■【特集】あなたの知らない東京問題 膨張続ける都市の未来
東京と言えば、五輪やコロナばかりがクローズアップされるが、問題はそれだけではない。
一極集中が今後も加速する中、高齢化と建物の老朽化という危機に直面するだけでなく、
格差が広がる東京23区の持続可能性にも黄信号が灯り始めている。
「東京問題」は静かに、しかし、確実に深刻化している。打開策はあるのか─。
文・佐藤泰裕、中川雅之、土居丈朗、伊藤正次、編集部(吉田 哲、川崎隆司、櫻井 俊)
SHUNLI ZHAO/GETTYIMAGES
Part 1:新型コロナでも止められぬ東京一極集中を生かす政策を
佐藤泰裕(東京大学大学院経済学研究科教授)
Part 2:人口高齢化と建物老朽化 二つの“老い”をどう乗り越えるか
中川雅之(日本大学経済学部教授)
COLUMN:“住まい”から始まる未来 一人でも安心して暮らせる街に
編集部
Part 3:増加する高齢者と医療需要 地域一帯在宅ケアで解決を
編集部
Part 4:量から質の時代へ 保育園整備に訪れた“転換点”
編集部
CHRONICLE:ワンイシューや人気投票になりがちな東京都知事選挙
編集部
Part 5:複雑極まる都区制度 権限の“奪い合い”の議論に終止符を
編集部
Part 6:財源格差広がる23区 将来を見据えた分配機能を備えよ
土居丈朗(慶應義塾大学経済学部教授)
Part 7:権限移譲の争いやめ 都区は未来に備えた体制整備を
伊藤正次(東京都立大学大学院法学政治学研究科教授)
■WEDGE_OPINION 1
・持続的社会モデルの実現へ「熟議なき日本」から脱却のとき
藤城 眞(SOMPOホールディングス顧問)
■WEDGE_OPINION 2
・現行憲法はもはや限界 日本は確固たる抑止力を持て
高井康行(東京靖和綜合法律事務所 弁護士)
■WEDGE_OPINION 3
・増え続ける経営難の中小私大 少子化を直視し改革断行を
渡辺 孝(私学創研代表取締役)
■WEDGE_REPORT 1
・グローバル化の盲点 “コンテナ”不足はなぜ起きた?
編集部
■WEDGE_REPORT 2
・デジタル通貨は新局面へ 激化する米欧中の主導権争い
井上哲也(野村総合研究所金融デジタルビジネスリサーチ部・主席研究員)
■POINT_OF_VIEW 1
・相互依存を武器に「テクノ地政学的パワー」を高める中国
解説
中国との関係見直しへ 矢継ぎ早な米国の動きを読み解く
神保 謙(慶應義塾大学総合政策学部教授)
アメリカの視点
サプライチェーンの見直しだけでは中国を抑えきれない
エリック・セイヤーズ (アメリカン・エンタープライズ研究所客員フェロー)
■POINT_OF_VIEW 2
・強硬派勝利も傷深く 厳しい船出のイラン新政権
角 潤一(在イラン日本国大使館一等書記官)
■連載
・ONCE UPON A TIME:慈(生津勝隆)
・新しい原点回帰:118年続く大日本報徳社の常会 二宮尊徳の教えを学ぶ意義(磯山友幸)
・社会の「困った」に寄り添う行動経済学: 新しい技術の職場導入で困った(佐々木周作)
・MANGAの道は世界に通ず: 『ペリリュー』に学ぶ正の個人主義(保手濱彰人)
・イノベーションを阻む“法律たち”:不動産取引トラブルはオンライン説明でなくせるか(早川史人)
・インテリジェンス・マインド:まさに「命懸け」 米国を守るCIAの実態(小谷 賢)
・時代をひらく新刊ガイド:『分水嶺』河合香織(稲泉 連)
・CHANGE CHINA 〜中国を変える“中国人”〜: 「祖国」を追われながらも真実を追求するチベット人作家 茨仁唯色(劉 燕子)
・さらばリーマン:カリスマ目指して達した「男性専用美容室」という着眼点
川口達也さん(PERCUT代表取締役)
・近現代史ブックレビュー:『辻政信の真実』前田啓介(筒井清忠)
●各駅短歌 (穂村 弘)
●一冊一会
●世界の記述
●拝啓オヤジ (相米周二)
●読者から/ウェッジから
「背負うということ」は休載させて頂きます。
THE NEW YORK TIMES/REDUX/AFLO, BLOOMBERG/GETTYIMAGES, THE MAINICHI NEWSPAPERS/AFLO, TEKA77/GETTYIMAGES, CHINA NEWS SERVICE/GETTYIMAGES, POOL/REUTERS/AFLO, SHO FUJITA, TAKESHI YUZAWA
■【特集】昭和を引きずる社会保障 崩壊防ぐ復活の処方箋
「失われた30年」
“平成”という時代を総括するときにしばしば用いられるこの言葉にはどこか、“昭和”という時代を礼賛する響きがある。
たしかに、敗戦後の焼け跡から国を再興し、経済面では、世界首位の米国に肉薄した輝かしい時代だった。そして、バブル崩壊によりその輝きが手からすり抜ける悔しさを味わった時代でもあった。
高度経済成長期の幻想を追い求め続けた「平成」が終わり、「令和」の時代が幕を開けた今、我々は新たな日本の未来を描くべきだ。
今や国の基盤となった「社会保障制度」も昭和の時代に形作られた。1946年(昭和21年)公布の日本国憲法に「社会保障」という言葉が用いられたことでその概念が広まり、昭和30〜40年代の国民皆保険・皆年金の整備、老人医療費の無料化、児童手当の創設等により制度拡充が図られた。まさに、人口増加と経済成長を下支えに「風呂敷を広げた」時代である。
「福祉元年」と呼ばれ、現在の社会保障制度体系がほぼ整った73年(昭和48年)、第一次オイルショックが勃発し、高度経済成長は終焉に向かう。それから今日に至るまで、年金制度へのマクロ経済スライドの導入や、高齢者医療費の自己負担率引き上げなど、様々な制度見直しを迫られた。特に、少子化による負担者の減少と、平均寿命の伸びによる給付額の増加は、制度創設当時には想定しきれなかった事態といえる。
2008年をピークに、日本の総人口は急降下を始めた。現在約1億2500万人の人口は、2100年には6000万人を下回り、半分以下となる見込みだ。人口増加を前提とした現行の社会保障制度は既に限界を迎えている。昭和に広げすぎた風呂敷を畳み、新たな仕組みを打ち出すときだ。
社会保障に「特効薬」はない。だが、昭和的価値観から脱却し、現状を受け入れることで、その糸口が見えてくる。これから示す「処方箋」が、新たな時代の社会保障へとつながっていくことを期待する。(文・編集部 川崎隆司)
文・ 森田 朗、土居丈朗、山口慎太郎、鬼頭 宏、島澤 諭、西村周三、編集部
イラストレーション・浅妻健司
Part 1:介護
介護職員が足りない! 今こそ必要な「発想の転換」
編集部
Part 2:人口減少
新型コロナが加速させた人口減少 “成長神話”をリセットせよ
森田 朗(東京大学名誉教授)
Part 3:医療
「医療」から「介護」への転換期 “高コスト体質”からの脱却を
土居丈朗(慶應義塾大学経済学部教授)
Part 4:少子化対策
「男性を家庭に返す」 これが日本の少子化対策の第一歩
山口慎太郎(東京大学大学院経済学研究科教授)
Part 5:歴史
「人口減少悲観論」を乗り越え希望を持てる社会を描け
鬼頭 宏(上智大学経済学部名誉教授)
Part 6:制度改革
分水嶺に立つ社会保障制度 こうすれば甦る
島澤 諭(中部圏社会経済研究所研究部長)
COLUMN:高齢者活躍
お金だけが支えじゃない 高齢者はもっと活躍できる
編集部
Part 7:国民理解
「国家 対 国民」の対立意識やめ真の社会保障を実現しよう
西村周三(京都先端科学大学経済経営学部教授)
■WEDGE_OPINION 1
・こんなに違う中国とベトナム 日越関係、さらに強化を
梅田邦夫(株式会社日本経済研究所上席研究主幹)
■WEDGE_OPINION 2
・未来を担う子どもたちのため 読解力育成は大人の責務
向山行雄(敬愛大学教育学部教授・教育学部長)
■WEDGE_OPINION 3
・学術会議の知られざる真実 軍事忌避を金科玉条にするな
勝股秀通(日本大学危機管理学部教授)
■WEDGE_REPORT 1
・インテル vs TSMC 半導体ウォーズの勝者はどちらか
杉山和弘(OMDIAコンサルティングディレクター)
■WEDGE_REPORT 2
・責任の押しつけ合いやめ電力危機回避へ国が前面に立て
編集部
■WEDGE_REPORT 3
・自動車メーカーとIT企業がEV普及へと導く“鍵”とは
池田直渡(自動車経済評論家)
■INTERVIEW
・加速するモノづくりのオープン戦略 日本の強み生かす時
加藤真平(ティアフォー創業者兼最高技術責任者)
■NEWS_TOPICS
・米国の対中認識は不変でも 経済摩擦は持久戦の様相へ
大西康雄(科学技術振興機構特任フェロー)
■新連載
・ONCE UPON A TIME:住(生津勝隆)
■連載
・インテリジェンス・マインド:世界の情報を牛耳るファイブ・アイズってなんだ!?(小谷 賢)
・イノベーションを阻む“法律たち”:コロナ禍で注目されるオンライン服薬指導(河村 光)
・MANGAの道は世界に通ず: 『キングダム』が教えてくれる兵法の極意(保手濱彰人)
・社会の「困った」に寄り添う行動経済学: 部下の仕事のマネジメントで困った(佐々木周作)
・新しい原点回帰:品質第一の“タネ” 戦前からのグローバル企業の開発力 〜サカタのタネ〜(磯山友幸)
・CHANGE CHINA 〜中国を変える“中国人”〜:一筋の光として社会的弱者の女性救うプロボノ弁護士 郭 建梅(唐辛子)
・近現代史ブックレビュー:『二〇世紀ナショナリズムの一動態』 木下宏一(筒井清忠)
・さらばリーマン:現場主義貫く手探り人生 転職繰り返しドローンの世界へ
木村 基さん(アーク代表取締役)(溝口 敦)
・時代をひらく新刊ガイド:『縁食論』 藤原辰史(稲泉 連)
・背負うということ:前統合幕僚長 河野克俊(木村俊介)
●世界の記述
●各駅短歌 (穂村 弘)
●拝啓オヤジ (相米周二)
●一冊一会
●読者から/ウェッジから
【有訓無訓】 細部まで際限なく探究し 広い文脈に位置づける それこそが真の学者●堂目 卓生氏[大阪大学経済学研究科教授]
【編集長の視点】 今週の名言:知らぬ間に経営破綻 絶望の前にできること
【ニュースを突く】 スマホ・ゲーム依存、対策も「予防」で●北西 厚一[本誌記者]
【時事深層】 INSIDE STORY:「店舗型」、事業シフトが不可避に 消費行動激変、逆手に取れるか
INDUSTRY:トヨタ系の国内シェア6割に 「全車種併売」でコロナ禍を突破
論点 コロナ・エフェクト 業務のあり方もコロナ前には戻れない 働くとは何か、幸せとは何か
COMPANY:東証1部上場、天馬で委任状争奪戦へ 世代交代が生む創業家発「内紛」
INDUSTRY:JAL系は貨物専用便で就航 観光政策揺るがすLCC逆風
POLICY:新型コロナ対応、西村経済財政・再生相に聞く 行政オンライン化「一段と加速」
FRONTLINE シリコンバレー:危機で光る名門大の革新力(シリコンバレー支局 市嶋 洋平)
グローバルウオッチ:暴行死した黒人男性は喜んでいる?
【アパレル、外食、百貨店、自動車も コロナ大再編 レナウンの次】 0
【スペシャルリポート】 在宅なのに、ノルマや無駄な会議が増える? 「テレワーク鬱」の正体
【連載小説】 Exit:第35回 「巨大リスク」
【不屈の路程 SERIES6 No.3 一度「死んだ」からできた全員経営●柚木 治 ジーユー 社長 経営者は二度立ち上がる】 0
【テクノトレンド】 広がるドローン活用 「空から業務の効率アップ推進
【編集長インタビュー】 ビールの時代が再来する●尾賀 真城氏[サッポロホールディングス社長]
【敗軍の将、兵を語る】 ラテン音楽の「聖地」、休刊●本田 健治氏[ラティーナ社長]
【世界の最新経営論】 環境激変時代の決断術 英知は「群衆」の中にしかない●ナラヤン・パント氏[仏INSEADマネジメント実践教授]
【小田嶋 隆の「pie in the sky」〜 絵に描いた餅べーション】 小池さんが当選確実な理由
【CULTURE】 BOOK:戦争の本質、人間の本質
【世界鳥瞰】 The Economist:SNSと政治、分かれる見解
FINANCIAL TIMES:抗議デモを「演出」するトランプ
FINANCIAL TIMES:欧州は一貫した対中政策を
【賢人の警鐘】 新型コロナの流行は デジタル化を加速し、 日本型労働を変える●ビル・エモット氏[英エコノミスト誌元編集長]
GLAYがAERAの表紙に登場「4人の揺るぎない自信と誇り」
AERA 5月5-12日合併号の表紙には、国民的ロックバンドのGLAYが登場します。デビュー30周年を迎えたGLAYが語る「30年のあゆみとこれから」は必見です。
ミリオンヒットを連発し、時代を築いてきたGLAY。今回のインタビュー記事からはメンバーへの信頼や仲の良さがあふれ出て、GLAYが30周年を迎えてなお、一線で活躍している理由が伝わってきます。撮影はもちろん、AERA表紙フォトグラファーの蜷川実花。貴重な写真とロングインタビューを誌面でご覧ください。
●巻頭特集:老後のお金が心配です
物価高や低賃金など将来への不安はつきません。そこで、年金の受給開始年齢別「損益分岐点」のほか、若い世代に根強い「年金はもらえないか・もらえても少ない」という不信感に応える検証結果を紹介。さらに、「老後2千万円問題」に対して、結局いくら必要なのか、最新データで試算しました。
●百田夏菜子×浅田真央
ももクロの百田夏菜子さんによる対談連載「この道をゆけば」は、新たにプロフィギュアスケーターの浅田真央さんをゲストにお迎えします。小さい頃から浅田さんの大ファンで、「輝いている姿を見て、たくさん救われた」という百田さん。浅田さんにとってのあこがれの人についても話が及びました。
●現代の肖像・石田明(NON STYLE)
創刊から続く人物ルポルタージュ「現代の肖像」は、お笑い芸人の石田明さん(NON STYLE)。漫才の分析が注目され、昨年の「M-1グランプリ2024」では審査員も務めました。板前の修業をしていた石田さんがどのように現在にたどり着いたか、本人へのロングインタビューと周囲の証言を積み重ねて人物像を描き出します。
ほかにも、
・女性×働く メディア界に蔓延する性被害
・DV被害の夜逃げ相談 4割が「男性」の現実
・丸山隆平インタビュー「優しい世界、忘れてません?」
・Snow Man 初の国立競技場ライブ徹底レポート
・佐藤 優 実践ニュース塾
・田内 学 経済のミカタ
・武田砂鉄 今週のわだかまり
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
などの記事を掲載しています。
山下智久さんがAERAの表紙に登場
「『秘境』への冒険を続けていきたい」
AERA1月15日増大号の表紙には、山下智久さんが登場します。音楽活動でも俳優としても常に挑戦を続ける山下さん。独立して4年目のいまの気持ちを率直に語るロングインタビューは必見です。
表紙を飾る山下智久さんは、自身について「いきなり飛び級できるタイプじゃない」と分析します。だからこそ「毎日ちょっとずつ、ちょっとずつ、成長しているのを信じて、積み重ねていくしかない」と語ります。その上で、僕の役目は「秘境に分け入ること」と独特な表現をし、「今度はどこの秘境に行きたいのか、心の声に耳を傾けながら、冒険を続けたい」と先を見据えます。主演する人気ドラマの続編「正直不動産2」も間もなくスタート。この撮影は「独立後、多くの人に支えられて成り立っていることを実感している時期」に撮影が重なったといい、役と自分の成長がリンクすると言います。表紙とグラビアの撮影はもちろん蜷川実花。深い眼差しが印象的な写真の数々をぜひ誌面でご確認ください。
■巻頭特集:たんぱく質で健康革命
年始に特に考えたい健康や体重管理。近年、糖質制限が注目されてきましたが、「食事制限で一時的に体重が減っても、筋肉が失われたことで基礎代謝が下がり、リバウンドしやすくなる」と専門家は指摘します。だからこそ、「たんぱく質」をきちんと摂取し、筋肉をつけることが大事。「たんぱく質は意識して多くとる。糖質や脂質は通常より控えめに。これが一番いい」ということで、誌面では、たんぱく質をたっぷり摂取できる「高たんぱく鍋」レシピを多数紹介しています。また、プロテインを摂取する人も増えているなか、味、コスパ、抽出法を比較し、どのタイプがいいかも検証しています。年始に自分の健康に思いを巡らせながら特集をご覧ください。
■能登半島地震で何が起きたのか
元日、能登半島を震度7の激震が襲いました。現在も懸命な救出活動が続きます。能登半島ではここ数年、断続的に強い地震活動が続いていました。そのなかでも今回襲った地震は、阪神・淡路大震災を超えるエネルギーで特に巨大だったことがわかっています。震源が浅く、能登半島の独特の地形や土壌も被害を拡大させた可能性があると専門家は指摘します。何が起きたのか、ほかに同様のリスクを抱える地域はどこかなどを詳報しています。また、真冬の地震にどう対処すればいいか、どう備えればいいのか、防災アドバイザーにも詳しく聞きました。
■女性管理職100人のホンネ
徐々に数が増えているとはいえ、まだまだ少数派の「女性管理職」。AERAでは女性管理職100人にアンケートを実施し、職場の実態、働き方、夫との家事や育児の分担、今後のキャリアや仕事とプライベートの両立への思い、などを詳細に調査しました。実は11年前にも同様のアンケートを実施。その時と比べると、子どもが複数いる人が増え、職場に子育て中の女性管理職が増えるなど、両立はしやすくなっているように見えます。ただ、「働き方がフレキシブルで女性が活躍することに追い風が吹いている会社と、まだまだ男性ばかりで本質が変わっていない会社。その差が大きくなっています」との指摘も。働き方や職場の在り方について一緒に考えましょう。
■松下洸平×光石研
松下洸平さんがホストを務める対談連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、俳優の光石研さんがゲストの対談、全4回中の3回目です。共演したドラマ「最愛」で印象的な出来事があったそうで、その話で盛り上がります。互いに俳優の道を進み始めたころの懐かしい話もあり、信頼し合っているからこその深い話が交わされます。リラックスした様子で対談する貴重な写真も必見。この連載だからこそ見られる二人の柔らかな表情とトークをぜひ誌面でご確認ください。
ほかにも、
・箱根駅伝 やはり青学は強かった
・中学入試直前 肝心なのは合格の先
・バスケの革新「アリーナ」が鍵 Bリーグ将来構想
・女性から見る平安のリアル 大河ドラマは紫式部が主人公
・宮藤官九郎×中村七之助 「誰もやってない」を真剣にやり続ける
・磯村勇斗と歩く「キース・へリング展」
・サーフィン東京五輪銅・都筑有夢路 「3年前より心が成長した」
・向井康二が学ぶ白熱カメラレッスン
・トップの源流 三井住友フィナンシャルグループ・國部毅会長
・大宮エリーの東大ふたり同窓会 ゲスト・伊沢拓司回を振り返り
・武田砂鉄 今週のわだかまり
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
・現代の肖像 ティムラズ・レジャバ▪駐日ジョージア大使
などの記事を掲載しています。
BE:FIRSTからRYUHEIさんとJUNONさんがAERAの表紙に登場
「BE:FIRSTにしかなし得ないものを作る」
AERA9月9日増大号は、BE:FIRSTからRYUHEIさんとJUNONさんが表紙に登場。インタビューでは、グループの今とこれからについてたっぷり語っています。ネオンとベッドとスモークのアーティスティックな背景のなかで行われた撮影では、思う存分、表現力を発揮しています。
●表紙+インタビュー:RYUHEI・JUNON(BE:FIRST)
表紙に登場するBE:FIRSTのRYUHEIさんとJUNONさん。BE:FIRSTは、2ndアルバム「2:BE」をリリースしたばかりです。「これまで歌ったことないアプローチ」(JUNON)、「今一度より成長していくという思いが込められている」(RYUHEI)など、アルバムに詰まった“さらなる進化”について語ります。7月には初めて海外でもライブを行い、「これからのことに期待が膨らんだ」という二人。12月からは初の4大ドームツアーが始まりますが、「ドームツアーですら助走の段階であるということを証明したい」「BE:FIRSTにしかなし得ないステージを作りたい」と意気込みます。表紙とグラビアの撮影はもちろん蜷川実花。アートな雰囲気あふれる二人のツーショットやソロ写真など、表紙含め全10ページの企画をぜひご覧ください、
●巻頭特集:攻めの休養 最強の回復法
朝起きた瞬間からもう疲れている……という朝バテ状態の人、増えているのではないでしょうか。酷暑で体力を奪われ、小刻みなオンライン会議など余白のない仕事沼につかり、家事や子育てもアップアップという人は、次の活動の活力を生むためにも、戦略的に休む“攻めの休養”が必要です。「環境」「睡眠」「食事」「運動」「栄養ドリンク」といった項目について、専門家がいかに効果的に休むかアドバイスします。「遠征先にもマイ寝具持参」というスキージャンプのレジェンド葛西紀明さんや、「不調を経て、自分の体に目を向けるようになり、朝ラジオ体操が日課」という俳優の羽田美智子さんらのインタビューも。“最強の回復法”がみつかる特集です。
●育休で「男は仕事」をリセット
今回の「女性×働く」連載は、男性育休を取り上げます。民間企業の男性の育休取得率は過去最高の3割に達しましたが、女性の取得率との差はまだ大きく、期間も短い傾向があります。とはいえ、徐々に「当たり前」に近づきつつあるのは確か。そんな育休をとった朝日新聞の男性記者が、自身の実体験、自分に起きた変化、夫婦関係の変化などを克明に描いた記事です。現実を変えるために「私は、恥も多い自分の育休経験を、ここで語らせてもらった」という記事、ぜひ読んでみてください。
●向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン
大人気連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」。向井さんが、プロのモデルを被写体に、三脚に中判カメラをつけて、ブレ表現の撮影に挑みました。先生はファッション撮影などの最前線で活躍する鈴木親さん。いまどきはスマホで誰でも高品質な写真が撮れる時代。だからこそスマホではできない撮影に挑みます。向井さんも「やっぱカメラで撮るってのがいいよね」と語る、貴重な撮影の様子をご覧ください。
●松下洸平×東海林弘靖
大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、照明デザイナーの東海林弘靖さんとの対談、全6回中の最終回。松下さんが、「光は人生」という東海林さんの哲学に迫ります。全対談を通し、松下さんが「すごく勉強になりました」という和やかな対談。最後に、恒例のゲストの色を松下さんが選びます。一体何色でしょうか。異業種のゲストとの対談で、松下さんの新たな一面も垣間見える連載をぜひお楽しみください。
ほかにも、
・南海トラフ巨大地震で原発は大丈夫か
・石破 茂 独占インタビュー「総理になって防災省を」
・悠仁さまの大学進学問題 東大はありか
・国枝慎吾が語る「思い込み破壊し、驚きの体験を」
・パラリンピック競技を支える最新技術
・株の「自動」積立 人気銘柄ランキング
・Aぇ! group ライブレポート 夢すらも超え
・河合優実×山中瑶子 ベースにある「あきらめ」
・百田夏菜子 この道をゆけば ゲスト・ゆりやんレトリィバァ
・2024パリへの道 小野寺萌恵(陸上車いす女子)
・田内 学 経済のミカタ
・武田砂鉄 今週のわだかまり
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
・現代の肖像 五箇公一 国立環境研究所生態リスク評価・対策研究室室長
などの記事を掲載しています。
■I チーム医療とは
救急病院で実践できる糖尿病チーム医療
公文 義雄
チーム医療におけるチームづくりとリーダーシップ
馬場 敦子
■II 糖尿病チーム医療の現状とアウトカム
フットケアにおけるチーム医療
仲村 直子
糖尿病透析予防指導 -当院におけるチームアプローチ
美内 雅之
糖尿病医療連携におけるチーム医療
利根 淳仁・四方 賢一
行政ー医療連携の枠組みとアウトカム
梅津 順子
■III 元気の出る糖尿病チームのつくり方
【医師の立場から】
熱意を無駄にしない体制づくり
島 孝佑・篁 俊成
【看護師の立場から】
チームならできる!
-チームアプローチの実際とチーム医療コーディネーション
佐藤 真理子
●Perspective 展望
元気の出る糖尿病チームのつくり方
中塔 辰明
●総合診療医直伝! 糖尿病患者の救急外来診療ABC その2
意識障害+顔面蒼白+冷汗で救急搬送された70代男性
徳田 安春
●こんな時どうする!? 糖尿病患者によくみられる皮膚症状
皮膚そう痒感(2)
末木 博彦
●専門医に訊くCommon Disease 最新の知識
下腿浮腫
山田 康博
●糖尿病診療トレーニング問題集
内科医レベル
末丸 大悟
専門医レベル
高橋 利匡
●海外文献紹介
2型糖尿病の超過死亡リスク
-若い人ほど厳格な血糖コントロールと腎症予防を
細井 雅之・薬師寺 洋介・上野 宏樹
●報告記
第2回 日本糖尿病医療学研究会見聞録
古川 真・齊藤 茉莉子
厚生労働省の2014年「国民健康・栄養調査」の結果によれば、糖尿病を強く疑われる者の割合は男性15.5%、女性9.8%となっている。初期糖尿病の治療で重要なのは食事療法と運動療法とされており、運動療法の専門家である理学療法士の関与が期待されている。また、合併症や重複疾患例など、日々の理学療法実践でのかかわりも濃厚であると考えられる。本特集は理学療法士が糖尿病に対する知識と経験を深めるために、糖尿病の最新治療と専門職として取り組むべき運動療法のエビデンスを知ることを通し、理学療法士の役割を考えていくことを目的に企画した。
糖尿病治療の進歩と展望
吉岡 成人
糖尿病に対する運動療法の効果
佐藤 祐造、他
糖尿病治療における理学療法士の役割
石黒 友康
糖尿病に対するチーム医療と理学療法士のかかわり
片田 圭一、他
糖尿病外来における運動療法の実践と効果
天川 淑宏
>>> 「EOI(essences of the issue)」は こちら(PDFファイル)
特集の各論文の概要をご紹介しています
●とびら
職場での悩みと期待
加藤 祝也
●1ページ講座 理学療法関連用語〜正しい意味がわかりますか?
ミオクローヌス
五日市 克利
●1ページ講座 理学療法関連審議会・協議会
社会保障審議会
上野 有希子
●入門講座 重複疾患症例のみかた・3
治療ー運動プログラムと介入の工夫
南角 学、他
●講座 超音波エコーを用いた非侵襲的理学療法・3
超音波エコーを用いた筋肉の評価と理学療法への応用
池添 冬芽
●臨床実習サブノート 臨床実習で患者さんに向き合う準備・9
がん
國澤 洋介、他
●甃のうへ
Seeking untapped potential
高倉 利恵
●報告
慢性期脳卒中患者に対する間欠入院による集中的理学療法の効果
-歩行可能例を対象とした検討
岡田 誠、他
●症例報告
BNPを指標として運動負荷と身体活動管理を行った
完全大血管転位Ⅰ型による重症成人心不全の1例
高見沢 圭一、他
●文献抄録
勝平 純司/三浦 和/中野 渉/山本 竜也
■I 膵ランゲルハンス島の病理学
1型糖尿病の病理
今川 彰久・米田 祥
2型糖尿病の膵島病理 -β細胞は本当に死ぬのか?
水上 浩哉
■II 合併症・併発症の病理学
糖尿病網膜症の病理学
中尾 新太郎・吉田 茂生・石橋 達朗
目で見る糖尿病性腎症 -腎組織所見はこんなに激しい
守屋 達美・松原 まどか
見てわかる糖尿病神経障害
杉本 一博
動脈硬化の病理学 -糖尿病の大血管病変をミクロで見ると
中嶋 絢子・植田 初江
糖尿病患者にみられる骨疾患の病理学的特徴
澤井 高志・井上 尚美
歯周炎の病理学
宮内 睦美・高田 隆
■III 特別寄稿
うたかたの記2012 医学生ランゲルハンスの膵島発見を巡って
八木橋 操六
●Perspective 展望
患者に理解されるインパクトある説明ー技術と工夫
赤井 裕輝
●こんな時どうする!? 糖尿病患者によくみられる皮膚症状
脂漏性湿疹
清 佳浩
●総合診療医直伝! 糖尿病患者の救急外来診療ABC その3
意識障害+呼吸促迫+アステリキシスで救急搬送された70代男性
徳田 安春
●専門医に訊くCommon Disease 最新の知識
Helicobacter pylori 感染症
徳永 健吾・田中 昭文・高橋 信一
●海外文献紹介
高齢糖尿病患者において、高血圧・糖尿病治療の脱強化が行われている割合
栗田 守敏・中神 朋子
●糖尿病診療トレーニング問題集
内科医レベル
宮里 舞・和栗 雅子
■バイオシミラー・グラルギン「リリー」について
清野 弘明
■バイオシミラーインスリンヒューマログとはどんなインスリンか
内潟 安子
■インスリングラルギン(300U/mL)とはどんなインスリンか
大西 由希子
■インスリン注射とインスリン抵抗性改善薬の併用療法
藤澤 智巳・花房 俊昭
■GLP-1受容体作動薬併用インスリン療法
朝長 修
■DPP-4阻害薬併用インスリン治療
中神 朋子・廿楽 麗香・廣田 尚紀・伊藤 新
■インスリン治療とSGLT2阻害薬
勝野 朋幸
■1型糖尿病のSAP療法ー利点と問題点
廣田 勇士
■日本にはまだ登場していないインスリンパッチポンプの紹介
守田 美和
●Perspective 展望
必要に迫られて、進歩していくインスリン製剤
内潟 安子
●こんな時どうする !? 糖尿病患者によくみられる皮膚症状
外陰・膣・陰股部カンジダ症
畑 康樹
●総合診療医直伝! 糖尿病患者の救急外来診療ABC その5
糖尿病の70代男性がめまいで受診
徳田 安春
●専門医に訊くCommon Disease 最新の知識
睡眠障害(不眠症)(1)
小曽根 基裕
●海外文献紹介
カロリー源としての脂肪酸や炭水化物は、その種類により
冠動脈疾患発症リスクに差をもたらす?
廣田 尚紀・中神 朋子
●糖尿病診療トレーニング問題集
専門医レベル
伊藤 可央里・佐藤 雄一・布井 清秀
●Updates 2016
糖尿病医療におけるコンピューターナビゲーションシステム
林 令子・大屋 健
●News & Master's view
『釧路糖尿病医療学研究会』のできるまで
古川 真・齊藤 茉莉子
労働・社保,税務の官庁手続&人事・労務専門誌特 集?ハラスメント相談窓口設置のポイントと担当者対応の留意点?男性育休を浸透させるための職場づくり?改正障害者差別解消法 企業が押さえるべきポイント実務記事●問題社員 円満退職のための「退職合意書」作成のポイント●テレワークの見直しポイント●障害者への対応で活用できる助成金●印紙税の基本と実務上のポイント●テレワークうつの従業員に対して会社ができること●職場での「旧姓使用」における留意点●「選択式週休3日制」導入・検討のための正しい知識●オンライン労組から団体交渉が申し込まれたらどうするか●電子帳簿保存法改正で大幅緩和される実務のポイント★連載等★(1)キーワードからみた労働法(2)労働判例の読み方(3)経済学で考える人事労務・社会保険(4)オンラインコミュニケーション講座(5)労務トラブルを防ぐ従業員との想定問答(6)労働事件「要件事実」の知識と実務
「高市早苗はいつから『わきまえる女』になったのか」--最も「総理」に近づいた高市氏について作家・北原みのりが週刊朝日に緊急寄稿!
木村拓哉さんが表紙を飾る今週の「週刊朝日」は、自民党総裁選に立候補を表明した高市早苗氏について大特集。日本初の女性宰相を目指す高市氏ですが、選択的夫婦別姓に反対するなど、その政策は女性の権利を拡大する方向とは一線を画しています。そんな高市氏について、フェミニストとして知られる作家の北原みのりさんが緊急寄稿。高市氏の30歳の時の著作で書かれた内容を参照しながら、何が彼女を「わきまえる女」に変えてしまったのか考察しました。稲田朋美氏や政治学の専門家らに聞いた「女性政治家が走る三つの“出世道”」や、総裁選候補の岸田文雄氏へのインタビューもお見逃しなく。
安倍晋三前首相が支援を表明したことで、一躍、自民党総裁選の有力候補に躍り出た高市早苗氏。選択的夫婦別姓への反対など、保守的な政策で知られる高市氏ですが、かつて出版した著書『30歳のバースディ─その朝、おんなの何かが変わる』では、「女の子」であるというだけで東京の大学への進学をあきらめざるを得なかった過去や、当時感じていた日本の男性社会へのいら立ちが率直に綴られていました。フェミニストとして知られる作家の北原みのりさんは、この点に注目。男社会への「まっとうないら立ち」を表現していた高市氏が「わきまえる女」として永田町で出世していった謎について考察しました。続く記事では、永田町での女性政治家がポジションを得ていくことの難しさについて、女性議員として高市氏の“ライバル”的な存在である稲田朋美氏や、政治学者らに取材。ノルウェーの心理学者が指摘した、女性が国のトップになるための「三つの道」という考え方を紹介しつつ、高市氏がどのタイプに当てはまるのか分析しました。
その他の注目コンテンツは、
●「おとな胸」と「ババ胸」の境界線は? “垂れ乳ケア”で美胸シニアを目指す
大好評の「誰にも聞けないカラダの悩み」シリーズの最新版は、中高年の女性たちを悩ませる「垂れ乳」への対策を徹底調査。加齢とともに垂れるのは当たり前かと思いきや、予想以上にさまざまな要因が重なっていることがわかりました。対策として考えられる医科的な手術をはじめ、手軽にできる補正には、どんなものがあるのか。自己流マッサージが逆効果になってしまう危険性など、「垂
「ジェンダード・イノベーション」とは、男女のステレオタイプに陥ることなく性差を知的創造と技術革新に組み込んでいくことで、新たな開発や発見を実現するという概念である。世界的な大きな広がりをもって推進されつつあるジェンダード・イノベーションの本邦初の入門書。
「すべての精神現象を刺激ー反応の枠組みでとる」行動療法の大家・山上敏子が、下山晴彦研究室を領域に、行動療法の基礎から応用までを「臨床の楽しさ」とともに語った東大講義の記録。
本物の社長になる人が、本当の自分を見つけ、自分軸で生きる方法『帝王学』を伝授!
西洋マーケティング的な一律の成功法則やマーケティングではなく、その人自身の個性を活かしたビジネス設計法、成功法を伝える。
そのため、2500年の歴史を持つ、東洋哲学である帝王学・陰陽五行論を現代ビジネスに応用し、自分の使命・才能・強み、そしてバイオリズムを知って、最適なビジネスを作り上げられる構成。
本書の総仕上げとして、魅力を付け周囲を動かしていくための帝王学の心得を丁寧に解説する。
航空宇宙工学を初めて学ぶ大学生に向け、将来航空宇宙業界ですぐに役立つ知識に重点を置き編纂するテキストシリーズの1冊。
航空機開発においてとくに重要なフラッタ現象を中心に、空力弾性問題について纏められている。理論的な事柄から、実機の空力設計と構造設計の狭間で遭遇する実際の空力弾性問題とその対策、および実践的な空力弾性設計の手順まで解説する。
第1章 序 論
第2章 空気力学の整理
第3章 定常翼理論
第4章 構造振動解析
第5章 静的空力弾性
第6章 非定常空気力
第7章 フラッタ方程式
第8章 安定解析
第9章 フラッタ
第10章 フラッタシミュレーション
第11章 実機空力弾性
補 遺 力学の諸原理
ポイントをおさえて、すっきり理解。臨床直結系!!わかりやすいカラー写真・イラスト250点。臨床に触れているという実感。
整形医学に長年かかわる著者が、歳をとっても自立した生活を送るための方法や、スポーツの効果とケガのリスクをわかりやすく伝える。長寿者の人口増加がもたらす食糧・水不足問題、社会保障問題などへの影響にも触れ、広い見地から「不老長寿」にまつわる想いを語る。