本書は、健康心理学を学ぶ大学生、大学院生のテキストとして編集されたものであるが、また心理学領域の実務者に役立つ参考書としても利用できるように、健康心理カウンセリングの基本的枠組み、理論、技法の全体像を示したものである。その際、臨床心理学やカウンセリング一般との違いを明確にすることにも意を注いでいる。
本書では、まず生産が不安定な園でよくある現象を取り上げ、その原因がどこにあるのかを入り口に、クリのもつ生理や生態的特性を生かした樹冠間隔や樹形の考え方と仕立て方、樹形改造の方法、作業のポイント、さらに品種選び、土壌管理や施肥方法、病害虫などへの対策について、写真や図、イラストを交え、簡潔にわかりやすく解説した。
本書は、一般的な医学的・歯学的知識はもつものの、口唇口蓋裂に関してはこれから学ぼうとする方々を主な対象とし、治療についてより深く知りたい患者や、その両親が読んでも理解できるように書かれたものである。
昭和三十年代から五十年代初めにかけて、千葉県市川市にあった聖ヶ丘道場の統一会で話された講話の中から、人間の本質、守護霊守護神、消えてゆく姿、世界平和の祈り、本心開発に関するものを選び、編集。「守護霊守護神への感謝行」と「消えてゆく姿で世界平和の祈り」を実践していると、自分の内に、何があっても絶対大丈夫と思える、もう一人の自分(本心の自分)が存在していることを実感できるようになる。
陸軍中野学校は何を教えたのかー総数二五〇〇余名、パレンバン落下傘降下、レイテ飛行場強襲の薫空挺隊、沖縄特攻義烈空挺隊、そして、アジア諸国の独立運動支援、最後の和平工作等々。世界のいたるところで任務についた秘密戦の華ー一切の名利も地位も求めず、日本の捨て石となった戦士たちの足跡を辿る。
ベームによるシューベルトの録音中、このベルリン・フィルとのものが最高と言われる。特に第9番は名演として有名。ギレリスとアマデウスSQとの「ます」は、大きなスケール感を作り出している稀有な演奏。
「威風堂々」を演奏するロンドンpoの張りきる様子は見ものである。特に管楽器ののり方はかなりのもの。「エニグマ」の方はシカゴ響であるが、こちらは鋭いリズム感と明るく華麗なサウンドで聴きごたえのある演奏である。録音も良く迫力満点の一枚である。
協奏曲の第2番がアシュケナージ、それ以外をすべてアルゲリッチでまとめた、ショパンのピアノ作品集。ショパンの魅力と、アルゲリッチのショパン演奏のエッセンスが楽しめる内容となっている。
イギリスの国民的作曲家エルガーの作品集。有名な「エニグマ変奏曲」や「威風堂々」から、比較的珍しい交響曲まで収録していて、エルガーの魅力に迫る。フルニエのチェロ協奏曲はデュ・プレとは一味違う名演。
第86回直木賞受賞作を、原作者つかこうへい自らが手掛けた脚本で映画化(82年)。“階段落ち”の記憶が鮮明すぎて、ヒット曲(3)が主題歌だったってことはすっかリ失念してました。今も耳に残ってる「銀ちゃ〜ん」はないけど、ハイライト・シーンのせりふ入りです。
チャイコフスキーの音楽がどうのこうのと言う前に、このように隈なくオケを掌握し、驚異的な精度で鳴らすことができ、そして楽員を自然に音楽に熱中させる。こんなことが可能というだけでも、あまたの指揮者とは格が違うことを感じさせる。驚いた!★