きれいな砂の干潟、ずぶずぶ沈む泥の干潟。かわいいカニのダンス、たくさんの貝、エサをついばむ鳥たち、見たことないような不思議な生き物、干潟にはいろいろな魅力が詰まっています。干潟はどのようにできるのか、干潟にはどんな生き物が暮らしているのか、干潟の楽しみ方、そして日本の干潟の現状は?あなたもきっと干潟の魅力にハマってしまうに違いありません。
第1の主題は有限粒子数の量子力学の数学的基礎。ヒルベルト空間と演算子の理論として論じたのは、フォン・ノイマンの『量子力学の数学的基礎』だが、それは枠組みを示したのみで、きちんと証明し内容を作り上げたのは加藤敏夫である。彼の『量子力学の数学理論』をもとにその理論をわかりやすく述べる。量子力学を一通り学んだものにとっても、演算子のエルミートと自己共役の違い、境界条件の重要な役割、固有関数が存在しない場合など、目が覚めるような内容だ。電子が原子系から無限遠に逃げ去るのに十分な運動エネルギーを持っているのに、束縛状態と考えられる場合があることなどの面白い例もある。これらの内容を物理向けに書かれた本は、長い間、江沢さんの岩波講座(現在は『量子力学2』)だけといってもよい状況だった。
第2の主題は無限自由度の量子力学。その前に電子の数が非常に多い場合のトーマスーフェルミの模型も扱われる。無限自由度の量子論はまた、場の量子論でもある。場の量子論の必要なことは、素粒子の発生・消滅で自由度がいくらでも涌いてくる現象があり、また相対論から、空間の同じ時刻・同じ場所で相互作用する近接作用だけが要請されるから。自由度が有限の場合と無限の場合の量子力学の、本質的な違いとその困難が検討される。これを解決しようとする研究は対称性の破れの理解をもたらしたが、問題は根本的には解決されていない。他にもまだまだ面白い問題がある。
場には、自己エネルギーの発散の問題がある。その困難はくりこみ理論によって一応の解決を見る。「20.非相対論的くりこみ理論」は推理小説もかくやの、ドラマチックな展開。「シェルター島会議」は物理学上の重大事件である。
最後の「24.有限温度の場の理論」は、江沢さんが、松原武生のアイデアを発展させ、場の量子論の手法を統計物理学に応用できることを示した重要な貢献。この場合の自由度無限は密度一定の粒子が無限と見なせる拡がりを持っている場合ということ。この方法は後に世界中に広まって使われた。
物理と数学をめぐって、未だ解決されない問題までを含む本巻で、大いに知的興奮を味わっていただければと願う。巻末エッセイは中村徹さん。
誤った先入観を基盤とする現代文明を救う真空エネルギー技術による社会基盤の変革。
尾崎安央先生・川島いづみ先生の古稀をお祝いして編まれた記念論文集
長年にわたり商事法学の発展に尽力されてこられた尾崎安央先生、川島いづみ先生と関係の深い執筆者による26編の論考を収録。社会情勢の変化に伴い、激しい変革の途上にある商事法分野において、これからの研究・実務における指針となる一冊。
合同会社の内部紛争とその解決策ーー社員の除名の訴え等の訴訟制度の検討を中心に 受川 環大
2025年保険業法改正の読み方ーー2つの「体制整備」 大塚 英明
退職慰労金の不支給と取締役の損害賠償責任 尾形 祥
サステナビリティ情報開示の軌跡とリスク・ガバナンス 柿崎 環
取締役権利義務者の報酬 笠原 武朗
定款自治の活用に向けた課題ーー役員を選任または解任する株主総会決議を題材として 加藤 貴仁
相場操縦規制における安定操作取引 川口 恭弘
米国クラリティ法案の概要 河村 賢治
株主総会決議による取締役の解任をめぐる諸問題 北村 雅史
閉鎖会社における株式譲渡制限契約の効力の再検討ーー従業員が契約当事者である場合の譲渡価格条項を中心に 久保田 安彦
株式のクロス取引と短期売買利益の提供制度 黒沼 悦郎
オーストラリア会社法における影の取締役の意義とその認定要件 黒野 葉子
「のれんの非償却」論と法制度 小出 篤
割引審査中寄託手形の権利の帰属と商人間留置権 柴崎 暁
株式会社の定款の定めによる株式の譲渡制限 鳥山 恭一
Dual Class Share Structure 利用会社の株式上場の許容と多数出資少数派株主の保護 中村 信男
船舶所有者の使用者責任についてーー商法690条の趣旨と「船員」の範囲の再検討 箱井 崇史
会社の内部的規律の場面における定款の目的の機能についてーー会社による寄附の問題を手掛かりとして 林 孝宗
株主総会決議の成立・成立時期の判断基準と決議要件を欠く株主総会決議の瑕疵 福島 洋尚
競合する買収提案の機会を確保する対抗措置の許容性 藤田 友敬
イギリスにおけるエンジェル投資に関する投資勧誘規制の展開 松尾 健一
企業会計法が想定する利用者像 弥永 真生
業務執行事項に関する株主提案の制限ーードイツ法における株主提案権と業務執行に係る取締役の自律性 山下 徹哉
証券取引と商品先物取引の「インサイダー」取引規制ーー日本とEUの比較法的検討 山本 真知子
監査人に対する不実表示ーー1980年代のSEC Rule 13b2-2違反に関する事例分析 若林 泰伸
証券市場における虚偽記載等と責任制度のあり方に関する序論的考察 和田 宗久
尾崎安央先生略歴・主要著作論文目録
川島いづみ先生略歴・主要著作論文目録
あとがき
手軽に確かめられるような実験を通して,科学的に考え行動するとはどういうことかを体験的に実感できる,科学的思考の入門書。著者を代表するロングセラーの新版が登場!
字を大きく,読みやすくした他,全ての漢字にルビを振るなど,小学生からでも楽しく読めるよう工夫をこらしました。
科学好きの人はもちろん,科学嫌いの人にも必読の1冊!
科学的とはどういうことか もくじ
はじめに
第1部 予想をたのしみ、やってみる話
卵を立ててみませんか 「コロンブスの卵」のその後
砂糖水でも卵は浮くか 一を聞いて十を知ることのむずかしさ
水の沸騰点は97℃?! 科学と実験の誤差のはなし
タンポポのたねをまいてみませんか 人間の管理下にない自然の姿
鉄1キロとわた1キロとではどちらが重い 自分でやってみないと信じられない不思議な実験
月はお盆のようなものか、まりのようなものか 遠い地球から眺めて手玉に取る
虫めがねで月の光を集める レンズで遊びましょう
シロウトと専門家のあいだ 科学を学ぶたのしさ、むずかしさ
第2部 うそとほんと、ほんととうその話
スプーン曲げ事件の反省 マスコミ操作に踊らされないための科学
意図的なインチキとは限らない 「科学者」でも忘れている科学の原則
コックリさんはなぜ動く 自己催眠のおそろしさ
だまされない方法はあるか 4月1日は「うそ・デマ予防の日」
ウソから大発見も生まれる 「うそを書け」という作文の授業もあっていいのでは
宇宙はタカミムスビの神がつくった?! 「建国記念日」特別講義
「超能力で当たった」という話 追試が出来なければ科学にはならない
おわりに
「曹操と孫権に対抗するなら、入蜀(四川入り)して成都を拠点にするのがよい」。天才軍師諸葛孔明は劉備玄徳にそう説き、成都には『三国志』ゆかりの武侯祠や恵陵が残ります。また清末、成都で生まれた麻婆豆腐店はじめ、街中には老舗小吃店がいくつも見られ、「美食の都」の顔でも知られます。パンダ研究基地、杜甫草堂、青羊宮、成都郊外に残る世界遺産の青城山と都江堰など、成都の魅力を案内します。かんたんな図版、地図計16点収録(四川省003〜005と一部内容と地図が重複します)。
【おまけ】まちごとチャイナ『四川省002はじめての成都』とスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「成都地下鉄路線図」、「成都空港案内」の無料ダウンロードリンクつき。
【印刷版限定】印刷版は「旅行ガイド」と「ノート」の要素をくみあわせたノートブック版。ネットで調べた情報を書き込める白地図集つき。
AIの影響により、手を抜いて相手よりも良いところへ先回りすることが重要視されている現代の囲碁に於いては、捨て石の活用は必須のことである。ただ捨て石の解説書は少なく、それも捨て石のテクニックといった内容のものが多い。しかし本書は、捨て石の考え方についての解説書であり、限られた局面に限らず、様々な場面で応用できる考え方が身に付くように構成した。上級者や高段者がより強くなるためには必読の書である。
明治以前主流だった白喪服が、今日の黒喪服に変わったのは何故か?
現在に見る西洋流黒喪服や鯨幕の登場には明治天皇が密接に関係していたのである。本書は古代から明治に至る喪服の流れにも言及しており、時代順には書かれていないものの、日本喪服通史にもなっている。また、ちょっとした喪幕(鯨幕・黒幕・黒白段段幕)史となっている。 (「はじめに」より)
* 本書は2008年10月10日発行『明治新政府の喪服改革』の改題・新装版です。
第1章 明治以前の喪服は白喪服が主流
江戸後期の代表的喪服は白裃と白無垢
第2章 明治五年、文官の大礼服と万人の燕尾服を制定
白喪服が黒喪服に替わる発端となる
第3章 明治十一年の故大久保利通葬儀は国葬並に盛大
会葬者は大礼服に黒ネクタイと黒手袋
第4章 明治十六年から二十九年までに五回の国葬
上流階級のみが関わり、政府は喪服を模索
第5章 明治三十年の英照皇太后大喪は全国民が喪に服す
政府指示の各種喪服は以降の標準に
第6章 英照皇太后大喪での天皇の喪服は黒喪服
律令時代以来の大喪で着用してきたもの
第7章 喪主の喪服は国葬と英照皇太后大喪で共通
昔の大喪で臣下に着用させたもの
第8章 英照皇太后大喪では随所に喪のシンボル色・黒
皇室系のものと西洋系のもの
第9章 英照皇太后大喪で登場した黒白縞の幕二種
この黒は後で喪の意味を持つようになる
プラハのとある教会では、守護天使たちが集い、自らが見守っている人間たちの話を繰り広げている。ハンググライダーに熱意を注ぐアレックスの天使は過労気味で、ワイン作りにすべてをかけるチェニェクの天使は圧搾機でつぶされてしまう…。かつて美男子であったという天使は美しいアニンカに恋してしまい、サッカー選手アントン・オンドルシュの天使は一緒にゴールを決めた!あるじを裏切ってしまった天使や、ヴァスコ・ダ・ガマを見守りインド航路を発見した天使など、国を超え時も越えた天使たちのおしゃべりは、ワイン片手に夜な夜な続く。