ぼく・イラストレーター・26歳-佐野良子・元小劇団女優・28歳。2人の愛の行方を描く渾身の書下ろし恋愛小説。
かやの父親の突然の死と、これを乗り越えて生きる姿。
ボクは恋に落ちた。快楽が純情と激しく結びつく体験だ。そして心を病んで逃げる彼女への愛を貫く作戦をたてたー。童貞問題を抱えた帰国子女、“わがまま10優しさ11のブルペンガール”とおかしな脇役を揃え、東京、ニューヨークを舞台に男の心の成長と恋の成就を描く。本当の恋に胸焦すキミへの熱いエールです。
100件を超える事例をとおして、「個人」と「メディア」の関係を問う意欲的な試み。
かつての日本人がもっていた-やさしさ、美しさ、つよさ、心のよりどころ。行動の核となっていたものをさぐり、現代人の生き方を問う。
二十世紀「森の生命の大虐殺時代」から二十一世紀「森と人とのこころのいとなみを取り戻す時代」へ。樹齢1500年名桜淡墨桜を甦えらせた林の本。
没個性的平等主義から個を重視した対等主義へ。学校再生の展望が開ける本。
豊饒の海、移ろいゆく川の表情、山々の森が生みだす水の物語。
買春制度を問うことなしに、性的自己決定権を女性の人権として主張することはできない。だが買われる当事者性を抜きに、どのように問えるのか。本書は、女性の身体を闇の中に置いてきた買春保障システムを歴史的にたどる一つの試みである。
古代(イザナミ)から世紀末(コギャル)まで。社会の規制を巧みにかわしながらことば遊びを愉しむ女たち。
なぜ、自分史ブームなのか?どう書かれ、どう読まれ、どう支えられているのか、ストーリーの社会学の視点から徹底したインタビューで追跡する。