コーヒーが冷めないうちに読み切ることができるショートストーリー。ベストセラー作家が贈る、疲れた心に効く、真実の物語50を収録。
==============
愛され続けて6万部突破!
ロングセラー『月とコーヒー』
6年ぶりとなる待望の第2集!
==============
2019目の刊行以来、単行本で愛され続け、
異例のロングセラーとなっている
『月とコーヒー』。
人気作家が腕によりをかけて紡いだ
とっておきの小さな物語たち。
待望の第2集ができあがりました。
◎火星が最も地球に近づいた夜の小さな奇跡
◎〈まっくら都市〉で〈こころ〉を探すモグラの冒険
◎駄目なロボットによる素晴らしいオーケストラ
◎〈トカゲ式ゴム印〉と世界の果ての地球儀屋
◎夜を青く塗り替える、〈貴婦人〉という名の石炭
◎空を飛べなかった男と、ほろ苦いビター・チョコレート
◎〈白紙屋〉の白い手袋と三人の年老いた泥棒
今夜は少し遠いところへ
出かけてみませんか。
世界の片隅に生きる
ささやかで優しい
誰かと誰かのお話を
あなたにお届けします。
世界的に高品質として知られるハワイ島のコナコーヒー。200年にわたる栽培史には、日英米帝国の植民地的権力、アジア、ラテンアメリカからの労働移民と変化し続ける人種秩序、コーヒーの世界市場など、人・モノ・概念・技術のグローバルな〈移動〉が絡み合う。「周縁」の太平洋の島を結節点として捉え返すグローバル・ヒストリーの試み。
凡 例
序章 コナコーヒーをめぐる歴史叙述
1 コーヒーのグローバル・ヒストリー
2 複数の移民史が交錯するコナ
3 人、モノ、知の重層的移動史
4 本書の構成
第1章 ハワイ諸島へのコーヒーの移植
ー英帝国の植物帝国主義と米国宣教師の活動
1 ハワイへの植物の人為的移動
2 カメハメハ二世の訪英
3 英帝国ーハワイ間の植物の「交換」
4 ハワイ王国への「贈り物」
5 オアフ島首長ボキと西洋化
6 アメリカン・ボードとコナコーヒー
第2章 誰がコーヒーを産業化するのか
ー王国の主権と農業振興政策
1 欧米系白人入植者と土地制度改革
2 ハワイ王立農業協会とカリフォルニア
3 1850年代のコーヒー栽培の振興
4 1880年代の製糖業の台頭
5 コーヒー法案と権力争い
6 コナにおけるコーヒー栽培
第3章 米国への併合とコーヒー産業
ーハワイ共和国の移民・入植政策
1 労働委員会とコーヒー産業振興
2 ハワイ島東部への米国白人入植者
3 コナコーヒー産業における日系移民
4 逃亡移民のアサイラムとしてのコナ
5 熊本移民合資会社と逃亡移民名簿
Column 1 コナコーヒーの収穫とラウハラのカゴ
第4章 コナの「日本村」とコーヒー
ー日本帝国の「国産」コーヒー誕生
1 「日本村コナ」という認識
2 「日本村」形成前のコナ
3 「永住土着」の理想と現実
4 人類学者エンブリーが見たコナ
5 コナ日系移民と南洋珈琲株式会社
6 日本帝国と「国産」コーヒー
7 日本統治下台湾のコーヒー栽培
8 植民地においてコーヒーを作ること
Column 2 「愛国的飲料」としてのコナコーヒー
補論 グローバル・ヒストリーを紡ぎ出す
1 歴史研究の空間認識とポジショナリティをめぐる課題
2 断片化された移動史の収集と結合
第5章 コナ「哀史」とそれを継ぐ者たち
ー日系、ラテン系、新たな担い手のゆくえ
1 戦前の農業普及事業とコナ
2 戦後の日系技術者とコーヒー農家の協働
3 コナの観光業とコナコーヒー産業の衰退
4 スペシャルティコーヒーと新たな農家
5 ラテン系収穫労働者の誘致
6 「哀史」を越えて
Column 3 「コフィア・アラビカ」をめぐる言語帝国主義
第6章 スペシャルティとは何か
ー「コナコーヒー」のアイデンティティ
1 ハワイ立州とコナコーヒー産業
2 日系二世によるコナコーヒーのブランド化
3 スペシャルティコーヒー概念の台頭
4 グローバルな評価と偽コナコーヒー
5 他島でのコーヒー産業の台頭
6 「コナコーヒー」をめぐる課題
終章 太平洋史の結節点としてのコナ
1 多方向的移動
2 植民地主義
3 人種主義
4 「没背景」から浮かび上がるグローバル化の落とし穴
本書関連略年表/参考文献
あとがき
索 引
古い小説にも造詣の深い、『コーヒーの絵本』の著者で徳島の人気焙煎所アアルトコーヒー庄野雄治が、コーヒーによくあう〈すこぶる〉面白い小説を厳選しました。現代に生きる私たちにこそ響く、至極面白く、とても読みやすい小説集です。コーヒーを飲みながらお楽しみください。カバー写真には小説に登場する魅力的な女性たちの象徴として、人気シンガーソングライター・安藤裕子さんを起用。長らく品切れしていた人気書が文庫サイズ、新たな2編を加えた増強新装版で復活!姉妹書『コーヒーと短編』『コーヒーと随筆』とともにお楽しみください。「コーヒー屋のくせにではなく、コーヒー屋だから作れた、ちょうどいい短編集」小説は読まなければならないものではない。そこがコーヒーとよく似ている。どちらも、あってもなくてもいいけれど、あれば生活が豊かになる。だから、小説とコーヒーはよくあうのだ。
今はなき吉祥寺の名店「もか」店主の標氏が語る一杯の珈琲にかける思いと情報。
コーヒーの味の違い、淹れ方などの基礎知識から、道具やコーヒー豆の選び方まで、分かりやすく丁寧に解説
コーヒーの香味を自由自在にコントロール。バッハコーヒー・田口護と科学者で人気ブログ「百珈苑」を主宰する旦部幸博がタッグを組み、「おいしいコーヒーとは何か」を解き明かす渾身のコーヒー論。
★「コーヒーは健康にいい!」は、いまや科学の常識です!
近年の研究により、コーヒーの各種成分が、
体に好影響を及ぼすとわかっています。
コーヒーに含まれるカフェインは血流をよくして、
高血圧や動脈硬化の予防、改善に役立ちます。
また、クロロゲン酸というポリフェノールの一種が、
肝機能値を下げるという効果も確認されています。
本書は、コーヒーの健康効果をさらに高める
6種の飲み方を紹介します。
25kg、18kgやせた!血圧、血糖値、肝機能値が下がった!
緑内障の眼圧が安定!耳鳴りが治った!
という喜びの声も多数!
医師もお勧めの至高の一杯で健康になりましょう!
目次:
●医師が解説するコーヒーの健康効果
●シナモンコーヒー
●レモンコーヒー
●MCTコーヒー
●生クリームコーヒー
●バターコーヒー
●バターコーヒーダイエット
食材やペーストとの組み合わせ次第で、朝ごはんにもなれば、おつまみにも変身するパン。また、焙煎方法、挽き方、淹れ方によって味わいが大きく異なるコーヒー。パンとコーヒーが愛される理由は、こうした“楽しみ方の幅広さ”にあるのかもしれません。そこで本書では“暮らし上手”な方々に「私だけが知っているパンとコーヒーの美味しい楽しみ方」を教えていただきます。
個性的なコーヒー豆の選び方、コーヒー豆を丁寧に挽き、おいしく抽出するための技術、機能性やデザイン性にあふれたコーヒー器具などを解説。おいしいアイスコーヒーの作り方、アウトドア系コーヒーアイテムも紹介。
良いコーヒー豆、正しく抽出したエスプレッソは、健康的な万能食材!
バリスタの第一人者でもある横山千尋氏が、コーヒー豆を挽いてトッピングに、
抽出してソースに、さらに出し殻まで活用したレシピを大公開。
アメリカでも大注目のダイエット法がついに書籍化! コーヒーに無塩バターとMCTオイルを加えると体がケトン回路になって痩せる! 合わせて実行すると効果アップのレシピも多数紹介。
世界の女性バリスタ活躍の礎を築いたパイオニアとして知られる鈴木樹氏の監修による、ビギナーのためのコーヒー入門書。絵とマンガによるわかりやすい解説で、難しいコーヒーの世界へあなたを誘います!
コーヒーは苦くて甘い。人生も苦くて甘い。悩みにとらわれた人々の転機にコーヒーが立ち会う。それぞれが選択した未来はーー。ある日、ルームメイトの実果が出ていった。入れ違いに現れた彼女の婚約者と、なぜか同居することになりーー(「コーヒーの囚人」)。真面目が取り柄の地味な会社員が、上司との不倫におぼれた先で出した答えとはーー(「隣のシーツは白い」)ほか、日常の先に潜む、どこか不思議な5つの物語
医者が教える健康とコーヒーの関係。
気持ち安らぐ16のコーヒー・エッセイ。
あなたは、どんなときにコーヒーを飲みますか?
リラックスしたいとき、気合を入れたいとき、思いを巡らすとき、古い友を思い出すとき……。
コーヒーはただの飲み物ではなく、感情や記憶、ときには場の雰囲気と結びつく不思議な飲み物です。
同時に、たくさんの健康効果があることも分かっています。本書は、エッセイを通じて、コーヒーの持つさまざまな側面に光を当て、科学だけでは語りきれないコーヒーの本質を描きます。
【本書の特徴】
◎カフェやご家庭で、リラックスしたいときに読みたい柔らかなエッセイ。
◎健康とコーヒーに関するコラムを多数収録。 読むだけで知識が得られます。
●なぜ犬はコーヒーを飲まないのか
●コーヒー嫌いだった友人
●学生時代の喫茶店
【コラム】 ポリフェノールが身体に良いと聞きますが、コーヒーだけでも十分摂取できますか?
【コラム】コーヒー好きなのですが、1日に何杯までなら、身体に悪影響がありませんか?
●コーヒーと医学
●コーヒーのいれかたが変化した
●鼻をつまんでコーヒーを飲む
【コラム】 コーヒーを飲むと眠れないことがありますが、どうすれば良い?
【コラム】ダイエット中のコーヒーは良い、悪い?
●映画のなかのコーヒー
●コーヒー依存症
●インスタントコーヒーの発明
【コラム】コーヒーって胃に良くないって、本当?
●コーヒーと音楽
【コラム】 妊婦がコーヒーを飲むと、生まれてくる赤ちゃんに悪影響があるって、本当?
●コーヒースプーンの回しかた
●近くにカフェができた
【コラム】 コーヒーに含まれるアクリルアミドという成分に発がん性があるって、本当?
【コラム】 腎臓が悪いのですが、コーヒー成分で腎臓に悪影響があるものは入っていますか?
●カフェの時代
●認知症とコーヒー
【コラム】 カフェインは心臓の血管に悪いと聞いたことがあるのですが、本当?
【コラム】 動脈硬化や糖尿病にコーヒーが効果的だと聞いたけど、本当?
●イタリアバールのコーヒー
●コーヒーと記憶
古今東西のコーヒーを巡る90人のことばが木版画に。読んで楽しい、見て面白い、心休まるコーヒー・テーブル・ブック!
世界の女性バリスタ活躍の礎を築いたパイオニアとして知られる鈴木樹(みき)氏による、ビギナーのためのコーヒー入門書。この本を読むことで、「好みの豆と淹れ方がわかる」ようになり、「自宅でおいしいコーヒーを楽しむことができる」、さらに「カフェで自分のお気に入りをオーダーできる」ようになる! 難しいと思われるコーヒーの世界を、絵とマンガでわかりやすく解説します。
・コーヒー豆の種類、産地の説明
・コーヒーの味の違いについて
・自宅で焙煎する方法
・コーヒー豆の挽き方と挽き具合について
・味がワンランクアップする淹れ方とは
・こだわりの道具や器の紹介
・カフェラテ、カプチーノ、エスプレッソの作り方 など