二十四節気とは、一太陽年を24等分したものです。江戸時代には、旧暦とともに、暮らしのなかで用いられていました。その分点にあたる「立春」「夏至」「秋分」「冬至」などの言葉は、現在も使われています。江戸時代の人たちは、この二十四節気の、季節の移り変わりとともに、どんな暮し方をしていたのでしょうか。ブランド野菜を珍重、初鰹に30万円! 宝くじで一攫千金の夢、徹夜も厭わず芝居見物……。本書では、そんな江戸人の一年を通してのリアルな生活ぶりを、たくさんの絵図とわかりやすい解説で、再現しています。さあ、大江戸、八百八町へ、タイムスリップ!
日本人はいま、国際社会の一員として、あらゆる面でグローバルな視点がもとめられる。外国人に対して、日本の歴史や文化を紹介する機会も増えてきた。この本では、中学生以上を対象に、「大雑把でもいいから、日本史の全体像を、もういちど知っておきたい」という求めに応じて書き上げられた。日本がどういう国なのかを、物語のようなやさしい言葉でわかりやすく解説する。言語、生活、習俗、歴史、文化などを幅広い視点から眺めるとともに、現代日本が抱える時事的な問題にもアプローチしている。これだけの知識があれば、日本史の概略は理解できたと言える一冊。
正月、節供、七夕、盆…民間伝承を通して人間の営みを探る。
日曜日、記念日、なまはげ。オリンピック、アートイベント。すべて作られた「時間のデザイン」。
本書はクラシック音楽の中での「現代音楽」についての概観的考察を試みようとするものである。
はじめてでも、一本指からでも、「弾いてみたい!」を叶えるピアノ連弾楽譜集が登場!
入門者から経験者、お子さまからシニアまで!
おなじみのメロディを一本指や片手で弾いて、贅沢な響きの伴奏と一緒に演奏を楽しめるピアノ連弾(3手)楽譜集です。
はじめてピアノを弾く方にお役立ちの内容で、「だれでもピアノ」(※)の情報もたっぷり掲載しています。
※東京藝術大学COI拠点とヤマハ株式会社の研究から生まれた自動伴奏追従機能付きピアノ
【Iパート(メロディ・パート)】 入門レベル
一本指や片手で演奏します。ドレミふりがなと指番号が付いています。
【IIパート(ハーモニー・パート)】 ピアノ経験者/中上級レベル
メロディに寄り添う美しいハーモニーの伴奏を両手で演奏します。オプション・パート付きの曲は、ハーモニー・パートの方もしくはもうひとり加えて3人連弾にすると「だれでもピアノ」のアレンジを忠実に再現できます。
レベルや人数に合わせてお楽しみいただけます。
ひとりで演奏♪
ハーモニー・パートの音源を再生しながら合わせて弾くと、ひとりでもアンサンブルが楽しめます
ふたりで連弾♪♪
相手と呼吸をあわせて、聴きあい、支えあいながら演奏してみましょう。
3人で連弾♪♪♪
演奏をさらに贅沢な響きにできるオプション・パートが付いています。
●目次●
はじめに
鍵盤図と五線・音の高さ
ピアノを弾く前に(姿勢、手のかたち、指番号、楽譜の読み方)
楽譜の読み方
この楽譜の使い方
・曲の説明 ・指の準備運動 ・弾きはじめの位置 ・メロディを弾いてみよう ・連弾してみよう
「だれでもピアノ」〜あなたの夢をかなえるユニバーサルな楽器
・「だれでもピアノ」とは
・開発のきっかけ
・「だれでもピアノ」全国展開
・ワークショップなどの実績
本書が生まれたきっかけ 〜「だれでもピアノ」を知ろう!〜
・障がい者×東京藝大×ヤマハ 三者連携による発展
・「だれでもピアノ」の活用
・リモート演奏実験
・STI for SDGsアワード「文部科学大臣賞」を受賞/SDGsと「だれでもピアノ」
・「だれでもピアノ」がわかる本
■収載曲 [全11曲を収載]
[1] きらきら星
編成: 連弾
グレード: 入門×中上級
[2] ふるさと
編成: 連弾
グレード: 入門×中上級
[3] 荒城の月
編成: 連弾
グレード: 入門×中上級
[4] 大きな古時計
編成: 連弾
グレード: 入門×中上級
[5] 行進曲「威風堂々」
編成: 連弾
グレード: 入門×中上級
[6] エリーゼのために
編成: 連弾
グレード: 入門×中上級
[7] ジムノペディ 第1番
編成: 連弾
グレード: 入門×中上級
[8] ノクターン 第2番
編成: 連弾
グレード: 入門×中上級
[9] アメイジング・グレイス
編成: 連弾
グレード: 入門×中上級
[10] アヴェ・マリア
編成: 連弾
グレード: 入門×中上級
[11] よろこびの歌
編成: 連弾
グレード: 入門×中上級
伝統音楽とは、その国の歴史や文化、風土のなかではぐくまれてきた音楽のことです。日本の伝統音楽は、いちばん古いもので、1300年も前から受けつがれているといいます。そんなに長いあいだ、失われることなく伝えられてきたというのは、世界でもめずらしいといわれています。また、日本の伝統音楽のなかには、能や歌舞伎といった、演劇的な舞台の伴奏音楽として、大きく発展したものもあります。それらは日本を代表する伝統芸能として、世界から注目されています。
この「知りたい! 日本の伝統音楽」シリーズは、日本の伝統音楽をさまざまな面から取りあげていきます。この本を読んで、みなさんが日本の伝統音楽を身近なものとし、伝統音楽について興味をもち、どんどん調べていってくれることを願っています。
本シリーズ第2巻の本書では、日本の伝統音楽に使われている楽器についてくわしく見ていきます。大むかしから日本にあった楽器をはじめ、中国大陸をへて伝えられ、長い歴史のなかで変化したり枝分かれしたりして生みだされた楽器などを、伝統音楽のジャンル別に分けて、写真とともに紹介します。
日本の楽器は、種類がいろいろ
大むかしからある日本の楽器
「雅楽」で使われる楽器
[もっと知りたい!]龍の姿にたとえられる箏(こと)
「能」の舞台にかかせない楽器
歌舞伎の舞台をもりあげる楽器
[もっと知りたい!]三味線のひみつ
「琵琶」とよばれる楽器のおもしろさ
一尺八寸だから「尺八」
祭り囃子や盆おどりにかかせないのが太鼓
沖縄・奄美地方で使われる楽器
[もっと知りたい!]唱歌をうたってみよう
さくいん
今、人はどのような場所を求めているのだろう。18,000枚の写真から導き出された、150の気づき。
伝統音楽とは、その国の歴史や文化、風土のなかではぐくまれてきた音楽のことです。日本の伝統音楽は、いちばん古いもので、1300年も前から受けつがれているといいます。そんなに長いあいだ、失われることなく伝えられてきたというのは、世界でもめずらしいといわれています。また、日本の伝統音楽のなかには、能や歌舞伎といった、演劇的な舞台の伴奏音楽として、大きく発展したものもあります。それらは日本を代表する伝統芸能として、世界から注目されています。
この「知りたい! 日本の伝統音楽」シリーズは、日本の伝統音楽をさまざまな面から取りあげていきます。
この本を読んで、みなさんが日本の伝統音楽を身近なものとし、伝統音楽について興味をもち、どんどん調べていってくれることを願っています。
現代の日本では、いながらにして世界じゅうの音楽をきくことができるようになりました。日本の伝統音楽も、海外とのさまざまな交流のなかで独自の音楽がかたちづくられ、受けつがれてきました。第3巻では明治時代以降、西洋音楽到来のなかで、古典をたいせつにしながら独自の試みをおこなう伝統音楽の伝承者たちに注目。その活動を紹介します。
歴史に見る日本の音楽のなりたち
明治時代の小学校の音楽と唱歌
なじみのある音階「ヨナぬき」とは?
[もっと知りたい!]現代にも見られる「ヨナぬき」音階
新たな方向をめざす日本の音楽家たち
[もっと知りたい!]子どもが楽しむための日本の音楽
西洋オーケストラと日本の楽器との新たな出会い
ジャンルにとらわれない伝統音楽の試み
津軽地方から発展した津軽三味線
オーケストラ形式の組太鼓
[もっと知りたい!]和楽器マンガの登場
伝統にこだわり、伝統をこえる
これからの伝統音楽は?
[もっと知りたい!]伝統音楽のさまざまな展開
さくいん
プロのオリジナル技法による“小物”作りを紹介。
帯留、オブジェ、ほか