『社会保障裁判ー戦後社会保障権運動の発展』(小川政亮編・ミネルヴァ書房・1980年)の続編。裁判の背景・原告の思い・実務家等との協働を重視する「現場主義」に基づき1980年以降の社会保障をめぐる裁判を分析。また、困難を抱えている人々の生活と法制度の実態を解明し、すべての人が人間の尊厳に値する生活ができる社会を創ることを目的とした学問体系である「創造的法学」の視座・手法を裁判研究を通して提示。単なる判例分析に留まらない人権保障のための学問のあり方を、自分たちの裁判活動を含む研究活動を以て示した一冊。
標準的なケアから抜け出し、個々のニーズに応じたケアを即実践!歯科衛生ケアプロセスは歯科衛生士の科学的な問題解決過程であり、患者さん中心の、包括的なケアをめざすためのツールです。歯科衛生ケアプロセスの概念や各ステップをわかりやすく解説。疫学や予防の考え方、保健行動・歯科衛生理論が即活用できます!専門職として、他職種と連携し協働していくために役立つ一冊。
「以心伝心」「言いさし」「察知の芸術」「記号操作」…日本語の姿からみる日本人の思考。
住まい・文化・食・防災・教育・環境。テーマの導入から準備・発表までプレゼンのステップをしっかりフォロー。
からだで聴くことば、ことばを生むからだ、「未来を予見する」言語教育論。
土木技術者が書いた土木技術者のための技術者倫理の本。
なぜ幼少期に積極的に教育すべきなのか?幼少期に適切な働きかけがないと、どうなるのか?早い時期からの教育で、人生がどう変わるのか?子供の人生を豊かにし、効率性と公平性を同時に達成できる教育を、経済学の世界的権威が徹底的に議論する。
ヨーロッパを中心とした世界的な移民排斥運動が活発化する一方、カナダでは国民の20%を超える移民が暮らし、イヌイットなどの先住民も包摂した多文化主義政策が国際的にも高い評価を得ている。それは、ネイティブや移民を問わず高い教育水準を維持し、様々なバックグラウンドを持つ者たちの「共生」をもたらしてきたカナダ独自の多文化教育政策の貢献によるところが大きいことは言うまでもない。こうしたカナダの多文化教育の実態を理論・制度・政策・実践という多角的視座から分析し、その特徴と本質を描き出す本書は、移民に対するあらゆる制度改革に消極的なわが国にも重大な示唆を与える、まさに時宜を得た研究である。
「知的資産」をどのように経営に活かすのか。事例をもとに独自の分析方法、表現方法を紹介。知的資産経営の手法を体系的・論理的に解説。
これからのマネジャーに必要なのは「協働する力」だ。TCS:人間性尊重の職場づくり。TJI:効果的な教え方。TPS:質を高める標準化と改善。必須の「3つの技能」公開。
ビデオの緻密さと専門家的知識の奥行きを組み合わせて現場を解明する社会学の新しい研究方法を提唱。知識提供の学問ではなく、感受性向上のための学問としてのビデオ・エスノグラフィー。その理論と実践、意義や価値を詳解する。