2004年に放送25周年を迎える名作アニメ『未来少年コナン』の完全BGM集。現存するオープニング、エンディング、挿入BGMなどすべてを収録。往年のファンや宮崎駿ファンも要チェック。
映画『キル・ビル』のサントラに起用され、再評価された梶芽衣子。その挿入歌「修羅の花」「怨み節」を収録した全曲集。全曲集がリリースされるのは約20年ぶり。
本年度ベスト・アルバムの最右翼。強く美しい透き通ったメロディと、完璧な危うさを真っ正面から叩きつけるバンドのグルーヴが素晴らしい。亀田誠治も名アシスト。随所に挿入されるオルガンのソロだけで一晩飲み明かせる、そんな名盤。ぜんぶ、名曲。★
最新のクオリティでPS2ソフトに甦った、名作RPG「ロマンシング サガ」。復活した三邪神に宝石の力で立ち向かう英雄たちの物語を、シリーズお馴染みの伊藤賢治がミュージック・コンポーザーとして演出。山崎まさよしが歌う主題歌のゲーム・サイズも収録。
74年10月に発表されたユーミンのセカンド・アルバム。「海を見ていた午後」や「12月の雨」といった初期のユーミンの代表曲が聞ける。バック・コーラスに山下達郎や大貫妙子、吉田美奈子らが参加している豪華盤です。
東芝EMIとSMEの合同企画によるベスト盤。80年に亡くなってからも多くのファンの心に生き続ける越路吹雪の名唱集。シャンソンの有名曲を、岩谷時子の叙情あふれる日本語詞で聴かせる。
雅楽師・東儀秀樹の初のベスト盤は、ヒット曲(1)など新録4曲を含む全14曲。一般的な音楽ファンにはほとんど縁のなかった雅楽をいつでも聴ける存在にした功績は大きい。古典楽器を無理に今風に合わせるのではなく、自然な音色で演奏できる楽曲の選び方にも注目したい。
同じ「君が代」でも、陸上自衛隊用と海上自衛隊用、2つのパターンがあったとは。このCDの解説を読むまで知らなかった。ナチス・ドイツ台頭の結果、日本のラッパ産業が成長したなど、信号ラッパの歴史にもいろいろある。音楽として楽しむのはキツいが。
当時は“都立家政のピンク・フロイド”と異名をとった四人囃子の79年度作品。80年直前ということもあり過渡期的なアルバム。スカッと抜けた明るいプログレというキャラクターは得難いものがあったんですが。高中正義に肉迫するかのような(6)はいい曲です。
マッキーの国内アーティスト・カヴァー・アルバム。選曲に関しては、彼自身が実際に影響を受けてきたと思われるものになっている。彼のファンである若い世代に対し、日本のポップ・ヒストリーに目を向けてもらいたいという意図は伝わってくる仕上がりだ。
2006年1月にデビュー30周年を迎える松山千春。本盤は、ポニーキャニオン在籍時の全シングル楽曲に、NEWS時代の大ヒット「長い夜」「人生(たび)の空から」の2曲を加えた究極のベスト・コレクション。
“Missing Piecesシリーズ”第二弾としてリリースされるこのアルバムは、日本を代表するキーボーディスト、難波弘之による“Air”移籍第1作目となる記念すべき作品。
ヨーロッパのケルト音楽をぎっしり詰め込んだオムニバス。アイルランドの代表曲「ダニー・ボーイ」「庭の千草」ほか、4度のグラミーを受賞した大御所チーフタンズの楽曲も収録。
2004年夏、故郷・鹿児島は桜島での、朝までライヴ4枚組。オープニングからエンジン全開で最後まで突っ走る。相当なアクの強さだが、これほど支持されるのは、捨てきれない青臭さが、純粋さにつながっているからだろう。キヨハラ系ですな、この人は。
『となりのトトロ』『魔女の宅急便』などのキャラクターデザインを手がけた近藤勝也を始め、アニメ界の著名スタッフが集結し製作した、17世紀の架空の王朝を舞台にしたファンタジー・アニメ。
本人の選曲による『夢の樹』から『Liberte』までの3枚から収録された初のベスト盤。“ドライブしながら聴いてもらいたい”との本人のコメント通りのテイストで、曲順にも工夫が。