発達障がい、生活リズムの乱れ、不登校、非行…思春期に現われる子どもたちの心と身体の変化に、どのように向き合えばいいのか?本書に掲載する“実例”は、今苦しい思いをしている親子が救われるヒントにあふれています。
友だちはほしいけれど不安やこだわりで前に進めなくなってしまう、思春期の複雑な対人関係を前に立ちすくんでしまう……発達障害の特性のなかでも人との関係に課題を抱えている子どもたちに、友だち作りのソーシャルスキルを提供する「PEERS(Program for the Education and Enrichment of Relational Skills)」。「PEERS」には他のプログラムにはない4つの特徴があるーー1自閉スペクトラム症をはじめとする社会性に課題のある子どもたちが苦手とするスキルにフォーカスしていること、2思春期の子どもを対象にしていること、3子どもと保護者の同時参加によってスキルの般化を目指すこと、4プログラムの効果が科学的に証明されていること。さらに「PEERS」では2つの場面で体験しながら友だち作りのスキルを学ぶーー1家庭では親子でいっしょにホームワークに取り組む、2グループセッションでは仲間たちのロールプレイや行動リハーサルを通して自分を振り返るフィードバックを受ける。
ひとつひとつ課題をクリアできるように設計された全14セッションをトレーナーといっしょにこなしていけば、学んだことを学校でもすぐに応用できるなど、親子で効果を実感できる工夫があちこちに盛り込まれ、保護者と思春期・青年期の子どもたちに向けて「PEERS」の内容をまとめた『友だち作りの科学』(2017)と併用すれば、もっと上手にもっと効果的に「PEERS」を使いこなせるようになる。友だちを見つけて楽しく明るく日々を送るための、友だち作りがみるみる身につく「PEERS」トレーナーマニュアル!
北國新聞で好評連載。カウンセラーが提案する、親子関係がみるみる良くなる35のヒント。
エイズ、ハンセン病、がん、セクシュアルマイノリティなど、様々な差別や偏見と向き合い続けた養護教諭がいた。多くの「当事者」と出会うことに人生をかけ、人として当たり前に生きることの大切さを、授業やほけんだよりを通して発信し続けてきた。
そんな著者が人生をかけて取り組んだ「いのちの授業」を授業実践、ほけんだより、エッセイの3部構成でご紹介。歌って踊る養護教諭の「いのちのバトン」を受け継いでください。
はじめに
著者プロフィール
第1部 実践記録
講演録 性を「伝える」ことは「学ぶ」こと
いのちの授業
1 いのちを見つめて
2 エイズについて知ろう
3 性ってなんだろう
4 スクール・セクシュアル・ハラスメント
5 ハンセン病
第2部 ほけんだより
子ども、保護者を惹きつける ほけんだよりのコツのコツ
佐藤益美ほけんだより 14 選
エッセイ
定年退職
新採用
いきなりの美術教師
女子軟式テニス部の顧問
体育大会
校医さん
走り高跳び
駅 伝
町の養護部長
異 動
運動会
大分市に帰ってきました
テレクラ
ほけんだより
エイズと人権を考える会
エイズ学習
エイズに関する劇
エイズに関する劇 エピソード1
HIV薬害訴訟を支える会・大分
約 束
エイズに関する劇 エピソード2
銀行員
ガングロ
山田 泉ちゃん
ハンセン病・映画『あつい壁』
映画『地球っ子〜いのちと愛のメッセージ〜』と槙坪監督の講演会
人権を考える集会
エイズに関する劇 エピソード3
がらくた座人形劇 木島知草さん
一人芝居『冬の銀河』茅野明さん
草伏村生さんとM君を偲ぶ薬害エイズの集い
ある日の保健室 パート1
映画『わたしがsuki』+監督槙坪夛鶴子講演会
虎井まさ衛さん
「命を見つめて」猿渡瞳さん
ある日の保健室 パート2
エイズに関する劇のメンバーとHIV感染者の交流会
環境委員会
平和授業
ハンセン病回復者の堅山勲さん
ある日の保健室 パート3
平和といのちの尊さを考える沖縄の旅
あいうべ体操 今井一彰先生
最後の赴任先は小学校
全校集会で歌う!?
エイズに関する劇 エピソード4
ふれあい音楽会
ある日の保健室 パート4
公害・環境・そして経皮毒
おわりに
◎スキーマ療法のツールと技法を、乳幼児からヤングアダルトの領域に落とし込んだ世界初の手引書。
◎アセスメント法、ケースの概念化、介入の実施法についての実践的な臨床事例を豊富に示した刺激と洞察に満ちた1冊。
寄稿 ドイツ語版「子どもと思春期の人のためのスキーマ療法」刊行に寄せて ジェフリー・E・ヤング
英語版 本書刊行にあたって デビッド・エドワーズ
第1章 子どもと思春期の心理学と心理療法
第2章 スキーマ療法とST-CAの主要な理論と概念
第3章 ケースの概念化と治療
第4章 乳児期から幼児期にかけてのスキーマ療法
第5章 就学前の子どもに対するスキーマ療法
第6章 小学生のためのスキーマ療法
第7章 思春期・青年期のスキーマ療法
第8章 ヤングアダルト(17〜23歳)に対するスキーマ療法
第9章 スキーマ療法の基本原則
第10章 スキーマ療法の開始
第11章 遊びと物語をベースとしたスキーマ療法
第12章 描画、人形、チェアワークを用いたスキーマ療法
第13章 スキーマ療法ーインナーハウスとイメージの活用
第14章 ホームワーク、フラッシュカード、ダイアリー
第15章 スキーマ療法の観点から見た親と家族システム
第16章 親のスキーマとモードのアセスメント
第17章 保護者への介入
第18章 子どもと思春期のグループスキーマ療法(GST-CA)
監訳者あとがき 伊藤絵美
監訳者あとがき 吉村由未
日常の目に見える現実とは異なる次元の現実を描く村上春樹の作品群と、こころに深い苦しみを抱えつつも自らの物語を生きていこうとするクライエントへの心理療法の事例を重ね合わせながら、激しく揺れ動く「思春期」の実像を鮮やかに描き出し、人が生きるということそのものの意味を問いかける。心理療法家がこころの本質に迫った定評あるロングセラーに、近年の村上作品を論じた論考を新たに加えた増補版。解説=三浦しをん氏。
なんとも言えない感情に翻弄され妄想爆発の中学校生活。
実力派漫画家・みそくろが贈る、健全(?)フェチ覚醒コメディ完結の第3巻!
「もちもち」が気になるのか「望月さん」が気になるのか…?
心の声と体の声に翻弄される中学2年生の日野陽介。
初めての宿泊イベント「林間学校」で、気になる望月さんと少し距離が近づきソワソワ。
もしかすると望月さんはオレのことが…と意識するが、友達も少ない恋愛もしたことがない陽介にとって、望月さんとのコミュニケーションは挙動不審になるばかり…。
悩む陽介は、経験豊富そうな年上女性(想像)のゲームフレンドの9-B0さんに相談する。
恋愛に無興味だった佐々木さんが彼氏をつくったり、双子の姉みかげは林間学校から様子がおかしい…。
今どきの中学生たちの揺れ動く思春期、ここに完結!
恋するいもうとちゃれんじ ♥
耕介をめぐって恋敵の心乃香先輩と
なぜか3人で付き合うことになったかのん。
流されるがまま健全な3人交際を続けるも
親友が描く不吉なシナリオに窒息寸前!?
恋の未来予想図は思ってたほど甘くない?
思春期全開兄妹ラブコメディー第9巻!
異世界メイドが
ツンデレ猫に大変身♥
「おとなの薄い本」
付き特装版!!
思春期・青年期は、子どもから大人に変容する時期であり、この時期特有のさまざまな心理的問題が出現することがある。
本書では、心理臨床の実践の視座からこの時期をとらえ、この時期がはらむ問題について考究する。また、思春期・青年期の特徴を学び、この時期に生じやすい心理的問題と心理臨床の視座からの対応について学ぶことを目標としている。
思春期・青年期は、大人であれば誰でも通過してきたはずの時期である。その時期にあった自分自身のことを思い出しながら学習することが望まれる。
1.思春期・青年期の誕生 2.思春期・青年期の心のあり方 3.ともだち関係と思春期 4.発達障がいという概念 5.学校と思春期 6.思春期・青年期と「異界」 7.思春期・青年期と非行 8.思春期・青年期と不登校・ひきこもり 9.思春期・青年期と身体 10.思春期・青年期の心理療法(1)-カウンセリングと非言語的療法 11.思春期・青年期の心理療法(2)-発達障がいの心理療法 12.思春期・青年期とメディア 13.思春期の子ども期、おとなの思春期 14.思春期・青年期と家族のつながり 15.思春期・青年期を生きるということ
著者自身が経験した思春期の苦しみの記録「思春期日記」とそれを克服するために様々な書物から得た珠玉の言葉たちを読者に紹介。苦しみの内容や程度は違っても、同じように悩める思春期・青年期を過ごしている若者たちに、少しでもそれを和らげ、自分自身の糧としていく方法を届ける。
第一章 思春期日記
一 心の闇への入り口
二 高校入学
三 制御不能な情緒不安定
四 人間形成のめざすもの
五 友人関係と人格形成
六 異性と人格形成
七 情緒不安定の原因と克服法
八 成長のきざし
第二章 悩みの特効薬
一 物事に動じない強い精神力を求めるあなたへ
二 うまくいかない人間関係に悩むあなたへ
三 周りの人の目が気になってしまうあなたへ
四 気分の浮き沈みによる情緒不安定に悩むあなたへ
五 人に好かれる会話術を身につけたいあなたへ
六 つらい現実から逃避したいと思うあなたへ
七 立派な人格を持ちたいと願うあなたへ
八 必ずやってくる死 〜永遠の暗闇の世界〜 を恐れるあなたへ
発達障害のある子どもが成長し、自分の障害のことや友人関係のこと、また将来のことに悩み、不安を感じる中で、専門家や支援者、そして周囲の大人たちは、彼らにどんな支援ができるのでしょうか。自己理解、診断告知、SST、就労支援などに焦点を当て、わかりやすく解説します。
第1部 研究者からのメッセージ
序 章 発達障害と思春期・青年期 (小島道生)
第1章 思春期・青年期の発達支援ーー「時間軸」をいだき、「自己成長」を支える (小島道生)
第2章 自己理解を深める心理的支援 (滝吉美知香・田中真理)
第3章 本人への診断告知と支援 (小谷裕実)
第4章 自分らしく生きるためのソーシャルスキル・トレーニング (山本真也・井澤信三)
第5章 自分らしさを生かす就労支援 (田中敦士)
第6章 海外の思春期発達障害者支援の先進的な取り組みーーセルフ・アドボカシー・スキルを中心に (片岡美華)
第2部 現場のプロからのメッセージ
第7章 教育センターでの高等学校への支援 (堀部淑恵)
第8章 発達障害者支援センターでの大学生支援 (和田康宏)
ボッキってなに?なぜ胸はふくらむの?マスターベーションってなに?40年間、世界中で読み継がれる性教育絵本。
中高一貫の男子校・私立堂目木帝高校。少子化のあおりを受けて共学化されたことにより男子たちは「彼女ができるかも!」と期待したが、結果として女子は入学してこなかったーー。
一年後、男子高校生たちは豊満な友人の胸を揉んで女の子と付き合っている疑似体験をしたり、調理実習を裸エプロンで受けたりと精神は崩壊しかけていた!
イケメンだけどちょっぴり残念な高校生たちのおバカなスクールライフ開幕!
4/1発売の3〜9才向け性教育本に続き、今回は思春期の子どもがいる親向けの性教育本。著者も同じアクロストンさん。4月発売の本は「子どもと性のはなしをしよう」がメインテーマでしたが、思春期の子どもの場合はコミュニケーションをとるのさえひと苦労。性の話をオープンにできる家庭は多くありません。一方で、性の悩みは本格化、具体的になっていく年齢でもあります。そこで、「思春期の子どもの頭の中をのぞいてみたら、こんな性の疑問やもやもやがある」という実際の子どもたちの声を集め、それに対してアクロストンさんが回答&解説をしていくことで、思春期の子どもの親として知っておくべき性の知識を学べる本に。