日本人の糖尿病患者さんの約9割を占める2型糖尿病ですが、共通点として挙げられるのが脂肪肝や脂肪膵。その原因の一つとなるのが、本来脂肪がつかない肝臓や膵臓などにつく異所性脂肪といわれる「第三の脂肪」なのです。さらに、日本人は肥満でなくても「第三の脂肪」がつきやすいという特性も…。糖尿病対策には、高血糖を防ぐことも大切ですが、本書では、「第三の脂肪」を撃退して糖尿病を不治の病にしない方法を教えています。
「大聖女フーリアを国外追放とする」高らかに宣言されたのは、第一王子クロードが一命を取り留めた後のこと。瀕死の王子を助けるべくフーリアがとった行動は、王子を薬釜に入れて煮込むという方法だったのだ。平民出身のフーリアを大聖女の席から引きずり下ろす機会をうかがっていた貴族たちは、この機会を見逃すはずがない。フーリアは異議を唱えずに国外追放を受け入れ、養父母の墓参りのために遠い国を目指すことにしたのだがー。追放された大聖女がもふもふと旅するハッピーエンドファンタジー、開幕!
「魔女というだけで犯人などと、なんの根拠にもなっていない」王都外れの森にひっそりと暮らす人見知り魔女のセシリーは、窮地を救ってくれたクールな騎士団長ジークに一目惚れした。昔から恋に恋する彼女は運命の人とついに出会えた、と胸を躍らせるが、思わぬ事故からセシリーお手製の惚れ薬を彼に飲ませてしまって…。「俺と付き合ってくれ、かわいいセシリー」「つ、つつ、付き合います」偽りの恋人関係成立…!?果たして偽りから始まった溺愛の行方はー?ピュアすぎる二人が送る、甘々ハートフルコメディ!
痩せる腸活レシピ。
痩せたいならまず“腸”を整える!
目標は、溜めないカラダ。
乾物&戻し汁を余すことなく。
食物繊維を効果的に、美味しく摂取。
混ぜて、食べて、効果を発揮!
誰でもできる、ぬか漬け事始め。
腸にうれしい素材をプラスして。
毎日健やか、腸活&温活スープ。
料理家・野口真紀さんが痩せた! 玄米、発酵食品、水分、食物繊維。
腸を意識して、無理なくダイエット。
作り置きさえあれば展開も自在、
腸が喜ぶ薬膳おかずのアレンジ術。
プロの料理家もこれで痩せた、
最強食材、オートミールの食べ方。
自律神経を整える、
朝と夜のカンタン腸活ヨガ。
鍵は食物繊維の摂り方にあり!
腸内環境を整える食事とは?
おいしく、楽しく、便利に進化。
腸を元気にする、最新トピックス。
発酵食で腸からすっきり!
白崎茶会の「腸活おやつ」。
第2特集 憧れの先輩。
いつも現在進行形で輝き続ける、あの人に今、聞いてみたいこと。
島田順子さん
小林まさるさん
大久保信子さん
みてわかる!コミュニケーション。みてできる!セルフケア理論を活用した看護過程の展開。わかってできる!演習と課題。
臍帯血移植20日後の造血幹細胞移植レシピエントが発熱して突然痙攣。あなたならどう診る?「造血幹細胞移植後の患者さんの感染症診療」に自信がつく、珠玉の23レクチャー。
厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」最新版対応。
実習前から新人として臨床に出るまでにあなたに知ってほしいこと。
薬学の知識を対人業務に活かせ!薬剤師必見!臨床現場のバイブル!!
ロザリーンの子供たちは、“緑の小径”近くのこの家から巣立っていった。司祭になると言って家を飛び出した長男ダンは、ニューヨークのアート界周辺を漂浪して久しい。次男エメットは、アフリカ各地で途上国支援に身を捧げている。一番上の長女コンスタンスは、夫と子供たちとの平凡だが穏やかな毎日を送っている。末っ子のハンナは、女優になったものの、いまは赤ん坊を抱えて休業中。そんななか、夫亡き後独りで暮らす母ロザリーンから4人にクリスマスカードが届く。我が家を売ることにしたという一文に驚き、これまで帰郷を避けてきた子供たちがクリスマスに久しぶりに勢ぞろいする。だがぎこちない距離感とそれぞれのわだかまりからたびたび小さな諍いに。たまらずロザリーンは車で出かけてしまうが…。自分の居場所はどこなのか。現代アイルランド文学の第一人者が精巧な筆致でリアルに描き出す、潮の満ち引きのように離れても引き戻す強い家族の愛と変化の物語。2016年度アイルランド文学賞受賞作。
・世界的にも例を見ない急速な高齢化により、わが国において心不全をはじめとする循環器病の患者が急増している。
・そこで国は2018年に「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法」を成立させ、2020年には循環器病対策推進基本計画を策定した。
・基本計画における3つの全体目標のひとつが研究の推進であり、本特集では、今後推進すべきと考える循環器研究を取り上げた。
■ 循環器病学の未来 -基本計画から考える循環器病学のグランドデザイン
・はじめにーー循環器病学が向かうべき方向とは?
●循環器病におけるゲノム・オミックス研究の将来展望
・循環器病におけるゲノム研究は何を目指すのか?
〔key word〕ゲノム研究、遺伝リスク、遺伝子診断、機能ゲノム学、オミックス研究
・肥大型心筋症のゲノム解析結果をどう活かすか
〔key word〕肥大型心筋症(HCM)、遺伝学的検査、家族内スクリーニング、精密医療
・拡張型心筋症の遺伝子バリアントは心不全の発症に関与するか?
〔key word〕拡張型心筋症(DCM)、病原性バリアント、effect size
・ブルガダ症候群の突然死リスクを遺伝学的にどう評価するか
〔key word〕ブルガダ症候群(BrS)、SCN5A、臨床的意義が不明なバリアント(VUS)、パッチクランプ、エクソーム
・周産期心筋症に遺伝子変異は関与するのか
〔key word〕周産期心筋症、拡張型心筋症、妊娠
・胸部大動脈瘤・解離の遺伝子解析とゲノム医療
〔key word〕遺伝子パネル検査、コピー数多型(CNV)、マルファン症候群(MFS)、ロイス・ディーツ症候群(LDS)、非症候群性大動脈瘤・解離症
・脂質異常症ゲノム解析は何をもたらすか?
〔key word〕家族性高コレステロール血症(FH)、家族性高コレステロール血症診療ガイドライン、LDL(low density lipoprotein)、遺伝学的検査
・東アジア最大の循環器病リスク遺伝子RNF213213多型
〔key word〕RNF213遺伝子、もやもや病、頭蓋内動脈狭窄、多血管病、RNF213関連血管症
・遺伝的リスクを“見える化”するポリジェニックリスクスコア(PRS)とは何か
〔key word〕遺伝的リスク、ポリジェニックリスクスコア(PRS)、精密医療、冠動脈疾患、心房細動
●慢性炎症・多臓器連関・メカニカルストレスから捉える循環器疾患
・腸内細菌は循環器疾患の原因か
〔key word〕腸内細菌、冠動脈疾患、心不全、トリメチルアミンNオキシド(TMAO)
・肺動脈性肺高血圧症における慢性炎症の起源はどこか
〔key word〕肺動脈性肺高血圧症(PAH)、炎症、インターロイキン6(IL-6)、レグネース1、芳香族炭化水素受容体(AHR)
・心肝連関
〔key word〕うっ血肝、虚血肝、肝硬変性心筋症、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)
・自律神経ネットワークの異常が心血管制御を破綻させる
〔key word〕交感神経、迷走神経、臓器間ネットワーク
・心腎連関の実体は何か?
〔key word〕心腎症候群(CRS)、急性心不全、慢性心不全、急性腎障害(AKI)、慢性腎臓病(CKD)
・大動脈解離における血管周囲脂肪の意外な役割とは
〔key word〕急性大動脈解離(AAD)、血管周囲脂肪組織(PVAT)、炎症、CT画像診断
・循環器医にとってのクローン性造血(CHIP)
〔key word〕クローン性造血、CHIP(clonal hematopoiesis of indeterminate potential)、体細胞変異、心不全、マクロファージ
・メカノトランスダクションによる心臓血管発生制御
〔key word〕Shear stress、メカノトランスダクション(MT)、内皮細胞、弁形成、心筋細胞
・心不全発症におけるTGF-βシグナルを介した心臓線維芽細胞ー心筋細胞相互作用
〔key word〕心不全、シングルセル解析、心臓線維芽細胞、Htra3(high temperature requirement A serine peptidase 3)、TGF-β(transforming growth factor-β)シグナル、IGFBP7(insulin-like growth factor-binding protein 7)
・心不全特異的線維芽細胞が心不全発症に関与する
〔key word〕心臓線維芽細胞、心不全、単一細胞解析
●AI・数理モデルによる循環器疾患診療・研究の変貌
・AIを循環器疾患の診断にどう活かすか?
〔key word〕人工知能(AI)、心エコー図法、画像診断
・自然言語処理の循環器診療への応用の課題と展望
〔key word〕自然言語処理(NLP)、人工知能(AI)、テキストマイニング、臨床意思決定支援
・循環器病学におけるマルチモーダルAIの可能性
〔key word〕Transformer、AI(人工知能)、マルチモーダル、Gato
・AIによって発作性心房細動はみつかるか?
〔key word〕心房細動(AF)、人工知能(AI)、心房リモデリング、AI-ECG
・AIによって心電図から心不全を診断できるのか
〔key word〕心不全、人工知能(AI)、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)
・IoTを用いた在宅循環器診療の未来
〔key word〕心不全、遠隔医療、テレナーシング、機械学習
・デジタルツイン・デジタルバイオマーカーをいかに活用するか?
・人工知能の循環器基礎研究への応用と展望
・心臓シミュレーションをどう臨床に活かすか
●大きく変貌する循環器疾患の診療と研究
・臨床ビッグデータをどう循環器予防に活かすか?
〔key word〕心血管疾患、予防循環器学、リアルワールドデータ、腫瘍循環器学、若年成人(young adult)
・ナッジ理論を用いた循環器疾患予防とは?
〔key word〕ナッジ、循環器疾患予防、行動経済学
・モバイルヘルスによるデジタル循環器学の現在地と未来
〔key word〕スマートフォン、ウェアラブルデバイス、デジタルヘルス、デジタル医療、デジタル療法(DTx)
・ビッグテックは循環器診療をどう変えるか?
〔key word〕ビッグテック、HealthTech(ヘルステック)、ヘルスケア
・メタバースとExtended reality(仮想現実・拡張現実・複合現実)か゛もたらす“医療3.0”
〔key word〕Extended reality(XR)、メタバース、デジタルトランスフォーメーション(Dx)
・オンライン管理型心臓リハビリテーションの将来展望
〔key word〕心臓リハビリテーション、オンライン、遠隔医療
・ニューロモデュレーションデバイスを活用した心不全医療の未来
〔key word〕ニューロモデュレーション、自律神経機能、心不全、医療機器開発、循環動態
・循環器病の予防・治療ワクチンの開発
〔key word〕ワクチン、抗体誘導、免疫、免疫寛容、アジュバント
・新たな心筋再生技術ーーダイレクトリプログラミング
〔key word〕ダイレクトリプログラミング、誘導心筋細胞(iCMs)、心筋再生、線維芽細胞
・循環器病領域における疾患iPS細胞の臨床応用のこれまでとこれから
〔key word〕疾患特異的iPS細胞、iPS細胞由来心筋細胞、成熟化、組織工学、創薬スクリーニング
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。