・近年、2型糖尿病の治療法はめざましい進化を遂げており、個人の病状や併発症、生活習慣や好みに応じた治療薬の選択が可能になりつつある。
・特に、インクレチンの作用に基づく治療薬は、血糖値の改善や体重減少だけでなく、心血管疾患、糖尿病関連腎臓病、代謝性機能障害に伴う脂肪肝疾患などへの追加的な利益が期待されている。
・本特集では、インクレチン研究をリードする研究グループに加え、心血管疾患、DKD、MASLD、フレイル・サルコペニア、肥満などの併発症・合併症の専門家に執筆いただく。
■GLP-1受容体作動薬・GIP/GLP-1受容体作動薬ーー非臨床・臨床のエビデンスと実臨床における注意点
・はじめに
・インクレチン研究のあゆみと新たな展開
〔key word〕糖尿病、腸管ホルモン、インクレチン、インスリン
・受容体作動薬の分類と血糖改善・体重減少効果のメカニズム
〔key word〕インスリン、グルカゴン、2型糖尿病、肥満症、摂食中枢
・心血管疾患に対するGLP-1受容体作動薬の効果
〔key word〕2型糖尿病、GLP-1(glucagon-like peptide-1)受容体作動薬、主要心血管イベント(MACE)、心不全
・糖尿病関連腎臓病におけるGLP-1受容体作動薬とGIP/GLP-1受容体作動薬の腎保護作用に関する非臨床・臨床からのエビデンス
〔key word〕GLP-1受容体作動薬、GIP/GLP-1受容体作動薬、2型糖尿病、糖尿病関連腎臓病、腎保護作用
・NAFLD/NASH合併糖尿病に対する非臨床・臨床のエビデンス
〔key word〕非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)/非アルコール性脂肪肝炎(NASH)、糖尿病治療薬、肝線維化
・高齢者糖尿病におけるGLP-1受容体作動薬の使用の意義と注意点
〔key word〕高齢者糖尿病、GLP-1(glucagon-like peptide-1)受容体作動薬、心血管疾患、認知症、サルコペニア
・糖尿病治療におけるリアルワールドエビデンスーーJ-DREAMSからの知見を含め
〔key word〕リアルワールドエビデンス(RWE)、診療録直結型全国糖尿病データベース事業(J-DREAMS)、DEFINE-G(DatabasE study For patIeNts trEated with GLP-1RA in Japan)
・肥満症に対するエビデンスと注意点
〔key word〕肥満症、体重減少効果、適正使用
●TOPICS 血液内科学
・抗凝固療法とその中和のポイントを知る
●TOPICS 細菌学・ウイルス学
・麻疹ウイルスによる中枢神経感染メカニズム
●連載 臨床医のための微生物学講座(7)
・黄色ブドウ球菌
〔key word〕メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)、Panton-Valentine leukocidin(PVL)、Toxic shock syndrome toxin-1(TSST-1)
●連載 緩和医療のアップデート(2)
・わが国の緩和ケアがユニバーサル・ヘルス・カバレッジに組み込まれるための今後の課題
〔key word〕ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)、持続可能な開発目標(SDGs)、緩和ケア・アプローチ
●FORUM 世界の食生活(16)
・極北の実りーー西シベリアの先住民族・ハンティの野生ベリー採集
●FORUM 死を看取るーー死因究明の場にて(8)
・脳死3
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
性感染症/HIV感染流行のわが国の状況にもかかわらず、“性感染症への無関心と危機感の低さ”は、公衆衛生学上の大問題である。本書では、性感染症/HIV感染の現時点での問題点をまとめ、手軽に、その全貌をつかめるように編集した。
新型コロナウイルス感染症拡大で、未知のウイルスと闘う医療従事者に賞賛が集まりました。ところが、コロナ討伐の裏で、これまでには考えられなかった“異常事態”が起こっていたのです。患者激減による開業医の経営危機、コロナ受け入れ病院の大赤字、医者の高額バイト急減等々……。「高ステータス・高収入」の象徴的存在であった日本の医者と医療制度が初めて直面する前代未聞の生活不安を取材しました。 また、アフターコロナでは、これまで高収入、花形だった診療科も安泰ではいられない“診療科ピラミッド激変”の可能性があります。そこで今回、3300人の医者を対象に大規模アンケートを実施。コロナの影響、必要な診療科、生き残れない診療科……、最強資格と言われてきた医者の20年後も大胆に予想しました。 さらに、昨今“働き方改革と縁遠いブラック職場”ぶりが露呈していることから志願者が減少し入りやすくなっていると言われる医学部受験や、医師国家試験に強い大学についても取材しています。なかでも、入りやすい割には大学医学部に合格者数の多い中高一貫校リストや、大学医学部の本当の国家試験合格率は必見です。 コロナで注目度が一気に高まった医者や医療業界の激変を占う一冊。ぜひご一読ください。【特集】高ステータス&高収入でいられるか!? 医者&医学部 最新序列「Prologue」コロナ後は「安定」「高収入」が終焉? 医学部受験の過熱に異変あり「Part 1」感動ストーリーに隠されたパンデミックの虚実フリーランス女医は見た! 医療界のコロナ狂騒曲 筒井冨美●フリーランス麻酔科医(Column)コロナ狂騒曲(1) 無給医問題が再燃 医局は依然ブラック職場? (Column)コロナ狂騒曲(2) 遠隔診療の解禁をなし崩された医師会の悲哀コロナで民族大移動? 存在意義が揺らぐ開業医「Part 2」アフターコロナの混迷で変わる現場の勢力地図アフターコロナの診療科ピラミッドニッチ診療科の大逆転は成るか 脚光「感染症専門医」の真実「Part 3」人口減、テックの脅威が迫る ”最強資格”の20年後を大予想覆面座談会 コスパ目的は挫折必至 もう夢の稼業じゃない「Part 4」医師になる! 最新医学部受験成功への道志願者数の減少傾向が続いた 2020年の医学部入試「高い学力」「高い学費」をどう対策する? 何が何でも医学部に入るルート偏差値と医師国家試験合格率で判定! ”おトク”な医学部はここだ(Column)PCR検査拡充に必要! でも臨床検査技師が増えない訳難関の医学部受験に欠かせない 合否を決める予備校の選び方(Column)日本の頭脳が集まる医学部の実態 「東大理三」光と影「Part 5」医学部受験に強い学校 最新版 2020現役で医学部に合格できるのは 圧倒的に「中高一貫校」入りやすくて医学部に現役合格できる! 中高一貫”高レバレッジ”校リスト(Column)子どもを医師にできる親、できない親(Interview)高久玲音●一橋大学経済学研究科、国際・公共政策大学院准教授【特集2】半導体の地政学【News】(1)Close Up デリバリー参入で脱・店内飲食主義 サイゼリヤ、出前館を実験導入へ(特別インタビュー)コロナ禍でみずほ社長が焦燥 デジタル化「圧倒的に遅れ」 坂井辰史●みずほフィナンシャルグループ社長(2)Close Up ノーベル賞本庶氏との特許闘争で 小野薬品が示す「対価」の根拠(オフの役員)氷見野良三●金融庁金融国際審議官「ウォール・ストリート・ジャーナル発」トランプ氏再選へ3大戦略 「バイデン優位」幻か米経済回復、描き始めた「V字型」の意味とは「Market」(金利市場 透視眼鏡)22年末までゼロ金利継続も長短金利操作に距離置くFRB●野地 慎(金融市場 異論百出)FRBが「長短金利操作」を採用すべきではない歴史的理由●加藤 出「Data」(数字は語る)597万人 4月の休業者数●川口大司【ダイヤモンド・オンライン発】中小企業の戦いは「フェーズ2」へ、ウィズコロナ時代の生き残り術、他新型コロナウイルス感染症拡大で、未知のウイルスと闘う医療従事者に賞賛が集まりました。ところが、コロナ討伐の裏で、これまでには考えられなかった“異常事態”が起こっていたのです。患者激減による開業医の経営危機、コロナ受け入れ病院の大赤字、医者の高額バイト急減等々……。「高ステータス・高収入」の象徴的存在であった日本の医者と医療制度が初めて直面する前代未聞の生活不安を取材しました。
また、アフターコロナでは、これまで高収入、花形だった診療科も安泰ではいられない“診療科ピラミッド激変”の可能性があります。そこで今回、3300人の医者を対象に大規模アンケートを実施。コロナの影響、必要な診療科、生き残れない診療科……、最強資格と言われてきた医者の20年後も大胆に予想しました。
さらに、昨今“働き方改革と縁遠いブラック職場”ぶりが露呈していることから志願者が減少し入りやすくなっていると言われる医学部受験や、医師国家試験に強い大学についても取材しています。なかでも、入りやすい割には大学医学部に合格者数の多い中高一貫校リストや、大学医学部の本当の国家試験合格率は必見です。
コロナで注目度が一気に高まった医者や医療業界の激変を占う一冊。ぜひご一読ください。
【特集】高ステータス&高収入でいられるか!? 医者&医学部 最新序列
「Prologue」コロナ後は「安定」「高収入」が終焉? 医学部受験の過熱に異変あり
「Part 1」感動ストーリーに隠されたパンデミックの虚実
フリーランス女医は見た! 医療界のコロナ狂騒曲 筒井冨美●フリーランス麻酔科医
(Column)コロナ狂騒曲(1) 無給医問題が再燃 医局は依然ブラック職場?
(Column)コロナ狂騒曲(2) 遠隔診療の解禁をなし崩された医師会の悲哀
コロナで民族大移動? 存在意義が揺らぐ開業医
「Part 2」アフターコロナの混迷で変わる現場の勢力地図
アフターコロナの診療科ピラミッド
ニッチ診療科の大逆転は成るか 脚光「感染症専門医」の真実
「Part 3」人口減、テックの脅威が迫る ”最強資格”の20年後を大予想
覆面座談会 コスパ目的は挫折必至 もう夢の稼業じゃない
「Part 4」医師になる! 最新医学部受験成功への道
志願者数の減少傾向が続いた 2020年の医学部入試
「高い学力」「高い学費」をどう対策する? 何が何でも医学部に入るルート
偏差値
この本は、ティーンの疑問、質問に答えながら、エイズとはどんな病気か、ウイルスに感染した人や発病した人の人権の問題、エイズ以外のSTD(性感染症)の知識も伝えます。
新型インフルエンザから感染症まで。
・冬眠する動物は多岐にわたることから、特定の動物種が獲得した特殊な能力ではなく哺乳類に広く存在する機能であり、また通常の体温調節機能の可逆的な変容によってもたらされるものである可能性が高い。
・実際に近年、冬眠しないマウスなどの哺乳類においても、神経系の操作により冬眠に似た低体温状態を誘導できることが明らかになり、中枢制御による人工冬眠の実現にも光明がさしはじめた。
・将来の人工冬眠の実現を視野に入れたさらなる研究展開が期待されるところであるが、中枢性の制御機構にくわえ、末梢臓器の低温耐性機構の理解も含めた、体温調節機構とその拡張モードとしての冬眠の理解が求められる。
■ 冬眠研究の最前線 -人工冬眠への挑戦
・はじめに
・人工冬眠技術の未来と臨床応用
〔key word〕休眠、臨床応用、低体温療法
・哺乳類冬眠の現象論
〔key word〕冬眠動物、異温動物、深冬眠、中途覚醒、概年リズム
・哺乳類屈指の低酸素・高二酸化炭素耐性動物ーーハダカデバネズミ
〔key word〕ハダカデバネズミ、低酸素耐性、高二酸化炭素耐性
・匂い物質による恐怖反応に伴う体温低下の神経メカニズム
〔key word〕恐怖、2-methyl-2-thiazoline(2MT)、体温低下、Fos遺伝子、Trpa1、外側傍小脳脚核(PBel)、視床下核(PSTh)、孤束核(NTS)
・冬眠様の低体温・低代謝状態QIH
〔key word〕Qrfp、Qニューロン、視索前野、背内側核、QIH
・トーパーの神経メカニズム
〔key word〕体温、代謝、冬眠、トーパー、視床下部
●TOPICS
循環器内科学
・虚血性心疾患におけるマイオネクチンの役割
社会医学
・順天堂大学オープンイノベーションプログラム“GAUDI”--医療・ヘルスケア領域における社会実装追求型オープンイノベーション
医療行政
・EU離脱と英国医療ーー「合意」成立を受けて
●連載
この病気、何でしょう? 知っておくべき感染症
・4.トキソプラズマ症(悪性リンパ腫? トキソプラズマ症?)
〔key word〕トキソプラズマ脳炎、HIV感染症、悪性リンパ腫
いま知っておきたい最新の臨床検査ーー身近な疾患を先端技術で診断
・3.Nematode-NOSE:線虫の嗅覚によるがんの一次スクリーニング検査
〔key word〕がん、線虫、スクリーニング
●速報
・大阪市内の熱中症死亡に対する気象・居住環境の影響
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者が日本ではじめて確認されたのが2012年12月、正式に公表したのは2013年1月のことである。
・日本国内外のSFTSの疫学、マダニに咬まれて感染する事例以外に、ネコやイヌもSFTSVに感染するとSFTS様症状を呈し、かつその感染ペットから飼い主や獣医師などが感染することがある。
・病態・病理と抗ウイルス薬(ファビピラビル)による抗ウイルス療法や開発されたワクチンの有効性、SFTSVの自然界における存在様式が解明されつつある。
■ 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)研究における最新知見 ─感染経路,病態,予防,治療
・はじめに
・SFTSの臨床的特徴
〔key word〕重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ダニ媒介感染症
・SFTSの疫学研究における最新知見
〔key word〕重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、疫学
・B細胞感染によるSFTSウイルスの発病機構
〔key word〕ウイルス性出血熱、B細胞、形質芽球、抗体
・ペットのネコ・イヌにおけるSFTSとヒトへのリスク
〔key word〕重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、伴侶動物、人獣共通感染症
・自然界におけるSFTSウイルス伝播様式
〔key word〕マダニ、吸血、野生動物、経齢間伝播、経卵伝播
・抗ウイルス薬ファビピラビルとSFTS
〔key word〕ファビピラビル、抗ウイルス薬、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
・高度弱毒化痘そうワクチン株LC16m8をベースとしたSFTSワクチン開発
〔key word〕組換えワクチン、ワクシニアウイルス、SFTS、LC16m 8
・ダニ媒介性ウイルス感染症とSFTS
〔key word〕ダニ媒介性ウイルス、ブニヤウイルス、網羅的ウイルス検出
・SFTS重症化と自然免疫応答
〔key word〕自然免疫、I型インターフェロン、サイトカインストーム、NSs(non-structural)タンパク質
●TOPICS
免疫学
・RNA分解酵素Regnase-1を標的とした炎症制御法の開発
神経精神医学
・Xenophobia(外国人恐怖症)
●連載
人工臓器の最前線
・17.人工臓器開発におけるレギュラトリーサイエンス
〔key word〕レギュラトリーサイエンス、評価科学、ヒト病態を模した実験系・評価系
医療DX--進展するデジタル医療に関する最新動向と関連知識
・6.SaMD(国内/米国)動向調査
〔key word〕SaMD、医療AI、FDA、トレンド
●フォーラム
グローバルヘルスの現場力
・14.ガーナーー「生きる力」を育む母子手帳
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
知識が必ずしも予防行動につながらない現実の中で若年世代を中心に急増・蔓延するSTD。性感染症は防げる?防げない!?これからの性教育への問題提起。
・ゲノム解析によって、急性白血病や骨髄異形成症候群(MDS)の病態が急速に解明され、新規の治療標的の発見も期待される。また分子標的治療の歴史を知ることは、さらに治療法を発展させていくために必要である。
・最近、キメラ抗原受容体(CAR)-T細胞療法も若年者のALLで利用できるようになった。MDSでは脱メチル化阻害薬や免疫調整薬が導入され、一定の効果が得られるようになった。
・白血病幹細胞は、従来の治療法では殲滅が困難で、白血病再発の原因となる。白血病幹細胞に真に有効な薬剤が開発されれば、白血病治療は劇的な変化を遂げるに違いない。
■ 急性白血病と骨髄異形成症候群に対する分子標的治療
・はじめに
【総論】
・急性白血病と骨髄異形成症候群の分子病態概説
〔key word〕遺伝子変異、染色体異常、クローン性造血、急性白血病、骨髄異形成症候群(MDS)
・分子標的薬開発の歴史と将来展望
〔key word〕分子標的治療薬、ヘッジホッグ阻害薬、イソクエン酸脱水素酵素(IDH)阻害薬、サイクリン依存性キナーゼ(CDK)阻害薬、二重特異性T細胞誘導(BiTE)抗体
【各論】
・急性骨髄性白血病に対する分子標的治療
〔key word〕急性骨髄性白血病(AML)、分子標的薬、化学療法
・APLに対する分子標的治療
〔key word〕レチノイド(ATRA)、亜ヒ酸(ATO)、タミバロテン、ゲムツズマブ オゾガマイシン(GO)
・急性リンパ性白血病に対する分子標的治療
〔key word〕急性リンパ性白血病(ALL)、分子標的治療、inotuzumab ozogamicin、blinatumomab、キメラ受容体T細胞(CAR-T)
・フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病の分子標的治療
〔key word〕フィラデルフィア染色体(Ph)、急性リンパ性白血病(ALL)、チロシンキナーゼ阻害薬(TKI)、抗体医薬品、二重特異性T細胞誘導(BiTE)抗体
・骨髄異形成症候群に対する分子標的治療
〔key word〕骨髄異形成症候群(MDS)、遺伝子変異、低リスクMDS、高リスクMDS
【特論】
・白血病幹細胞に対する分子標的治療
〔key word〕急性骨髄性白血病(AML)、急性リンパ球性白血病(ALL)、白血病幹細胞(LSC)
●TOPICS
遺伝・ゲノム学
・性決定遺伝子の全貌ーーマウスSryにおける”隠れエクソン”の発見
生化学・分子生物学
・新型コロナウイルス複製機能阻害を目指したファーマコフォアのモデル化
癌・腫瘍学
・大腸がん診療における遺伝子関連検査
●連載
この病気、何でしょう? 知っておくべき感染症
・19.“古くて新しい病気”トキソカラ症ーー温故知新ーー
〔key word〕幼虫移行症、イヌ回虫、ネコ回虫、食物媒介性寄生虫症
オンラインによる医療者教育
・5.コロナ禍で実践するオンライン外科系臨床実習ーーとくにオンライン手技実習を中心に
〔key word〕オンライン手技、SNS、YouTube
ユニークな実験動物を用いた医学研究
・3.ハムスター:マウス/ラットの未踏の地へ
〔key word〕ゴールデンハムスター、ノックアウト、GONAD法
●フォーラム
日本型セルフケアへのあゆみ
・13.自宅療養者が急増する今、自宅と病院の間のサポート役が鍵となる
子育て中の学会参加
・11.ある麻酔科医の場合
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・量子生命科学は、量子科学技術と生命科学を融合して創成された。生体ナノ量子センサや超高感度MRI/NMRの研究開発、量子論的生命現象の解明・模倣など、医学分野への応用が政府により推進されている。
・がん研究10か年戦略(第5次)にも「量子センサ等の量子技術を活用した新規診断技術の開発に資する研究」の推進が明記されるなど、医学分野における量子科学技術への期待は高い。
・本特集は、量子生命科学の医学領域への展開を最先端で進めている研究者が、各分野における最新の研究成果について執筆した。本特集を契機に、量子生命科学が医学領域にますます拡大・発展することを期待したい。
■量子生命科学の医学領域への展開
・はじめに
・量子計測技術としての超偏極MRI/MRSの開発と脳エネルギー代謝評価による精神神経疾患の病態研究への応用
〔key word〕超偏極、核磁気共鳴画像法(MRI/MRS)、エネルギー代謝、精神神経疾患、アルツハイマー病(AD)
・量子コンピューティング技術の医学応用の可能性
〔key word〕量子コンピューティング技術、量子ゲート、量子アニーリングマシン、量子インスパイアドアルゴリズム、量子機械学習
・脳内炎症に対する量子診断プラットフォームの構築
〔key word〕サイトカイン、炎症、ストレス、全身性エリテマトーデス(SLE)、精神神経疾患、ナノダイヤモンド、AIナノポア
・ナノ量子センサーイメージング計測技術の再生医療応用
〔key word〕ナノ量子センサー、量子ドット(QDs)、蛍光ナノダイヤモンド(FNDs)、幹細胞、物理化学的パラメータ、再生医療
・分子動力学シミュレーションによるメチル化酵素の機能異常メカニズム解析
〔key word〕メチル化酵素、分子動力学(MD)シミュレーション、がん化、アミノ酸変異
・量子センサーと分光学を用いた相分離液滴の構造ダイナミクス研究
〔key word〕Low-complexity domain(LCD)、細胞内相分離、神経変性疾患、クロスβ線維、中性子散乱、円二色性(CD)、ラマンスペクトル顕微鏡、量子センサー、高速原子間力顕微鏡(HS-AFM)
・量子構造生物学の医学応用への期待
〔key word〕中性子結晶構造解析、水素原子、銅亜硝酸還元酵素(CuNIR)、高電位鉄硫黄タンパク質(HiPIP)
●TOPICS 医療行政
・世界最大の保健医療制度・政策の国際会議 2024年11月18〜22日に長崎で開催 第8回 Global Symposium on Health Systems Research
●TOPICS 麻酔科学
・麻酔薬は小児の脳に影響を与えるか
●連載 臨床医のための微生物学講座(19)
・緑膿菌
〔key word〕コロニー形態、人工呼吸器関連肺炎(VAP)、尿路感染症、多剤耐性緑膿菌(MDRP)
●連載 緩和医療のアップデート(14)
・AYA世代がん患者の療養支援の課題
〔key word〕AYA世代、支持療法、がん、QOL
●連載 自己指向性免疫学の新展開ーー生体防御における自己認識の功罪(6)
・MAIT細胞による共生細菌由来代謝産物の認識とその生理的意義
〔key word〕細菌由来代謝産物、T細胞、免疫制御
●FORUM 死を看取るーー死因究明の場にて(20)
・死因究明の実践3
●FORUM 日本型セルフケアへのあゆみ(24)
・進行がんのセカンドオピニオン
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
新型インフルエンザから感染症まで。
新型インフルエンザから感染症まで。
・がん領域でゲノム診療が導入されるようになって、血液腫瘍疾患でも導入されることになってきた。血液疾患におけるゲノム検査の指針やガイドラインも日本血液学会ウェブサイトにも掲載された。
・WHOによる疾患分類が、形態学や病理学から、免疫染色や遺伝子情報、さらには標的遺伝子の情報を基盤とする分類に移行してきて、治療法の選択にそのまま生かせるものになっているともいえる。
・リンパ腫の診断、病態研究、研究技術の進歩から得られる情報などを基に、検査法や治療法の選択における変化や、今後あるべき姿について、第一線の病理医やゲノム研究者、リンパ腫専門医が執筆する。
■第1土曜特集 リンパ腫ーー病態研究と診療の最新知見
・はじめに
●診断の進歩
・リンパ腫診療における診断と病理診断まで
〔key word〕リンパ節腫大、生検検体処理、画像診断
・大規模ゲノム解析を通じたリンパ腫の遺伝要因の評価
〔key word〕ゲノム解析、遺伝要因、生殖細胞系列バリアント、病的バリアント
・リンパ腫における病理診断の進歩
〔key word〕悪性リンパ腫、病理診断、肉眼診断、顕微鏡診断、科学的診断
・シングルセル解析からみえてくる悪性リンパ腫最新の知見
〔key word〕悪性リンパ腫、シングルセル解析、遺伝子発現解析、シングルセルマルチオミクス解析、空間オミクス解析
・リンパ腫におけるctDNAの有用性と限界
〔key word〕循環腫瘍DNA(ctDNA)、リキッドバイオプシー、無細胞遊離DNA(cfDNA)
・造血器腫瘍ゲノム検査ガイドライン
〔key word〕がんゲノム医療、がんゲノムプロファイリング(CGP)検査、がんゲノム医療中核拠点病院、がんゲノム情報管理センター(C-CAT)、Fast-track対象遺伝子異常、患者申出療養制度を活用した臨床試験(BELIEVE試験、PARTNER試験)
・リンパ腫エキスパートパネルのあり方とシミュレーション
〔key word〕エキスパートパネル、遺伝子パネル検査、個別化医療、悪性リンパ腫
●臨床の話題
・DLBCLに対する二重特異性抗体療法
〔key word〕二重特異性抗体(BsAb)、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、免疫療法
・びまん性大細胞型B細胞リンパ腫に対するCAR-T細胞療法
〔key word〕キメラ抗原受容体(CAR)-T細胞療法、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、バイオマーカー
・濾胞性リンパ腫(FL)における新薬
〔key word〕濾胞性リンパ腫(FL)、二重特異性抗体、キメラ抗原受容体(CAR)-T細胞療法
・マントル細胞リンパ腫(MCL)における新規治療
〔key word〕マントル細胞リンパ腫(MCL)、ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害薬、イブルチニブ
・末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)の新規治療とその展望
〔key word〕末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)、ブレンツキシマブ ベドチン(BV)、CD30、CCR4、新薬
・サイトカイン放出症候群(CRS)と神経毒性(ICANS)のマネジメント
〔key word〕悪性リンパ腫、サイトカイン放出症候群(CRS)、神経毒性、キメラ抗原受容体(CAR)-T細胞
・免疫不全および免疫調節異常関連リンパ増殖性疾患
〔key word〕免疫不全、免疫調節異常、リンパ増殖性疾患(LPDs)、エプスタイン・バールウイルス(EBV)、メトトレキサート関連LPDs(MTX-LPDs)
・リンパ腫領域における腫瘍循環器マネージメント
〔key word〕リンパ腫、腫瘍循環器学(Onco-Cardiology)、がん治療関連心機能障害(CTRCD)、アントラサイクリン系抗がん薬、
・高齢者DLBCLに対する治療戦略ーーGeriatric assessmentを用いたフレイル評価を中心に
〔key word〕びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、高齢者、フレイル、高齢者機能評価(GA)、Geriatric 8(G8)
・慢性GVHDにおける新薬
〔key word〕慢性移植片対宿主病(GVHD)、分子標的治療、NIHコンセンサス会議
・COVID-19下の悪性リンパ腫治療
〔key word〕新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)、悪性リンパ腫、造血器腫瘍、化学療法
・リンパ腫治療における医療技術評価(HTA)
〔key word〕費用対効果、医療技術評価(HTA)、増分費用効果比(ICER)、質調整生存年(QALY)
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
こんな症例に出会ったら、あなたは対応できますか?
現場で苦戦するかもしれない、少し変わった症例を紹介!
●本書は、救急医学の主要な疾患・病態を体系的にまとめたものではなく、執筆陣の実際の経験を中心に症例を紹介している。
●異物除去、骨折、動物咬傷からヘビの鑑別まで、外来診療で遭遇したら戸惑うかもしれない、少し珍しい症例への対応方法を解説した1冊。
【目次】
節足動物による刺咬傷─虫に刺された! ムカデに刺された! 節足動物の刺咬傷の対処法
動物に咬まれた! 犬、猫、ヒト、ハムスター─よくある咬傷からまれな合併症まで
トゲが刺さった!─対応と合併症
海でのトラブル─毒と棘
指輪が抜けない!─軽いトラブルから重症絞扼例まで
耳に虫、鼻にビー玉─取り出し方のいろいろ
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは?─新型コロナウイルス感染症や熱中症に紛れている危険な感染症を見逃すな!
お腹が痛い!─それって前皮神経絞扼症候群(ACNES)!?……だけじゃない腹壁痛の鑑別
ギンナン中毒:身近な食べ物で中毒を起こすことがあるってご存じですか?─ギンナン、フキノトウ、タケノコ、ワラビ、ナツメグ
ヘビ咬傷のあれこれ:鑑別編1─マムシとアオダイショウ
ヘビ咬傷のあれこれ:鑑別編2─ヤマカガシ、シマヘビ、ジムグリ
ヘビ咬傷のあれこれ:治療編─マムシ咬傷を中心に
手指切創や裂創に神経損傷・腱損傷が隠れていませんか?─神経損傷・腱損傷を見逃すな
その発赤、壊死性筋膜炎では?─軽微な皮膚の発赤が生死を分ける!?
皮下異物、筋肉内異物診療の実際─異物迷入をどうするか?
切迫骨折という言葉を知っていますか?─見落とせない四肢転移性骨腫瘍による切迫骨折
胸骨骨折:保存治療後偽関節
見逃してはいけない腰背部痛─転移性脊椎腫瘍の診断から治療
肋骨骨折とこわーい気胸と血胸
・一細胞解析に象徴される新しいオミクス技術が、大規模ヒトゲノム配列との統合を経て生命現象の解釈を可能にしつつある。ゲノム個別化医療・創薬の重要性は広く一般認識されるに至った。
・遺伝統計学も古典的な遺伝ー形質関連解析から脱皮し、分子細胞生物学、情報学、数理科学、疫学、臨床医学と自在に組み手を行う、さながら総合格闘技のような学問へと進化した。
・情報伝達技術の世界規模の普及は、サイエンスの変革も急速に加速した。ヒトゲノム研究をめぐる状況は特に著しい。本特集が新時代に立ち向かう若い研究者の一助になれば幸いである。
■第5土曜特集 遺伝統計学の新潮流ーー新規創薬・個別化医療への挑戦
・はじめに
●遺伝統計学の理論と実践
・遺伝統計学の基礎理論
〔key word〕遺伝統計学、集団遺伝学、ゲノムワイド関連解析(GWAS)、メンデルランダム化解析(MR)
・Polygenic risk scoreとゲノム個別化医療
〔key word〕個別化医療、ゲノム、ゲノムワイド関連解析(GWAS)、一塩基多型(SNP)
・ヒトオミクスデータと深層学習
〔key word〕深層学習モデル、Transformer、Attention機構、Enformer
・シングルセル時代のシステム生物学ーーシングルセルマルチオミクスによる遺伝子制御ネットワークの推定
〔key word〕システム生物学、遺伝子制御ネットワーク、シングルセルマルチオミクス
・ロングリードシークエンス技術と難病ゲノム解析
〔key word〕ロングリードシークエンス(LRS)、構造多型(SV)、リピート伸長変異、Pacific Biosciences(PacBio【○R】)、Oxford Nanopore Technologies(ONT)
・ロングリードシークエンス技術と集団ゲノム解析
〔key word〕ロングリードシークエンス、構造多型(SV)、基準ゲノム配列、Telomere-to-Telomere(T2T)アセンブリ、パンゲノム
・アジアにおけるゲノム医学研究ーーGenomeAsia 100K Project
〔key word〕アジア人、ゲノム医学、遺伝的多様性、集団遺伝学
・琉球諸島の人々における集団ゲノム解析
〔key word〕琉球諸島、集団遺伝学、ゲノム、遺伝的多様性、集団形成過程
・縄文人由来変異が解き明かす縄文人と渡来人の混血過程
〔key word〕縄文人由来変異、ancestry marker index(AMI)、Jomon allele score(JAS)、集団平均ポリジェニックスコア(PA_PS)
・便中ヒトゲノム情報からの個人情報の再構築
〔key word〕腸内微生物叢、メタゲノムショットガンシークエンシング、ヒトゲノム由来配列、個人情報
●遺伝統計学と疾患オミクス研究
・眼科疾患における大規模ゲノム解析
〔key word〕眼科形質、多因子疾患、多遺伝子リスクスコア(PRS)、遺伝性網膜ジストロフィ(IRD)、遺伝子治療
・アルツハイマー病ゲノム解析の現状
〔key word〕アルツハイマー病(AD)、APOE遺伝子、ゲノムワイド関連解析(GWAS)、レアバリアント、ポリジェニックリスクスコア(PRS)
・整形外科疾患で最も注目される変形性関節症の大規模ゲノム解析
〔key word〕変形性関節症(OA)、大規模ゲノム解析、ゲノムワイド関連研究(GWAS)、シングルセルRNA解析(scRNA-seq)
・痛風・高尿酸血症の大規模ゲノム解析
〔key word〕尿酸値、尿酸輸送体、ゲノムワイド関連解析(GWAS)メタアナリシス、遺伝率、機能解析
・原発性アルドステロン症の遺伝的背景と高血圧への寄与
〔key word〕原発性アルドステロン症、ゲノムワイド関連解析(GWAS)、高血圧、Wnt/β-カテニン経路
・希少難治性疾患・間質性膀胱炎の遺伝的背景
〔key word〕間質性膀胱炎(IC)、ハンナ型IC(HIC)、ゲノムワイド関連解析(GWAS)、HLA遺伝子
・中枢神経胚細胞腫の多層的オミクス解析
〔key word〕胚細胞腫、ゲノム解析、メチル化解析、ジャーミノーマ、ノンジャーミノーマ
・炎症性皮膚疾患における単層および多層的オミクス解析
〔key word〕アトピー性皮膚炎(AD)、乾癬、ゲノム解析、マイクロバイオーム解析、多層的オミクス解析
・自己免疫疾患の多層的オミクス解析
〔key word〕ゲノム、エピゲノム、RNA-seq、eQTL解析、B細胞受容体
・ゲノム解析による発がんメカニズムの探索
〔key word〕クローン進化、系統樹解析、発がん
・がん種・人種横断的なゲノムワイド関連解析
〔key word〕ゲノムワイド関連解析(GWAS)、遺伝的相関、乳がん、前立腺がん
●遺伝統計学とシングルセル解析
・シングルセルRNAシーケンスーー宿主と病原体の複雑な相互作用を明らかにする
〔key word〕感染症、細菌、シングルセルRNAシーケンス(scRNA-seq)、サルモネラ菌
・シングルセルレベルの空間トランスクリプトーム解析の新潮流
〔key word〕空間トランスクリプトーム解析、シングルセル解像度、シーケンス、イメージング
・1細胞解像度の細胞アイデンティティの定量とシミュレーション
〔key word〕モデリング、シミュレーション、遺伝子制御ネットワーク
・循環器疾患におけるシングルセル解析研究の実際
〔key word〕循環器疾患、シングルセル解析、分子病態
・がん領域におけるシングルセル解析
〔key word〕腫瘍微小環境、がん免疫療法、がん細胞、T細胞、シングルセルシークエンス
・リウマチ・膠原病疾患におけるシングルセル解析
〔key word〕シングルセル解析、関節リウマチ(RA)、全身性エリテマトーデス(SLE)、抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎(AAV)
・新型コロナウイルス感染症におけるシングルセル解析
〔key word〕新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、シングルセル解析、ゲノムワイド関連解析(GWAS)、expression quantitative trait locus(eQTL)、
・自然免疫応答の遺伝的多様性を単一細胞分解能で理解する
〔key word〕シングルセル、ガウス過程、発現量・量的形質座位(eQTL)、自然免疫、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
・脂肪組織のシングルセル解析はインスリン抵抗性の概念をどうアップデートするか
〔key word〕snRNA-seq(single nucleus RNA-seq)、脂肪細胞・脂肪前駆細胞の多様性、核ライブラリの特性、統合シークエンス解析
・Human Cell Atlasプロジェクトの軌跡と今後の展望
〔key word〕Human Cell Atlas(HCA)、バイオロジカルネットワーク、データエコシステム
●遺伝統計学とゲノム創薬
・大規模オミクス解析時代のゲノム創薬
〔key word〕ゲノム創薬、ゲノムワイド関連解析(GWAS)、オミクス解析、薬剤転用
・人工知能を活用した創薬研究
〔key word〕創薬、人工知能(AI)、低分子医薬品、中分子医薬品
・製薬業界におけるゲノム創薬の活用
〔key word〕ゲノム創薬、臨床試験の成功確率向上、バイオバンク、eQTL(expression quantitative trait locus)、pQTL(protein quantitative trait locus)
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・神経経済学は“ヒトの脳が価値を評価する仕組み”を問う学問である。日本ではまだまだなじみの低いニューロエコノミクス(神経経済学)であるが、2000年初頭のアメリカで産声を上げた。
・われわれヒトの脳は意識的に、または無意識的に物事の良しあしを判断して行動を決めることを繰り返すので、ほぼすべての日常行動が神経経済学の研究対象である。
・現在、価値観を生み出す脳の仕組みの理解が徐々に進みつつある。その知見を心の病の理解へ適用する臨床的な試みや、福祉政策の立案にいかそうとする公共的な試みもあり、研究が今後も発展していくものと考えられる。
■ニューロエコノミクス(神経経済学)とは何か?--ヒトの価値観が生まれる脳の仕組みの理解とその先の未来
・はじめに
・神経科学的手法を用いた幸福度測定への批判的検討
〔key word〕幸福度測定、スティグリッツレポート、幸福の経済学
・社会科学における実証研究の展開ーー行動経済学を例として
〔key word〕行動経済学、実験社会科学、ニューロエコノミクス
・計算論的アプローチによる強迫症のメカニズム解明
〔key word〕強迫症、計算論モデル、計算論的精神医学、強化学習、セロトニン
・精神医学と神経経済学ーー計算論的精神医学
〔key word〕精神医学、神経経済学、意思決定
・意思決定の神経基盤解明のための行動課題の開発
〔key word〕強化学習、行動課題、パラメータ推定、精神疾患
・ヒト神経経済学ーー他者との駆け引きを支える脳の仕組み
〔key word〕ゲーム理論、機能的磁気共鳴画像法(fMRI)、経頭蓋磁気刺激法(TMS)、数理モデル、社会神経科学
・単一行動の神経経済学ーーサルの神経・分子基盤
〔key word〕意欲、報酬価値、サル、ドーパミン、セロトニン
・霊長類の行動進化と神経経済学ーー線条体とドパミンの多元的価値表現
〔key word〕線条体、ドパミン、報酬予測誤差、蛍光ドパミンバイオセンサー、マカクザル
・科学の方法的哲学と潜在能力アプローチ
〔key word〕潜在能力アプローチ、外出機能、利用能力、グループ
・脳機能イメージングによる効用の個人間比較と再分配政策への応用
〔key word〕効用、制度設計、再分配、政策評価、機能的磁気共鳴画像法(fMRI)
●TOPICS 病理学
・中皮腫瘍病理診断のパラダイムシフト
●連載 臨床医のための微生物学講座(8)
・腸球菌
〔key word〕腸球菌、院内感染症、バンコマイシン耐性、VRE、伝達性プラスミド
●連載 緩和医療のアップデート(3)
・がん疼痛治療ーーこの30年余で何が変わったか?
〔key word〕オピオイド鎮痛薬、非オピオイド鎮痛薬、鎮痛補助薬、放射線治療、骨転移
●FORUM 死を看取るーー死因究明の場にて(9)
・死亡診断1
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
≪本誌の特長≫
◆リハビリテーション科医ほか関連各科の医師、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など、リハビリテーションに携わる医師とスタッフのためのビジュアルで読みやすい専門誌!
◆リハビリテーション領域で扱う疾患・障害を斬新な切り口から深く掘り下げつつ、最新の知識・情報を紹介。臨床でのステップアップを実現する、多彩な特集テーマと連載ラインナップ!
≪特集テーマの紹介≫
●リハビリテーション入院患者の約71%、急性期治療患者の91%が口腔の健康状態に問題を抱えている。入院患者の口腔状態の悪化にはさまざまな要因があるが、医療従事者のリテラシーや関心の低さによるところも大きい。
●さらに、口腔の問題は身体機能回復や入院期間、自宅退院復帰率、院内死亡率等の重要なアウトカム悪化と関連があることが示されている。
●その背景を踏まえ、本特集ではリハビリテーション診療における口腔管理にフォーカスし、スタッフが知っておくべき口腔問題をはじめ、アセスメントや口腔ケアの実際、疾患別の対応等をリハビリテーション診療の視点から見直す。多職種でのリハビリテーションにおける口腔管理に取り組む参考となる特集。
【目次】
リハビリテーション診療で知っておくべき口腔問題
口腔問題がリハビリテーションに与える影響と対策
リハビリテーションスタッフが知っておくべき口腔スクリーニング,口腔ケア,治療
脳卒中の口腔管理
がんへの対応
認知症の人への口腔管理
誤嚥性肺炎への対応
■連載
新型コロナウイルス感染症とリハビリテーション医療
3. 新型コロナウイルス感染症患者における回復期リハビリテーション医療
ニューカマー リハ科専門医
竹内翔
リハビリテーションと薬剤
3.不適切薬剤
リハビリテーションスタッフがかかわるチーム医療最前線
7. 香川大学医学部附属病院リハビリテーション部におけるチーム医療
ヘルステックとリハビリテーション医療
4.ウェアラブルデバイス(モフバンド)のリハビリテーション医療への応用
リハビリテーション職種が知っておくべき臨床統計:基礎から最新の話題まで
12. 傾向スコア(propensity score)を用いた解析
リハスタッフが知っておくべきプレゼン(学会発表・講演)のコツ
4.症例プレゼン2:基本はまずはアウトプット:自分の外を意識するー後編
心に残ったできごとーリハビリテーション科の現場から
脊髄損傷に対する包括的治療との邂逅
TOPICS
加熱式たばこ・電子たばこの肺障害
学会報告
第58回日本リハビリテーション医学会学術集会