法人税に関する法令・通達が規定する内容は極めて広範囲に及ぶと同時にきめ細かく定められているため非常にボリュームがあり、かつ難解であるといわれています。本書は、そのような法人税に関する基本的事項を図表やフローチャートを多用して体系的に解説しています。
今回の改訂に当たっては、賃上げ促進税制、交際費等の損金不算入制度及び中小企業事業再編投資損失準備金制度等の見直し並びに特許権等の譲渡による所得の課税の特例(イノベーションボックス税制)や戦略分野国内生産促進税制の創設等といった令和6年度税制改正を織り込み更に内容を充実。
税理士実務の視点から消費税法基本通達を解き明かす!
通達の実務上の取扱いを「通達のチェックポイント」で理解し、税務上の疑問点を「実務でどうなる?」で解説。
深い理解のために設例や計算例、トラブル事例を交えた税理士必携書。
令和6年度改正通達に対応。
市場拡大の一方で消費税について不明瞭な論点が少なくないポイントサービス。気鋭の著者が議論の出発点から見直しポイント交換事件等の裁判例等を踏まえその課税関係を示す。
売手・買手側の立場から、インボイス制度導入に向け対応しなければならないことを具体的に解説。令和5年度改正を反映した最新版。
第1章 インボイス制度導入に向けた事前対応の実務
1 インボイス制度導入の背景
2 「仕入税額控除制度」の適用要件
3 登録手続き
4 インボイス制度導入に向けた今後の対応
第2章 売上側として発行するインボイスと課税売上高の計算
1 適格請求書発行事業者の義務等
2 適格請求書等の様式
3 消費税の計算方法
第3章 仕入側として受領するインボイスと仕入税額控除
1 インボイス制度における仕入税額控除
2 実務上の対応が必要なケース
3 経理処理と税額計算
第4章 主要な取引先に免税事業者がある場合の具体的な対応
1 免税事業者からの仕入れにかかる影響
2 取引先に免税事業者がいる場合にインボイス制度導入前に行わなければいけないこと
3 免税事業者からの仕入れに係る経過措置
第5章 電子インボイスの税法上の取扱いと今後の展望
1 消費税のインボイス制度における電子インボイスとは
2 消費税法上における電子インボイスの取扱いと電子帳簿保存法
3 DX 化と電子インボイス
第6章 インボイス制度下における契約の重要性
1 消費税法において定められていること
2 売上側が登録事業者である場合の仕入側のリスク
3 独占禁止法、下請法等に関する問題
4 契約の対応
5 契約の対応相続発生を想定した対応(支払先が個人の場合)
6 事業の移転を想定した対応(支払先が法人の場合)
2023年10月よりインボイス制度が導入されます。消費税は難解で、消費税法上の各種届出書を提出することで納税額が大きく変化するなど、事業者にとっても頭の痛い問題です。本書は、消費税をはじめて学ぶ人に向けて、仕組みから税額計算まで本当に必要なことだけをわかりやすい言葉で解説した入門書です。軽減税率制度対象商品の詳細や、各種届出書作成のポイントなど、最新情報が満載です。
Chapter1 消費税ってどんな税金?
Chapter2 消費税を納めなくてもいい会社がある!?
Chapter3 消費税はかかる? かからない?
Chapter4 消費税がどんどん安くなる
Chapter5 申告と納付
Chapter6 各種の届出書
Chapter7 消費税の会計処理
Chapter8 消費税率の引き上げと経過措置
Chapter1 消費税ってどんな税金?
Chapter2 消費税を納めなくてもいい会社がある!?
Chapter3 消費税はかかる? かからない?
Chapter4 消費税がどんどん安くなる
Chapter5 申告と納付
Chapter6 各種の届出書
Chapter7 消費税の会計処理
Chapter8 消費税率の引き上げと経過措置
医院・歯科医院の決算書(同付表)の作成から所得税・消費税の確定申告書の作成までの実務処理の流れが本書を読み進むだけで理解できる構成とし、医院・診療所等の診療科目別、青色・白色申告者別、所得の種類別の記入事例にそって数字等を当てはめてゆけば、申告書が簡単に作成できる便利な実務書。フローチャートや図解・計算例を多用した所得税・消費税のコンパクトな要点解説と、医師・歯科医師にとって関心の深い相続税・贈与税の基本事項や事業承継税制・配偶者居住権の相続税の取扱いなども織り込んで解説するとともに、消費税の取扱いについても新しい申告事例を追加してわかりやすく解説。医院・歯科医院の税務の取扱いの要点を、わかりやすく1冊に集約した業務参考用書籍。
第1編 医院・歯科医院の所得の計算
第1章 医業・歯科医業の所得の計算 第2章 医業・歯科医業以外の所得の計算 第3章 医業・歯科医業の消費税
第2編 医院・歯科医院の決算と確定申告の注意点
第1章 医院・歯科医院の決算と確定申告の流れ 第2章 医院・歯科医院の決算と確定申告の準備 第3章 医院・歯科医院の決算書の書き方 第4章 医院・歯科医院の所得税・消費税確定申告書の書き方
第3編 医院・歯科医院の決算書と確定申告書の記入例
1 事例でわかる『決算書』の記入の仕方 2 事例でわかる『所得税の確定申告書』の記入の仕方3 事例でわかる『消費税の確定申告書』の記入の仕方
第4編 医院・歯科医院の相続・贈与と税金
第1章 相続税の課税と申告納付 第2章 贈与税の課税と申告納付 第3章 相続時精算課税と申告納付
【附録】医院・歯科医院の開業・廃業・事業承継・減価償却資産の耐用年数・ふるさと納税、税の速算表・相続税額早見表などを収録。
事業者が、日々行う様々な取引についての消費税の課税・非課税・免税・不課税の課否判定、標準税率又は軽減税率の判定を正しく行うことは、税額計算等の税務処理に必須であり、税率の引き上げ、軽減税率制度の導入によってますます重要となります。本書は、日常的に行われる具体的な取引を勘定科目別に区分し、取引項目ごとに課否判定を表形式によって一目で解決。併せて軽減税率制度の対象品目等が瞬時に解決できるよう編集。職業会計人の方々はもとより法人企業、個人事業者等の消費税実務に携わる方々の実務必携書です。
本書は、消費税の初学者に理解しやすいよう、制度を平易かつ網羅的に解説した基本テキストとして、経理担当者、会計事務所スタッフ、金融機関などに長くご利用いただいています。インボイス制度への準備が進んでいる事業者にとっても、令和5年度税制改正では、小規模事業者向けの特例や、少額な返還インボイスの交付義務免除など、実務上影響が大きい改正が多く、改めて確認しておきたいところです。初めて消費税の実務に携わる事業者のために、消費税のしくみ、課税対象など基本的事項を解説しているほか、税負担と実務負担への配慮から、初めての申告・納税に対応できるよう導入された「2割特例」の申告書作成例を掲載しています。
2023年10月から始まるインボイス制度を、豊富な図解でわかりやすく解説。
主に消費税の免税業者である個人がインボイスの登録をするにあたり、制度の基本的な内容とその理解に欠かせない消費税の入門的な知識を、できるだけ平易に説明。
インボイス制度のしくみから登録手続き、消費税の申告の流れまで、この1冊でOK!
税理士、会計士、事業者、税務職員の必備書として6年振りの改訂版。令和6年6月28日発遣までの通達改正を織り込み、基本通達のすべての条項を詳細に解説した最新版となっています。インボイス通達、軽減通達、総額表示通達が基本通達に統合されたことから、税務調査対応・顧問先指導・税理士試験にも不可欠の一冊。巻末には様式通達、経理通達、税率引上げに伴う経過措置通達などを収録。
事業者が、日々行う様々な取引についての消費税の課税・非課税・免税・不課税の課否判定、標準税率又は軽減税率の判定を正しく行うことは、税額計算等の税務処理に必須であり、重要となります。本書は、日常的に行われる具体的な取引を勘定科目別に区分し、取引項目ごとに課否判定を表形式によって一目で解決。併せて軽減税率制度の対象品目等が瞬時に解決できるよう編集。職業会計人の方々はもとより法人企業、個人事業者等の消費税実務に携わる方々の実務必携書です。
☆本書は、「第1編 解説」、「第2編 消費税課否判定早見表」、「第3編 軽減税率判定早見表」、「第4編 参考(消費税法基本通達、消費税の軽減税率制度に関する取扱通達、消費税の仕入税額控除制度における適格請求書等保存方式に関する取扱通達)」の4部構成
● 第1編は、消費税の基本的な仕組み、消費税の課否判定において重要な消費税の課税の対象、軽減税率制度の概要、登録申請の受付開始が近づく適格請求書等保存方式(インボイス制度)の概要について要点をわかりやすく解説
● 第2編は、具体的な取引項目を勘定科目別に区分し、取引項目ごとに課税・非課税・免税・不課税の課否判定と根拠法令通達を明示するとともに、課否判定にあたっての留意事項を“チェックポイント”“アドバイス”“誤りやすい事例”として多数収録した課否判定一覧表
● 第3編は、「軽減税率適用対象取引等判定早見表」及び「食品表示法・食品表示基準の分類からみた判定表」により、軽減税率が適用される対象品目等を瞬時に判断
● 第4編は、消費税課否判定及び軽減税率判定において欠かせない消費税法基本通達、消費税の軽減税率制度に関する取扱通達、消費税の仕入税額控除制度における適格請求書等保存方式に関する取扱通達を収録
☆巻末に、「索引」を収録し、課否判定・軽減税率判定がすぐできるよう掲載ページを探しやすく編集
消費税複数税率に対応した法人税申告実務はどうなる!?収益認識会計基準の影響についても解説。税務相談事例をもとに、実用性の高いQ&Aを掲載。
本書は、消費税に関する実務で特に誤りやすい処理や誤解しやすい論点を豊富に取り上げたものです。
ケースにおける正しい処理を示した上で、適切な結論に至る要点を簡潔明瞭に解説しています。
軽減税率導入後初めての消費税申告が個人ではこの2月から、法人では昨年10月から始まりました。4種類の記載例を詳細な手順に従い図解し、廃業する個人向けに手続を解説。
●本書は、勘定科目別に選定した事例を基に仕訳処理を示し、関連する法人税、所得税等の取扱いも含めてわかりやすく解説しています。
●今回の改訂では、令和5年及び6年に行われた実務に影響の大きい税制改正の内容を踏まえて、現段階の適格請求書等保存方式の適用に対応できるように全面的に見直しを行い、80%控除等の経過措置を適用した状態により再編集しています。
●振込手数料の負担、高速道路の利用料金、プラットフォーム課税などの新たな事例を追加し、総数878事例を収録しています。特異な事例も多く取り上げ、多様な課否の疑問に対応しています。
●消費税の精算、消費税額に異動が生じた場合の調整仕訳についても詳説しています。
●各事例には関連事例の掲載箇所を示し、巻末には索引をつけて事例検索の便宜を図っています。
●令和6年4月1日現在の法令・通達に基づいています。
主要目次
第1章 消費税の概要
1 納税義務者
2 納税地
3 課税期間
4 申告、納付
5 課税対象
6 納税義務の転換
7 非課税取引
8 輸出免税取引
9 税 率
10 課税標準
11 仕入税額控除
12 簡易課税制度
13 消費税額の調整
14 届出書等の提出
15 記帳と書類の保存
16 総額表示の義務
第2章 消費税等の経理関連事項
1 税込処理と税抜処理の選択
2 税込、税抜方式の比較等
第3章 勘定科目別事例の消費税の課否と仕訳処理
《損益計算書科目》
第1 売 上
第2 売上原価
第3 製造原価等
第4 一般管理販売費
第5 営業外収益、営業外費用
第6 特別利益、特別損失
《貸借対照表科目》
第7 流動資産
第8 固定資産
第9 投 資
第10 繰延資産
第11 負 債
第12 資 本
第13 免税事業者等からの課税仕入れの経過措置
第14 消費税額等の計算(令和8年9月30日までの日の属する各課税期間)
第15 売上計上漏れ等がある場合
索引
消費税の概要から、申告・納付・経理処理まで、その仕組みや取扱いの実務知識を、最新の事例問答で体系的に整理・解説。
本書は、消費税の初学者に理解しやすいよう、制度を平易かつ網羅的に解説した基本テキストとして、経理担当者、会計事務所、金融機関、インバウンド関連事業者などに広くご利用いただいています。インボイス制度の開始にあわせ、初めて消費税の実務に携わる事業者のために、納税義務者・課税対象・税額控除など基本的事項を解説しているほか、一般用・簡易課税用・2割特例の税額計算・申告書作成例を解説しています。また、国外事業者等における事業者免税点制度の見直しなど令和6年度税制改正に対応しています。