労働力人口減少、グローバル化、HRテクノロジーの進化、ダイバーシティという変化を前に、これからの制度改革の方向性を専門家が解説。2015年以降、『労政時報』等に掲載した217事例から、人事制度全般を改定した12事例を厳選して紹介。等級、賃金・賞与、評価など各社の人事制度の根幹の改定内容と運用上の工夫がわかる。
女性が管理職になれない/なりたがらないのはなぜか。各種統計やインタビューから、職場が抱える構造的な問題、女性の心理的な葛藤、待遇面・役割面での格差や差別などの要因を検証して、多様性を生かすための新たなリーダーシップ像の確立を訴える。
序 章 女性と管理職をめぐる現状 大沢真知子
1 ジェンダー・ステレオタイプ
2 評価者に存在するジェンダーバイアス
3 性差を超えた新たなリーダーシップの導入が求められている
4 日本はいま、時代の転換点に立っている
第1章 女性の昇進を阻む心理的・社会的要因 坂田桐子
1 女性の昇進意欲に関する先行研究の知見
2 ステレオタイプ
3 好意的性差別
第2章 女性管理職の声から考えるーー管理職志向の変化と職場重視モデル 大槻奈巳
1 管理職志向を職場重視モデルから考える必要性
2 新入社員の管理職志向
3 若年層男女の管理職志向
4 管理職になってみてーー女性管理職の事例
5 真の女性活躍のために
第3章 性差を超えた新たなリーダーシップ構築を 本間道子
1 関心の高さと現状の低さ
2 権力・権威志向ではないーー進化心理学から
3 リーダーシップ役割ーー役割不適合性理論
4 現場では何が起きているか?
5 職場ではリーダーシップに男女の差異はあるのだろうか
6 社会通念との闘いーー社会的バリアを超えて
第4章 ダイバーシティ&インクルージョンの必要性とその課題 大沢真知子
1 静かな革命とジェンダー革命
2 日本に起きている静かな革命
3 静かな革命の静かすぎる理由
4 ダイバーシティ&インクルージョン経営
5 女性にも必要な意識改革
皆さまのご好評とご要望に応え、
インクルージョン&ダイバーシティメディア
「Oriijin(オリイジン)」の第4号がついに発売!
*第1号は2017年3月、第2号は2018年3月、第3号は2019年3月発売
オリイジンとは…
こんな人にオススメ!
□自分のココロに向き合いたい。相手のココロを理解したい
□SDGs、働き方改革って何? 世の中、これからどう変わっていくのか不安に思う
□最近、自分のココロやカラダが何だか疲れている…
□ネットではなく、おもしろくて、タメになる「雑誌」を読みたい!
□ “ダイバーシティ&インクルージョン"って、いったいどういうこと?
□仕事で、ダイバーシティのこと、障がい者やLGBTの人たちのことを考えたい
□企業や自治体は、ダイバーシティ&インクルージョンとどう向き合っているの?
ココロスタイルとは
誰もが、かけがえのない自分の「ココロ」を持っています。
自身の考えや物事への姿勢にプライドを持ち、
相手の言動や価値観をリスペクト(尊重)していく??
それを、当雑誌「Oriijin」(オリイジン)では「ココロスタイル」と呼んでいます。
インクルージョン&ダイバーシティメディアの当雑誌には、たくさんの人たちが登場し、
そうした「ココロスタイル」を語っていきます。
オリイジン2020CONTENTS
○巻頭インタビュー
岡田准一
中条あやみ
ゴー☆ジャス
早見優
○ココロのキセキ
はるな愛
○ココロ伝える人
鈴木ひとみ
○ココロ之ありか
東野純直
○特集1
SDGsと多様性のいまを知る
PART1◎そもそも「SDGs」とは何か?
PART2◎18番目の目標と4つの統合軸
PART3◎SDGsと“多様性”を考える
PART4◎SDGsと“ココロスタイル”
【インタビュー】
国際連合大学 上級副学長 国際連合 事務次長補 沖大幹
UN Women(国連女性機関) 日本事務所 所長 石川雅恵
株式会社日本フードエコロジーセンター 代表取締役 高橋巧一
○特集2
ダイバーシティ社会のみんなの働き方
障がい者の「働」
LGBTの「働」
外国人の「働」
「働」のゲンバ!茅ヶ崎ベーカリー
【インタビュー】
株式会社イフ・代表取締役社長 川崎芳清
株式会社リクルートオフィスサポート・代表取締役社長 渡邊千洋
株式会社Nijiリクルーティング・代表取締役社長 齋藤敦
株式会社高齢者住宅新聞社・代表取締役社長 網谷敏数
○特集3
東京2020パラリンピック直前ガイド
パラリンピックについて知ろう
パラリンピック観戦のポイント
パラリンピックはここに注目!
【インタビュー】 パラリンピックを支える人々
日本財団パラリンピックサポートセンター会長 山脇康
NHKパラリンピック放送リポーター 三上大進・後藤佑季・千葉絵里菜
○特集4
ダイバーシティ社会でのカイロプラクティック&カイロプラクター
【インタビュー】ホリスティックビューティインターナショナルアカデミー 学院長 横山映子
【インタビュー】全国健康生活普及会 本部長 岩間信憲
○SPECIAL REPORT
清水建設のダイバーシティ推進と外国籍従業員
セガサミーグループのダイバーシティ&インクルージョン
トラベル・スタンダード・ジャパンのココロトラベル
○SPECIAL INTERVIEW
医療法人「聖生会」理事長 社会福祉法人「裕母和会」会長
松永安優美 介護業界で働く “ココロスタイル”
株式会社LGBT総合研究所 代表取締役社長
森永貴彦 声なき当事者の声をどう読み解くか?
○この人のココロスタイル
清水朋之(しみねぇ)
サリー楓(畑島楓)
○EVNET REPORT
SPORTS of HEART 2019
MASHING UP Vol.3
MISS INTERNATIONAL QUEEN JAPAN 2020
○小特集
2020年代を考える!これからの未来を切り拓く新しい生き方
D&Iな暮らし方・働き方に役立つ法律のツボを知っておこう!
だから、いま、みんなが使いやすいトイレを考える
知っておきたい食のおもてなし フードダイバーシティ講座
ココロが輝く年中行事 暦のなかのダイバーシティ
映画「アベンジャーズ」に見る《個性×総体》の力
、他インクルージョン&ダイバーシティメディア「Oriijin」第4号! SDGsと多様性のいまを知る ダイバーシティ社会の働き方 東京2020パラリンピックガイド
ダイバーシティ経営の次の一歩。多様性を積極的に包含する組織へ。組織の成長、活性化のために。SDGs(持続可能な開発目標)への貢献に。イノベーションや新たな価値の創出に。
本書は、SDGsを経営に組み込もうと考えている、すべてのビジネスパーソンに役立つ考え方やヒントを盛り込んだ戦略書です。経営実装時に躓きがちなポイントを押さえ、アイデアの源泉となるような3つの思考法を解説します。また、「人権」「ESG」「気候変動」「ダイバーシティ」など、SDGsを推進していく上で欠かせない重要なテーマについて、世界の潮流と事例を交えながら解説します。本書を読めば、SDGsが目指す世界の本質や企業活動のあり方について、たくさんの気づきやヒントを得られるはずです。
コロナと世界経済、景気、働き方…おさえておきたいニュースを日経記者がサクッと解説。
日本が大好きな外国人留学生は日本企業について何を学び、何が問題だと思っているのか?日本の“最高学府”の講義から見える外国人材活用の課題と処方箋!外国人エリート留学生の知られざる本音。30万人の留学生を活かすために必要なこと!ソニー、日立…先進企業の事例も紹介!
neuro(「脳・神経」)、そしてdiversity(「多様性」)。
この2つの言葉から生まれたneurodiversity(ニューロダイバーシティ)は、「脳や神経、それに由来する個人レベルでの様々な特性の違いを多様性と捉えて相互に尊重し、それらの違いを社会の中で活かしていこう」という考え方であり、社会運動を指す言葉です。
自閉症スペクトラム障害をはじめ発達障害と呼ばれる現象を、能力の欠如や優劣とは異なる視点、意味で捉えなおすための言葉であり、そしてさらには「すべての人の脳や神経の在り方」がその対象となる裾野の広さを持った言葉でもあります。
本書は発達障害に関わる支援者や教育者はもちろん、当事者やそのご家族、そして「多様性尊重社会の実現」に関心を持っているすべての方に「ニューロダイバーシティ」という人間理解の新たな視点をお届けする入門書となっています。
はじめに
第1部 ニューロダイバーシティとは何か?
第1章 ニューロダイバーシティという言葉の基礎知識
第2章 ニューロダイバーシティに関する議論,批判
第2部 ニューロダイバーシティ視点の人間理解
第3章 脳・神経の仕組みが異なるということの臨床的理解
第4章 脳・神経の違いが生む異なる体験と文化
第3部 ニューロダイバーシティの諸側面
第5章 『教育』×『ニューロダイバーシティ』
第6章 『働く』×『ニューロダイバーシティ』
第7章 『家族』×『ニューロダイバーシティ』
おわりに 対人支援者,教育者がニューロダイバーシティを学ぶ意味
あとがき
本書を推薦します!
『1分で話せ』著者・伊藤羊一氏
経営理論を幅広くカバーし、ニューノーマルに引き寄せて解釈する。
だから実践的なスキルになる。
『経営戦略4.0図鑑』著者・田中道昭氏
ミッションから戦略、組織、ファイナンスに至るまで、
経営で実践するための世界最先端の経営理論解説書
世界の知を新時代の経営に活用する
新型コロナウイルスの感染症拡大は、
ビジネスの根底を大きく覆そうとしている。
対面で顔を合わせて業務を進めていくという
従来の日本型のプロセスが崩壊し、
企業は非接触ビジネス、DX、
サブスクリプション、SDGsなど、
「ニューノーマルの時代」に対応した
ビジネスのあり方が求められるようになってきた。
また、これまで行ってきた事業が急速に落ち込んでしまった業界では、
どのように新規事業を創出するのかが
求められるようになっている。
このような急激なビジネス環境の変化が起こることで、
企業運営の前提であった法則や理論を見直す必要に迫られている。
本書では、ニューノーマル時代に通用する世界最先端の経営学の理論と
その背景について広く共有することで、
これからどのような経営をしていかなければならないのか、
何がニューノーマル時代に役に立つのかという視点から、
新しい理論から古典的な理論までを網羅的にかつ体系的に整理し直す。
【本書の特徴】
・世界最先端の経営論の中から、アフターコロナでも使える有用な理論を平易に解説
・理論の紹介だけで無味乾燥とならないように、
論文の執筆背景や対象企業の事例、研究者の経歴なども解説
・外国発のコンセプト提案ではなく、日本企業が考え、
実行できるという視点を中心に、役立つノウハウを提供する
【目次】
Part 1 世界最先端の経営戦略理論
Chapter 1 変化に対応する戦略創造
Chapter 2 新規事業の成功確率
Chapter 3 イノベーション理論の実際
Chapter 4 ニューノーマル時代のグローバル戦略
Chapter 5 成長戦略とファイナンス戦略
Part 2 世界最先端の経営組織論
Chapter 6 組織のあり方と生産性
Chapter 7 ダイバーシティと企業業績の関連性
Chapter 8 不確実下におけるリーダーシップ
グローバル社会で活躍するために必要な「真の多様性」とは?生まれはブラジル。小中高は帰国子女。シカゴ大学に留学。妻はアフロアメリカンー。数学者から国際ビジネスの世界に身を転じ、香港を拠点にグループ100社を率いる著者が語る体験的ダイバーシティ論。
「わからない」を「わかりたい」に変えるには?
メルカリ、キリンHD、東急電鉄、ソニーグループ、サントリーHD......
「多様性」に挑む人たちの実録・風土改革!!
女性、シニア、外国人、障がいのある人、性的少数者(LGBTQ)、子育てや介護を担う人など
多様なメンバーと協働する必要性は増しているが、旧態依然とした”昭和的価値観”をもつ層の
理解を得られず、頭を悩ます経営者、管理職も少なくない。
本書は、ダイバーシティ推進に向けて組織内のコミュニケーション改革に挑む人たちの取り組みを
「対話」のあり方に焦点を当てて、ベテランジャーナリストがまとめたもの。
各社の事例、登場する人々の言葉から、組織をよりよくしたいと日々苦心する人たちの背中を
押す温かいメッセージとさまざまな工夫が感じられる一冊。
序章 「対話」がダイバーシティ経営の風土をつくる
第1章 管理職が組織の「対話」の軸となる
第2章 「対話」を促す仕組みづくり
第3章 経営トップの物語から社員の「対話」が変わる
終章 「わからない」を「わかりたい」に変えた人たちーーダイバーシティの歴史から
志尊淳さんが特別版の表紙に登場!
さらに、その魅力を通常版より拡大ページでお届けします。数量限定なのでお見逃しなく!
※通常版と特別版では、下記内容が異なります。
・表紙(特別版の表紙=志尊淳)
・志尊淳さんが登場する企画「ELLE MEN」のぺージ数(特別版は、通常版のELLE MEN特集ページに加えて追加ページがあります)
※通常版に掲載される写真はすべて、特別版にも収載予定です。
1.
いつだって、デニムが大好き!
ここ数シーズン、ブームの勢いが止まらないデニム。
世界のファッショニスタたちは、
デザイン、アイテム、着こなし、すべてがもっと自由で、
バリエーションに富んだデニムのおしゃれを満喫中だ。
最旬スタイルや憧れセレブのデニム愛をお手本に、“ベーシック”の域を超えた
2022年的デニム活動をはじめよう。
2.
Y2Kトレンドのルーツを探る
ファッションやカルチャーの世界で
トレンドムードとなっているY2K(Year of 2000)。
2000年代の『エル・ジャポン』誌面を飾り、2022年の
今なお熱いY2Kアイコンたちの魅力を徹底検証!
3.
新しい靴とバッグで出かけよう!
春の訪れとともに、気分新たにおでかけを楽しもう。
まずは、注目のトレンドキーワードから
最新のバッグ&シューズをラインナップ。
おでかけのベストパートナーをみつけて。
4.
世界の女性リーダーにASK!
30代、40代の女性首相が登場するようになった現在。新世代のリーダーは、どのように仕事に取り組んでいるのだろう?
そして日本に女性リーダーが現れるのは、いつ?
まずはフランス版エルに掲載された、フィンランド首相サンナ・マリンのインタビューからスタート。
5.
エンパワーメント読書のすすめ
日々情報があふれ、流されていく時代。自分と向き合い、心に栄養を与えてくれる本の力を再確認しよう。
世界のさまざまな女性作家の物語やエッセイ、美しい本を通して、自分らしさに立ち返る読書時間を!
6.
楽しいコーヒーライフ
世界的なコーヒーブームはとどまるところを知らず、個性的なコーヒーショップが百花繚乱。
体験型ショップから、フードが充実するロースタリー、アジアンコーヒー、
コーヒーカクテルなど、どんどん進化する新しいコーヒーの世界へ、いざ。
7.
眉だってダイバーシティ
「私の眉はこう」と決めつけて、ワンパターンに陥っていない?
今や眉メイクはもっと多彩に楽しめる時代。既成概念をなくして、自分らしく輝ける眉を探してみて。◆デニムLOVE ◆新しい靴&バッグで出かけよう ◆Y2Kアイコン ◆サンナ・マリンを探して ◆眉の最適解 ◆楽しいコーヒーライフ ◆ELLE MEN 志尊淳
本書では、企業やNPOで働くミドルを対象に、職場のマネジメントに関するいくつかの重要なトピックを取り上げ、学術的な先行研究はもちろん様々な事例や実際の調査結果を踏まえ、活き活きとした職場作りのマネジメントを行うためのいくつかの提言を試みました。本書でミドル・マネジメントや職場に焦点を当てる理由の1つは、本来日本企業の強みは職場にあると言われてきたことと関連しています。もちろん、われわれは「以前はよかった」「昔に帰れ!」といった回顧主義を標榜するつもりはありません。現在の状況に合わせた職場の強化の方向性を探っていきたいと考えており、またそれは可能であるとも考えています。
更新予定
21世紀のグローバル化時代に求められるスキルは異文化間の英語コミュニケーション能力。英語は現在、多国間・多文化間の伝え合いを可能にする国際言語として大きな役割をはたしています。その多様性を尊重し、相互理解をはかるためにはどのような課題があるかを、さまざまな視点から考えてみましょう。
会社にとって最も重要な資産となるのが人であり、その人を扱うのが「人事の仕事」です。
先の見えない時代を勝ち抜いていく必要があるからこそ、採用も育成も場当たり的なものではなく、戦略的なものでなければいけません。
本書では京都市内の珈琲製造卸売り会社で30年以上に亘り人事部を牽引してきた『人』のスペシャリストである原田英美子氏が人事の仕事のいろはを解説するものです。
採用や育成のベースとなる会社のパーパスや経営理念の策定や、採用計画、人材開発、組織開発、人事評価制度、ダイバーシティの考え方まで、この1冊でゼロから人事の仕事のすべてを学ぶことができます。
人事が変われば会社が変わります。
ぜひ本書の内容を理解して、より良い人事を行い、より素晴らしい会社を作ってください。
政府は2003年から、政治家や企業の経営層・管理職など
指導的立場における女性の比率を30%にする
「202030(にーまるにーまるさんまる)」という目標を掲げていたが、
2020年になってもその目標は一向に達成されず、あっさりと達成時期は
「2020年代のできるだけ早い時期に」と延期された。
ジェンダーギャップが解消するどころか、
日本企業に根強く残るのはなぜか?
なぜ他国と比較して日本の女性登用はこれほどに進まないのか。
グローバル企業を目指す中で、業界の中での生き残りをかけて、
そしてコロナ禍でのリモートワーク普及の追い風を受けてーー
本気で変わり始めた日本型企業。
メルカリ、NTTコミュニケーションズ、富士通、丸紅、キリン、城崎温泉の豊岡市ーー。
「失われたジェンダー30年」を取り戻そうとする
奮闘と変化の過程を、自身の取材を交え、豊富な取材で描き出す。
第1章 男子的なテクノロジー業界でD&I企業に舵を切ったメルカリ
第2章 日本の「ジェンダー失われた30年」と加速する世界の動き
第3章 リモートワークが変えた意識。阻んでいた「出社マスト」
第4章 数値目標は逆差別か。「女性優遇」という反発への挑戦
第5章 経営戦略として本気でダイバーシティを進める経営者たち
第6章 ロールモデル不在と女性たちの世代間ギャップ
第7章 最後の壁は家庭と夫の家事育児進出