命への悲痛な叫びを聞け。人体実験は今も続いている。日本のエイズ感染者を激増させたのは医学界に君臨する731部隊の医学者たちだった。綿密な取材と膨大なインタビューが、今、明らかにする衝撃の事実。
ここまできている日本のAIDS。専門医による最新の臨床報告。
今世紀末には、感染者が世界で3000万人にも達するという“現代の黒死病”エイズ(AIDS)。われわれのすぐ目の前に迫ってきたエイズは、果たして恐怖の病なのか。発見の歴史、メカニズムをもとに、「どうしたら感染しないか」「もし感染したときはどうするか」までを詳しくアドバイス。
エイズに感染した少年の愛と共生の記録。未熟児で生まれ、輸血でエイズに感染したジョナサンは、家族やまわりの人びとに支えられ、今では学校に通っています。エイズとたたかいながら生きている少年の愛と共生の日々をえがいた感動の写真絵本。
西欧の文化=権力が病い=病者におしつけてきた不健康な表象を批判し、自らの癌体験をもとに病いそのものを直視した本書は、卓抜な〈病いの記号論〉であると同時に、1980年代にひそかに進行していた一つの知的活動を代表する成果。
エイズはもはや、個人レベルのみで語れる問題ではない。すでに企業や教育の場での取り組み方がクローズアップされている。本書は、エイズとはどういう病気なのか、研究はどこまで進んでいるのかを追跡しながら、社会が今後とるべき道を示す。
調査結果は驚くべきものだった。過去1年間に配偶者や特定の恋人をもつ人のうち、13%が平均2.4人の不特定パートナーとセックスをし(20代前半の女性が最も顕著)、しかもコンドーム常用率25%とかなり低いというのだ。日本での爆発をくいとめるために残された時間は決して多くはない。このままでは、日本でもエイズ感染が爆発する。
エイズ予防と理解のための基礎知識。エイズ感染は、もはや他人ごとではない。家族、恋人たち、企業内で、今、最も大切なのはエイズの正しい知識である。
ボーナスで海外旅行を楽しむ若いOL、長期・短期の海外出張をしている商社マン、海外に子会社を持つ企業などは特にエイズの危険にさらされている。本書では、企業のエイズに対する対応策と具体的な事例を通して、企業の実際の教育例をとりあげている。
エイズがきみの身近にせまっている。どうすればいいのだろうか。まず、しっかりした知識をもち、誤解やあやまった恐怖をぬぐいさることだ。世界や日本の状況、ウイルス、感染から発症のしくみ、予防方法、検査、治療などのたしかな基礎知識を解説。さらに、人権、性、差別を考え、エイズとともに生きる道を探る。
今世紀末に世界中の感染者が数千万人にも上るといわれているエイズ。日本の感染者や患者の人たちは、現状にどのように立ち向かい闘病しているのか。家族やボランティアの支援は、企業の雇用は、医療現場の実態はどうなっているのか。外国ではどう取り組んでいるのか。エイズ報道の最前線で常に問題を投げかけてきた著者による渾身のルポ。
労務・健康管理、プライバシー・人権保護、社内教育、社外対策…。「いま、何をなすべきか」を徹底検証。
エイズをどう教えるか。明日から教えられる授業の具体的展開・技法を全公開。すべての教師が“エイズ教育ができる教師”になる。すべての生徒が“エイズを正しく理解”できる教本。