自然環境を保護・保全することの意義付けは周知徹底されてきたが、そもそもその自然とは何か。最近、「自然への配慮」、「生きものにやさしい…」等々、自然を改変する事業でのうたい文句となっている。しかしその実態は、必ずしもうたい文句通りに至っていないケースも多くあるようだ。その最大の要因は、その自然がどのように形成され、維持されてきたのかをしっかり把握しないで進められていることにある。本書は、その自然への認識と配慮することの意義について実践を通し解説を試みた。
米国IT経済による「9・11」以降の完全回復を力強く宣言し、根拠なき「ITバブル論」の迷妄を暴く。編訳者による解説と主要IT企業15社のケーススタディ付き。
CO2削減、自然エネルギー、ゼロ・エミッション…気になる地球環境問題の基礎知識がマスターできる待望の1冊。
本書は、教育改革の目指す人間像・学校像を展望し、学校教育の根本に立ち返りながら今世紀の学校経営の在り方を問い掛け、具体的な教育活動の工夫・改善などに焦点を当てて編集・刊行したものである。
地方圏におけるベンチャー支援に焦点をおき、現行の支援制度を分析し、問題点および課題を摘出・解明するとともに、今後のあり方や方向性を探る。
規範としての「模倣」、制度としての「開発」、そして実態としての「自己選択と消費」、これらの互いに矛盾するパラダイムの共存が現代の子どもを見えにくくしている。変動の渦中にある現代の子ども像を読み解き、子ども同士、また子どもと大人の関係性を問い直す精細な眼。
どこの学校にもいるセクシュアルマイノリティの子どもたち。当事者の視点から「人権と共生の教育」に新たな一歩を刻む。
グローバル化が進むなか相互に絡み合うエネルギー・食料・環境問題。
不適切な攻撃性は人生のどの段階においても変容可能である。それだからこそ予防的観点から暴力と発達・教育を論ずるのだ。怒りの科学の最先端の研究。
「志望理由書」の上手なまとめ方を、「ULTRA」と呼ぶ手順を示して、わかりやすく解説したのが本書である。「書き込みシート」を添えているので、読み進み、書き進むうちに、志望理由書や自己推薦書が自然と完成する仕組みになっている。この志望理由書のまとめ方は、AO・推薦入試だけでなく、就職の際、エントリーシートなどの書類を書くときにも大いに力を発揮する。また、本書では小論文をまとめるポイントについても明示。小論文の書き方は、大学に入ってからの論文試験やレポート作成に、そのまま応用できる。
「学力低下」や「ゆとり教育」に揺れる日本の教育ー本書は、教育のもつ意味や日本の現状を経済学の基本的なツールを使って分析する。教育問題のこれまで見えなかった面に光を当て、改革の方向を示す基本文献。
本書は、算数教育の改革を実現するために書かれたものである。基礎・基本の確実な定着を図り、子どもの個性・能力・適性を生かした教育への転換を進めるための、発展的な教材の開発方法及びコース別や少人数グループ、TT方式による指導法の工夫などについて、効果的な実践例を基にして具体的に考察した理論書である。
本書実践編は、低・中・高学年の三部構成とし、理論編を受けた実践例を例示したものである。よりよい算数授業を研究実践の参考に供するということで、各学年のTT方式による指導法、コース別の指導法、発展的な教材の開発などの事例を豊富に掲載している。
本書は、4つの編から構成されている。会計史をはじめ、いわゆる財務会計論、管理会計論から会計教育、監査論にわたる広範囲の諸問題がとりあげられている。
ヘルスプロモーション、健康寿命、聞いたことがあるけれど、いまひとつよくわからないキーワードをわかりやすく解説。指導のポイントも示唆した「読む」用語集。
教養教育の現代化、FDと授業改革、大学アイデンティティの確立ー大学史研究と自らの改革体験を踏まえ説き進める、必読の時論集第3弾!サバイバルの危機とユニバーサル化の趨勢を前に、難題解決の途を探る。