デジタル革命は、何を変え、どこへ向かうのか?建築の表記法の変遷ーアルファベット、図面、そしてアルゴリズムーを辿り、伝統的なハンドメイドと共通する、可変性にもとづくデジタル・エイジの建築を解き明かす。
セクシュアル・マイノリティとは、同性愛、両性愛、性同一性障害など、典型的なセクシュアリティとは異なるセクシュアリティのあり方を示す人々のことをいう。セクシュアリティのありようが少数派であるがゆえに、偏見にさらされ、生きづらさを抱えることも多いため、セクシュアル・マイノリティの人たちの心理的支援へのニーズは、顕在化しにくいが多大にある。人口の数%程度を占めるといわれる彼・彼女らに、臨床の場においてもそうとは知らずに出会う可能性、もしくは出会っている可能性は大きい。多様なセクシュアリティを示す人々を理解し、受け止め、支えるための1冊。
過去問から頻出箇所を掲載!ポイントをまとめた解説と演習問題!そして最新の時事情報も収録!!
当事者が語る「現実」-幼少期のいじめ・普通の結婚ができない・将来への絶望・同じ苦しみを抱えた親友の自死・激痛に悩まされた「胸オペ」・ホルモン注射の副作用。
日本で生まれるこどもの32人に1人は出生前にー196℃の液体窒素タンクで凍結保存されていた。生殖医療の驚きの最新事情!卵子と精子はネット通販の時代に!卵子と精子をめぐる、世にも不思議な物語。
スーパードクターなんか、いない。医者だって迷う。医者だって悩む。怒ることもあるし、泣きたくなるときもあった。絶望しかけたことだってある。それでも走ってきた。仲間がいたから、走り続けてこられた。十年間走り続けて、周囲の景色はまだ変わらない。それでも、また走りだす。
性同一性障害、性的マイノリティ、LGBTの基礎知識。家庭、学校での子どもへの対応は?文部科学省の見解は?かつては子どもだったすべての親と先生に知ってほしい。
DV防止などの社会活動に取り組む弁護士でもある著者が、その実体験を交えて、自己回復までの道のりと、社会全体の取り組みをわかりやすい内容で説明し、レイプなどの性暴力被害者が示す典型的な解離反応に関しても深い示唆を与えてくれる。トラウマのサバイバー、支援者、性暴力や虐待問題に関心を持つすべての人の心に届く本であり、生きづらさを覚える万人のための応援歌となる一冊でもある。
著者オルガ・トゥルヒーヨは、品位と勇気をもって生きるとはどういうことか、その本当の意味を私たちに再認識させてくれる。家族によって加えられた残酷で不幸な性的虐待にもかかわらず、オルガが生きのびてきた物語は読むものすべての心を打つものであり、我々すべてを励ましてくれるものである。
ーーロザリンド・ワイズマン(作家)
読者の方々へ
謝辞
はじめに
第一部 生き抜くための忘却
第二部 暗闇から見えてきたこと
第三部 開かれたドア
第四部 逃げないことを学ぶ
おわりに
解説 立命館大学教授 村本邦子
訳者あとがき
特集 就労と障害年金
1 就労と障害年金に関する実態と相談ポイント
2 障害年金請求に必要な「精神の障害」の知識と就労との関係
3〔傷病別〕就労しながら障害年金を請求した事例と支給決定されるためのポイント
うつ・そううつ・統合失調症/発達障害/知的障害/がん/内科系
4 年金を受給しながら働いている人の事例
・障害年金に関する改正事項
差引認定基準の改正 /血液・造血器疾患による障害認定基準の改正/代理受診の初診日認定の問題
・持続可能性向上法と相談実務ポイント
・障害年金にとらわれない! 本人の希望・障害の状態に寄り添うサポートとは
・実際にどのような疑問が寄せられている?「10年年金」相談事例
・年金相談において必要な「生計維持・生計同一」に関する知識 他
カミングアウトから40年。還暦を迎えた性同一性障害(FTM)の著者が、日々の出来事を十数年にわたって書き綴ったエッセイ集。自分が自分らしくあるために、これからもありのままの姿で生きていく。
「林ちゃん、なにか護身術習えば?」そう提案されるがままに、私はパルコの屋上にいる「蹴り男」に会いに行く。「空に飛び蹴り」気になる人ができたかも。新学期、クラス替えした教室で、私は原田幹雄に出会う。クラスでひと際目立つ原田の存在が、私を悩ませる。「怒る泣く笑う女子」学校を舞台に、10代特有の初期衝動を描く連作5編。
「たとえ罰せられても医師として覚悟の上。国や法律ができる前から医療は存在してるんだ」
性同一性障害者の手術を600人以上執刀した医師・和田耕治の知られざる物語。
性転換(性別適合)手術がタブーの頃から自らの哲学のもと、性に悩める患者を救い続けてきた。
2007年に53歳で急逝した伝説の医師が今蘇る!
【出版社からのコメント】
故・和田医師(1954〜2007年)の生前に残した記録(ブログ・家族、関係者の証言、裁判記録)をもとに構成し、
和田医師の生涯と哲学に迫る。
2018年4月、日本では適合手術に保険が適用されることになった。
しかし、その是非が問われている。今こそ問いたい、性とは、生とは何か。
「たとえ罰せられても医師として覚悟の上。国や法律ができる前から医療は存在してるんだ」という
医師の信念に強く揺すぶられる、肉迫の一冊。
はじめに
序章
第1章 生い立ちーー大学時代
公美子回想1
第2章 外科から形成外科、美容外科へ
公美子回想2
第3章 大阪へ
公美子回想3
第4章 初めての性転換手術
第5章 新しい動き
第6章 開業へ
第7章 「和田式」の変遷
第8章 最初の事故
第9章 性転換・美容整形へ全力投球
公美子回想4
第10章 最も不幸な医療事故
公美子回想5
第11章 医療機関への憂慮と希望
第12章 神に感謝
終章 燃え尽きて
長いあとがき
父を思う 長男
父を思う 次男
補遺
・ブルーボーイ事件
・性転換史
怒れる迫害者として、あるいは弱き幼な子として、虐待・暴力から生き延びるために解離した「私」の痕跡たちー彼ら内なる他者との対話を始めるために何ができるのか?サンクチュアリを確保する「段階的治療」と、交代者の対話を起動する「関係論志向アプローチ」からなる、解離治療技法の決定版。
性転換手術を終えて新しい自分になったとき、ようやくこの地獄が終わりを迎えたー。過酷な運命と愛への渇望を赤裸々に綴ったエッセイ。