人手不足に悩み、働き方改革の必要性が問われるIT企業。ホワイト職場になるために解消すべき身近な職場のトラブルの対処法を52の相談に答える形で分かりやすく紹介した決定版というべき1冊。プロの人事コンサルタントが採用・人事異動、労働時間、テレワークやフレックスタイム制など勤務制度、休憩や有給休暇、退職や転職、服務規律や懲戒処分、人事制度や賃金制度、ハラスメントやメンタルヘルス問題、派遣や請負、システムトラブル関連まで幅広い領域を10のカテゴリーに分けて解説する。
はじめに
第1章 採用・人事異動に関するトラブル
第2章 労働時間に関するトラブル
第3章 休憩や有給休暇に関するトラブル
第4章 テレワークやフレックスタイム制など勤務制度に関するトラブル
第5章 人事制度や賃金制度への疑問
第6章 服務規律や懲戒処分に関するトラブル
第7章 ハラスメントやメンタルヘルス問題
第8章 派遣や請負に関するトラブル
第9章 システムトラブル関連
第10章 退職や転職に関するトラブル
おわりに
パワハラ、モラハラ、セクハラ…荒れる職場を乗り切る方法をお教えします!
社員、上司、経営者。すべての立場で会社を見てきた筆者がお教えする社会人の道しるべ。
職場におけるメンタルヘルス対策について,産業医,心理職,人事労務担当者などすべての産業保健スタッフがすぐに確認できるよう辞書的な“拾い読み”がしやすい構成でまとめた.コンパクトながら,女性労働者,高齢者,若年者,非正規雇用者や外国人,性的マイノリティへの支援についても幅広く記載されている.
はじめに(序文)
執筆者一覧
第1部 必須編
第1章 衛生委員会等
column 健康経営
第2章 職場巡視
第3章 健康診断
第4章 ストレスチェック制度
column ストレスモデル・理論
第5章 過重労働対策
column 働き方改革
column 睡眠衛生
第6章 情報管理
第2部 応用編
第7章 体制づくり
column リスクコミュニケーション
第8章 職場復帰支援
column リワークプログラム
第9章 適応支援(個別面接)
第10章 危機介入
column スティグマ
第11章 教育研修(ラインケア研修)
第12章 教育研修(セルフケア研修)
column 飲酒習慣(アルコール問題)
第13章 職場環境改善
column ポジティブ心理学
第14章 効果評価と報告
第15章 事業場外資源の活用
第16章 精神障害の労災認定
第3部 発展編
第17章 治療と仕事の両立支援
第18章 障害者雇用
第19章 ハラスメント
第20章 高齢者支援
第21章 若年者支援
column インターネット(スマホ)依存
第22章 外国人および性的マイノリティへの支援
第23章 非正規雇用者(派遣労働者)支援
第24章 女性労働者支援
第25章 新しい働き方への対応
付 録 有用なWEBサイトの紹介
産業保健スタッフに求められるキャリア論
結 語 ポストコロナ,Society5.0時代の職場のメンタルヘルス活動に求められるスキルや経験を考える
用語・略語一覧
索引
ストレスチェックとともに、メンタルヘルス対策の重要性が認知されてきた。それに伴い、セルフケアなど各種の研修が行われているが、本書は管理監督者(ライン)に絞って、研修プログラムを紹介している。英国で開発され、効果が実証されている管理職のマネジメント能力を判定するリストを使い、管理職にどの部分が弱いかを把握してもらい、その能力向上のための教育研修を、時系列で示す。姉妹本『職場のストレスマネジメント(CD付き)』と同様、研修での配布資料(ワークの材料等)や、パワポスライドも巻末のCDに収録した。
1 知識編
1.管理監督者教育研修の基本的な考え方
1)四つのメンタルヘルスケアの推進
2)管理監督者への教育研修・情報提供に含めるべき内容
2.効果的な管理監督者教育研修のための二つのポイント
1)科学的根拠に基づいたプログラムの選択
2)プログラム運用上の工夫
3.ガイドライン作成の手順
1)文献レビュー
2)原案の作成
3)専門家意見の収集・改定
4)マニュアルの作成
4.ガイドラインの内容
5.実施のポイント
1)「対象の選定」に関する推奨
2)「研修内容・形式」に関する推奨
3)「研修頻度・期間」に関する推奨
2 新しい視点編
1.健康いきいき職場づくりの考え方と新しい管理監督者教育研修のあり方
1)健康いきいき職場の三つの条件
2)健康いきいき職場づくりに理論モデル
3)健康いきいき職場づくりの三つの特徴
4)健康いきいき職場の評価方法
5)健康いきいき職場づくりの位置づけ
6)新しい管理監督者教育の考え方
2.HSEマネジメントコンピテンシーリストとリストを活用した管理監督者教育研修
1)英国安全衛生庁(HSE)による開発研究
2)HSEマネジメントコンピテンシーリスト日本語版の開発
3)HSEマネジメントコンピテンシーリストを活用した教育研修プログラム
3 実践編
1.研修の概要
2.ガイドラインとの対応
3.研修の流れ(タイムテーブル)
4.研修で使用するもの
5.実際の進め方
6.フォローアップについて
4 配布資料
Ⓐ研修用スライド(パワーポイント)資料
ⒷHSEマネジメントコンピテンシーリスト
ⓒ「強み」シール一覧
Ⓓグループワーク用シート
Ⓔ個人計画ワークシート
Ⓕ振り返りシート
Ⓖ振り返りシート(事例)
チームビルディング研修の実施で、新卒採用者が1年間で4割以上退職する会社が、退職者が皆無になった例、業績が毎年増収増益の会社の例もある。
ちょっとしたコツを学んで実践すると、職場の風土の改善はさほど難しいことではない。不機嫌な人を機嫌よくすればよいのだ。
どうしたらそのようなことが可能なのか知りたい人のために、本書では、実際の研修で使っているチームビルディングの方法や研修のコツを解説。
本書を読んで、このチームで働いていて幸せだ、あの人がいるから職場が楽しいと言われるような上機嫌な職場風土になっていただきたい。
ダイバーシティ、複雑化する働き方の時代、異なる立場や意見の人々に配慮し、どのようにうまくやっていくべきか?
状況をいかに読み解き、「権力」「感情」「変化」を理解して、自分や組織を活性化していくべきか?
昨今注目されるビジネス現場の必須スキルとマインドセットを世界の第一人者が解き明かす。7つの戦略と70の戦術、チェックリストなど、すぐに使えるメソッドが充実。
「今日の職場は多様性に満ちています。正社員、派遣社員、契約社員、嘱託など雇用契約が異なる人々がいます。世代格差、ジェンダー、身体障がいの有無などさまざまです。
経済のグローバル化で労働力の移動は頻繁になり、外国人を雇用しているのは、もはや大企業ばかりでなく、外国人労働者抜きでは稼働できない工場も少なくはありません。オープンイノベーションや付加価値のある商品開発では、社内外の人々との協働プロジェクトも一般化しました。
さらに、ワークを支えているのはライフです。ライフスタイルも多様化しています。独身、共働き、子育て中、介護しなければならない人とそれぞれの家庭事情を抱えた人々が職場に期待することは一様ではありません。
さまざまな人がいるからこそ、意見が違うのです。つまり、コンフリクトは不可避なものであり、日常なのです。ならば、面倒だと避けるのではなく、意見の対立を効果的にマネジメントする力を持ちましょう。立場や意見の相違を克服し、危機をチャンスに変え、目的を達成していくリーダーシップを時代が求めています。
コンフリクト・マネジメントは、グローバル化するビジネス環境に身を置くすべての人にとって必須の理論であり、実践なのです」(本文より)
Introduction コンフリクトとパワーの関連性
Part I 理論編
Chapter 1 コンフリクトとパワーの本質
Chapter 2 コンフリクトの罠ーー感情とパワーの問題
Chapter 3 コンフリクト・インテリジェンス
Part II 実践編
Chapter 4 現実的仁愛
Chapter 5 賢明なサポート
Chapter 6 建設的支配
Chapter 7 戦略的譲歩
Chapter 8 選択的自立
Chapter 9 効果的な状況対応
Chapter 10 道義的反乱
本書のまとめ
コンフリクト・インテリジェンス 事前準備ワークシート
あなたが最後に泣いたのは、いつだったか覚えていますか?
本書は日々の生活で疲れているあなたに、一粒の涙を届けるために作られました。
収録されているのは、(悲しいのではなく)感動して泣ける珠玉の短編。
あなた好みのストーリーがきっと見つかるはず。
本書では「会社」であっったことにまつわるエピソードを掲載しました。
「働く」ということについて、共感できるお話がきっとあります。
<掲載エピソードの一部>
「ある日、暗闇がおとずれ」
暗いところが苦手な神崎は、ある日、上司の岩原と一緒にエレベーターに閉じ込められてしまった。パニックになる神崎を落ち着かせるために、世間話をする岩原。話は、岩原の過去の話になり……。
「俺は安藤課長を怒らせたい! 」
上司との言い争いが原因で開発から営業に異動になった小嶋。新しい上司の安藤は穏やかで喋るのも動作もゆっくり。異動に不満がいっぱいの小嶋は、温厚な上司の化けの皮を剝そうと画策するが……。
「おうちの卒業証書」
不動産会社に努める間島は、老婦人から「持ち家を売ってほしい」と依頼される。状態もよく、大事に住んでいたことがわかるためすぐに売れるだろうと請け合うが、婦人はなぜか浮かない顔で……。
すべての明かりが灯る夜 杉背よい
おうちの卒業証書 猫屋ちゃき
自分の価値を決めるのは 金沢有倖
ある日、暗闇がおとずれ 溝口智子
俺は安藤課長を怒らせたい! 南潔
アリの巣にて 鍬津ころ
企画室より愛を込めて 石田空
カラスは舞い降りた 霜月りつ
部長と南国花子さん 一色美雨季
すべては煙になり 神野オキナ
雨を泳ぎ、波紋を渡る 澤ノ倉クナリ
研修やセミナー等での相談事例を元に、職場でハラスメントが起こらないための対策やハラスメントにならないための部下指導などを解説
パワハラ行為者(管理職)対応の実例に基づき、問題言動を変容させ、部下、組織に必要とされる管理職として再び能力を発揮してもらい、自浄能力の高い働きやすい組織にするために、著者や企業の人事労務担当者が実践してきた対応法と人事措置を解説する。
〇パワハラ管理職に問題言動を根本的に改めさせ、再び、部下、組織に必要とされる管理職として能力を発揮してもらい、自浄能力の高い、より働きやすい組織を作るための、人事労務担当者としての対応方法と手順を理解できる。
〇企業で成功した実例に基づく解説のため、人事労務担当者にとって身近であり、理解・実践しやすい。
〇人事労務担当者がハラスメント問題を内部で解決する能力を身につけ、ハラスメントを早期に発見、解決することができるように、著者が実践してきたノウハウを実践的に解説する。
> 「まさか自分が」と思っていませんか? <
> ハラスメントの予防と対応がわかる! <
2020年6月、改正労働施策総合推進法が施行されました。
パワハラ防止法ともよばれる本法では、職場でのハラスメント対策の強化が企業に義務づけられることになります。
保育現場でも一般企業と同様、ハラスメントが存在していますが、「まさか自分が…」と、行為者自身は気づいていないことが多いです。
本書では、保育現場で起こりがちなハラスメントについて、その実態と予防策を提案します。
■本書の特徴
・保育現場で起こりやすいハラスメントを解説
・ハラスメントを予防するための具体的なミニワークを収載
・ハラスメントが起こった際の対応を、事例をもとに提案
■主な目次
第1章 保育現場のハラスメント
第2章 パワーハラスメント
第3章 妊娠・出産等に関するハラスメント
第4章 セクシュアルハラスメント
第5章 子どもに関するハラスメント
第6章 保護者に関するハラスメント
第7章 事例から考える 保育者・園のハラスメントへの対応
職場が変わるワーク集
■著者
関山浩司(せきやまこうじ)
社会保険労務士事務所「こどものそら舎」代表/一般社団法人「こどものそら」代表理事。著書に『保育士等キャリアアップ研修テキスト7マネジメント第2版』(執筆、中央法規)がある。
コミュニケーションの悩みやトラブルは人間関係の悪化やストレスを招きます。上司・同僚・部下への伝え方がよくわかり、人間関係が驚くほど改善される56のテクニックを紹介!
メンタルヘルスの基礎知識と多様なケーススタディを通じて、、「病名にとらわれず、職場での問題を把握し、解決すること」で、一見困難に見える職場のメンタルヘルス問題に対し、最適な解決策を導く。
本書の著者は、東京大学医学部附属病院での長年の臨床経験を持ち、心療内科を専門とする産業医である。「臨床で培った主治医視点」と「産業医経験に基づく企業側の視点」を持つ著者が導き出したメンタルヘルス不調対応の原則は、「病名にとらわれず、職場での問題を把握し、解決すること」。この原則に基づけば、困難に思える職場のメンタルヘルス問題に最適解を導くことができる。 第1章は職場におけるメンタルヘルス問題の基礎知識を、第2章は具体的なメンタルヘルスケアについて、第3章は著者が産業医として対応した20の具体的事例を取り上げてどのような視点から問題解決に取り組めばよいか、人事労務担当者に向けて解説する。
「出退勤時間は自由」「嫌いな作業はやらなくてよい」など、非常識とも思える数々の取り組みが、いま大きな共感を呼んでいる。そして、その先にはあったのは思いもしなかった利益を生むプラスの循環だった。 2011年3月11日14時46分、東日本大震災。石巻のエビ工場と店舗は津波ですべて流された。追い打ちをかけるような福島第一原発事故。ジレンマのなか工場の大阪移転を決意する。
職場で起きる「ズレ」の発生原因、対処方法をわかり易く解説。
通勤電車で新型コロナにかかった!これって労災?それってどうなの?というモヤモヤが、この1冊でスッキリ!
第1章 発達障害の方が職場で長く働くために
第2章 発達障害と就労支援 公的機関と上手に付き合う
第3章 発達障害の方の職場と働き方 発達障害者にかかわる人々のインタビュー
第4章 職場に定着するための4つのステップ
なぜ日本の職場では、雇用のジェンダー差がなくならないのか?
職場規範、職場の雰囲気という新たな着眼点から検証する。
日本の民間企業における企業文化・職場風土・雇用慣行は、働く女性の就業・出生行動にどのような影響を与えているのか。また、「職場の雰囲気」はいかなる要素で醸成されるのか。学際的なアプローチと新たな理論を用いて、理論と実証の両面から女性の労働と職場規範の関係を明らかにする。
建設現場には思わぬところに危険が潜んでいます。本書は元レスキュー隊員であった著者が目にしてきた労災事故のリアルな状況とその時にどのようなことをすればよかったかを事例をあげて説明したものです。
作業員にケガをさせないために職長はどのような職場を目指すべきかの指標となります。KY活動や朝礼等の講話などで本書をお役立てください。
第1章 事故事例
CASE 1 感電死亡事故を防ごう
CASE 2 「ビリッ」ときてびっくり転倒
CASE 3 防水処理が感電防ぐ
CASE 4 油漏れは、こんな大変なことに…
CASE 5 携行缶をこんなとこに…
CASE 6 農機具で指切断事故
CASE 7 刈払い機で目にケガ
CASE 8 あれ、車がない
CASE 9 整理整頓がダメだと…
CASE 10 丸ノコで指を切り落とした
CASE 11 目が危ない!目の奥にある脳も…
CASE 12 朝喧嘩して仕事に出たら…
CASE 13 作業エリア設定ミス
CASE 14 足場に資機材を置くな
CASE 15 ヤカンが燃えた現場事務所
第2章 見習いたい事例
CASE 1 チョットした心遣いがケガ、事故防ぐ
CASE 2 こんな現場は事故が無い
CASE 3 これは素晴らしい!
第3章 危険を退ける安全知識
1 万一火災に遭っても命だけは守ろう
2 命を守る玉掛用具
3 玉掛ベルトは掛けておこう
4 研削砥石は大変危険
5 滑って転んで、後頭部強打
6 骨折の応急手当(副子固定法)
7 事故のレスキュー
大人の発達障害が話題になって久しいが,その共生とは何をすることなのだろう.発達障害の正しい捉え方(「健常者にも発達の凹凸は連続している」)をもとに,自分の特性を知るツールなど最新の調査・研究を紹介,さらに支援現場の実態から,共生と生産性が合致する職場づくりのヒントを明らかにする.
【推薦のことば 矢?義雄(国立国際医療研究センター名誉総長・元東京大学医学部長)】
「近年社会問題化している発達障害に関して,大規模な疫学研究や診療・就労支援ボランティアを行ってきた著者による,最新の研究成果の紹介と支援現場の生の声の集大成.障害の有無を問わず,各自が本来持つ力をなるべく発揮して就労することで幸福感と生産性の向上を目指す姿勢は…「共に生きる社会」の実現という理念にも合致した取り組みで,現状の課題と今後の方向性を示しており,社会問題として障害者の支援者・医療従事者に限らず広く読んでいただきたい」