め、それをよりよい親子関係作りのチャンスに変える方法をプロの臨床心理士が教えます。