伊達政宗、長宗我部元親、今川義元、そして信長を裏切った多くの有力大名…。日本各地で覇を唱えた“戦国の英雄”たちは、なぜ野望を打ち砕かれ、天下に手が届かなかったのか?本書は、気鋭の政治学者が「フランコ将軍」「大日本帝国」「第三次中東戦争」など近現代史の類例と比較し、一地方権力に終わった彼らの失敗の本質に迫る。時代を動かす“偉大な指導者”の条件とは?文庫書き下ろし。
今後の日本にとっての最大の課題は「人口減少・少子高齢化」である。2020年から2040年の間に、人口は1525万人減る。マーケットは年々縮小、企業も自治体も人材不足に陥り、一人暮らしの高齢者が激増する。
企業も、自治体も、これまでと同じ考え方で同じことをしていれば、変化に適応できず衰退していくしかない。戦略的に縮むためにすべきことは何か。人口減少の専門家であり、都市や地方の様々な「現場」で対話を繰り返してきた著者が、「売上や人口の拡大を目指す思考を捨てよ」「これから求められる能力はエンパシー」など、人口減少を希望に変えるための指針を示す。
●ネット通販が届かなくなる理由/●「人手不足は外国人、女性、高齢者で解決できる」のウソ/●本当に70歳まで働けるのか/●マーケットの未来を見る力/●自治体の職員不足で起きること/●いかにして集住を促すか/●少子高齢時代に合わない、マンションの区分所有 etc.
今、日本人の「リーダー」と「組織」のあり方が問われている!
太平洋戦争で火花を散らした日米の司令官たちの能力と資質と人間性に、“歴史探偵”が肉迫する!
万策を練り、戦闘を指揮し、決断を下すのは、指揮官その人の人間性なのである。どんなに強大で、精緻なメカニズムを誇る軍隊があっても、戦うものは人であり、そこに過誤、油断、疲労、迂闊さ、そして不信や不手際がつきまとうものなのだーー(本文より)。
ミッドウェー攻略作戦からレイテ沖海戦までーー勝敗を分けたものは何か。
[本書の主な内容]
◆名をも命も惜しまずーー亡国の戦いを戦い抜く覚悟を定めた連合艦隊司令長官
◆不信と疑惑を抱え、焦る山本五十六が考えていた四つの作戦計画
◆続くアメリカ海軍の襲撃に本土空襲を恐れる山本五十六
◆早期決戦と本土防衛の両方を併せて解決するミッドウェー攻略作戦
◆作戦をめぐって対立する連合艦隊と軍令部
◆ドゥリットル東京空襲により歪み始めたミッドウェー作戦の目的
◆孫子の兵法を近代の戦争において実践した敵将ニミッツ
◆連戦連勝で太平洋王者となった南雲機動部隊と重い十字架を背負わされたニミッツ大将
◆テキサス男を抜擢したルーズベルト大統領の英断
◆ニミッツが得た情報から見えてきた日本海軍の攻撃意図
◆事前の情報戦に勝利した米海軍、「相手を知る」ことなく楽観した日本海軍
◆連合艦隊司令長官の搭乗する飛行艇の消息がまったく不明となった
◆危急の戦時下と平時とを同じに考えているような人事で高須大将に連合艦隊の指揮権がゆだねられた
◆幕僚たちの作戦計画や意見にうなずくだけの司令長官が「Z一作戦発動」を発令する
◆闘将角田覚治の意見具申を頑としてはねのけた高須司令部
◆艦隊決戦のみを主眼としてしまう時代遅れの連合艦隊
◆「不適当なりや否や」と昭和天皇に尋ねられた海軍大臣
◆致命的な打撃を受けたマリアナ沖海戦での日本海軍の敗北
◆敵機動部隊および輸送船団を撃滅せんとする「捷号作戦要領」が発令される
◆敵を必滅するのは一片の命令書ではなく、人間そのものである
◆主将たちは相互不信を抱きながら連合艦隊消滅を覚悟する決戦に臨んだ
◆マッカーサー元帥はレイテ島に上陸し、豊田大将は「捷一号作戦」発動の命令を公布した
◆人間は「戦いの最終裁決者」であり、作戦の成否は「指揮官」そのものにあり、協同にあった
リベルタス学園中等部図書委員には、新たに金髪のカイトと、はりねずみみたいな女子のキョーコの一年生ふたりが加入。そして相談室を引き継いだはづきと図書委員たちが今回も様々な相談事を解決します!
密室で割れた写真立て、本が落ちた本棚……怪異な出来事が図書室で頻発! まさか図書委員の中に犯人がいる!?
【本書の特徴】
●1話5分で読めるから、朝読にぴったり!
●「本」が鍵となる12か月のショートストーリー。
●隠された秘密を知ったときページを戻って読みなおしたくなる。
●たくさんの名著が作中に登場!「名著読書案内付き」
【目次】
四月『アクロイド殺人事件』/五月『どんぐりと山猫』/六月『絵姿女房』/七月『思い出のマーニー』/八月『ふたりのロッテ』/九月『工作図鑑/十月『白雪姫』/十一月『モチモチの木』/十二月『羊男のクリスマス』/一月『九マイルは遠すぎる』/二月『ノアのはこ船』/三月『そして誰もいなくなった』
「幽霊の学校」「お化け屋敷」「地獄の迷宮」には、迷路やかくし絵がいっぱい! 4ページ分の大きさの超ロング迷路も掲載。
フォロワーシップとは、一言でいえば「(できる)部下力」。役職に関わらず、組織をより良くするために、上司の「不足している点」や「見えていない点」を積極的にフォローし、影響力を発揮する行動のことです。決して、忖度することやイエスマンになると言ったことではありません。
もともとはカーネギー・メロン大学教授のロバート・ケリー氏が提唱し、グローバルスキルとして広まった理論。本書の著者は、これを日本の職場の実情に合わせてアレンジし、研修の場で伝えていますが、「約5000人に確認したが、知っているのはわずかに3%程度。そのため、実践している人もやはり3%程度しかいない」といいます。
この3%の人材こそが、上司から見てとても頼りになる存在であり、いわゆる上司の参謀として影響力を発揮できる人材なのです。
本書では、フォロワーシップの発揮法をわかりやすく解説。
「将来はリーダーとしてキャリアアップを目指したい若手中堅社員」や「年下上司のもとで働いている専門職のベテラン中堅社員」は、特に必読です!
自分に合った色のレンズで、人生が変わるなんて思いもしなかった
--田村淳
目は飛び出した脳といわれます。その目を正しく使うことができれば、あらやるパフォーマンスに良い影響を与えることが分かりました。見えすぎやまぶしさが原因であればそれらを軽減させるだけで、体幹が整い姿勢がよくなったり、めまいや頭痛、慢性的な肩こり、首や背中の痛みなども改善されたりします。
・視力がいい人ほど、疲労や肩こりがひどい?!
・体の左右差やひずみは、無意識に目ががんばっている
・カラーランズで、なぜ体幹を整えることができるのか……
見え方が変われば、自然に生き方も変わる。
“生きづらい人”の壁は、じつは目が原因なのかもしれません。
【本書の構成】
はじめにーーだから姿勢が崩れてしまう
第1章 人は、「目がまぶしがっている」ことに気づかない
体は、あらゆる形でサインを出してくる
第2章 目の疲れ、首や背中の痛みは、どこからくるのか
無意識のうちに、体をがんばらせている
第3章 目は、外に飛び出した脳
全身の機能とつながり、バランスを支えている
第4章 眼鏡屋じゃなかった私がなぜ、眼鏡に注目したのか
生きづらい人をみつめていたらここへ
第5章 大人になっても、体は発達し続ける
子どもの成長から分かる目の働き
第6章 色にはなぜ、体幹を整える力があるのか
カラーレンズには無限の可能性がある
自分流で生きる(仮)
本書のタイトルは、『未来を拓く君たちへ』である。しかし、本書を実際に一度手にとってみていただきたい。本書が、これから実社会に羽ばたこうとする大学生や、実社会で働き始めたばかりの若いビジネスパーソンたちだけではなく、働くすべての人々たちへのメッセージであることがわかるはずだ。▼著者は本書で、人生を登山にたとえつつ、その頂に登り詰めるまでに、どのような登山をすれば、「悔いの無い人生」「満たされた人生」を送ることができるのかを、詩的な言葉で静かに語りかけている。そして、人生という山の登り方次第で、「香りある人生」を味わうこともでき、老いて悔いることのない、「大いなる人生」をその手に収めることもできるというのだ。▼本書は、著者の深い思索の中から生まれた三部作『なぜ、働くのか』『仕事の報酬とは何か』『人生の成功とは何か』と、同一の線上にある、「どう生きるか」を真剣に考える手助けとなる作品なのである。
ノーベル平和賞を受賞した国連世界食糧計画によると、新型コロナウイルス感染症拡大の
影響もあり、極度の食料不安を抱える人は2億7000万人に上ると推計されている。この深
刻な食料危機はなぜ発生しているのか。食品ロスの専門家が膨大な情報を分析して解説し、
さらに日本の食料危機の歴史や、食品ロスを防ぐための方法、昆虫食や培養肉に関する取
り組みも語る。
[専門家、識者へのインタビュー](所属はインタビュー当時)
「アフリカの食料事情」白鳥佐紀子氏(国際農林水産業研究センター主任研究員)
「パンデミック前後の世界の食料危機の状況」ンブリ・チャールズ・ボリコ氏(FAO[国連食糧農業機関]駐日連絡事務所長)
「サバクトビバッタの大発生による被害」前野ウルド浩太郎氏(国際農林水産業研究センター研究員、『バッタを倒しにアフリカへ』著者)
「ミツバチの減少」エクベリ聡子氏、ペオ・エクベリ氏(株式会社ワンプラネット・カフェ)
江戸の“かわいい”が大集合!
事件にかかわる鳩、禅寺で暮らす犬……動物たちとの温かくも切ない関係を描く傑作アンソロジー。
●「迷い鳩」(宮部みゆき)
人には見えないものが見えるようになった娘・お初。道で出会ったろうそく屋の女将に不穏な幻を見たお初が、出奔した女中の一人が可愛がっていた鳩をきっかけに、事件の真相を解き明かす。
●「色男、来たる」(田牧大和)
鯖縞模様の三毛猫“サバ”が暮らす鯖猫長屋は、新たな店子が入らず、取り壊しの危機に陥った。そんな長屋のために、サバが飼い主の拾楽とともにひと肌脱ぐが……。
●「犬に仏」(小松エメル)
動物の言葉がわかる修行僧の少年・諒斎と、子犬のころに家族と死に別れて諒斎に拾われた犬・次郎。一人と一匹は、「犬は仏性を有するか、否か」という禅の公案に挑む。
●「カチカチ山」(櫻部由美子)
鳥や獣の言葉を聞くことができる〈頭巾持ち〉の家系に生まれた少年・乙吉。山深い里で母親と二人で暮らしていたが、ある日、江戸の凶賊がこのあたりに逃げ込んだかもしれないという噂をカケスから聞き、庄屋に伝えるが……。
●「紅蓮白峯」(西條奈加)
あやかしを引き寄せる体質の持ち主である雨月は、兎のあやかしと出会う。彼らの前に「身内に殺められた」という怨霊が現れ、雨月は友人の秋成と兎とともに、怨霊が口にした白峯屋を訪ねる。
ごちゃごちゃした部屋を見てうんざり、必要なものがすぐに取り出せずにイライラ……そんな生活とさようならするための「捨てる」技術。
広々とした部屋だったのに、いつの間にかモノがあふれている。あれほど欲しくて買ったのに、もう何カ月も使っていないモノでいっぱい。捨てないことには片づかないとわかっているけど、捨てられない……。そんな悩みを抱えた人のために、今日から始められる「持ちすぎない」生活を送るためのコツを、達人たちに聞いてみました。たとえばーー
●石阪京子さん「キッチン片づけ革命」
●ひぐまあさこさん「すっきりシンプルに暮らすコツ」
●酒巻洋子さん「パリジェンヌたちの美的片づけスタイル」
●本多弘美さん「“やめてみる”で朝家事がラクに!」などなど。
空間の広がり、心の落ち着き、そして、家族の語らいの温かさーー。さあ、今日から始めましょう。「持ちすぎない暮らし」。
「二十歳までは生きられない」--という呪いをかけられてしまった長野の女子高生・澪(みお)。彼女の生家・麻績(おみ)家は代々、蠱師(まじないし)の一族であった。
長野から出ることを禁じられていた澪だったが、家族に内緒で京都へ。そこで邪霊に襲われ、窮地に陥ったところを、なぜか澪のことを知っている様子の高校生・高良(たから)に助けられる。
澪を心配して京都に駆けつけた従兄の漣(れん)とともに、蠱師ゆかりの下宿屋「くれなゐ荘」にたどり着いた澪だったが……。
高良のことが気になる一方で、自らの呪いを解く鍵が京都にあると考えた澪は、長野から移り住む決意を固める。
邪霊はなぜ澪を襲ったのか? そして澪と高良の関係は?
京都を舞台に、運命にあらがう少年少女たちの姿と、次々起きる不思議な事件の謎解きを描く、「後宮の烏」シリーズで人気の著者による呪術幻想ミステリー。
「年金と貯金だけで暮らせるのか…」誰しもが抱える老後不安。しかし、いざ投資を始めるにしても「いまさら投資なんて無理だ」と諦めていませんか?
実は株式投資には「負けない方法」が存在します。そんなマル秘投資テクニックから初心者が陥りがちな落とし穴まで、「こんなことまで教えちゃっていいの!?」と驚かれるような情報が満載。
もちろん、身の丈に合わない無理な投資は厳禁です。
50歳から始める「資金・時間・経験」を活かした堅実な投資法で自由な老後を目指しましょう。
【本書の内容】
■第1章 これから日本で何が起きるか -お金について初めに知っておきたい大事な話ー
■第2章 誰も教えてくれない「かしこい老後対策」 -70歳まで「美味しい人生」を送るために、50代・60代でやっておくことー
■第3章 新NISAで成功する人、失敗する人 -9割の投資初心者が見逃す「落とし穴」-
■第4章 初心者必見! 科学的に正しい「株式投資の必勝講座」
■第5章 負けない投資家は、投資先をこう決める -実践編! 銘柄売買の具体的な手法ー
■第6章 定年超えたら「とにかく明るいデイトレ」!
■第7章 60歳からのデイトレは頑張らない! -「1日3時間」で5年後には億万長者に
■最終章 【超上級者編】デイトレ実践講座!
なぜ、心が痛むのか。
不安の本質を理解すれば、幸福への扉が開かれる。
デンマークの哲学者・キエルケゴールは、「不安を正しく抱くことを学んだ者は、最高のことを学んだのである」と述べています。
本質を理解していないと安易な解決を求めがちで、そうすると問題はますます深刻になります。
正しい解決法は簡単ではありませんが、それを選んだとき人生最高の学びとすることができるのです。どんな人生でも次々と問題が起きます。
その問題を解決し、不安を消していくところに生きるおもしろさが生まれます。
つまり、生きることとは、問題を解決することといっても過言ではありません。
本書では、抱える不安を心理学的に正しく理解して、有効な解決法を解説します。
もっともっと魅力的になるために、清潔感があふれて、しぐさの美しい女の子になろう! そんな女の子になるためのマナーを教える一冊。
べつべつのクラスになったみきちゃんと、このごろあそばなくなった。クラスが変わっても、ずっとなかよしだと思っていたのに……。
精神科医ワイス博士は、前世の記憶をもつ患者と接するうちに、誰にでも生まれ変わるたびにめぐり会う運命の二人“魂の伴侶(ソウルメイト)”がいることを知る。そして彼は、自分の患者のアメリカ人エリザベスと、メキシコ青年ペドロが、お互いに魂の伴侶であることに気づく。 二人を引き合わせたいという思いと、医師としての守秘義務の狭間で揺れ動くワイス博士。そして治療を終えたペドロの帰国の日が迫っていた……。 本書は、現代医学では説明できない前世と輪廻転生の真実を明らかにし、世界で200万部の大ベストセラーとなった『前世療法』の著者が綴る、愛と感動の物語。 著者は「どのようにして自分のソウルメイトを見つけ、いつ自分の人生を根本から変えてしまう決定をするのかということは、人生で最も感動的で重要な瞬間です」と語っています。恋愛や人生に悩み、傷ついた人たちに、真実の愛の存在を教え、優しく心を癒してくれる希望の書。