離乳食の開始は遅らせたほうがよいでしょうか?食物アレルギー児が予防接種を受けても大丈夫ですか?園や学校で給食を提供してもらうときに気をつけることは?診察室で今日から使える回答例付き。60のQ&Aで、もう保護者からの質問には迷わない!
わが国では、治療薬の開発と普及に伴って小児喘息の入院数や喘息死は減少しました。しかし、有病率は依然として高く、不十分な管理により容易に重症化してしまいます。本書の目的は、わが国における小児喘息の標準的な治療・管理方法を提示し、喘息児のQOLを改善させるために必要な情報を医療者に提供することです。前版である2020年版などを踏まえて、2023年版(JPGL2023)では次の点などを変更しました。
・新たに2つのクリニカルクエスチョンを採用しました(「小児喘息患者の長期管理において、自宅のダニアレルゲン対策は有用か?」「乳幼児のウイルス感染による初回喘鳴の治療に、ステロイド薬は有用か?」)。
・病態や疫学の最新の知見がわかるテキストブックとしての役割(第2章、第3章)と、実践的なガイドラインとしての役割(第4章以降)が区別できるように章立てを再編しました。
・診療の場で参照されやすいように、喘息の急性増悪(発作)に関わる危険因子とその対策を第6章として別途記載しました。
・添付文書の変更などを踏まえて、5歳以下の追加治療に吸入ステロイド薬/長時間作用性吸入β₂刺激薬配合剤(ICS/LABA)を加えました。また、6〜15歳においては、治療ステップ3と4でのICS/LABAの位置づけを変更しました。その他、生物学的製剤に関する記述も増やしました。
・患者との共同意思決定(shared decision making)のプロセスの明示や、吸入補助具であるスペーサーに求められる要件や課題についての記載など、長期管理に関わる記述を増やしました。
・用語を整備しました〔運動誘発気管支収縮(exercise- induced bronchoconstriction, EIB)、誘発性喉頭閉塞症(inducible laryngeal obstruction, ILO)〕。
第1章 JPGL2023の作成方法・CQ
第2章 定義、病態生理、診断、重症度分類
第3章 疫学、発症の危険因子と一次、二次予防
第4章 喘息の評価
第5章 長期管理
第6章 増悪の危険因子とその対策
第7章 患者とのパートナーシップ、吸入指導
第8章 急性増悪(発作)への対応
第9章 乳幼児期の特殊性とその対応
第10章 思春期・青年期喘息と移行期医療
第11章 喘息管理:種々の側面
第12章 JPGLの今後の課題
アレルギーを楽しく勉強するための雑学をまとめました。いっけん「どうでもいいかもしれない」けどアレルギーを診療する者にとっては「当然知っておくべき、常識的な物事」を大真面目に取り上げています。
がん、生活習慣病と並びいまや国民病となったアレルギーは、専門医でも容易には見抜くことができません。また多様な診療科や多職種で横断的に取り組む必要があります。
本書をきっかけにして、身の回りのアレルギー雑学を通してアレルギー学を知ってもらえることを祈ります。
第1章 誰かに話したくなるアレルギーの話
第2章 様々なシチュエーションで起こるアレルギー
第3章 アレルギーの社会学
第4章 意外? 有名人のアレルギー
第5章 まだまだある! アレルギー界隈の豆知識
第1章 誰かに話したくなるアレルギーの話
第2章 様々なシチュエーションで起こるアレルギー
第3章 アレルギーの社会学
第4章 意外? 有名人のアレルギー
第5章 まだまだある! アレルギー界隈の豆知識
改訂3版では年代別の分け方を「乳幼児期」「学童・思春期」「移行期」「成人期」とし,
乳幼児期発症の食物アレルギー患者の成人診療科への移行についても解説.
学術論文やガイドライン等では埋められない細かい点(ヒントやコツ)を多くの症例から
学べる実践書.さらに一歩進んだ「食物アレルギー」の診療が可能に!
学生の学びの視点を重視し,さらに乳幼児のいる環境で働く保育者,栄養士,看護師等が日々の生活jで活用できるテキスト。
食物アレルギー事故の原因・注意点を示し,職種間連携の重要性を説く。保育の場で実施した調査結果から食物アレルギー対応の実際を学ぶ。
アレルギーフリーで、しっかり栄養補給もできる「あんしん・あんぜん!」なおやつのレシピ集。5分でできる毎日のヘルシーおやつから、誕生会やクリスマスなど特別の日に腕によりをかけてつくるゴージャスなスイーツまで、子供の生活シーンに合せたレシピが満載。専門医の監修のもと、アレルギーに関する最新情報も紹介。
保育園で食物アレルギーの子どもが増え、3大アレルゲンも従来の卵・牛乳・大豆から卵・牛乳・小麦に変わってきて、小麦まで除去するのはたいへんだという現場の状況にマッチしたレシピの取り組みです。
アレルギーがある人も楽しんで作ることができる安心レシピを紹介します。小麦粉は米粉に、牛乳は豆乳に、置き換えています。米粉のもっちり感がおいしい「チヂミ」や「パンケーキ」、牛乳も卵も使わないふわっと「ハンバーグ」。澄んだスープでいただく「フォー」や「パッタイ」などアジアンなメニューもそろえました。
アラフォー目前にして子宝に恵まれた漫画家・カラスヤサトシ。夫婦で協力して育児をしていたところ、娘が食物アレルギーであることが発覚!しかも10品目以上!?
育児の経験も医学の知識もまったくない夫婦がイチから、いやゼロから学び、悩み、小学校入学までに全品目のアレルギー解除へ挑んだ日々を描いたコミックエッセイ。
管理栄養士監修のアレルギー対応レシピも特別収録!
薬物療法を考えるうえで診断から、選択法、効果と特徴など、エキスパートにより詳しく解説。今後期待される生物学的製剤についても紹介。
日本人の約40%に認められるといわれるアレルギー性鼻炎。明日からの外来診療に是非お役立てください。
【特集】赤ちゃんからの食物アレルギー ─正しい対処
アレルギーの症状は様々である為,多科にわたって日常診療で遭遇する可能性がある.特に,近年増加傾向にあり,母親になる女性は妊娠期の治療方法や子どもの発症予防にも関心をもちうる.本書はそのような患者からの相談にも適切に対応するため,幅広い臨床家に向けて実用的な知識をエビデンスベースにまとめたお勧めの一冊である.
A.妊娠前に知っておくべきこと
1思春期のアレルギー疾患管理
B.妊娠・授乳中のアレルギー疾患の管理
総論
1妊娠に伴う免疫系の変化とアレルギー疾患の増悪・寛解
2妊娠と薬剤曝露の影響に関する基礎知識
3授乳と薬剤曝露の影響に関する基礎知識
各論
4アレルギー疾患の管理
A.気管支喘息の管理
1妊娠・出産における気管支喘息の管理・指導
2気管支喘息薬の使い方 -ステロイド薬を中心に
3気管支喘息薬の使い方 -ステロイド薬以外
B.花粉症の管理
花粉症が妊娠・出産に与える影響 -薬剤の使い方,免疫療法について
C.アトピー性皮膚炎の管理
妊娠・出産がアトピー性皮膚炎に与える影響,薬剤の使い方
トピックス:DOHaD 仮説
C.子どものアレルギー疾患の予防(妊娠中から授乳・離乳期以降まで)
総論
1新生児から乳児期における免疫系の特徴と変化
2母乳栄養の位置づけ
3アレルギーマーチ
各論
4アレルギー疾患の発症・予防
A.食生活とアレルギー発症予防
1母親の食生活と食事制限
2母乳と調製粉乳(大豆乳・ペプチドミルク・アレルギー用ミルクを含む)
3離乳食の開始時期,進め方
B.生活環境などとアレルギー発症・予防
1スキンケア・環境中の食物抗原
2プロバイオティクス・プレバイオティクス・シンバイオティクス・マイクロバイオーム
3衛生仮説
4環境因子(ダニ・ホコリ・ペットなど〔食物抗原除く〕)
5喫煙・大気汚染
6呼吸器感染症
7その他(遺伝要素,日照時間,ビタミン D など)
おわりに
成人の「10人に1人」は何らかのアレルギーがある。本書は、そんな成人に限定した食物アレルギーの診療の指南書である。大好評の既刊本『小児食物アレルギーQ&A』と同様に、食物アレルギー診療のメッカ、国立相模原病院でのメソッドを数多く取り入れている。1成人食物アレルギーの基本的知識、2診断、3個別の病態の診断と対処、4診療での注意点という構成で、これまでの成人の食物アレルギーの臨床経験から、一般にあまり知られていなくても診療を進めていくうえで重要な事項を適宜“Clinical Pearl”として掲載。臨床現場の成人の食物アレルギーに関する疑問は、この1冊で解決できる!
食物アレルギー、薬疹、接触皮膚炎、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹といったアレルギー性疾患の診療のポイントや新しい考え方を詳説。プロアクティブ療法のコツやパッチテストの活用法、薬剤リンパ球刺激試験の実際や学校生活管理指導表の書き方まで、実地診療に役立つ内容が盛りだくさんの1冊です!
対話形式で学校給食における食物アレルギー対応の注意点や保護者への関わり方などの基本がよくわかります。
除去食がこわい!新米ママからスローフードな食生活を楽しみたいすべての方へ。この本には除去食は必要ないご家族にも楽しんでいただけるよう、伝統的な和食だけでなく、スローフードの考えにかなった各国の料理をアレルギー流にアレンジして載せています。症状が改善した後にも続けやすいように、一般の店でも手に入りやすい食材を使ってまとめました。
いまの皮膚ケアは間違いだらけ!
皮膚は体を包んでいるだけでなく、免疫バリア機能があることが近年明らかになってきた。また腸と同じく皮膚にも常在菌がいて、きれいな皮膚をつくっている。しかし、美肌を求めた洗いすぎやピーリングなどで、かえって傷つけている人が多いのだ。
本書は、対症療法ではなく、根本から治す「原因療法」を実践する著者が、巷に流布する勘違いを正し、湿疹、肌荒れ、かゆみ、アトピーなどの悩みや不調についてわかりやすく解説。体を洗いすぎない、クレンジングはダメ、常在菌を洗い流さない、セラミド入り保湿剤は効果がある、やけどにステロイドが効くなど、行列ができる名医が本音で明かす。お役立ち情報もたっぷり。皮膚を正しくケアし、トラブルを治して、皮膚から健康をつくる!
第1章 勘違いだらけの皮膚ケア
第2章 皮膚の仕組みとすごい力
第3章 皮膚の悩みは原因療法で治す
第4章 皮膚の不調も原因療法で治す
第5章 アトピーこそ原因療法が効く
第6章 健康は皮膚からはじまる
好評の《これからの保育シリーズ》の改訂版!
5年ごとに改訂される「日本人の食事摂取基準2025年版」に準拠。最新の法令にのっとった食物アレルギー児への対策・対応・支援の仕方、災害時の備えと保育所での食の支援など、保育現場に即した本。
管理栄養士・保育士の目線でアレルギー対応の「いろは」を掲載し監査の備えとしても役立つ必携の書。
同シリーズでロングセラーの『保育現場の食育計画』とセットがお勧め。
2 はじめに
3 目次
4 監修者・著者紹介
5 保育現場の職員で共有したい10point
Part 1 アレルギー疾患をもつ子どもの“食”の考え方
10 管理栄養士から学ぶ 栄養学のはじめの一歩
20 …… 食事のバランスと除去の考え方
23 食育から見る食物アレルギー
…… 食育から見る食物アレルギー
25 …… 知っておきたいアレルギーのしくみ
27 …… 保育所で見られるアレルギー全般
29 …… 子どもの食物アレルギー
40 …… 医療機関の上手なかかり方
43 必要最小限の除去の考え方〜食のコントロール〜
44 …… ポイント1 「医師の診断に基づいた必要最⼩限の原因⾷物の除去」が原則
47 …… ポイント2 誤食に注意
52 …… ポイント3 食物経口負荷試験のススメ
56 …… ポイント4 除去食で不足が心配な栄養素の補完
58 …… 複数アレルゲンに対応したアレルギーコントロールレシピ
61 食品ごとのアレルゲン特性(正しい除去と代替食)
62鶏卵 / 67乳 / 71小麦 / 75大豆 / 78甲殻類・軟体類・貝類 / 80そば / 82落花生(ピーナッツ)・木の実(ナッツ)類 / 85ごま / 87果
物類・野菜類(いも類含) / 89肉類 / 91きのこ類 / 92魚介・魚卵 / 95海藻 / 95その他(ゼラチン・米・カフェイン・コチニール色素〈着
色料〉・香辛料)
98 おそれず無理をしない離乳食のススメ
106 …… 食物アレルギーに配慮した離乳食 基本の「キ」
108 ヒヤリハット事例から学ぶ 対策のキホン
Part 2 ケース別の対策と支援
110 就学を見据えたアレルギー対策と支援
112 発達特性を踏まえたアレルギー対応・保護者支援
122 災害時の備えと保育所での食の支援
Part 3 知っておきたい栄養学と法令・ガイドライン
132 おさらい栄養学
142 法令・ガイドラインと各種様式
144 むすびに
COVID-19を含め、ワクチン接種後のアナフィラキシーに対し、これまでの対策を振り返り、現状をまとめ、未来を考える。
蓄積された疫学調査、科学的な評価から、COVID-19に対するワクチンの現状と報告。 新しいワクチンの概要と先行接種のまとめ。日常診療に昇華できる筋注の実際まで、ワクチンとアレルギーの専門家による総力特集。副反応評価基準、ブライトン分類についても徹底解説されており、全医療者必読の創刊号。
【特集:アレルギー疾患とワクチン接種 〜COVID-19へのワクチンを含めて〜】
本特集の企画にあたって 岩田 力
序 ワクチン 〜過去・現在・未来〜 岡田 賢司
1 アレルギー児・者へのワクチン接種 藤澤 隆夫
2 食物アレルギーとワクチン接種 北村 勝誠・伊藤 浩明
3 気管支喘息とワクチン接種 西間 大祐・手塚 純一郎
4 開業小児科・病院小児科でのアレルギー児・者へのワクチン接種の実際 菅井 和子
5 ワクチン接種後のアナフィラキシーの現況と対策 長尾みづほ
6 ワクチン添加物とアレルギー 中山 哲夫
7 予防接種センターから見たアレルギーと予防接種 中野 貴司・田中 孝明
8 ワクチン接種時の痛みの軽減策 古野 憲司
9 新しいワクチン(経鼻インフルエンザワクチン) 長谷川秀樹
10 導入が期待されるワクチンと世界の動向
(1)RSウイルスワクチン 橋本 浩一
(2)サイトメガロウイルスワクチン 森内 浩幸
Ⅺ COVID-19に対するワクチンの現状と将来
(1)新しいワクチンの概要と先行接種のまとめ 菅 秀
(2)副反応のブライトン分類での評価 岡田 賢司
【分子標的治療薬の新しい展開】
・大田 健 ・森田 寛 ・岩田 力 ・海老澤元宏
【シリーズ】
・コロナ禍におけるオンライン診療 大久保 公裕
・アレルギー診療をこれから始める 遠藤 朝彦
・IgEを標的とするアレルギー治療薬(抗IgE抗体) 北浦 次郎