日本のプロ野球に立ちはだかる人材不足問題。社会人野球の企業チームの衰退などにより、トップ層の選手を育て上げる土壌が失われ、規格化された選手ばかりとなった日本プロ野球の未来に活路はあるのかーー。
東大卒プロ野球選手でありがならソフトバンク球団経営のブレーンであった著者が、アメリカのマイナーリーグの視察を行い、選手を育てる役割と地域との交流によってビジネス化を両立させている成功事例を数多く研究、取材。トップリーグを下支えする地域に密着したファームの充実と、健全な娯楽施設としてヒト・モノ・カネが動く地域のエコシステムの一翼を担うスポーツ興行の存在意義の重要性を提言する。
現地取材と詳細なデータを駆使しながら、日本における独立リーグを基盤とした人材育成と地域活性化を可能にするスポーツビジネスモデルの可能性を「見える化」する!
「持続可能な開発目標(SDGs)」の関連を考えて「生物多様性」と「多様性」を解説。生物の絶滅危惧種、少数派の人や個性が違う人が集まって暮らす多様性社会が分かる。
長時間労働の解消のみが働き方改革の目的ではない。社員ひとり一人が高い時間意識を持った働き方へ転換することと管理職の職場マネジメントの改革を進めるための方策を示す。
【目次】
序章 ダイバーシティ経営の土台作りとしての働き方改革
第1章 日本の労働時間の変化と現状
第2章 ワーク・ライフ・バランスに関わる労働時間の多様な側面
第3章 企業における働き方改革の現状と課題
第4章 働き方改革の担い手としての管理職
第5章 勤務場所の柔軟化:在宅勤務などテレワーク
第6章 働き方改革と生活改革
序章 ダイバーシティ経営の土台作りとしての働き方改革
第1章 日本の労働時間の変化と現状
第2章 ワーク・ライフ・バランスに関わる労働時間の多様な側面
第3章 企業における働き方改革の現状と課題
第4章 働き方改革の担い手としての管理職
第5章 勤務場所の柔軟化:在宅勤務などテレワーク
第6章 働き方改革と生活改革
日本政府は、大麻使用罪の新設を検討している。しかし、大麻の医療上の効用が科学的に証明されている。国際社会は、大麻使用の非刑罰化、非犯罪化に向かっている。
本書では、科学的エビデンスに基づいて、文化、医療、経済、刑事政策、社会政策の視点から、大麻使用の是非を徹底検証する。
はじめに
問題提起
大麻使用は犯罪か?--科学的エビデンスで考える………石塚伸一・加藤武士
第1部 論争・大麻使用
第1章 大麻とは何か?--禁止の歴史と医療大麻………長吉秀夫
第2章 薬としての大麻 正高佑志
第3章 医療政策でもなく刑事政策でもなく、社会的政策としての大麻政策………佐藤哲彦
第4章 最高裁と大麻………園田寿
第5章 取締られる側から見た大麻政策ーーすべては「夢の中」………高樹沙耶
第6章 大麻とCBD………吉田智賀子
第7章 「大麻等の薬物対策のあり方検討会」とは何か?--検討会を通じて考えたこと………松本俊彦
第2部 世界の大麻政策
第1章 アメリカ/薬物使用と非犯罪化ーー再使用と回復支援………イーサン・ネーデルマン
第2章 ポルトガル/ 日本の大麻問題とポルトガルの実践………丸山泰弘
第3章 ドイツ/ドイツの薬物政策ーー抑止政策から容認政策への転換………金尚均
第4章 国連/忖度する国連ーーハームリダクションにほど遠い日本。蔑ろにされる当事者たち。………古藤吾郎
第3部 大麻論争と「えんたく」から見えてきたもの
第1章 大麻論争と「えんたく」の意義………土山希美枝
第2章 諸外国と日本の大麻政策・薬物政策を考える………暮井真絵子
第3章 大麻論争とダイバーシティー(多様性)………山口裕貴
600社を超える会社を見てきた「人事のプロ」が教える、今からやっておくべき「働き方改革」への正しい対応!企業が実際に「働き方改革」に取り組む際の様々なポイント、障壁となること、今から取り組んでおきたい施策のヒントが満載!
神戸大学大学院教授鈴木竜太氏推薦!
「人々が自分らしく働き、組織には一体感がある
インクルージョン・マネジメントが目指す組織は、マネジメントに携わる人なら誰でも理想に持つ姿だ。
丁寧な理論的検討と実証研究を行っている本書は、それを深く考えたい人の大いなる助けとなる書である」
日本企業において、ダイバーシティ・マネジメントという「言葉」が定着し、各企業・組織おいて制度拡充が進められるようになって久しい。しかし、必ずしもそれが成果につながっているとは言い難いのが実情である。
本書では、多様性を成果につなげる考え方として、組織における帰属感と自分らしさの発揮の両方が実現されている状態である「インクルージョン」の概念に着目する。この言葉は元々、社会福祉や教育の分野で使われ始めたが、昨今、企業経営の場においても耳にするようになった。経営学の視点からこの概念を丁寧に整理し紐解いた上で、インクルージョン認識を積極的に活かしている企業と、形式的なダイバーシティ・マネジメントのみ行う企業との事例比較を行い、どのような取り組みがインクルージョン認識を高めるのか、また、インクルージョンを用いることでどのような組織成果が得られるのかを具体的に示し、真に多様性を活かす経営のメカニズムを提示する。
インクルージョンの本質を詳らかにし、それをわかりやすく実際に使える概念に落とし込んだ意欲的な研究書であり、研究者はもちろん、ダイバーシティ施策に取り組みつつも成果につながらないと悩む実務家にとって、多様性を活かすとはどういうことなのか、そしてそれを成果につなげるためには何が大切なのか、といった点で、新たな視点や示唆を得られるであろう。
【目次】
序 章 インクルージョン・マネジメントの探求に先立って
第I部 先行研究と研究課題
第1章 ダイバーシティにかんする先行研究
第2章 インクルージョンにかんする先行研究
第3章 日本企業の人材マネジメントにかんする先行研究
第4章 研究課題
第II部 事例研究
第5章 事例:男性総合職モデル企業
第6章 事例:インクルージョンを活かす企業
第III部 総合的考察と結論
第7章 事例研究からの総合的な考察
第8章 結論
序 章 インクルージョン・マネジメントの探求に先立って
第I部 先行研究と研究課題
第1章 ダイバーシティにかんする先行研究
第2章 インクルージョンにかんする先行研究
第3章 日本企業の人材マネジメントにかんする先行研究
第4章 研究課題
第II部 事例研究
第5章 事例:男性総合職モデル企業
第6章 事例:インクルージョンを活かす企業
第III部 総合的考察と結論
第7章 事例研究からの総合的な考察
第8章 結論
多様な人材が未来をつくる。「ダイバーシティ経営」のトップランナーたち。
│特集│発想するチーム●より速く、より簡単に、より楽しくブレインストーミングではあえて「問い」を追求せよ・マサチューセッツ工科大学 リーダーシップ・センター エグゼクティブディレクター ハル・グレガーセン●デザイン思考の限界を超えて生物の進化のように発想する 進化思考・NOSIGNER 代表 太刀川英輔●『モンスターハンター』のプロデューサーが明かす個性派集団のひらめきを形にするマネジメント・カプコン 常務執行役員 辻本良三●顧客の感情を揺さぶる製品をつくれインテュイット:デザインから考える組織・インテュイット 会長兼CEO ブラッド・スミス●[名著論文再掲] 未来をかたちづくる小さなアイデアの大きな力・クレアモント大学院大学 教授 ピーター F. ドラッカー
│HBR翻訳論文│●延べ6万時間のデータ分析から見える理想と現実【リーダーシップ】CEOの時間管理・ハーバード大学 ユニバーシティ・プロフェッサー マイケル E. ポーター・ハーバード・ビジネス・スクール 学長 ニティン・ノーリア●企業の枠を超えたパートナーシップを構築する【戦略】インクルーシブ・グロース実現への道・ハーバード・ビジネス・スクール 教授 ロバート S. キャプラン・ハーバード・ビジネス・スクール 准教授 ジョージ・セラフェイム・パラジウム ディレクター エドゥアルド・トゥーゲントハット●価格や性能だけでは選ばれない【マーケティング】法人顧客が購買を決める40の「価値要素」・ベイン・アンド・カンパニー パートナー エリック・アルムキスト・ベイン・アンド・カンパニー パートナー ジェイミー・クレグホーン・ベイン・アンド・カンパニー パートナー ローリー・シェアラー●個性をいかに組み合わせるか【人的資源管理】化学反応を生み出すチームマネジメント脳科学で見極める4つの性格タイプ・デロイト 首席研究員 スザンヌ M. ジョンソン・ビックバーグ・デロイト ナショナル・マネージング・ディレクター キム・クライストフォート●5人の経営幹部が語る性格タイプを知る意義・マリオット・インターナショナル 最高顧客経験責任者 アダム・マラムート・サウスウエスト航空大学 バイスプレジデント エリザベス・ブライアント・アメリカン・エキスプレス エグゼクティブ・バイスプレジデント グレッグ・キーリー・ナショナル・グリッド米国法人 財務部長 チャールズ・デローザ・ケロッグ・カンパニー 経営企画担当副会長兼最高法務責任者 ゲイリー・ピルニック[インタビュー]●脳の働きを理解すれば、誰とでもうまくやっていける・生物人類学者 ヘレン・フィッシャー●性格テストの簡潔な歴史・『ハーバード・ビジネス・レビュー』 シニアエディター エベン・ハレル│Spotlight│●社員ネットワークの分析からダイバーシティを診断する・『ハーバード・ビジネス・レビュー』/編│Idea Watch│●ベンチャーキャピタリストはピッチで何を知りたいのか『ハーバード・ビジネス・レビュー』/編●技術的能力は時にEIに優先する●寄付金額を提示することのメリットとデメリット●投資家はESGスコアを実際にどう利用しているか・『ハーバード・ビジネス・レビュー』/編●成功は遺伝子からつくられる・デューク大学 教授 ダニエル・ベルスキー│Life's Work│ ・バスケットボールチーム監督 マイク・シャシェフスキータイトル案:発想するチーム
女性の力を最大化する組織マネジメントとは。日経WOMAN女性が活躍する会社Best100上位企業の効果的な人事施策公開!
金属素材販売、加工販売の専門商社の天彦産業。経済産業省の「ダイバーシティ経営企業100選」に選ばれた現場をつぶさに学びます
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ダイバーシティ経営の先進企業34社のベストプラクティスを紹介。
従来型の人材確保・活用策を変革することが不可避の今、参考にすべき一冊!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ダイバーシティ経営」とは、経営トップが“適材適所”を実現するため、働き方や職場風土を変えることによって、適材を選ぶ範囲を、従来の「日本人・フルタイム・男性」から、女性、外国人、短時間勤務の人へと広げていくことが、企業業績に結実する方策です。
本書には、34社の取組とその成果をまとめた「ベストプラクティス集」とともに、これらの事例から共通項として抽出されたダイバーシティ経営を進める上での成功への王道である「ダイバーシティ経営の基本的な考え方と進め方」と、具体的な「取り組みのアイデアリスト」を収録しています。
企業関係者にとっては、「ダイバーシティ経営」推進の手引書として、就活生、働く女性にとっては、働き続けやすく活躍しやすい「ホワイト企業」をみつける指南書として、広く活用できる内容となっております。
平成27 年度 新・ダイバーシティ経営企業100 選 ベストプラクティス集
1 平成27年度 新・ダイバーシティ経営企業100選 事業の趣旨と実施概要
1.新・ダイバーシティ経営企業100 選の趣旨
2.実施概要
2 価値創造のためのダイバーシティ経営に向けて
1.なぜ今、「ダイバーシティ経営」なのか
2.ダイバーシティ経営の基本的な考え方と進め方
3.まとめ
3 特集 平成27年度重点テーマ
1.長時間労働是正等の働き方改革
2.(女性の)職域拡大・役割の高度化
3.外国人の活躍推進
4 平成27年度 新・ダイバーシティ経営企業100選 ベストプラクティス集
参考資料1:ダイバーシティ経営企業100 選 表彰企業一覧(産業別/地域別)
参考資料2:平成27 年度 新・ダイバーシティ経営企業100 選 運営委員会 委員名簿
平成27年度なでしこ銘柄
平成27年度 新・ダイバーシティ経営企業100 選表彰式・なでしこ銘柄発表会 シンポジウム
STEMM分野における多様な人材の登用をいかにして実現するかを文化的社会的に考察する。特に理工系分野に女子学生・女性研究者が少ない現状をジェンダーイメージの観点から分析し、その歴史的経緯や人文社会科学と自然科学との相違を検討、さらに国内外で人材ダイバーシティが社会の推進力となっている事例等も紹介する。
特集1=生殖細胞および受精卵のゲノム編集と私たちの未来ーコンセンサスのあり方を問うー
プログラム
開会挨拶 調 麻佐志
ヒト受精胚へのゲノム編集技術の利用ーー政府における検討について 前澤 綾子
人の生殖への技術的介入はどこまで許されるのか?––人文学の観点から 安藤 泰至
受精卵のゲノム編集と優生思想 利光 惠子
特集2=科学技術人材のダイバーシティ研究
日本のSTEMM分野における女性人材の歴史 小川眞里子
ジェンダーと社会科学––比較対象としての経済学 隠岐さや香
高校生のジェンダーステレオタイプと理系への進路希望 井上 敦,一方井祐子,南崎 梓,加納 圭,マッカイユアン,横山 広美
STEM分野に必要とされる能力のジェンダーイメージ––日本とイギリスの比較研究 一方井祐子,井上 敦,南崎 梓,加納 圭,マッカイユアン,横山 広美
英国における「医療・医学の女性化」をめぐる議論と対策 渡部麻衣子
論文
食品安全行政の制度に組み込まれたリスクコミュニケーション––ディスコミュニケーションの新たな要因と消費者団体が直面する問題 吉田 省子
研究ノート
自動運転車の社会実装について考える––構築的テクノロジー・アセスメントによる試験的ワークショップの実施報告 杉原 桂太,伊藤 俊
話題
印刷文化からオープンサイエンスへの移行がもたらす課題のSTS 的分析 藤垣 裕子,藤垣 洋平
学会の活動
投稿規定
執筆要項