さまざまな職場の男女が「お茶・お茶くみ」について本音で語り、仕事の効率・評価・人間関係、男女差別など、その問題点を浮き彫りにするとともに、だれにとっても働きやすい職場の姿を提示する。
本書は、日本の政治現象において、保守政党の主義・信条である保守主義が、どのように生成されてきたか、あるいは今後どのように形成発展を続けてゆくべきかを模索する一つの試論である。
〈虐げられる子供〉の存在と神、アジアとヨーロッパ、動物と人間、歴史と自我、女と男-。現代文明の根底にひそむ深い分裂を見すえる画期的論考。
生殖技術がひきおこすあらゆる問題を、女性=患者の視点で徹底検証。
アイヌ・モシリの復権とアイヌ民族の領有権を掲げて運動を展開する「自治区をとり戻す会」による北方領土返還交渉の誤りをアイヌ民族の立場から鋭く指摘した画期的論集。
変容する世界と学問の根源を問いつつ、開かれた大学への媒体として、新社会形成のフォーラムにむかってその知的素材となりうるものを国家・歴史・生命・文化といった諸位相において提供する研究叢書創刊。
人間にとって言葉とは何か-。近代の先端に立ち、新たな物と言葉、生と宇宙、芸術と実行の関係を探る。
著者は韓国における民俗学、文化人類学の第1人者。綿密なフィールドワークによるシャーマニズムの研究で知られるが、そうした視野から祖先崇拝をとりあげたのがこの本である。今まで韓国の祖先崇拝は儒教研究の立場だけからなされてきたが、シャーマニズムとの関連性を分析したのは本書がはじめてである。韓国との比較により、日本の祖先崇拝の特色についても論じられている。
箸にまつわる生活、風習思想をたどり種類、作法、使い方 手や脳との関係など様々な視点から図版を用いてやさしく解説する。第45回毎日出版文化賞受賞。
バブル経済“破綻”の教訓。なぜ日本でこのような乱痴気騒ぎがおこり、それがいかにしてつぶれ、あとにどれだけ大きな傷あとが残されたか。
皇太子の熱愛を支えた美智子皇后の愛など皇室ジャーナリストの第一人者が数々の秘話をちりばめて描く天皇家の家族物語。