ホラー映画評論家・庄内良輔の周囲で、映画関係者が次々と惨殺されていく!しかも『悪魔のいけにえ』『スキャナーズ』など、彼がベスト10に挙げた映画の殺人シーンと同じ殺され方で。動機は山ほどあってアリバイは無いー。庄内は有力容疑者となってしまうが、謎の殺人鬼は、彼自身の背後にも迫っていた。映画界の裏側をブッタ斬る、伝説の傑作がついに文庫化。
お金持ちのペット・ネズミ、ロディは家に忍び込んできた邪魔者のネズミ、シドを追い払おうと必至になっていた。騒動の末、地下の町“マウス・タウン”へと流されてしまったロディは、ストリート少女ネズミのリタと出会って……。
フィギュア・スケート・ブームのど真ん中にいる浅田姉妹が競技やエキシビジョンで使用している楽曲を集めたもの。クラシックの曲が大半だが、そうでないものも。CDの終わりには彼女たちからのヴォイス・メッセージを収録。ブックレットには衣装写真も。
宮本笑里のセカンド・アルバムは、クラシックの名曲とTV番組のテーマ曲などをバランスよく配した構成だ。しなやかなボウイングと艶やかな美音を武器に、メロウなメロディを伸び伸びと歌い上げてゆく姿には、青空の下で思い切り深呼吸するような爽快感がいっぱい。
クラシックのヒット・コンピレーション・シリーズからの1作。リラックスできる曲をバッハからモーツァルト、さらにロイド=ウェッバーまでずらりと収録。収録アーティストも、EMIが擁する一流演奏家ばかりだ。
映画『クローズ ZERO 2』のオリジナル・サウンドトラック。浅井健一、横道坊主、THE MODS、THE STREET BEATSといった人気アーティスト参加による豪華盤となっている。
ミステリー界を牽引する綾辻行人と、ホラー、SF界の奇才・牧野修。ホラー映画が大好きな二人が、怖がるだけではないホラー映画の愉しみ方、筆舌に尽くしがたい魅力を大いに語ります。アルジェントの新作のニュースに狂喜乱舞し、レザーフェイスに愛おしさを抱き、テキサスの田舎町にどよーんとさせられ、初ゾンビ体験を告白し合い、Jホラーの系譜を振り返り、アジアン・ホラーを観て幽霊文化の違いに思いを馳せ、巨大生物ものにほっこりなごむ。観終わったあとに思わず一人で拍手をしてしまう傑作から、どうしようもないとわかっていてもつい観てしまうB級、確信犯的に手を伸ばすZ級作品まで、貪欲に観て、ほっこりなごみ、数少ない友とその喜びと興奮を分かち合う。これぞ正しきナゴム、ホラーライフ。
殴り合いのシーンに熱が入り過ぎる俳優のスタ。そんな彼に映画出演を持ちかけられたヤクザのガンペ。出会うはずない2人が映画を通して人生を交錯させる。ソ・ジソブ、カン・ジファンのW主演による熱い男たちの物語。
明治14年(1881)5月、廃藩置県まもない沖縄県に、最後の米沢藩主・上杉茂憲が県令として赴任した。雪深い陸奥から日本の最南端へー。県政運営にあたる茂憲が支えとしたのは、米沢藩の礎を築いた直江兼続、中興の祖・上杉鷹山を経て継承された「義と愛」の精神だった。茂憲から時代をさかのぼり、米沢藩上杉家に育まれた改革者の魂の系譜を明らかにした異色の歴史小説。
一世を風靡した名曲が高音質で味わえる“おとなBEST”シリーズ。ポピュラー・ピアニスト、リチャード・クレイダーマンのベスト。代表曲「渚のアデリーヌ」のようなロマンティックな作品から「恋はピンポン」のようなコミカルなサウンドまでを収録。
「願えばすべて現実となる」という不思議な赤い玉を手にした少年。彼が夢見たのはテレビのなかのヒーロー=ウルトラマンガイアに会うことだった……。劇場版と同時上映の『M78劇場』も併録。