クィア・スタディーズの現在地を知るためのシリーズ 創刊
「クィア」という視点で世界を眺めたときに、私たちは何に気がつき、誰と出会うのか。
「LGBT」「セクシュアル・マイノリティ」という言葉が
日本の文脈で広まっていった過程でとりこぼされてきた問題を掘り起こす試み。
序章 クィア・スタディーズとは何か
第1章 一九七〇年代以降の首都圏におけるレズビアン・コミュニティの形成と変容 [杉浦郁子]
集合的アイデンティティの意味づけ実践に着目して
第2章 クローゼットと寛容 [風間 孝]
府中青年の家裁判はなぜゲイ男性によって批判されたか
第3章 女性同性愛と男性同性愛、非対称の百年間 [前川直哉]
Column イスラエルの戦争犯罪に共犯する東京レインボープライドとわたしたち
[小野直子(フツーのLGBTをクィアする)]
第4章 コミュニティを再考する [菅野優香]
クィア・LGBT映画祭と情動の社会空間
第5章 教育実践学としてのクィア・ペダゴジーの意義 [渡辺大輔]
Column 学校でLGBTをどう扱うかー10年間の経緯と、これから [遠藤まめた]
第6章 クィアとキリスト教 [朝香知己]
パトリック・S・チェンによるクィア神学の試み
Column 同性愛の発見と発明ー米軍におけるセクシュアリティの歴史 [高内悠貴]
第7章 怒りの炎を噴く [エイミー・スエヨシ(佐々木 裕子訳)]
クィア史におけるアジア太平洋系アメリカ人のアクティビズムを記念して
Column 厳しい政治的条件下で手段を尽くして運動をすすめる中国のLGBT [遠山日出也]
山下智久さんが「英語」と格闘した3カ月の海外ロケについてAERAに語った!
11月25日発売号は「英語」特集号!
人気番組「クィア・アイ」に学ぶ「伝わる英語」も掲載。
表紙は生田絵梨花さん
「英語で気持ちを伝えたい」を巻頭で特集した11月25日発売のAERA 12月2日増大号に、俳優で歌手の山下智久さんが登場します。この夏、単身で3カ月、海外ドラマのロケに参加した山下さん。コミュニケーションはすべて英語という環境で、共演者たちとの人間関係をどう築き、台詞にどう感情を乗せていったのか。エピソードを交えて語っています。特集では、いま人気の配信番組「クィア・アイ」に、自分の気持ちを相手に伝えるための話し方や単語選びを学びました。この号の表紙は乃木坂46のメンバーでミュージカル俳優としても活躍中の生田絵梨花さん。撮影はもちろん、蜷川実花です。
AERAは11月25日発売の12月2日増大号で、「英語」を特集しました。テーマは「英語で気持ちを伝えたい」。外国人観光客に道を聞かれたとき、飲食店で隣り合わせになったとき。ちょっとした気遣いや気の利いたほめ言葉を口にすることができたら、かっこいいですよね。この号のAERAは、気持ちを伝える英語のコツを、山下智久さんと「クィア・アイ」に学びました。
この夏、国際ドラマ「THE HEAD」に出演するため、3カ月にわたる海外ロケに参加した山下さん。メインキャストに日本人はただ一人、台詞も共演者とのコミュニケーションもすべて英語、という環境で、「5年前の自分なら、とてもこなせなかったと思います」と山下さんはいいます。インタビューでは、自分が英語を学ぼうと思ったきっかけ、勉強法、今回のロケでの苦労に加え、共演者たちと家族のような関係を築くまでの具体的なやりとりなども語っています。
人気の「クィア・アイ」には、「ほめ言葉」や「気遣い」を学びました。「クィア・アイ」は、悩める一般人の「ビフォーアフター」を見せるリアリティー番組。ファッション、美容、カルチャーなど、担当分野を持つゲイの5人が、悩める依頼者の輝きを取り戻す「改造番組」です。妻とのセックスレス、遠距離恋愛、いじめなど、持ち込まれる相談は多様ですが、5人の言葉が、依頼者の外見を改造し、気持ちにも変革を起こしていきます。特集では、初対面の依頼人の心をつかむ「ほめ言葉」や、問題を指摘する前に必須の「共感」の示し方などを、具体的な英語表現を挙げながら学びます。ご紹介したほめ言葉のバリエーションは22パターン!「クィア・アイ」に頻出する単語やフレーズも、背景の解説とともに一覧でご紹介しています。
この号の表紙は、乃木坂46のメンバーでありミュージカル俳優としても活躍する生田絵梨花さん。「お嬢さま」イメージの強い生田さんですが、「疲れたときは滝めぐりに行ったりしました」という意外な一面も。中面のインタビューでは、乃木坂46のメンバーとしての活動と、ミュージカル俳優としての活動、それぞれについて思うことや、ミュージカルとの出合い、12月に出演する「キレイー神様と待ち合わせした女ー」への思いなどについて、話しています。
ほかにも、
●大学入学共通テスト 国語と数学の「記述式」プレテストを改めて分析
●豪華列車の「非日常」が1万円から 厳選リスト「全国観光列車 29」
●日本ワインの時代が来た! 専門バーの女将が進める和食とのマリアージュ
●ヤフーとLINE統合は、GAFAの「日本侵攻」食い止め策だ
●北原みのりさん寄稿「私、恩赦になりました」
などの記事を掲載しています。
目次
巻頭特集
伝わる英語
●インタビュー
山下智久
ドラマ「THE HEAD」への出演で英語と格闘
「好き」も「嫌い」も伝えたら楽になった
食事を中座するときも誘いを断るときも理由をはっきり/共演者と「ファミリー」になるまで
●実践
「クィア・アイ」の5人に学ぶ気持ちの伝え方
ゲイのFab5の英語に「伝える」ヒント/「ほめて気遣う」が基本/メンバーからのメール
しいたけ.さんも共感 自己肯定感が上がるFab5の名言
根底にあるのはセルフラブとセルフケア/「あなただって変われる」
●トレンド
Fab5みたいにしゃべれる単語&フレーズ37
Best Speech of 2019 心が動いた3人のスピーチ
ティム・クック/グレタ・トゥーンベリ/メーガン・ラピノー
●教育
大学入学共通テスト 「記述式」プレテストを改めて分析
国語の作問に無理がある/数学は模範解答以外にも「正答」が多数
●子ども
子どもの目線で作った虐待VR動画が100万回再生
公立でも海外なら14万円超!高校生の修学旅行が高すぎる
●フィギュア
宇野昌磨「全日本で復活」のための自己分析
●時代を読む
サッカー界も経験 身近に「差別」が起こったら
●旅
観光列車で「五感」が喜ぶ
見て食べて触れ合える数時間の非日常を1万円台で
厳選リスト[全国観光列車29]/往路より復路が狙い目/北海道にも初上陸
●アート
北斎の桜や筆遣いが20億画素のデジタル化でくっきり
カミーユ・アンロ国内初個展 日本文学を生け花に
●社会
純喫茶の「味わい家具」お売りします
●インタビュー
生田絵梨花
『飾らずそのまま飛び込みたい』
乃木坂46メンバーとミュージカル俳優を両立/いま一番必要なこと
●食
日本ワインの時代が来た
国産じゃなくて「日本」/各社が空前の大増産/きっかけは「ワイン法」
日本ワイン専門バーの女将が薦める「和食とのマリアージュ」
●音楽
「トゥーランドット」も「蝶々夫人」も映画館で見る
●映画
森 達也「望月記者を追いかけて日本のいまを描いた」
●企業
ヤフーとLINE統合はGAFAの「日本侵攻」食い止め策だ
●科学
「はやぶさ2」地球への帰還をリアルタイムで見守るワクワク
●社会
北原みのりさん寄稿「私、恩赦になりました」
●日韓
米韓にも亀裂で日本の安全保障環境は悪化の一途
●政治
安倍首相本人と昭恵夫人「W関与」で3アウト
●表紙の人
生田絵梨花・アイドル・俳優
●現代の肖像
玉城デニー・沖縄県知事/山岡淳一郎
【好評連載】
『eyes』 内田 樹 & 浜 矩子
厚切りジェイソンの厚切りビジネス英語
佐藤 優の実践ニュース塾
竹増貞信のコンビニ百里の道をゆく
小島慶子の幸複のススメ!
オチビサン 安野百葉子
2020_Paralympics_TOKYO/パラテコンドー
はたらく夫婦カンケイ
Zeebraの多彩な野菜
【AERIAL】
アエラ読書部/近藤康太郎 評 『自画像のゆくえ』
この人のこの本/乙武洋匡
書店員さんオススメの一冊
いま観るシネマ/クー・ユールン
しいたけ.の午後3時のしいたけ.相談室
沖 昌之の今週の猫しゃあしゃあ
稲垣えみ子のアフロ画報
バカリズムの放談バカリズム
ジェーン・スーの先日、お目に掛かりましてseason2
SWEETS NEWS 2020
2020年、最高のスイーツ。
SWEETS TREND KEYWORD #1
チーズケーキ
chico(スイーツライター)× 平岩理緒(スイーツジャーナリスト)
SWEETS TREND KEYWORD #2
持ち帰りパフェ
齋藤優子(フードライター)× 斧屋(パフェ評論家・ライター)
SWEETS TREND KEYWORD #3
リッチバタースイーツ
土谷みお(菓子作家)× スイーツOLなり(スイーツブロガー)
SWEETS TREND KEYWORD #4
琥珀糖菓子
大森慶子(和菓子家)× 安原伶香(和スイーツ研究家)
SWEETS TREND KEYWORD #5
かたいプリン
スイーツなかの(芸人)× 前園真聖(サッカー解説者・タレント)
SWEETS TREND KEYWORD #6
台湾スイーツ
片倉真理(台湾在住コーディネーター)× 藤森陽子(台湾通ライター)
SWEETS TREND KEYWORD #7
デザートコース
chicoさんが体験する、幸せな驚き。
SWEETS TREND KEYWORD #8
エシカルスイーツ
ハナコラボメンバー4人が食べ比べ!
SWEETS TREND KEYWORD #9
しぼりたてモンブラン
モデル・斉藤アリスさんが食べ歩きツアー敢行。
都内ホテルの、注目のいちごフェア。
[特別企画]Magazine in Magazine
Hanako chocolat
私をとろけさせるチョコレートたち。
[第2特集]働く女子の心と体を「整える」8つのキーワード。
#01 サニタリーアイテム / #02 デリケートゾーンケア
#03 クィア・アイ / #04 ストレスレス美容 / #05 デトックス鍋
#06 パワーナップ / #07 CBD / #08 サウナ2.0SWEETS NEWS 2020 2020年、最高のスイーツ。
SWEETS TREND KEYWORD #1
チーズケーキ chico(スイーツライター)× 平岩理緒(スイーツジャーナリスト)
SWEETS TREND KEYWORD #2
持ち帰りパフェ 齋藤優子(フードライター)× 斧屋(パフェ評論家・ライター)
SWEETS TREND KEYWORD #3
リッチバタースイーツ 土谷みお(菓子作家)× スイーツOLなり(スイーツブロガー)
SWEETS TREND KEYWORD #4
琥珀糖菓子 大森慶子(和菓子家)× 安原伶香(和スイーツ研究家)
SWEETS TREND KEYWORD #5
かたいプリン スイーツなかの(芸人)× 前園真聖(サッカー解説者・タレント)
SWEETS TREND KEYWORD #6
台湾スイーツ 片倉真理(台湾在住コーディネーター)× 藤森陽子(台湾通ライター)
SWEETS TREND KEYWORD #7
デザートコース chicoさんが体験する、幸せな驚き。
SWEETS TREND KEYWORD #8
エシカルスイーツ ハナコラボメンバー4人が食べ比べ!
SWEETS TREND KEYWORD #9
しぼりたてモンブラン モデル・斉藤アリスさんが食べ歩きツアー敢行。
都内ホテルの、注目のいちごフェア。
[特別企画]Magazine in Magazine
Hanako chocolat 私をとろけさせるチョコレートたち。
[第2特集]働く女子の心と体を「整える」8つのキーワード。
#01 サニタリーアイテム / #02 デリケートゾーンケア
#03 クィア・アイ / #04 ストレスレス美容 / #05 デトックス鍋
#06 パワーナップ / #07 CBD / #08 サウナ2.0
人の人生を変える奇跡の5人。超人気番組『クィア・アイ』オフィシャルガイドブック。
ブラームスの最高傑作『ドイツ・レクィエム』
初演150年記念コンサート。作品ゆかりのブレーメンを拠点とする
パーヴォ・ヤルヴィ率いるドイツ・カンマーフィルが演奏
バッハの『ロ短調ミサ曲』やベートーヴェンの『ミサ・ソレムニス』とも共通する、宗教の枠組みを超えた、人類の「祈り」を描いたブラームスの『ドイツ・レクィエム』。この作品は、1868年4月10日にブレーメン大聖堂で(第1稿、 第5曲を除く)が初演されました。ブレーメンを本拠地とするドイツ・カンマーフィルとパーヴォ・ヤルヴィは、初演からちょうど150年後にあたる、2018年4月10日にブレーメンの聖ペトリ大聖堂で『ドイツ・レクィエム』を演奏、その記念コンサートのライヴ映像が発売されます。
ドイツ・カンマーフィルは2004年よりパーヴォ・ヤルヴィが芸術監督に就任、以降、独自のプロジェクトなど精力的に活動し、世界各地の音楽祭での演奏で聴衆を魅了、国際的オーケストラとしての評価を一気に高めました。パーヴォ・ヤルヴィと同楽団のブラームス演奏の素晴らしさは交響曲全曲録音でも実証済。『ドイツ・レクィエム』は重厚かつ長大なイメージのどっしりした名演が多いですが、本演奏は荘厳な雰囲気をたたえつつ、楽曲の瑞々しさにも焦点を当てた、創意に富んだオリジナリティに満ち溢れる演奏を披露しています。
第3、6曲で登場するバリトン独唱には、柔らかく豊潤な歌声で、リートやオペラ、宗教作品の檜舞台で名演を聴かせて来たマティアス・ゲルネ。第5曲のソプラノ独唱はルーマニア出身のヴァレンティナ・ファルカス。そして合唱には、合唱王国ラトヴィアのラトヴィア国立合唱団を起用し、美しいハーモニーを響かせています。(写真c Julia Baier)(輸入元情報)
【収録情報】
● ブラームス: ドイツ・レクィエム Op.45
ヴァレンティナ・ファルカス(ソプラノ)
マティアス・ゲルネ(バリトン)
ラトヴィア国立合唱団
ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
収録時期:2018年4月10日
収録場所:ブレーメン、聖ペトリ大聖堂(ライヴ)
映像監督:アンドレアス・モレル
収録時間:71分
画面:カラー、16:9
音声:PCMステレオ、DTS 5.0
字幕:英韓日
NTSC
Region All
レーベル : C Major
色彩 : カラー
画面サイズ : ワイドスクリーン
信号方式 : NTSC
リージョンコード : ALL
組み枚数 : 1
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ブラームスの最高傑作『ドイツ・レクィエム』
初演150年記念コンサート。作品ゆかりのブレーメンを拠点とする
パーヴォ・ヤルヴィ率いるドイツ・カンマーフィルが演奏
バッハの『ロ短調ミサ曲』やベートーヴェンの『ミサ・ソレムニス』とも共通する、宗教の枠組みを超えた、人類の「祈り」を描いたブラームスの『ドイツ・レクィエム』。この作品は、1868年4月10日にブレーメン大聖堂で(第1稿、 第5曲を除く)が初演されました。ブレーメンを本拠地とするドイツ・カンマーフィルとパーヴォ・ヤルヴィは、初演からちょうど150年後にあたる、2018年4月10日にブレーメンの聖ペトリ大聖堂で『ドイツ・レクィエム』を演奏、その記念コンサートのライヴ映像が発売されます。
ドイツ・カンマーフィルは2004年よりパーヴォ・ヤルヴィが芸術監督に就任、以降、独自のプロジェクトなど精力的に活動し、世界各地の音楽祭での演奏で聴衆を魅了、国際的オーケストラとしての評価を一気に高めました。パーヴォ・ヤルヴィと同楽団のブラームス演奏の素晴らしさは交響曲全曲録音でも実証済。『ドイツ・レクィエム』は重厚かつ長大なイメージのどっしりした名演が多いですが、本演奏は荘厳な雰囲気をたたえつつ、楽曲の瑞々しさにも焦点を当てた、創意に富んだオリジナリティに満ち溢れる演奏を披露しています。
第3、6曲で登場するバリトン独唱には、柔らかく豊潤な歌声で、リートやオペラ、宗教作品の檜舞台で名演を聴かせて来たマティアス・ゲルネ。第5曲のソプラノ独唱はルーマニア出身のヴァレンティナ・ファルカス。そして合唱には、合唱王国ラトヴィアのラトヴィア国立合唱団を起用し、美しいハーモニーを響かせています。(写真c Julia Baier)(輸入元情報)
【収録情報】
● ブラームス: ドイツ・レクィエム Op.45
ヴァレンティナ・ファルカス(ソプラノ)
マティアス・ゲルネ(バリトン)
ラトヴィア国立合唱団
ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
収録時期:2018年4月10日
収録場所:ブレーメン、聖ペトリ大聖堂(ライヴ)
映像監督:アンドレアス・モレル
収録時間:71分
画面:カラー、16:9、1080i
音声:PCMステレオ、DTS-HD MA 5.0
字幕:英韓日
Region All
ブルーレイディスク対応機器で再生できます。
レーベル : C Major
色彩 : カラー
画面サイズ : ワイドスクリーン
リージョンコード : ALL
組み枚数 : 1
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現代ポーランドの巨匠メイエルの壮大な鎮魂歌。指揮はボロヴィツ!
現代のポーランドを代表する作曲家の1人に数えられている名匠クシシュトフ・メイエルの、ソリスト、合唱を伴う大規模作品とシンフォニーをカップリング。ペンデレツキとヴィエホヴィチの2人のポーランドの巨匠に作曲を学んだメイエル。2011年から12年にかけて作曲された『孤独な夢想家の歌』と、2009年から13年にかけて作曲された「シンフォニア・ダ・レクィエム」の副題を持つ『交響曲第8番』は、ユダヤ人迫害をテーマとした壮大なる鎮魂歌。
ポーランド楽団の次代を担うマエストロ、ウカシュ・ボロヴィツのタクト捌きが光ります。(輸入元情報)
【収録情報】
メイエル:
1. 孤独な夢想家の歌 Op.116
2. 交響曲第8番 Op.111『シンフォニア・ダ・レクィエム』
クラウディア・バラインスキー(ソプラノ:1)
クラクフ・カロル・シマノフスキ・フィルハーモニー混声合唱団(2)
カトヴィツェ・ポーランド国立放送交響楽団
ウカシュ・ボロヴィツ(指揮)
録音時期:2015年4月27,28日、2018年2月19-22日
録音場所:カトヴィツェ、ポーランド放送コンサートホール
録音方式:ステレオ(デジタル)
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Brilliant Classics SINGLE COLLECTION
ヴェルディ:レクィエム
【収録情報】
・ヴェルディ:レクィエム
ダニエラ・ネディアルコヴァ(ソプラノ)
イヴァンカ・ニノヴァ(メゾ・ソプラノ)
ロウメン・ドイコフ(テノール)
エミール・ポノルスキ(バス)
ソフィア歌劇場管弦楽団&合唱団
イヴァン・マリノフ(指揮)
録音方式:デジタル
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ディアパゾンが選んだ決定盤シリーズ第134集!
ブーランジェ指揮、フォーレのレクィエムがメインプロ!
ディアパゾンが選んだ決定盤シリーズの第134集は、名教師としてその名を馳せたナディア・ブーランジェがニューヨーク・フィルハーモニックを指揮した1962年録音の『レクィエム』をメイン・プログラムとするフォーレの作品集。ディアパゾン誌はこのナディア・ブーランジェが指揮した1962年の演奏を、数あるフォーレのレクィエムの録音の中でも最高峰と位置付けており、フォーレ作品集の発売に伴う選曲と録音選定へのこだわり窺えます。
また、器楽、室内楽の作曲家として有名なコンポーザー=ピアニスト、ダマーズが弾いた『夜想曲第6番』、グレットリ四重奏団の『弦楽四重奏曲』、そしてデュリュフレが参加している『ピエ・イエズ』を収録しており、カップリングの充実度もかなりの高さです。(輸入元情報)
【収録情報】
フォーレ:
● レクィエム
レリ・グリスト(ソプラノ)
ドナルド・グラム(バリトン)
ヴァーノン・デ・タール(オルガン)
コラール・アート・ソサエティ
ニューヨーク・フィルハーモニック
ナディア・ブーランジェ(指揮)
録音:1962年(ライヴ)
● 夜想曲 第6番変ニ長調 Op.63
ジャン=ミシェル・ダマーズ(ピアノ)
録音:1956年
● 弦楽四重奏曲ホ短調 Op.121
クレットリ四重奏団
録音:1928年
● ピエ・イエズ(ああ、イエスよ)
マルタ・アンジェリシ(ソプラノ)
モーリス・デュリュフレ(オルガン)
サン・トゥスタッシュ管弦楽団
アンドレ・クリュイタンス(指揮)
録音:1951年
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ジェンダーやセクシュアリティの規範性やカテゴリーの境界線を問い直す概念としての「クィア」は、LGBTブームのはるか以前から、映画文化を通じて日本に流入し、その地平を広げてきた。作品や表象のなかで、不可視化され、無視され、隠蔽されてきたものは何か。それらを「クィアなもの」としていかに再発見できるか。あつかう地域や新旧問わず、幅広い作品を様々な方法論で論じた本書は、クィアとシネマをめぐる思考と実践のアーカイヴである。
フィンランドの心を描くコスティアイネンのレクィエム
フィンランドのペッカ・コスティアイネンは、主に合唱音楽の作曲家として知られています。100曲を超す合唱作品は、児童合唱のための作品、宗教作品、フィンランド民族叙事詩集『カレヴァラ』にテーマを求めた作品と、大きく3つに分類され、『不滅の詩人』をはじめとする「Alba Records」の「コスティアイネン自作を指揮する」シリーズで紹介されてきました。
『レクィエム』は、ユヴァスキュラ教区とユヴァスキュラ・シンフォニア(シンフォニア・フィンランディア)の共同委嘱により作曲された作品です。「主よ、永遠の安息を彼らに与え」「あなたに賛歌が捧げられ」「キリエ」「涙の日」「主イエス・キリスト」「賛美の生贄と祈り」「聖なるかな」「慈悲深き主、イエスよ」「神の子羊」「永遠の光」「楽園へ」。「平安、慈悲、光、愛」を清冽、抒情、輝かしい音楽に表すため、「涙の日」をのぞき、「怒りの日」のように来世を暗く描いた章が省略されています。
ユヴァスキュラ・シンフォニアの首席指揮者ヴィッレ・マトヴェイェフ[1986-]は、チェロ協奏曲や『アド・アストラ』などの作曲家としても知られます。トゥルク音楽祭の芸術監督。2020年からサヴォンリンナ・オペラ・フェスティヴァルの芸術監督に就任する予定です。(輸入元情報)
【収録情報】
● コスティアイネン:レクィエム (2016)
スヴィ・ヴァユリネン(ソプラノ)
エナ・ポングラク(メゾ・ソプラノ)
シモ・マキネン(テノール)
タパニ・プラトハン(バス)
ムシカ合唱団
ユヴァスキュラ・シンフォニア
聖ミカエル弦楽オーケストラ
ヴィッレ・マトヴェイェフ(指揮)
録音時期:2016年10月30日、11月1日
録音場所:フィンランド、ミッケリ、ミカエル・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
制作・録音:サイモン・フォックス=ガール
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.1 SURROUND
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大きな影響力を持つ三人の女性神学者の思想を精査し、フェミニズム(神学)とクィア(神学)に共通する課題と断絶の双方を明らかにする。「クィア神学」の多様な内実、その課題と可能性を展望する。類書に乏しいクィア神学に関する本格的な研究書。
第一章 クィア神学の歴史と課題
第一節 「クィア」をめぐって
第二節 クィア神学の歴史
第三節 クィア神学とフェミニスト神学
第二章 力としてのエロティックーーカーター・ヘイワード
第一節 思想的背景
第二節 「力」の転換を目指して
第三節 力としてのエロティック
第四節 神ーー内在する超越
第五節 キリストーー現在進行形のプロセス
第六節 批判的考察
第三章 キリスト教とはクィアなものーーエリザベス・スチュアート
第一節 思想的背景
第二節 「ゲイ神学・レズビアン神学」への批判
第三節 「クィア神学」の定義
第四節 アイデンティティをめぐって
第五節 神、キリスト、サクラメント
第六節 批判的考察
第四章 下品な神学ーーマルセラ・アルトハウス=リード
第一節 思想的背景
第二節 「下品な神学」とは何か
第三節 バイ/キリスト
第四節 クィアな神
第五節 神学ーー地図を持たない旅
第六節 批判的考察
第五章 クィア神学者たちの挑戦ーー比較考察
第一節 神とキリスト
第二節 フェミニズムとクィア
第三節 神学とその主体
第四節 クィア神学の課題と可能性
「フツーの生活」とは何か。「フツーの人」とは誰か。「フツー」というふわふわした普遍的な事象について、立ち止まって考える。自己の存在を肯定しながら、周りの人々と共に在ることを願い、そのような共生の生き様をコミックを通して言祝ぐ一冊。
Powered by HMV
「クィアの時代」に香港から届いたアジアンLGBTQ+作家による「クィア小説」17編を収録!
ココマッツィ:レクィエム
南イタリアの最も重要な宗教面における精神的中心地のひとつであるサン・ジョバンニ・ロトンドで育った作曲家アントニオ・ココマッツィ。ココマッツィの家族はピオ神父と知り合い、ピオ神父が彼らの人生に与えた影響について多くの親密な思い出を持っており、神父の没後30周年という節目の年に『レクィエム』を作曲しました。
1999年に作曲されたこのレクィエムは現在でもココマッツィにとって最も重要な作品であり、今回は2021年に改訂された独唱、合唱、オルガンによるヴァージョンで演奏されています。(輸入元情報)
【収録情報】
● ココマッツィ:独唱、合唱とオルガンのためのレクィエム
ガブリエッラ・コスタ(ソプラノ)
ヌンツィア・サントディロッコ(ソプラノ)
ヴィンチェンツォ・ボノモ(テノール)
マッテオ・ダポリト(バス)
マウロ・ヴィスコンティ(オルガン)
コーロ・ケモニア
サルヴァトーレ・シナルディ(指揮)
録音時期:2022年5月
録音場所:イタリア、パレルモ大聖堂
録音方式:ステレオ(デジタル)
Powered by HMV
金井美恵子、村上春樹、田辺聖子、松浦理英子、多和田葉子の作品を、クィア批評や批評理論を縦横に組み合わせて読み解く。読者のアイデンティティをも揺さぶる「現代小説を読むことの可能性」を、小説表現とクィア批評の往還からあざやかに描き出す。
はじめに
第1章 金井美恵子「兎」--クィアとしての語り
1 危うい近親相姦願望
2 肉食と殺害に惑溺する少女
3 過剰な模倣のゆくえ
4 「少女」の物語から「私」の物語へ
第2章 村上春樹『ノルウェイの森』--語り/騙りの力
1 男同士の絆と女同士の絆
2 31と13
3 語る/騙る女
4 語られた/騙られた死
5 女性の欲望を読み直す
第3章 村上春樹「レキシントンの幽霊」--可能性としてのエイズ文学
1 不可解な孤独
2 眠りのあとで
3 パーティーに参加しない「僕」
4 記録と距離
第4章 村上春樹「七番目の男」--トラウマを語る男
1 「K」と「私」
2 男性性(ルビ:マスキュリニティ)の呪縛
3 「波」の出来事
4 トラウマの語り
5 「私たち」のセラピー的空間
第5章 田辺聖子「ジョゼと虎と魚たち」--ケアの倫理と読むことの倫理
1 ケアの倫理という思考方法
2 潜在化するニーズ
3 女性障害者の困難
4 ケアの倫理と読みの倫理
第6章 松浦理英子『犬身』--クィア、もしくは偽物の犬
1 ケアされる/ケアする犬
2 犬という伴侶種
3 被傷性とケアの倫理
4 クィアな身体
5 不穏なる暴力の気配
第7章 多和田葉子「献灯使」--未来主義の彼方へ
1 障害者的身体をめぐって
2 クィアな身体と反再生産的未来主義
3 献灯使という子ども騙し
4 可能性としてのケア
おわりに
初出一覧
あとがき
人名索引
事項索引