インディ時代はバンド名どおりブルーハーツの影響を感じさせたが、このメジャー第1弾アルバムはメロディ表現の中にしっかりと個を宿らせている。まっすぐに思いを伝えようとする気持ちは、リリシズムに誠実という名のエネルギーを与えている。★
エース杉浦、四番サード長嶋-六大学野球が一番熱かったあの頃。野球を愛した男たちの友情物語。
ジャケット写真が、このアルバムのすべてを物語っている。こんな隠れ家(バー)で飲む酒の肴は、今は亡き河島英五や松田優作、不良の泉谷しげる、シーナ&ロケッツ、世良公則&ツイスト、柳ジョージ、忌野清志郎の骨太ロックが良く似合う。★
11枚目。グラム・ロック風や太くうねるファンクなど派手でギラギラした音が、田島貴男のハードボイルドで男気にあふれたヴォーカルとどんぴしゃに合致。そこに小林旭的なキザな昭和歌謡のエッセンスも加わって、ダイナミックな突き抜け具合が痛快な作品だ。
少年時代の犬との交流を綴った世界的ベストセラー『マイ・ドッグ・スキップ』の著者による「猫なんて!」の人生から「猫のいない生活なんて!」の“転向”エッセイ。
お待たせしました!雑誌ヴィシャスに連載されたラクリマ・クリスティーKOJIの伝説のコラムが、書き下ろし原稿、対談、撮り下ろし写真を加え、完全版として遂に単行本化。