豪華列車「ななつ星」に病気の母親を乗せるため、賀谷大三郎は悪知恵を働かせてツアーに潜り込んだ。ところが乗車直後、大三郎のもとに一通の脅迫状が届く。今回の悪事を見逃してやる代わりに、ある乗客の手帳を盗み出せというのだが…。さらに、乗車していた次期駐日アメリカ大使の女性が行方不明に。続発する事件の黒幕を追い、十津川警部が九州を走る!
★IP(インタープロフェッショナル)をどう教えるか?★
「第2巻」は、主に保健・医療・福祉専門職を養成する【学校の教員のためのIPE入門書】です。
最初に保健・医療・福祉領域の教育機関の仕組み、教員の主な業務、カリキュラムやシラバスとは何かといった基本的な知識を説明しているので、まだ教員としての経験が浅い方にもとてもわかりやすい内容になっています。
そうした基本的な知識を身につけたうえでそれぞれの学校でIPEを推進し、学生へ連携を教授する方法を詳しく解説しています。
実際に著者が所属していた大学でIPEを実践した経験に基づく事例や方法を数多く紹介しているので、IPEの実践を目指す教員の方は、今後自身でIPEの授業やプログラムを編み出していくための参考にすることが可能です。また、各地でIPEを実践している教員の実践報告や、実際にIPEを受けた学生の声なども紹介しています。
さらに、教員自身が成長していくためのFD(ファカルティ・ディベロップメント)や学生を評価するための方法論も解説し、IPEを志す教員にとって必携の一冊となっています。
◆本シリーズ[全5巻]について◆
近年、保健・医療・福祉領域において、さまざまな専門職が互いの専門性について学ぶ「IPE(多職種連携教育)」、そしてそうした相互理解をもとに連携して働く「IPC・IPW(多職種連携協働・実践)」の重要性が注目されています。
本シリーズは、そうした連携のために必要不可欠な概念として注目されている「IP(インタープロフェッショナル)」の教科書です。 ※全巻「2色刷」※
IPを学ぶ学生、専門職種、研究者など、あるいはその学習環境に応じて、
➀IPの理論研究 ➁教育現場での教授ツール ➂学生・初学者向けの入門テキスト ➃臨床現場での体制づくりのためのガイド ➄事例集
というそれぞれ特徴的なアプローチによる全5巻構成になっています。さらに、異なる巻同士で互いの内容に関連性がある箇所には「リファレンス」を設け、より深い学習が可能です。
神作裕之先生・藤田友敬先生の還暦をお祝いして編まれた記念論文集
神作裕之先生(学習院大学法学部教授)、藤田友敬先生(東京大学大学院法学政治学研究科教授)の薫陶を受けた27名の執筆者による、商法学の広範な可能性を示す貴重な論文集。
人に化け、人に交わり、人に憑き、ときに人を悪辣に騙す。その怪しい怪異譚の数々を紹介。
物の怪として恐れられたり、稲荷神として神格化さえたり、謎多い日本人の「きつね観」を探究した名著が復刊。
第1章 化ける狐/第2章 日本での狐の名/第3章 狐、人と交わる/第4章 化け狐/第5章 狐は仇をする/第6章 狐の報恩と贖罪/第7章 狐の玉・狐火・狐の嫁入り/第8章 狐憑き/第9章 狐と稲荷/第10章 荼枳尼天
地域・ひとと積極的につながり、「住民のひとり」として生き生きと活動するあなたが、地域公務員です。「地域公務員」20名の体験談を掲載。
ウーファ映画、リーフェンシュタール、ゴダール、ローレル&ハーディ、ウィリアム・キャッスル、ビートルズ……。オーストリア戦後文学の奇才アイヒンガーが、想起に向かって飛ぶ!
映画に端を発した自伝的エッセー55篇。
イメージ喚起力に富む言葉の連なりは、思わず連像的と言いたくなるほどで、読者はエッセーを読みながら、映画を観ているかのような錯覚にとらわれるに違いない。
ーー「訳者あとがき」より
1 映画と災厄
映画と災厄
私たちの足元の地面
アルト・アウス湖 一九三〇年
クリスマス 一九二七年、一九三七年、一九四一年
ゲルマニストの娘 一九三四年
炭商人の娘 一九四一年
アルト歌手の娘 一九四二年
税理士ハインリヒ・ザブリク 一九四二年
薬局事務所 シュヴァルツェンベルク広場 一九四三年
河岸 一九四四年
ウィーン 一九四五年 終戦
2 消失の日誌
「消失の日誌」への序論
別れの練習
ジャーマン・イメージ
リーフェンシュタール女史
フォンターネの景域ーーマリアンネ・ホッペ
ホールヴェク通りのリア・デ・プッティ
「街頭写真家の書割」
滑稽の超然性
エディ・コンスタンティーヌ
阻まれた夢追い人
「ビル・ブラントが、ブロンテ・カントリーを訪問する」
想起の像
想い起こすときの色彩
一つボートの二人
締めだされた者たちのための椅子
存在の降雪
未来のスケッチ
二発目の銃声は?
運に恵まれず、災厄には見舞われず
世紀の写真
秋のウィーンにビートルズ
アイム・グラッド、アイム・ノット・ミーーーボブ・ディラン
「若さ」という名の穴あけパンチマシーン
生の街並み
決断と破滅の瞬間々々
レールを敷く女ーーカラミティ・ジェーン
「おまえは明日には戻るのに」
「のぞき見する少年たち」『ロンドンのある夜』
「自然史博物館」
死体の誕生
値打ちのある勝利を、誰がとらえる?
民間伝承ーー国家の気象状況
国喪とケーブルカー事故
違うものを求める気持ち
「公園の春」
おまけのホラー映画は要らない
「ひとりぼっち」
ティー・フォー・ワン
テムズ河畔のゲストハウス
名もなき人々の墓地
消失の構築
「ライオンズのニッピー(ミス・ヒボット)」
映画なしの聖金曜日
第三の男
訳者あとがき
宇宙ビジネス革命はここから始まった!
少年時代からの夢に向かって、宇宙飛行ビジネスの実現を目指すピーター・ディアマンディス。天才航空機設計者で民間宇宙機の開発に人生を捧げるバート・ルータン。難病を克服し、偉大な祖父のように横断飛行に挑戦するエリック・リンドバーグ。
不可能に立ち向かい、新たな時代を切り拓いた男たちの驚異のストーリー、斬新なアイデアにあふれたイノベーション。国際賞金レース、Xプライズの誕生から成功までの大いなる野望に満ちたドラマ。
著名人も絶賛!
「本書を読めば、歴史を変えた瞬間を知ることができる。大きな考えと常識はずれの夢を持った人々の物語は、面白いと同時にやる気を与えてくれる」--リチャード・ブランソン(ヴァージン・グループ創業者)
「人類の挑戦に限界はないというのが本書のメッセージだ」--スティーヴン・ホーキング(理論物理学者)
「最後まで夢をあきらめない姿は、情熱と忍耐が持つ力を教えてくれる」--アリアナ・ハフィントン(〈ハフィントンポスト〉共同創設者、作家)
宇宙への夢を追う大物たちが多数登場
イーロン・マスク、ジェフ・ベゾス、リチャード・ブランソン、ポール・アレンなどライバル同士でも切磋琢磨し、世界をよりよい場所にするためにベストを尽くす。
序文 リチャード・ブランソン
プロローグ──モハーヴェ砂漠
第1部 無限回廊
第1章 やんちゃっ子
第2章 早い後悔
第3章 宇宙飛ぶピート
第4章 モハーヴェ・マジック
第5章 宇宙を目指す医師
第6章 リンドバーグの名を背負って
第7章 軌道上のキャリア
第8章 現実世界の苦しみ
第9章 魔術師との出会い
第10章 地球外のアイデア
第2部 不可能を可能にする業
第11章 賞金に集まる視線
第12章 カウボーイ・パイロット
第13章 歴史は繰り返す
第14章 スペース・ダービー
第15章 モハーヴェの啓示
第16章 スポンサーを求めて
第17章 リンドバーグは夢を彫る
第18章 ピーターの発射台
第19章 イーロンのインスピレーション
第20章 バートとアレンの大冒険
第21章 Xプライズの命綱
第22章 ロケット開発競争
第23章 リンドバーグは二度パリへ飛ぶ
第24章 ホールインワン
第3部 記憶に刻まれるレース
第25章 灯されるべき炎
第26章 人生最大の試練
第27章 惨事と隣り合って
第28章 パワーの追求
第29章 最高傑作を目指して
第30章 賞金への初飛行
第31章 雪辱のロケット
第32章 英雄の集うところ
エピローグ──その後の物語
あとがき スティーヴン・ホーキング
李朝末期の放浪詩人にして、現代韓国の文化ヒーロー金笠の詩集。切れ味鋭い諷刺詩をはじめ、自由奔放な諧謔と上質な悲哀の調べを同居させるその特異な魅力を、平易な口語訳で伝える。
「少しウソのある料理」とは?麻婆豆腐を日本に広めた男が教える料理の極意。
彫刻家であり詩人でもある土方久功は、ミクロネシア研究の民族誌家としてもすぐれた仕事を残している。しかし久功の最も貴重な遺産は関東大震災の前年から死の5日前まで55年にわたって書き続けられた日記であろう。残された膨大な日記を一字一句翻刻し、久功の喜び、苦しみ、悲しみを共にする中から立ち上がってくるのは、自己に忠実に生きようとした男の清々しさであり、読む者の知的好奇心を刺激してやまないその生き方である。
まえがき
序章 土方久功との「出会い」
第1章 伯父・土方久元と祖父・柴山矢八
第2章 幼年から青年時代へ
第3章 死の影
第4章 久功の恋(1)--南洋へ発つまで
第5章 憧れの南洋へーーパラオの生活
第6章 孤島に生きて
第7章 再びパラオへーー丸木俊と中島敦
第8章 久功の恋(2)--南洋で
第9章 戦時下の日本へ
第10章 ボルネオから土田村へ
第11章 戦後東京の生活
第12章 パラオ、サタワル島の人々との交流
終章 栄達、名誉を求めぬ一生
あとがき
土方久功略年譜