売掛債権の焦げつきを防ぐためには、取引先との信頼関係を基本としながらも決して甘い目でみることなく、日常のチェックを絶やさず、そしていざ不測の事態には、それに対応するための手順を決めておくことが必要。本書では、マニュアル化を意図しながら、焦げつきを作らない債権の保全のノウハウと回収の手順・手続を紹介している。
「債権回収」を法律の面から見ると、債権の焦付きを防ぐための「契約書の作り方」「手形のもらい方」「裁判の利用のしかた」など、企業マンが知っておかなければならない法律知識を実践的に知る上で、最も身近なテーマである。本書では、債権回収の実務と法律について、図解しながら具体的にわかりやすくまとめている。また、最近成立した「民事再生法」「消費者契約法」「少額訴訟手続」「債権譲渡登記制度」「成年後見制度」の内容を新たに盛り込んだ。
著者の長年の経験と知識が培った交渉技法と法的戦術、そして弁済の能力・意思の強化を通じた債権価値向上の術理を伝授。債権管理・回収の好評指南書、倒産ADR、動産・債権担保、譲渡担保権の実行上の問題点等についての解説を加えて待望の拡充改訂。
不良債権回収の第一線で培われた交渉技法、債権管理のための7戦術、債権回収のための11戦術を具体的ケースで伝授。本書は、具体的な事案を中心とした「交渉技法から法的戦術およびサービサー機能の活用まで」の方策を具体的に記述したものである。
心の琴線に触れる回収折衡こそがサービサー本来の役割と捉え、不良債権の回収方法と最終解決の糸口を探る過程で、サービサーとは如何なる存在かを問う異色のテキスト。徹底回収の事例から債務者保護の事例まで、臨機応返の不良債権回収・解決の考え方と手法を開示します。
流動的な商取引のさまざまな場面で生じる債権の保全・管理・回収法。会社の取引・契約と債権・債務の管理。取引社会で頼れる1冊。
本書は、営業店に停滞している不良債権について、どのようにすれば早期に効果的な回収がはかれるのか、また不良債権が発生した場合、どのように対応すればロスを最小限に喰い止めることができるのか、初歩的観点から検証、それらの手法を具体的に解説したものである。
馬券変革時代突入!時代は的中の数から、的中の質へー1日36レースの馬券が購入可能となった時代において、求められているのは的中の数ではなく、的中の質。どれだけのレースを当てるかではなく、いかに効率良く当てて、大きな回収を得られるかが肝要。馬券新時代に対応した、目から鱗のテクニックを一冊に凝縮。
契約・取引の場面で生じる様ざまな症例に応じた策を全公開した、ビジネス法務のロングセラー。ビジネス社会の実戦マニュアル。
この「不良債権時代」、個人も会社も回収できないと思いこんでいる債権を多かれ少なかれかかえています。しかし、300万円以下の「少額債権」なら、適切な方法と手続き、ちょっとしたテクニックで約90%まで完全回収できるのです。本書は、「信販会社」「消費者金融会社」の債権回収マニュアル作成に携わる著者が、プロの回収ノウハウを基に、実践的な回収法を解説します。
日常心がけたい、債権管理・保全から、緊急時の完全回収作戦まで。バブル崩壊、不況型倒産、激変するビジネス環境に対応した最新の解説、実戦対策。
相殺、担保権実行、仮差押え・仮処分、法的整理への参加…。金融機関の債権回収実務のすべてを詳解。書式等記載例141例を掲載。
現在、金融機関にとって喫緊の課題といえる不良債権処理問題について、回収のための「準備」、「手段」、「諸問題」を体系的に整理することで完全対応。民事再生法等の新法や新判例等を踏まえて、法理論よりも実践重視の回収テクニックを示した全面改訂版。
相手に不払いの口実を与えず、債権の不良化を防止する社内体制はこうして作る。滞留売掛金・焦付債権ゼロ実現のための実践的手引書。
前作『回収率800%を誇る奇跡のオッズ理論』から2年が経った。今回は、前回の奇跡のオッズ理論に修正を加えてさらに精度をアップさせて登場。
販売なくして企業なしは、過去のテーマであり、今日は、回収なくして販売なし、からさらに法律なくして完全回収なしの時代である。いかに販売を伸ばしても、売掛金がいったん焦げ付いたら、その被害の回復は難しく、企業は倒産に追い込まれる。いつの世になってもすべての企業にとっては至上命令である。本書は、営業ビジネスの流れにそって、商談から回収までの法律上の問題点を、売る前売る時、売った後の三段階にまとめたものである。
契約・取引の場面で生じる様ざまな症例に応じた対策を全公開したビジネス法務のロングセラー。