本が大好きで街中の本を全て読み尽くしてしまったマルティナは、まだ見ぬ王宮図書館の本を求めて官吏を目指すことに!
ところが、読んだ本の内容を一言一句忘れない驚異的な記憶力で、高難易度の試験を満点で合格!?
無事官吏になるも、個性的な同期との出会いに規格外な能力で周囲を驚かせる日々を送っていた。
そんなある日、不自然な魔物の発生事件が起きて……
本好きの天才が織りなす異世界ファンタジー、待望のコミカライズ第1巻!!
<好きな本を母親も読んでくれていたなど思いもしなかった。あのころの心がみたされていく。そうか。私は今もあのころのすき間のある心のままだったのかと思う>
忽然と現れる小山のような図書館。
黒いワンピースに身を包んだ異国風のなぞめく司書。
そこで読まれている本は、どれも同じ本のようで……
不思議な図書館に呼ばれたかのように登場する母、娘、祖母、養母たち。本のなかの魔女と娘の物語が進むにつれ、女たちの人生もまた動いていく。
<「私はあの子をーー」
南の言葉がとぎれた。愛しているのだろうか?
「会いに来たわ。この町へ」
司書はそれでいいとうなずいた。>
みんな、だれかの娘。
心が動く、柏葉幸子の母と娘をめぐるファンタジー。
*本書は「鬼ヶ島通信」に掲載された連載『ミズルの図書館』(全8回)に加筆・修正をしたものです。
*佐竹美保による書き下ろし挿絵13点入り
*小学5年生以上で習う漢字にふりがなつき
装画・挿絵:佐竹美保
装丁・デザイン:中嶋香織
もくじ
1 染物屋の弟子
2 水晶玉の娘
3 ラピスラズリ
4 ポマンダー
5 「ミズル」
6 初恋
7 月とオオカミ
8 満月
あとがき
東京子ども図書館では、おはなし ー 肉声で子どもたちに物語を語って聞かせることーが、読書へのいちばんたしかな、いちばんたのしい道であるという信念のもとに、さまざまな活動を行ってきました。機関誌「こどもとしょかん」に、おはなしに関する評論や記事を数多く掲載してきたのも、その一つです。ここに、これまでに掲載された評論のうち、バックナンバーの要求がもっとも多かった三篇を収録して一冊にまとめました。
・人格形成における空想の意味 小川捷之
・昔話と子どもの空想 シャルロッテ・ビューラー/森本真実訳・松岡享子編
・昔話における“先取り”の様式ーー子どもの文学としての昔話 松岡享子
語り手たちは、物語そのもののおもしろさとふしぎさ、それを聞く子どもたちの目のかがやきや笑顔に助けられて、活動をつづけています。が、さらに自分たちの語る物語や、語りという営みについて学ぶことは、活動の意義をより深く理解し、活動への意欲を一層高める助けになります。この冊子がそのお役に立つことを願っています。松岡享子
"〇人格形成における空想の意味 小川捷之
〇昔話と子どもの空想 シャルロッテ・ビューラー/森本真実訳・松岡享子編
〇昔話における“先取り”の様式ーー子どもの文学としての昔話 松岡享子
〇執筆者紹介
〇お話に関する評論一覧ーー 機関誌「こどもとしょかん」バックナンバーより
"
電子図書館サービスの普及や学校図書館との連携、市民の学びや交流を促すイベントの実施、AIに代表されるデジタル技術の活用ーー公共図書館の国内外の劇的な変化を具体的な事例から整理して、公共図書館が人々のよりよい生活に貢献する可能性を提示する。
学術情報へアクセスするための極意を、情報検索のプロである大学図書館司書が伝授。検索時代における図書館の機能と図書館員の役割がわかる。
まえがきー探すチカラを基礎から鍛える
第1章 こんな時代に情報のプロがなぜ必要?-検索概説
1 司書は深層ウェブに精通している/2 司書は検索のルートを豊富に知っている/3 司書は最も親切な助言者である/4 司書の手もとには最新が常にある
第2章 基本はあらゆる本を探せることー本の検索
1 本の整理法を知ると頭が整理されてくる/2 定番サイトだけで本の大半は見つかる/3 行き詰まったら何を変えるか/4 洋書探しを遅滞なく進める
第3章 新聞・雑誌を発想の鍵の束に使うー記事と論文の検索
1 新聞検索で関心の限界を突破する/2 今ここという枠を雑誌で取り払う/3 海外雑誌を着想の引き出しに加える
第4章 不慣れな分野を効率よく調べるー領域別の検索
1 武器になる統計を探す/2 人物情報で見識を高める/3 企業の実像を細大もらさずつかむ/4 知識ゼロからの法情報検索/5 わかりやすくて質の高い医学情報を探す
第5章 信頼できる情報だけを選りすぐるー信頼性の向上
1 学術情報は無愛想に見えても信用できる盟友/2 信じるために疑いの目で見る/3 確かな入り口を事典から見つける/4 オリジナルな正しさを発信する
第6章 いいキーワードを次々と発想するー検索の質の向上
1 ひらめきの手順を身につける/2 キーワードをヨコ、タテ、ナナメに変えてみる/3 約束事を順守して効率を上げる
第7章 世界の視点で受信と発信を見直すー情報学ガイド
1 日本は「情報貧国」へと失速しているのか/2 図書館をビジネス化していいのか/3 プチ図書館史が教える大切なこと/4 図書館はイノベーション基地になっていく/5 情報リテラシーは人生をアップデートする
あとがき
情報検索・図書館をもっと知りたい人のために
引用・参照文献
索引
小説の女王・皆川博子が百年近くの歳月をかけ耽溺してきた、永遠に残したい本の数々。
生まれ変わっても本の山野に埋もれていたい。知るほどに読むほどに好きになる。
『辺境図書館』『彗星図書館』に続く、完全保存版ブックガイド。
(短編2本も追加収蔵)
《この天涯図書館には、皆川博子館長が蒐集してきた名作・稀覯本が収められている。知らない、読んだことがない、見つからないーー。そんなことはどうでもよろしい。読みたければ、世界をくまなく歩き、発見されたし。運良く手に入れられたら、未知の歓びを得られるだろう。(天涯図書館・2代目司書)》
結婚しても自分の居場所を感じられず、いずれ離縁されることを考えて自立を目指し司書として働き始めたリリア。古代史を研究している王弟殿下と出会ったことで、大きく運命が動き出して!?
古来わが国では様々に書籍が蓄積され、書籍の公共圏を形成し、その知の蓄積が日本文化をつくりだしてきた。古代から現在までを俯瞰する、はじめての図書館全史。
本書は,日本の公立図書館に関する包括的データを用いて,マクロな分析を行うことにより,「指定管理者制度」の導入館と非導入館の差異を明らかにする。それにより,「指定管理者制度を導入した図書館の姿」を示し,多方面からの見解等と突き合わせて考察する。
第1章 本研究の背景と目的
第2章 公立図書館における指定管理者制度
第3章 カーリルを用いた所蔵図書・貸出状況の分析
第4章 レファレンスサービスの分析
第5章 各種利用量,開館状況,館長に関する分析
第6章 おわりに
2017年より定期刊行物として発行していた「未来の図書館 研究所 調査・研究レポート」を,書籍としてシリーズ化。
本号には主催シンポジウム「図書館とWebサイト」の記録のほか,二つの論考を収録している。
・図書館とWebサイト
シンポジウムテーマの趣旨/戸田あきら
講演「オンライン環境における図書館利用とWebサイト」/池内 淳
講演「野田市立図書館の事例」/川嶋 斉
・図書館ウェブサイトのユーザーエクスペリエンスの再定義/安形 輝
・子育てを支える社会資源としての図書館の役割ー発達支援・家庭支援・社会支援の観点から/伊藤明美
図書館の悉皆的な統計書。公共,大学,短期大学,高専図書館の個別データと調査項目ごとの集計が掲載されている。評価と計画のために欠かせない基本統計。
電子媒体版の購入も可能(申込書はHP内「出版物のご案内」 > 「電子データの提供」)。
本誌には館種別の集計結果を掲載し,各館の統計は電子媒体版に掲載する。
図書館は地域社会にとってどういう役割を果たしているのか?図書館職員の仕事はどのようになされているのか?図書館長も務めた長い経験のなかで、考えたこと・悩んだことを通して図書館のあり方を追求した。
学校教育で学習指導と授業改善を実行し、多くの実践を積み重ねてきた教員と教員経験者らが自らの体験と研究をもとに、学習指導に必要な情報を活用するための試みと成果、さらに授業スタイルを変化させながら学校図書館を活用する授業展開の実例を提示する。
この戦場には「本」が必要だ。
人類と魔王軍との戦いが続く世界。
その最前線である「帝国第11前線基地」の
軍基地図書館に司書として赴任した、
カリア=アレクサンドル。
どこまでも「本」を愛する彼女には、
図書館業務と同時に、戦いの勝敗を
左右するほどの重要な任務があり……?
戦場ビブリオファンタジー、第1巻!
古代から文字によって記録されてきたもの、粘土板、巻物、書籍、住民の公的な記録、手稿、手紙など、その土地に住む人々の文化的な記録は、歴史上、故意にあるいは忘れ去られることで幾度も破壊が起きてきたことを説明しつつ、その過程でライブラリアンやアーキビストがどのように戦ってきたかを記す。
これまで、例えば図書館の存亡の歴史を扱う書籍では、その維持費用や、関心が持たれなくなって廃れたり、災害で失われたり、戦争で、敵国によって破棄されたりという、あくまで図書館とその蔵書がどうなったかを描いてきた。それに対して、本書は、図書館と書籍だけを考察するのではなく、文字で記録されたあらゆる内容は「知識」として保存されたもので、それをいかに後世のわれわれが、振り返って読んだり、活用しているかを考え、その貴重な「知識」の破壊が進んでいることに警鐘を鳴らす。たとえば、古代では、ニルムードのナブー神殿から資料保管室が見つかっており、そこから多量の粘土板が発見された。その中から不利な契約が書かれた粘土版が意図的に踏みつぶされているのが見つかっている。それは現代の公文書の破棄や改竄も同様で、つねにわれわれの蓄積された知識は遺棄される方向い動いている。こうした動きに対して抵抗した人々の活躍や、遺棄に際して考えるべき点も明らかにしていく。必ずしも図書館の破壊という観点だけでなく、個々人の書いた原稿や日記などの扱いについても、その公表にかかわる問題点を述べる。
特に、ヨーロッパでは宗教改革など、宗派の対立から起きる敵対派閥の書籍の破棄などにも言及する。これらの知識はキリスト教会が独占してきたため、図書館というより修道院に図書が保存されてきた。それをこの対立が破棄に向かわせることになった。
粘土板にしろ文字で書かれた情報というのは、それ以前の時代とは比べものにならない価値があった。たとえば何かの作りかたを記述すると、その作り方を知らない人がそれを読むことで同じ物を作ることができるようになる。しかも文字を読める人が少なかった時代では、その記述はあたかも魔法の呪文のようにも思えた。だからこそその貴重な図書を古代の王たちは集めて保存した。それがムセイオンであり、アラブでは知識の館となった。そうした知識に対して、宗教などが価値を否定したために、無視されたり破棄されてきた歴史を振り返るのが本書だ。そして図書館からさらに広く、カフカの例を挙げその小説という書かれた原稿の存続にも触れている。カフカは自分の書いた小説を絶対に公表するなと言って死んでしまった。しかしそれを託され友人がその意図に逆らって、原稿を故意に残したことで、われわれはその小説を読めるようになった。しかしバイロンの回想録は失われてしまった。シルヴィア・プラスの詩や日記は本人以外の手が入っている。こうした公表や非公表の問題もからめて解説していく。
本書は、一般社団法人電子出版制作・流通協議会が2013年から実施している「電子図書館・電子書籍貸出サービス調査」をもとに、公共図書館・大学図書館における電子書籍サービスを中心とした電子図書館の現状と課題、将来展望について考察した最新版。
コロナ禍における図書館と電子図書館サービスの実態にも言及している。
第1章 コロナ禍における図書館と電子図書館サービス
第2章 公共図書館における電子図書館・電子書籍貸出サービス調査の結果と考察
第3章 大学図書館における電子図書館・電子書籍サービス調査の結果と考察
第4章 電子図書館・電子書籍貸出サービス事業者への調査の結果と考察
[資料編]
資料A 公共図書館アンケート質問と集計結果
資料B 大学図書館アンケート質問と集計結果
資料C 図書館の電子書籍に関する用語の解説
資料D 公共図書館の電子書籍貸出サービスの動向
ホルヘ・ルイス・ボルヘスは天国を「一種の図書館」として夢見た。
稚内から鹿児島、沖縄まで、全国の公共図書館を訪ね、その場で出会った一冊に導かれて書き継いだ12篇。ギリシャ神話、アイヌの神謡、探検家の紀行文──。動物たちの声、土地の記憶、複数の言語が響きあう、異色の長篇紀行詩集。
【2026/9/16】毎日新聞夕刊時評:蜂飼耳さん「移動の痕跡、本との出会い」
【2026/9/7】公明新聞書評:野村喜和夫さん「旅する詩人が大地と人間の関係を問う」
(それぞれの詩篇で訪れた図書館。作品タイトルは作品番号のみ)
1. 那須塩原市図書館みるる(栃木県那須塩原市本町)
2. 沖縄県立図書館カフーナ旭橋(沖縄県那覇市泉崎)
3. 大和市文化拠点シリウス(神奈川県大和市大和南)
4. アンフォーレ安城市図書情報館(愛知県安城市御幸本町)
5. 海老名市立中央図書館(神奈川県海老名市中央)
6. 鹿児島市立天文館図書館(鹿児島県鹿児島市千日町)
7. 函館市中央図書館(北海道函館市五稜郭町)
8. 福岡市総合図書館(福岡県福岡市早良区百道浜)
9. 岐阜市立中央図書館ぎふメディアコスモス(岐阜県岐阜市司町)
10. 久留米市立中央図書館(福岡県久留米市野中町)
11. 丸亀市立中央図書館(香川県丸亀市浜町)
12. 稚内市立図書館(北海道稚内市大黒)
あとがき
韓国で「司書が選んだ良い本」に選定されたほか、多数の書店でベストセラーになった話題の書! 長年、アメリカの公共図書館で司書を勤めた著者が綴る、図書館の知られざる日常と世界の図書館をめぐる25のエピソード
2022年版から3年,インターネットの世界は日々変貌しています。そこで今回,本書では,2025年2月現在の文献・情報検索サイト情報を記録しました。2025年版では従来の図書,雑誌,新聞,視聴覚資料などの形態別の探索に加え,オープンアクセスの潮流に合わせテーマ別の資料探索にも役立つサイトとデータベースを収録しました。検索については無料のものを収録の原則としています。図書館での利用者支援のツールとしてはもちろん,インターネットの大海に漕ぎ出す一般の方々にも役立つ一冊です。
1部 文献探索のポイント
1章 文献探索の前に(文字の入力/辞書・百科事典/人物情報 など)
2部 やってみよう、文献探索
2章 図書を探す その1 書誌・所蔵検索(各国語図書の検索/店頭在庫のわかる書店)
3章 図書を探す その2 本をジャンルで調べる(絵本/詩歌/戯曲・演劇/翻訳文学など)
4章 新聞と雑誌を探す(各国語新聞・雑誌の検索 など)
5章 総合的な学術情報の検索(統合検索/オープンアクセス文献/学位論文 など)
6章 人文科学情報の検索(歴史・地理/地域資料/文学/音楽/心理学 など)
7章 社会科学情報の検索(社会学/統計/法令/官庁資料/女性問題/文化人類学 など)
8章 自然科学情報の検索(理学/建築/医学・薬学/障害者資料/家政学/SDGs など)
9章 芸術・美術作品を探す(文化財/美術資料/アニメ、漫画 など)
10章 視聴覚資料を探す(歌詞と楽譜/音楽データベース/映画/映像ソフト など)