1970年刊行の『今日の小児治療指針』第13版。心因性。精神疾患の記述を充実させたほか虐待・暴力の章を新たに設けている。
虚血性心疾患、心不全、不整脈というキーワードでは、多くの大規模臨床試験が行われてエビデンスも集まっておりますが、それに比べ弁膜症というキーワードでの観察研究、あるいは治療法に関する介入試験は少なく、必ずしもEBMの実践が容易な分野ではありません。つまり、わかっているようでわかっていないことが多い分野です。そこで、本書では現時点でわかっていることをもとに、最新の考え方を日常診療に即した形で提示しました。
「小児科臨床」76巻4号〜77巻3号に掲載された「小児科学レビュー 最新主要文献とガイドライン」を集約した一冊。主に2022〜2023年に国内外で発表された論文・ガイドラインから、小児科学分野のエキスパートが主要文献をピックアップし、レビューしています。小児科領域全般の最新の研究成果や動向を把握するに役立ちます。
1.救急医療
2.呼吸器疾患
3.感染症
(1) 小児細菌感染症
(2) ウイルス感染症 -RSウイルス感染症の予防ー
(3) 予防接種
4.循環器疾患
(1) 先天性心疾患
(2) 不整脈
(3) 心筋症
5.消化器疾患
(1) 消化管疾患 -機能性消化管障害、特に過敏性腸症候群についてー
(2) 肝胆道疾患 -欧米を中心としてアウトブレークした原因不明の急性肝炎ー
6.神経疾患
(1) てんかん
(2) 脳炎・脳症
7.神経筋疾患
8.血液疾患
(1) 貧血・骨髄不全
(2) 造血器腫瘍
(3) 血液凝固異常
9.固形腫瘍
10.腎尿路疾患
(1) ネフローゼ症候群
(2) 腎 炎
(3) 先天性腎尿路異常
(4) 尿細管機能異常症
11.水電解質異常
12.内分泌疾患
(1) 成長障害
(2) 性分化疾患
(3) 肥満・やせ
(4) 糖尿病
13.先天代謝異常
14.原発性免疫不全症
15.アレルギー疾患
(1) 消化管アレルギー
(2) 気管支喘息
(3) アトピー性皮膚炎
(4) アナフィラキシー
16.膠原病と類縁疾患
(1) 膠原病
(2) 川崎病
17.先天異常症候群
18.精神疾患・こころの問題
(1) 小児精神疾患
(2) 心身症
(3) 発達障害
19.新生児疾患
(1) 新生児感染症
(2) 慢性肺疾患
(3) 脳室周囲白質軟化症
(4) 新生児蘇生
20.児童虐待