☆よくある京都本とは、ひと味もふた味も違った、生粋の京都人、入江敦彦さんの味わい深いおすすめの上級者向け「京都みやげ」です。☆教えたくない京都のお店、品物、人などなど、単に買うだけじゃ物足らない、面白くない人におすすめの 「京都みやげ一冊いかがどす?」です。☆坂田靖子さんのマーガレット奥さんとタルカムさんのイラスト入りで、さらに愉しんでいただける本です。
「靖国祭祀」のルーツに迫る。幕末維新の「事変」や「討幕運動」における国事殉難戦没者の慰霊はどうであったのか。戦没者は「カミ」なのか「ホトケ」なのか。
一 はじめに
二 「楠公」崇拝と尊攘思想
三 「桜田門外の変」と殉難戦没者
四 東善寺事件と殉難戦没者
五 「坂下門外の変」と殉難戦没者
六 寺田屋事件と殉難戦没者
七 「天狗党の乱」と殉難戦没者
八 「禁門の変」と殉難戦没者
九 「鳥羽伏見の戦い」と殉難戦没者
十 京都霊山招魂社と殉難戦没者
十一 むすび
6月は宇治の祭りとあじさいを見て、穴子を食べて、水無月を買って…毎年6月にできること。
父の再婚で家に居場所をなくし、大学進学を機に京都へやってきた文香。ある日、神社で1冊の御朱印帳を拾った文香は、神だと名乗る男につきまとわれ…。「私の気持ちを届けてほしい」それは、神様の想いを綴った“手紙”だという。古事記マニアの飛鳥井先輩とともに届けに行く文香だったが、クセの強い神様相手は一筋縄ではいかなくて!? 人が手紙に気持ちを託すように、神様にも伝えたい想いがある。口下手な神様に代わって、大切な想い、届けます!
至福のとき、この店に私が座っていることは誰も知らないーー。日常の慌ただしさから身をかわし、京都に降り立つ。ホテルの居心地を整えたら逗留の始まりだ。朝は珈琲、昼はうどんや定食。そして夜はきりりとした居酒屋で旬の肴に舌鼓を打つ。日本酒と人情にほろ酔いになった頃、味わいあるバーに足を向ける。夏と冬、1週間ずつの都暮らし。男女共に楽しめる達人流・美酒滞在記。
古都京都にある、世界遺産に登録された有名寺院から記念館などの施設まで、寺社仏閣、見どころ、さらに食やみやげ物の老舗や有名店も含めて約1000軒を紹介する、京都の完全案内本が登場。各寺社の歴史や宝物を含めた詳細な解説に加え、できるだけ多くの写真を使用している。また、寺社仏閣の見方や歴史、美術史などの解説も。京都の古都観光には必携の一冊。
外の「眼」から見える、もうひとつの日本。
「門」や「塀」、「襖」など、私たちにとっては当たり前の日本を独自の切り口で読み解く。
『美しき日本の残像』で1994年に新潮学芸賞を受賞したカー氏が、長年かけて執筆した書き下ろしのエッセイ集。
英語版「Another Kyoto」同時発売。
この本は歴史の教科書でもなく、京都の重要なことをまとめた集大成でもなく、ある特定の寺院についての解説書でもありません。
観光ガイドや歴史書に出てくるような詳細な情報、たとえばお寺の開創年、アクセス情報、メインの見どころは述べていません。
それより、私とキャシーが京都の表通りよりも裏路地を歩いて興味をもったものを追求して得た知識や情報を盛り込みました。
(中略)この本で述べていることは、一般的に教わる日本と京都の歴史とは合致しないかもしれません。あくまで「口伝」であり、
これまで誰も書き下ろしたことのないものです。(「はじめに」より一部抜粋)
内容
外の「眼」から見えるもうひとつの日本。京都を舞台に「門」や「塀」、「床」、「襖」など、私たちにとっては当たり前の日本を独自の切り口で読み解く。『美しき日本の残像』で第七回新潮学芸賞を受賞したカー氏が、長年かけて執筆したエッセイ集。
著者について
東洋文化研究者。NPO ?庵1952年、米国生まれ。
1964年初来日。イエール大学にて日本学専攻。オックスフォード大学で中国学の修士号を取得。
1977年から京都府亀岡市を生活拠点とし、書や古美術、演劇など伝統文化・芸能の研究に励む一方、
2000年代には京町家を改修し宿泊業を展開。2010年以降は活動を地方へと広げ、滞在型観光の促進に寄与。
これまでに数十軒の古民家を改修。著書に『美しき日本の残像』(朝日文庫、1994年新潮学芸賞)、
『犬と鬼』(講談社)、『ニッポン景観論』(集英社新書)など。
●本書の特長
5ヵ年収録…2019〜2023年に実施された入試過去問を収録。
本書に掲載の試験種別については、「もくじ」のページをご確認ください。
1.くわしくていねいな解説(英語長文問題の全訳)
※古文が出題されている場合は口語訳付き
2.使い易い別冊解答用紙付き(配点付き)
※解答用紙は、書籍発刊後に英俊社HPからダウンロードすることが可能になります。
3.来年度の傾向と対策
4.入試データ、募集要項など受験に役立つ情報
哲学×ラブコメ、深くうなずくコミック!
第五回京都本大賞受賞の同名小説がコミックになった!
京都在住の女子高生・児嶋アリサの前に現れた爽やかメガネ男子のニーチェが厳しく、時に優しく人生指南。哲学アレルギーもこれを読んで完全解消!
サルトル、ショーペンハウアー、キルケゴール、ハイデガー、ヤスパース……多くの哲学者も現世に降臨。希代の哲学漫画が繰り広げられます。
哲学を優しく学ぶ絶好の書、これにて完結!
【編集担当からのおすすめ情報】
原作者の原田まりる氏は元アイドルにして哲学ナビゲーター兼コラムニスト兼小説家。まさにマルチな才能を遺憾なく発揮し続ける時の人。
その原田氏の原点とも言える同名小説(ダイヤモンド社・刊)を、コミックならではのエピソードも加えて完全コミカライズ!
京都で200年以上続く老舗料亭「近又(きんまた)」が教える、本物の味。
いつまでも守り続けたい日本の味を、美しい写真とともにご紹介します。
お店で提供される逸品から、毎日食べたいおばんざい、伝統的なおせちまで、近又の真髄を余すことなく丁寧に解説します。
改めて押さえておきたい素材の切り方、魚のさばき方、揚げ物の基本なども掲載。
「近又」七代目又八・鵜飼治二著書。
本書は2015年に刊行した『和のおかずの教科書』に新しいレシピを加え、内容の一部を再編集、判型・タイトルを変えたものです。
“記紀萬葉”から“けいおん”にいたるまで、ものがたりたちはどのような「京都」を描き出しているのかー。人間と地域との関係が問い直されている今ー専門的知見から、京都文学、ひろくは、地域文学を読むことの価値を解き明かす!
大学卒業後あえて就職しない道を選び、自分の理想の図書館を開いた。利用者の声を謙虚に、丁寧にすくい取りながら「私設圖書館」の歩みはつづく。平成最後の年、新たな時代を前に、著者が自らにあらためて問う、「型にはまらない生き方」。
京都の美食・275軒を実際に食べ歩いたゆえの説得力あるガイド。100万人の読者がいる人気サイトを運営する著者が紹介。
貴族政権の内紛で勃発した保元・平治の乱を鎮めた平清盛は、後白河院を幽閉し平氏政権を樹立する。それが平氏と他勢力との分断を生み、源平争乱を惹き起す。荘園制の成立や仏教の展開にも触れ、空前の混乱期に迫る。
「武者の世」の到来ープロローグ/鳥羽院政と院近臣(鳥羽院政と貴族社会/鳥羽院政と皇位継承問題)/権門の分裂と保元の乱(王家・摂関家の分裂/京における武士の台頭/後白河天皇方の勝利/コラム1 合戦の舞台と京の変容)/平治の乱と清盛の勝利(京中の合戦/敗者の運命/清盛の勝利と限界)/平清盛と後白河院(後白河院と二条天皇/後白河院政の成立/高倉即位の波紋)/平氏政権の成立(崇徳院の怨霊/鹿ケ谷事件/治承三年政変/コラム2 大番役と王権守護の武力)/福原遷都と内乱(以仁王の乱と福原行幸/内乱の勃発と還都/内乱鎮圧体制と首都改造/コラム3 平氏政権と福原)/戦乱と荒廃(養和の飢饉と平氏都落ち/源義仲の滅亡/源義経の栄光と悲劇/コラム4 後白河院の脱出/コラム5 義士義経)/鎌倉殿の入京(京都守護/頼朝上洛/公武関係の展開)/中世荘園制の成立(中世荘園の成立と増加/荘園制と貴族社会)/院政と顕密仏教の展開ー仏都京都と内乱(仏都京都への変貌ー六勝寺と鳥羽殿/平安京と仏堂/権門寺院の成長と聖の活動/国風仏教の展開/平清盛・後白河法皇と仏教の新動向/内乱と後白河院の仏教政策)/内乱と京の再生ーエピローグ
哀しみ、怨み、争い、呪い…一二〇〇年もの間京の街に降り積もった人々の切なくて激しい想い…優雅なみやこの影のものがたり。