国際的スケールで幸せをよぶ守護霊。霊界の真実、正しい供養法をくわしく明かした決定版。
本書は、過去10年間の出題分析を行い、それに基づいて各項目ごとに重点を絞った解説と、系統的に配列した関連問題によって構成したものである。
少女は水に映る銀の月を飲みほした。少女は奇跡を祈った。泉の傍らで、夜ごと訪れる月とともに、奇跡を祈りつづけた…。月の泉から不思議な力を引き出すことのできる少女、伊藤綾瀬。そして、銀の月の守護者として彼女を守る、嵩月一馬と冬馬。同じ日、同じ時刻に生まれた双子の姉妹と兄弟が、かつて滅ぼされた一族の聖地をめぐって織りなす、神秘と転生のロマン。
綾瀬の心がゆらめいて、月を宿す水面が波立った…。未来を映す水鏡に綾瀬が見たものは、紅蓮の炎の間から覗く、闇よりなお暗い邪悪な目だった。遠い昔の嵩月家と豪本家の確執が、今また甦し、怨念が街を覆い始めた。はたして綾瀬は、水脈を呼びだし、眠れる竜を目覚めさせることができるのか。そして、綾瀬に想いを寄せる銀の月の主護者、一馬と冬馬の運命は…。
言語研究の最前線において英語の統語分析に主要な関心が向けられていた一時期の後、最近10年間は、広範な諸言語からのデータを使った言語類型論および言語普遍性の諸問題に対する関心が著しく増大した。この枠組みの中で非常に多くの研究がなされてきたにもかかわらず、今日まで、言語学の学生のためにこのアプローチの主要な特徴を総合的に扱おうとした一般的な概説書はなかった。そのため、まったくの初歩の段階から、個別のテーマに関して論文の形で専門家の書いた文献を見るしかなかったのである。そこで、本書の目的は、この隔たりを埋め、上級の大学生および大学院生に対して、言語類型論および言語普遍性に対する現在の主要なアプローチの概観を、この方法による成果を例証(および一部の危険性に関して警告も)しながら、与えようとすることにある。
その夜、オーラトゥナの谷は、アヴェーラ帝国の軍勢による紅蓮の火焔で包まれていた。燃えさかる炎の中、5人の少年少女が谷を離れた。それぞれが、それぞれの方法でー。5年後ーアヴェーラ帝国の将軍の養女となり生きのびたマナ・ラーヴァは、養父のもとから去る決意を固めていた。数日前、彼女に届いた一通の手紙がきっかけとなった。ラトゥースの仲間に逢うために、そして、自らの爪から発せられる赤い光の秘密を求め、マナ・ラーヴァは荒野に向かい旅立つ。谷に秘められた“冥界の扉”とは?5人の“妖手の守護者”たちに背負わされた運命はいかに。英雄幻想譚、新シリーズ登場。
「私が夫だ」と「私は夫だ」とは、どうちがうか?ことばを語りつつ人生の機微を解き明かす、軽妙にして深遠、摩訶不思議な文章読本。
極楽の歓喜をもたらす守護神でもついているのか、熟れた人妻・グラマーな美人OL・処女喪失志願の少女など、次々とイイコトが続いている慶悟は今日も、千人力の守り神を背にエロスの極限へと腰を振る。連作官能ロマン。
あたしの名前はエヴァ・ワイリー。新米の女子プロレスラーだ。ブスで大女だからとうぜん悪役だけど、プロレスが大好きだから文句はない。ふだんは自動車置場の整備員や、ミスタ・チェンていうちょっとヤバそうな実業家の使い走りをしている。トラブルに巻きこまれたのは、ミスタ・チェンのお使い先のクラブでガードマンのアルバイトを引き受けたりしたからだ。新しいバンドの出演で客が大勢いるところへ、警察の手入れがあるわ、どこかの馬鹿が催涙ガスを投げこむわで、クラブは大混乱。騒ぎのなかからバックコーラスの若い娘を救いだしたのまではよかったけれど、それからというもの、変な奴らにつきまとわれたり生命を狙われたり。どうやらクラブで救った娘が原因らしいんだけど…。タフな外見の下にやさしさを隠しもつ女子プロレスラーが、つぎつぎ襲いくる悪党どもから若い娘を守ろうと、孤軍奮闘の大活躍。英国推理作家協会賞受賞作。