本書は校訂者シーグルズル・ノルダルがアイスランド学者としてもてるかぎりの能力を縦横無尽に発揮した業績である。そこにはさらに、アイスランド人ノルダルの自民族の精神文化に対する熱い思いがみなぎり、そのため本書は古代詩校訂本にとどまらず、一つの哲学書とさえなっている。
ビギナーのほとんどの悩みはスライス。上手な人でも突如としてスライス病に襲われる、ゴルファーの大敵はスライスです。スライス病の原因はいく通りもあり、それに応じて直し方もいろいろです。あなたのスライスを直し飛距離をのばすトッププロたちによる処方箋で、正しい打ち方をマスターしてください。
きみがこれまで体験した1番こわいことよりもっと、こわ〜い。怪談をこえた怪談。オバケやユーレイがきみにおそいかかるぞ。
いま、人類にとって、世界にとってリアリズムとは何だろうか。環境危機に直面する私たちが制度、政策、発想、そして生活様式をも変革していくためのエコロジカルな提言。先進国対途上国、企業対市民といった対立の構図を超えて持続可能な地球と新しい世紀への現実的処方箋を示す。
故国フランスを逃れて、アンジェリクは新教徒たちと共に、海賊レスカトールの船で新天地に向ったが、船の行き先をめぐって、海賊と新教徒の間に不穏な空気が生じる。苦悩する彼女を船室に呼んだレスカトールは、不意に黒い仮面を外した。恐怖の声を上げたアンジェリクが見たその人の顔は。
一秒四文字、十字×二行以内のせりふ作りにすべてを賭ける映画字幕の第一人者が、『第三の男』の名訳を目にして以来あこがれつづけた字幕翻訳者への道が『地獄の黙示録』で花開き、以来ひっぱりだこの人気と実力を得るようになった今日までの半生をたどる、はじめての書き下ろしムーヴィー・ライフ。
“ソフトウェア品質学のState of the Arts”を語る書。わが国のソフトウェア産業のレベルアップを目指して,ソフトウェアの品質と生産性の向上を目的に、延べ169社800余名による10年にわたる英知を結集した、オープンマインドに満ちた共同研究の実践的成果事例集。
本書は、失語症者を対象にしたグループ訓練の方法や訓練課題をまとめたものである。STの方々にはグループ訓練のヒントとして、またコミュニケーション障害者のグループ活動に携わるST以外の指導者やボランティアの方々には、〈手引き〉として役立てていただけるであろう。
半世紀後に語る自叙伝。スターリングラードにおけるドイツ軍の敗退から、連合軍のノルマンディ上陸、ヒトラー暗殺未遂事件、ドイツの無条件降伏まで。
21世紀を目前にして、大気汚染、温暖化、オゾン層破壊、酸性雨、森林破壊などの環境問題は地球規模に拡がりつつある。さらに、迫りくるエネルギー資源の欠乏は、人類の未来に不安をなげかけている。いま、われわれは何をなすべきか、長年、環境対策に携わってきた著者が、環境、エネルギー問題の現状とその対策の正しい方向付けを、文化や経済の問題にもふれながら科学的に解説する。
日本の都市社会を、複雑に編まれた社会関係のネットワークとしてとらえ、具体的に記述・分析した現時点での最良の成果。
核に汚染され鈍い光をはなつ北極の街、つぎつぎに大地から引きはがされてゆく熱帯林、死を待つだけの子どもたちが透明な視線をなげかけながら横たわる難民キャンプ…。世界40か国以上を徹底取材し、’95年『太陽賞』に輝いた写真は、熱く研ぎすまされ、あくまでも被写体にやさしい。本を開いたときにこだましてくるのは、地球の叫びだ。