Diamond Harvard Business Review March 20182018年 3月号 目次│特集│顧客の習慣のつくり方なぜ、あの商品は売れ続けるのか●累積的優位を築く4つのルール顧客の「選択」を「習慣」に変える・アラン G. ラフリー 元 プロクター・アンド・ギャンブル CEO・ロジャー L. マーティン 元 トロント大学 ロットマンスクール・オブ・ビジネス 学長●累積的優位が失われる時習慣的な購買は、永遠ではない・リタ・ギュンター・マグレイス コロンビア大学ビジネススクール 教授●なぜ同じ商品やサービスが選ばれ続けるのか顧客の習慣を科学する・渡邊克巳 早稲田大学 理工学術院 教授●[インタビュー]習慣は、いずれ価値になる・ヨアン・ヴィー・クヌッドストープ レゴ・グループ 社長兼CEO●目新しさだけでは消費者に選ばれない・スコット・ベリナート 『ハーバード・ビジネス・レビュー』 シニアエディター●[インタビュー]人々のルーチンの観察から商品が生まれる・スコット・クック インテュイット 創業者兼会長│HBR翻訳論文│●【コミュニケーション】ナレッジ共有と協働を促進する社内SNSを上手に使いこなす方法・ポール・レオナルディ カリフォルニア大学サンタバーバラ校 教授・セダール・ニーリー ハーバード・ビジネス・スクール 准教授●【経営戦略】[インタビュー]アマゾンといかに競争していくか小売業界の最終勝者になるために・ダグ・マクミロン ウォルマート・ストアーズ 社長兼CEO●【組織】がん研究所はどのように文化を変えたのか卓越したプロフェッショナルをコラボレーションに巻き込め・ハイディ K. ガードナー ハーバード大学 ロースクール 栄誉フェロー●【経営戦略】[インタビュー]長期成長を果たすため事業を大転換過去にしがみつかず変革の道を歩む・バージニア (ジニー) M. ロメッティ IBM 会長兼社長兼CEO │連載│●世界標準の経営理論42経営理論の組み立て方ロジックの賢人ほど、「人とは何か」を突き詰める ・入山章栄 早稲田大学ビジネススクール 准教授│Spotlight│●認知の多様性はやはり重要・『ハーバード・ビジネス・レビュー』編│Inventing the Future:未来をつくる16│●マザーハウスが架け橋となり国と国との距離感を縮めたい・山口絵理子 マザーハウス 代表取締役社長/デザイナー│Idea Watch│●一流企業のほうが危険な買収をする・『ハーバード・ビジネス・レビュー』編●ストレッチ目標の負の側面・『ハーバード・ビジネス・レビュー』編●働き者の隣に座るべき理由・『ハーバード・ビジネス・レビュー』編●大気汚染で株価が下がる・アンソニー・ヘイズ オタワ大学 教授タイトル案 顧客の習慣の作り方
●お茶がスターだ!
まるでコーヒーみたいに煎茶をハンドドリップする日本茶スタンドが登場したり、
アイスミルクティーにチーズクリームをトッピンングする「チーズティー」が
アメリカを席巻したり、なにやら近頃、お茶はこれまでのイメージ
を覆す変化の真っただ中。新しい発想とプレゼンテーションによって、
その楽しみ方はもっと自由に、深く進化しています。
「抹茶スパークリング」や「ナイトロ抹茶」のような新感覚のティードリンクが
続々と生まれているのをはじめ、お茶カクテル、お茶とフードのペアリング、
さらにお茶を使った料理と、活躍の場は広がるばかり。
今、再び不動のセンターを勝ち取ろうとしているお茶から目が離せない。
365日、毎日楽しみたくなる、そんな「新しいお茶の世界」へようこそ!
●お茶はこんなにおしゃれになった!
一風変わった飲み方や、ポップで洗練された空間の中で日本茶を楽しめる
スポットが国内外で急増中。固定観念を覆す新しいスタイルで、日本茶の魅力を再発見しよう。
●抹茶とほうじ茶、どちらのパフェがいまの気分?
暖かくなると無性にたべたくなるパフェ。なかでも根強い人気を誇るのが、
抹茶とほうじ茶を使ったタイプ。見た目のインパクトも大きな、今いちばんのおすすめをご紹介。
●お茶が決め手の料理とスイーツ
お茶は飲んで楽しむだけでなく、料理やスイーツに使うことでも新たな魅力を放つ。
紅茶、日本茶、中国茶と、種類も味わいのバリエも豊かなお茶が、その実力をいかんなく発揮する。
●だしの舞台はボーダーレス!
だしは日本だけでなく、今や世界各国で愛用されている旨み調味料。
最近ではかつお節や昆布に加え、新しいだしも続々登場してよりバラエティ豊かに。
味わい方、楽しみ方など、無限に広がるだしの可能性をご紹介。
●クールな台湾はお好き?
3月に「ミシュランガイド台北2018」が発表され、
世界が認めるグルメタウンへと進化を遂げている台湾。
台湾グルメっていうと安くておいしい屋台ごはんが頭に浮かぶけれど、
今、急速におもしろくなっているのが、ガストロノミーの分野だ。
豊富な食材を使い、伝統を重んじながらも多様な食文化をミックスした
新しいスタイルの台湾料理は、目からウロコのおいしさだ。
■特集 苔~緑色の小宇宙~秋山弘之=監修、橋本裕子=文、浅生ハルミン=イラスト
日本は、世界中のコケの約一割、およそ千七百種が生育するコケ大国。
万葉人は「蘿(こけ)むすまでに」と詠み、日本庭園や盆栽では欠かせない存在です。
一見して緑の塊のような彼らですが、立ち止まり、じっとのぞき込むと、その生き様は実に健気でたくましく、驚くほど多様性に満ちています。
梅雨時は、しっとりと雨に濡れて、コケが最も輝きを増す季節。
京都、兵庫、屋久島、宮崎……と、コケのワンダーランドへでかけましょう
●ようこそ、京の苔庭へ
●〝緑の魔術師〟の苔庭
●コケ博士の特別講義[入門篇]コケってなんだ?
●コケ博士の野外授業[実践篇]屋久島の森 コケコケ紀行
●コケ研究の聖地を守る
■この熱き人々 吉永みち子=文 石塚定人=写真
農口尚彦(杜氏)
■あちこち見聞帖
メイドインニッポン漫遊録「BUAISOUの藍染」
■連載
・京都の路地 まわり道 「花の家」 千 宗室=文
・古書もの語り 「晩年」 内堀 弘=文
・ひとときエッセイ「そして旅へ」 「二対一の幸せ」 遠藤秀紀=文
・芭蕉の風景 どむみりとあふちや雨の花曇[静岡県藤枝市] 小澤 實=文
・地元にエール これ、いいね! 聖心の紅茶ただにしき[静岡県裾野市] 橋本裕子=文
・名勝アルバム 醒井峡谷[滋賀県米原市] 蛭子 真=写真
・おいしい風土記 黒豚 焼き豚、ベーコン、ソーセージ[鹿児島県姶良市] 向笠千恵子=文
・ホリホリの旅の絵日記 山の辺の道[奈良県桜井市・天理市] ほり のぶゆき=文・絵
・六月の旅指南 愛知県豊明市 桶狭間古戦場まつりほか 狩野直美=文◎特集 苔 緑色の小宇宙日本は生息種数からみても世界有数のコケ大国。万葉人は「蘿むすまでに」と詠み、現代庭園や盆栽でも欠かせない存在です。しっとりと雨に濡れてコケが最も美しい季節に、京都の庭園、研究が活発な兵庫と宮崎、そして屋久島の森へ……コケのワンダーランドを旅します◎あちこち見聞帖 メイドインニッポン漫遊録世界がうらやむジャパンクオリティーの逸品を現場に訪ねるシリーズ。今回は藍の栽培から、染料造り、染色、製作まで全ての工程を自分たちで遂行するBUAISOU(徳島県上板町)の藍染をご紹介します。◎インタビュー この熱き人々農口尚彦(杜氏)◎おいしい風土記品種にこだわる鹿児島の黒豚◎エッセイ そして旅へ遠藤秀紀(解剖学者)
●旬なアウターとその着こなし、全部みせます!日本全国アウタースナップ
今回も日本全国へ取材班が赴き、読者の皆さんや街の名店を撮影。
札幌、仙台、横浜、東京、名古屋、大阪、神戸、広島、福岡で
400人超の洒落者のアウタースタイルをスナップすることができました!
今着るべき旬のアウターは何なのか。そしてそれはごのように着こなすと知的で
社会性のある大人のスタイルにすることができるのか。
2018-2019年、冬スタイルを俯瞰で確認することができる、
男のために“スタイルサンプル決定版”となっています!
●新井貴浩が引退翌日に語ったこと
その日は突然やってきた。11月4日、前日福岡ソフトバンクとの熱戦が繰り広げられた
スタジアムに新井貴浩が立っていた。ただしその姿は慣れ親しんだユニホームではなく
旬のアウタースタイルでだーー。
20年という長い現役生活を終えた新井貴浩が引退翌日に語ったこと。
それは、広島ファン、共に戦ってきた仲間への思いであふれていた。
●日本初のマーベリックイベント第一回が開催 2018年の“Maverick Man”が集結!
多様化が進む現代において、自分の信念を曲げずにものごとを成し遂げる男こそマーベリック。
そう考えるエスクァイアが、各界の“異端児”をフィーチャーしたのが
「 The Mavericks of 2018」である。11月に行われたその第1回授賞式の様子をお届けする。
●小さくなることで装いも行動もスマートに!お“替え得”なミニ財布
ここ数年は長財布が一大勢力でしたが、今最も使える財布は、
胸ポケットに入れても服のシルエットに響かない小ぶりなものだと断言!
なによりも電車のICカードを入れている場合も、
断然スマートなタッチ&ゴーができますし、
国内外でもキャッシュレス化の流れで、時代も追い風ムード。
この冬買い替えるならミニ財布が絶対です!
●【特別企画】Esquire
MAVERICK OF THE MONTH vol.9 金子ノブアキ / Dancing to a new beat新しいビートに身を委ねて
●旬なアウターとその着こなし、全部みせます!日本全国アウタースナップ
今回も日本全国へ取材班が赴き、読者の皆さんや街の名店を撮影。
札幌、仙台、横浜、東京、名古屋、大阪、神戸、広島、福岡で
400人超の洒落者のアウタースタイルをスナップすることができました!
今着るべき旬のアウターは何なのか。そしてそれはごのように着こなすと知的で
社会性のある大人のスタイルにすることができるのか。
2018-2019年、冬スタイルを俯瞰で確認することができる、
男のために“スタイルサンプル決定版”となっています!
●新井貴浩が引退翌日に語ったこと
その日は突然やってきた。11月4日、前日福岡ソフトバンクとの熱戦が繰り広げられた
スタジアムに新井貴浩が立っていた。ただしその姿は慣れ親しんだユニホームではなく
旬のアウタースタイルでだーー。
20年という長い現役生活を終えた新井貴浩が引退翌日に語ったこと。
それは、広島ファン、共に戦ってきた仲間への思いであふれていた。
●日本初のマーベリックイベント第一回が開催 2018年の“Maverick Man”が集結!
多様化が進む現代において、自分の信念を曲げずにものごとを成し遂げる男こそマーベリック。
そう考えるエスクァイアが、各界の“異端児”をフィーチャーしたのが
「 The Mavericks of 2018」である。11月に行われたその第1回授賞式の様子をお届けする。
●小さくなることで装いも行動もスマートに!お“替え得”なミニ財布
ここ数年は長財布が一大勢力でしたが、今最も使える財布は、
胸ポケットに入れても服のシルエットに響かない小ぶりなものだと断言!
なによりも電車のICカードを入れている場合も、
断然スマートなタッチ&ゴーができますし、
国内外でもキャッシュレス化の流れで、時代も追い風ムード。
この冬買い替えるならミニ財布が絶対です!
●【特別企画】Esquire
MAVERICK OF THE MONTH vol.9 金子ノブアキ / Dancing to a new beat新しいビートに身を委ねて
●春のお買い物パーフェクトLIST
トレンドが細分化している昨今、自分らしいスタイルに合った
アイテムを見極めるのが買い物上手の証し。
今回は4つのファッションスタイル別に、この春いったん何を買うべきかを
徹底検証!
●ヘルシーモードなカドリの3月に密着! 着まわし31days
まだまだ寒い日々が続くけど、気分はすっかり春モードにシフト。
1点投入でワードローブが一気に今年らしくなるトレンドアイテムを基軸に、
1カ月のリアルコーディネート計画をスタート!
●オートクチュール、夢の世界へ!
アート、モード史、海、花……。1月にパリで行われたオートクチュール・コレクションは、
デザイナーが思い思いのモチーフから発想を膨らませ、
モードに冒険を楽しむクリエーションを披露。
より自由でよりゴージャスな先端モードをここで紹介。
●大胆不敵なハリウッドの新女王 マーゴッド・ロビーの告白
ディカプリオと共演した『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のセンセーショナルなデビュー以来、
ハリウッドでパワフルな快進撃を続ける28歳のマーゴッド・ロビー。
自分の意思で生き方を選び、成長を続ける彼女がめざすものとは。
●【春の映画祭、開幕!】どこよりも早く!面白く!話題作を一挙に紹介
アカデミー賞の話題で持ちきりのこのシーズン、映画界は見ごたえたっぷりの話題作がいっぱい。
『グリーン・ブック』『バイス』をはじめ、海外の賞レースを熱くするダンディな俳優たちの演技に
唸る「おっさん」映画や、世界が注目するイケメン・ティモシー・シャラメの最新作、
フェリシティやキーラなどスター女優が実在の女性を演じる人間ドラマ、美しい映像にため息が
こぼれるラブストーリー……。これから公開される作品の中でも、エル読者におすすめの新作を
総力特集!
●新しいカップルのかたち
生き方がどんどん多様化する今、パートナーシップも十人十色。
こうでなくてはという通念を超えたさまざまな愛が生まれている。
では、あなたらしい愛のかたちとは?
まずはUKから届いた Modern Lovers の肖像をどうぞ。
●世界的アーティストたちのアドバイス付き ピンクメイクに挑戦!
タイムレスで、誰にでも似合うピンクカラーは、時にかわいく、
時にピュアに、センシュアルに、モードに……と
女性の美しさの可能性を広げてくれる。世界的有名メイクアップアーティストのコメントとともに
最も旬なピンクメイクのルックをピックアップ! 早速、毎日のメイクに取り入れて。
●【elle lifestyle】春を呼ぶカラフルインテリア
ファッションもメイクも春らしいカラーがあふれる今シーズン、
インテリアも明るくハッピーなムードに模様替えしたい気分。壁を装飾したり、
カラフルな家具や雑貨を取り入れたり。クリエーターのアイデアをヒントに、
部屋に春を呼び込んで。
...and more!
●春のお買い物パーフェクトLIST
トレンドが細分化している昨今、自分らしいスタイルに合った
アイテムを見極めるのが買い物上手の証し。
今回は4つのファッションスタイル別に、この春いったん何を買うべきかを徹底検証!
●ヘルシーモードなカドリの3月に密着! 着まわし31days
まだまだ寒い日々が続くけど、気分はすっかり春モードにシフト。
1点投入でワードローブが一気に今年らしくなるトレンドアイテムを基軸に、
1カ月のリアルコーディネート計画をスタート!
●オートクチュール、夢の世界へ!
アート、モード史、海、花……。1月にパリで行われたオートクチュール・コレクションは、
デザイナーが思い思いのモチーフから発想を膨らませ、
モードに冒険を楽しむクリエーションを披露。
より自由でよりゴージャスな先端モードをここで紹介。
●大胆不敵なハリウッドの新女王 マーゴッド・ロビーの告白
ディカプリオと共演した『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のセンセーショナルなデビュー以来、
ハリウッドでパワフルな快進撃を続ける28歳のマーゴッド・ロビー。
自分の意思で生き方を選び、成長を続ける彼女がめざすものとは。
●【春の映画祭、開幕!】どこよりも早く!面白く!話題作を一挙に紹介
アカデミー賞の話題で持ちきりのこのシーズン、映画界は見ごたえたっぷりの話題作がいっぱい。
『グリーン・ブック』『バイス』をはじめ、海外の賞レースを熱くするダンディな俳優たちの演技に
唸る「おっさん」映画や、世界が注目するイケメン・ティモシー・シャラメの最新作、
フェリシティやキーラなどスター女優が実在の女性を演じる人間ドラマ、美しい映像にため息が
こぼれるラブストーリー……。これから公開される作品の中でも、エル読者におすすめの新作を
総力特集!
●新しいカップルのかたち
生き方がどんどん多様化する今、パートナーシップも十人十色。
こうでなくてはという通念を超えたさまざまな愛が生まれている。
では、あなたらしい愛のかたちとは?
まずはUKから届いた Modern Lovers の肖像をどうぞ。
●世界的アーティストたちのアドバイス付き ピンクメイクに挑戦!
タイムレスで、誰にでも似合うピンクカラーは、時にかわいく、
時にピュアに、センシュアルに、モードに……と
女性の美しさの可能性を広げてくれる。世界的有名メイクアップアーティストのコメントとともに
最も旬なピンクメイクのルックをピックアップ! 早速、毎日のメイクに取り入れて。
●【elle lifestyle】春を呼ぶカラフルインテリア
ファッションもメイクも春らしいカラーがあふれる今シーズン、
インテリアも明るくハッピーなムードに模様替えしたい気分。壁を装飾したり、
カラフルな家具や雑貨を取り入れたり。クリエーターのアイデアをヒントに、
部屋に春を呼び込んで。
...and more!
│特集│シニア人材を競争力に変える
●働き続ける時代のマネジメントシニア世代を競争優位の源泉に変えるミルケン研究所 センター・フォー・ザ・フューチャー・オブ・エイジング 会長 ポール・アービング●環境変化にいかに適応させるか中高年の再教育プログラムの効果を上げる7つのポイントハーバード・ビジネス・スクール 教授 ウィリー C. シーベイン・アンド・カンパニー コンサルタント ハワード・ルドニック元 ハーバード・ビジネス・スクール MBA受講生 コリーン・テーペン●現場のナレッジ喪失は経営課題である優秀なベテラン社員の退職リスクを抑える方法ミシガン州立大学 教授 ピーター・バーグウェイン州立大学 助教 マシュー・ピシュチェク●キャリアが描けない企業に未来はないポストが空かない職場で若手の意欲を高める3つの施策ノースウェスタン大学 ケロッグスクール・オブ・マネジメント 助教 ニコラ・ビアンキ香港大学 教授 ジン・リーノースウェスタン大学 ケロッグスクール・オブ・マネジメント 准教授 マイケル・パウエル●離職率改善や人材採用に貢献する社員の介護支援は利益につながるケアリング・アクロス・ジェネレーションズ 共同ディレクター サリタ・グプタケアリング・アクロス・ジェネレーションズ 共同ディレクター アイジェン・プー●世代間での認識の違いが明らかに高齢化問題をデータで読む『ハーバード・ビジネス・レビュー』編集コーディネーター ラムジー・カバズ『ハーバード・ビジネス・レビュー』上級情報デザイナー マット・ペリー●心理学と経営学の知見を活かすシニアの 心の高齢化 をいかに防ぐか早稲田大学大学院経営管理研究科 教授 竹内規彦●[インタビュー] 76歳で起業した外食業界のレジェンドが語る商売に定年なんてない高倉町珈琲 代表取締役会長 横川 竟│HBR翻訳論文│
【多様性のマネジメント】ベンチャーキャピタル業界への調査でわかったダイバーシティは明らかに収益に貢献するハーバード・ビジネス・スクール 教授 ポール・ゴンパースハーバード・ビジネス・スクール 研究員 シルパ・コバリ【戦略】大量・多品種・複雑化を実現3Dプリンティングの進化がものづくりの常識を覆すダートマス大学 タックスクール・オブ・ビジネス 教授 リチャード A. ダベニー【グローバル戦略】インフラ未整備の課題がチャンスにアフリカはいまやイノベーションの実験室であるマッキンゼー・アンド・カンパニー アフリカ・プラクティス チェア アチャ・レーケ マッキンゼー・アンド・カンパニー シニアパートナー サフ・イエボア=アマンクワ【人材マネジメント】常に最先端にアクセスし続ける才能の集積地で知識と人脈を取り込む法ハーバード・ビジネス・スクール 教授 ウィリアム R. カー│Spotlight│
●企業への信頼が低下している『ハーバード・ビジネス・レビュー』/編│Idea Watch│
●「コネクター型マネジャー」は部下を育てるのがうまい『ハーバード・ビジネス・レビュー』/編●タトゥーは意外にも就職に影響しないマイアミ大学 教授 マイケル T. フレンチ│EI[Emotional Intelligence]
●AI時代に重要度を増すコンピテンシーとは心理学者 トマス・チャモロ・プレミュジックIMD 教授 マイケル・ウェイドIMD 教授 ジェニファー・ジョーダン│Life's Work│
●宇宙飛行士 スコット・ケリーシニア人材を競争力に変える
●ヒトゲノム研究は,さまざまな切り口で“多様性”を大規模に解析する時代に入った.
●この“多様性”には,先祖から受け継ぐ個人差や集団差もあれば,個体が成長の過程で生じる体細胞変異もある.また,各種臓器や個々の細胞ごとに遺伝子の使われ方の違いがある.
●これらの大規模解析データは,各種疾患の感受性や発症機序へのわれわれの理解を深め,新しい診断法・治療法の創生に貢献する.本特集では,さまざまなゲノム医学研究分野の最先端の成果を紹介し,合わせてゲノム医療の実現化の現状についても概説いただく.
ゲノム解析法の進歩
基盤情報・資源と共有化
疾患ゲノム研究最前線
エピジェネティクス/インプリンティング
マイクロバイオーム
・細胞極性は,細胞内の成分が一つの軸に沿って空間的に偏りを持って配置される性質である.1細胞内に形態的・生理的な偏りを持つことで,細胞は方向性を持って分裂,移動,分化できる.
・従来は,モデル動物を用いた発生学の分野において細胞極性形成の機序が解析されてきた.最近では技術の進展により,哺乳類でも細胞極性の異常と先天性疾患などとの関連が解析できるようになってきた.
・今後は,マウス個体やオルガノイドでも細胞極性を解析・操作できる技術の進展が期待される.本特集では,形態形成,がんの進展,神経回路形成など,多様な生命現象をもたらす細胞極性に関する最新の知見を集めた.
特集 細胞の極性化がもたらす生命現象
地域包括ケアシステムは機能するか(12)
医学・医療におけるシミュレータの進歩と普及(9)
TOPICS
FORUM
抗体医薬の特徴を理解し、今後の開発に求められる課題について、第一線のエキスパートが最新知見を解説!
●世界ではすでに100品目を超える抗体医薬品が承認され、適応となる疾患領域はがんや自己免疫疾患にとどまらず、喘息、アトピー性皮膚炎、骨粗鬆症、感染症、眼疾患、神経系疾患などにも広がり、さらなる発展が期待される。
●近年の抗体医薬品開発の特徴として、IgG抗体のみならず抗体薬物複合体(ADC)、二重特異性抗体、scFvやVHHなどの低分子抗体のように、構造の多様性が広がっていることがあげられる。
●このようななかで本特集では、抗体の特徴を理解し、今後の開発に求められる課題を共有すべく、「抗体医薬の進歩と課題」として、各領域の第一線で活躍する著者の方々に執筆していただく。
【目次】
リード抗体取得・エンジニアリング技術
【可変領域】
1.モノクローナル抗体作製クロニクル─効率的なヒト抗体医薬品シーズの取得を目指して
2.ヒトADLibシステムおよびADLib KI-AMPによる治療用抗体候補の創出と最適化
3.抗原結合親和性向上のための技術
【IgG型抗体】
4.抗体のエフェクター活性を担うFcγ受容体
5.抗体の体内動態制御に関わる受容体FcRnをめぐる話題─FcRnのバイオロジー、FcRn親和性改変抗体の開発動向、関連する研究
6.抗体薬物複合体(antibody-drug conjugate:ADC)
7.t-CAP法を用いたコンジュゲート抗体の開発
【非IgGモダリティ】
8.低分子抗体─VHH、scFv
9.経口IgA抗体を用いた腸内細菌叢制御による治療薬開発
10.IgA抗体を用いた呼吸器ウイルス感染症治療薬の実現可能性
有効性・安全性の予測・評価技術
11.抗体医薬品の体内動態総論
12.抗体医薬品の創薬研究における生理学的薬物動態(PBPK)モデリングおよびシミュレーションの活用
13.Phosphor integrated dots(PID)技術を用いた抗体医薬の腫瘍組織内ミクロ薬物動態解析の開発
14.ADC医薬品の研究開発に不可欠な定量および定性分析技術
臨床における最新動向
15.免疫チェックポイント阻害薬の有効性予測バイオマーカー
16.免疫チェックポイント阻害薬に対する耐性機序とその対策
17.近赤外光線免疫療法─近赤外光感受性ADCとしての薬剤デザインを中心に
18.炎症性腸疾患に用いられる抗体医薬品
19.乾癬、アトピー性皮膚炎等の皮膚疾患に用いられる抗体医薬品
20.抗体医薬品の血中濃度モニタリング
21.抗体医薬品によるインフュージョンリアクションなどの副作用の特徴とそのマネジメント
多様な原因を有する肺高血圧症の基本に立ち返り、
鑑別と病態研究、治療法の最前線を解説!
●円熟期に入っているようにみえる肺高血圧症(PH)診療であるが、治療選択肢が増えたがゆえに、十分な鑑別診断が行われないまま誤った治療が行われているケースも少なくない。
●本書では基本に立ち返ってその鑑別を確実に行うことができるよう、各分野のエキスパートが解説している。
●また心筋症などでそうであるように、近年、PHに関しても多くの遺伝学的知見が得られているので、そのような最新知見についても解説をしている。
【目次】
総論
1.2021〜2022年における肺高血圧症の臨床
2.肺高血圧症の鑑別診断
3.肺高血圧症における遺伝学的知見とその臨床的意義
各論
4.特発性/遺伝性/薬物誘発性肺動脈性肺高血圧症の診断と治療
5.膠原病性肺動脈性肺高血圧症の診断と治療
6.成人先天性心疾患に伴う肺動脈性肺高血圧症の診断と治療
7.その他の肺高血圧症─門脈肺高血圧症とHIV感染に伴う肺高血圧症
8.左心系心疾患による肺高血圧症の診断と治療
9.慢性呼吸器疾患に伴う肺高血圧症の診断と治療─PAH特異的治療薬による治療は必要か?
10.慢性血栓塞栓性肺高血圧症の診断と治療
11.詳細不明な多因子のメカニズムによる肺高血圧症の実態にせまる
12.小児における肺高血圧症の診断と治療
トピックス
13.肺動脈性肺高血圧症の病態解明と新規治療の展望
14.Pulmonary tumor thrombotic microangiopathy(PTTM)の診断と治療
15.肺高血圧症に対する肺移植の現状と課題─長い肺移植待機期間と周術期管理
16.肺高血圧症に関わる医療制度
全ゲノム解析による多様な難病の研究について、
各分野のエキスパートが現状と展望を解説!
●難病に対する診断や治療法の開発に対し、ゲノム解析の活用が期待されている。候補遺伝子の解析(遺伝子検査)は日常診療にも用いられ、全エクソーム解析によって多くの病的バリアントが特定されることがわかってきた。
●日本の未診断疾患イニシアティブ(IRUD)事業では、未診断難病患者の43%で病的バリアントが特定され、進行中の難病の全ゲノム解析プロジェクトによって、さらに9%ほどの患者に病的バリアントが見出された。
●難病のゲノム医療の概説、技術面やデータ共有などの基盤的活動の紹介や、倫理社会面についての考察のほか、難病の各分野における全ゲノム解析研究の現状と展望をわが国のトップランナーに解説いただいた。
【目次】
総論
1.難病のゲノム医療に向けた現状と展望
2.ゲノム解析技術の進歩
3.難病のゲノム解析に必要なデータベースと今後の展望
4.未診断疾患イニシアチブ(IRUD)
5.難病の全ゲノム解析プロジェクトにおけるゲノム基盤
6.難病の全ゲノムに関する実証事業
各論
7.希少疾患の網羅的ゲノム解析─全エクソーム解析/全ゲノム解析
8.神経難病の全ゲノム解析
9.筋疾患におけるゲノム医療─トランスクリプトーム解析とロングリードシークエンス
10.難聴の全ゲノム解析
11.遺伝性網膜疾患のゲノム解析
12.心筋症の全ゲノム解析
13.心血管疾患における遺伝学的検査
14.血液疾患の全ゲノム解析
15.遺伝性腫瘍の全ゲノム解析
16.多因子性神経難病の全ゲノム解析─筋萎縮性側索硬化症
・血管、リンパ管の機能不全は、動脈硬化、高血圧、肺高血圧症、浮腫などの疾患を引き起こす。また一方で、過剰形成は、がんや糖尿病網膜症の病態進行を促進する。
・シングルセルRNAシークエンシング技術の進展により、血管を構成する細胞の臓器、疾患における多様性が明らかになるなど、血管研究は大きなパラダイムシフトを迎えようとしている。
・COVID-19でも血管の機能不全が重症化の要因とされたことで、血管の形成や機能を制御するメカニズム解明の重要性は高まった。また、国内において様々な血管疾患への効果的な治療法が開発されつつある。
■血管・リンパ管研究の最前線と治療への展開
・はじめに
●血管の形成と制御因子
・血管内皮細胞の多様化
〔key word〕内皮細胞、組織特異的内皮細胞、単一細胞解析、細胞系譜
・血管壁細胞の分化決定メカニズム
〔key word〕壁細胞、血管平滑筋細胞、ペリサイト、神経堤細胞、中胚葉、細胞間相互作用
・VEGFとその受容体システムの血管新生、がん、炎症、妊娠高血圧症候群への関与
〔key word〕血管内皮細胞、増殖因子、血管透過性因子(VPF)、血管新生因子(VEGF)、腫瘍血管
・Tie2受容体活性化による血管安定化の誘導と血管病治療戦略
〔key word〕血管内皮細胞、Tie2、アンジオポエチン、血管成熟化
・TGF-β・BMPファミリーによる血管形成制御と機能維持
〔key word〕Transforming growth factor(TGF)-β、骨形成因子(BMP)、Smad、マルファン症候群(MSF)、肺動脈性肺高血圧症(PAH)
・Ephrinファミリーによる血管形成制御
〔key word〕Ephrin-B2、血管新生、細胞極性、血管内皮増殖因子(VEGF)シグナル
・抗血管新生因子ーー血管新生のブレーキ役としての血管新生抑制因子
〔key word〕ネガティブ・フィードバック制御因子、バソヒビンー1(VASH1)、微小管、脱チロシン化、細胞内輸送
・血管形成・血管新生・成熟化を担う転写制御ネットワークーー内皮エピゲノム環境に基づく転写制御
〔key word〕内皮エピゲノム、ゲノムワイド解析、bivalentエピゲノムスイッチ、内皮分化・活性化・成熟化シグナル、tip/stalk細胞
●血管構築と血管機能・病態
・メカノセンシングを介した血管細胞の分化誘導
〔key word〕流れずり応力(shear stress)、伸展張力(stretch)、血流、ES細胞(胚性幹細胞)、内皮前駆細胞
・血流に起因する力学的刺激が創傷治癒過程の血管新生を制御するメカニズム
〔key word〕血管新生、創傷治癒、内腔圧、BARタンパク質、TOCA1
・プロスタグランジンによる血管透過性の制御
〔key word〕血管透過性、血管内皮細胞、血管平滑筋細胞、プロスタノイド、Gタンパク質共役型受容体(GPCR)
・造血幹細胞ニッチを形成する新たな血管起源の解明ーー内皮細胞の起源が血管多様性に与える影響
〔key word〕内皮細胞多様性、細胞起源、生体イメージング、造血幹細胞ニッチ
・動脈管の分化と閉鎖の分子機序
〔key word〕動脈管開存症、血管リモデリング、プロスタグランジンE(PGE)、EP4
●血管の臓器・疾患特異性とその変容の制御機構
・シングルセル解析による血管内皮細胞の細胞多様性研究
〔key word〕血管内皮細胞、細胞多様性、シングルセル解析、類洞血管内皮細胞、アエロサイト
・骨血管の多面性ーー部位による形態学的、および機能的差異
〔key word〕内軟骨骨化、血管内皮増殖因子(VEGF)、血管新生、老化
・血管内皮細胞が制御するがんの進展
〔key word〕腫瘍血管内皮細胞(TEC)、腫瘍血管新生、血管新生阻害療法、がん微小環境、アンジオクラインファクター
・がんの進展と転移における内皮間葉移行の役割
〔key word〕トランスフォーミング増殖因子(TGF)-β、内皮間葉移行(EndoMT)、部分的内皮間葉移行(partial EndoMT)、がん関連線維芽細胞(CAF)、EndoMTレポーターシステム
・血管狭窄時の内皮間葉転換の役割
〔key word〕頸動脈結紮モデル、内皮間葉転換(EndMT)、細胞間接着、血管リモデリング、低酸素応答
・低酸素シグナルによる心血管リモデリング
〔key word〕低酸素応答システム、低酸素誘導性転写因子(HIF)、心血管リモデリング
●リンパ管の形成と関連する病態
・リンパ管形成を制御するシグナル
〔key word〕リンパ管内皮細胞(LEC)、シグナル伝達、リンパ管発生、内皮細胞間接着
・FOXC転写因子によるリンパ管形成制御機構
〔key word〕FOXC、リンパ管新生、リンパ管の弁、パラクラインシグナル因子、臓器特異的リンパ管
・リンパ管の恒常性維持機構
〔key word〕リンパ管内皮細胞、細胞間ジャンクション、弁、内皮間葉移行(EndoMT)、炎症性サイトカイン
・リンパ管腫の増悪メカニズムに対する考察と展望
〔key word〕リンパ管新生、嚢胞性リンパ管腫、EGF(epidermal growth factor)シグナル、分子標的薬
●血管の炎症と老化
・血管の老化と慢性炎症
〔key word〕加齢、血管変化、慢性炎症
・動脈硬化性疾患克服に向けた新規脂質異常症治療薬の開発
〔key word〕アンジオポエチン様タンパク質3(ANGPTL3)、家族性高コレステロール血症(FH)、動脈硬化性疾患
・血管の老化とその治療、再生、若返りーー細胞老化の視点から
〔key word〕血管老化、治療、動脈硬化
・血管バリア機能の制御による重症感染症治療の可能性
〔key word〕血管透過性、重症感染症、血管内皮細胞、クローディンー5(CLDN5)、Roundabout4(Robo4)
●血管研究のフロンティア
・組織微小環境を制御するアンジオクラインシステム
〔key word〕アンジオクライン、恒常性維持、再生、がん、幹細胞
・三次元微小血管モデルを用いた組織構築による疾患・生体現象の解明
〔key word〕生体模倣システム(MPS)、微小血管モデル/デバイス、共培養、血管イベントの定量評価
・再構成解析系を駆使した血流による血管新生の生体力学機序の解明
〔key word〕血管新生、血流、力学刺激、マイクロ流路デバイス、血管内皮細胞運動
・血管機能の代謝調節
〔key word〕解糖系、脂肪酸代謝、ケトン体代謝、ミトコンドリア
●血管疾患と血管を標的とした治療法
・IL-6シグナルによる肺動脈性肺高血圧症の病態形成機構
〔key word〕肺動脈性肺高血圧症(PAH)、炎症、インターロイキン6(IL-6)、SM-22α-Cre、レグネース1
・心血管系の恒常性を維持する大動脈弁の役割と弁石灰化メカニズム
〔key word〕内皮細胞傷害、大動脈弁、石灰化、線維化
・遺伝性胸部大動脈瘤・解離とゲノム医療
〔key word〕遺伝性胸部大動脈瘤・解離(HTAAD)、次世代シークエンサー(NGS)、遺伝学的検査、個別化医療
・動脈硬化の病態と治療法の開発ーー心外膜脂肪組織の治療標的としての可能性
〔key word〕心外膜脂肪組織(EAT)、血管周囲脂肪組織(PVAT)、動脈硬化病変、心血管疾患(CVD)、治療標的
●血管疾患と血管を標的とした治療
・心血管病の炎症における酸化ステロールの分子生物学的役割の解明
〔key word〕酸化ステロール、血管内皮機能障害、単球・マクロファージ、炎症
●血管疾患と血管を標的とした治療法
・高血圧を標的とした治療ワクチンの開発
〔key word〕ワクチン、抗体、高血圧、核酸医薬
・虚血肢治療用血管再生遺伝子治療製剤の開発
〔key word〕遺伝子治療(gene therapy)、血管新生(angiogenesis)、肝細胞増殖因子(HGF)、末梢動脈疾患(PAD)、プラスミドDNA
・糖尿病性血管障害の発症機序と予防方法
〔key word〕インスリン抵抗性、動脈硬化症、自己由来DNA、Toll様受容体(TLR)9、cGMP-AMP synthase(cGAS)-stimulator of interferon genes(STING)
・網膜疾患における血管をターゲットとした分子標的治療
〔key word〕血管内皮増殖因子(VEGF)、抗血管新生療法、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
あらゆる臓器の主要疾患に関連する慢性炎症研究の最先端がこの一冊に!
●慢性炎症は病態を引き起こし、進展させ、またその帰結を決定する主要なプロセスとなっており、多様な疾患に共通する基盤病態と捉えることができる。
●慢性炎症では、炎症が適切に収束されずに遷延し慢性に引き続くことで組織機能が障害されるだけでなく、多くの組織で組織構築の改変が進行し、臓器機能障害がもたらされる。
●本書では、慢性炎症による疾患研究の最新知見を各分野のエキスパートが解説している。
【目次】
1.精神疾患と炎症応答
2.アルツハイマー病における免疫系細胞の多様性とその役割
3.アトピー性皮膚炎の病期における病態推移
4.病原性免疫記憶による慢性炎症性肺疾患の病態形成機構
5.心不全とその合併疾患における慢性炎症の寄与
6.腎臓病と慢性炎症
7.NASHと慢性炎症
8.筋疾患と慢性炎症
9.臓器間ネットワークと消化器慢性炎症
10.ホスホリパーゼA2と代謝性疾患
11.腸内細菌と慢性炎症
12.慢性炎症性疾患としての動脈硬化
13.慢性炎症による眼疾患─加齢黄斑変性の病態メカニズム
14.慢性炎症と造血システム─骨髄球系細胞の視点から
15.慢性炎症が促進する発がんと悪性化
16.IL-6アンプおよびゲートウェイ反射による関節リウマチ発症メカニズム
17.慢性炎症におけるオステオポンチンの役割
18.慢性炎症の生体イメージング
19.脂肪組織M1マクロファージに発現するHIF-1αによる病的肥満の形成
・脂質は生体膜成分,エネルギー源,シグナル分子,表皮バリア成分など多彩な機能をもち,脂質の構造多様性(リポクオリティ)の変化はこれら脂質の生体機能に大きな影響を与える.
・近年の質量分析技術の発達により,リポクオリティの多様性やバランスの制御が生体恒常性の維持においてどのような意義があるのか,またそれが破綻したときにどのような疾患につながるのかといった根源的課題に迫る研究が進んでいる.
・本特集では,リポクオリティの多様性や秩序が生み出される機構,生体がリポクオリティの違いを認識する機構,さらにリポクオリティバランスの破綻から生じる疾患の分子メカニズムについて,“基礎から臨床”の観点から最新の知見を紹介する.
脂肪酸クオリティと疾患制御
膜リン脂質クオリティと疾患制御
組織のリポクオリティと疾患制御
微生物のリポクオリティと疾患制御
リポクオリティ分析系と応用
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
今月号の特別寄稿「上顎第一小臼歯部へのインプラント」では,上顎前歯部の長期保存という観点から,臼歯部の咬合支持の重要性を検討し,多数の症例を検討しています.
【目次】
特別寄稿 上顎第一小臼歯部へのインプラントー上顎犬歯部の長期保存を考えて
シリーズ 新時代の歯周治療 NEW DESIGNED PERIODONTAL THERAPY 1
速報! 令和6年度歯科診療報酬改定
【新連載】セラミックオーバーレイの臨床 1
【新連載】NiTi製ハンドファイルを極める 1
エンド治療Q&A 2024 4
コンポジットレジン修復Q&A 臨床での疑問点を解決して適応範囲を拡大しよう! 20
お悩み解決!パーシャルデンチャー 10
デンタルエックス線写真読影 10
エビデンスに基づく実践的な歯周治療〜日常臨床で活用するためのTips 8
ファンダメンタルエンドドンティクス〜5-D Japanが提唱する歯内療法学の真髄〜 22
さあ,睡眠歯科をはじめましょう! -睡眠×○○で語る,睡眠歯科の実際のところ 10
内科医×歯科医の徹底対談ーご存じですか? 「肥満」と「糖尿病」の現在(いま) 4
この状態,どう診ますか?!〜歯科訪問診療の現場で遭遇する口腔内〜 16
【新連載】歯科医療に関連する検査 1
北欧モデル スウェーデン歯科医療のホントのところ 4
「人」を「良」くすると書いて“食“〜歯科が生み出す“食”の新たな形を考える 4
【新連載】デンタル・ウェルビーイングの視点から歯科臨床を考える 1
【新連載】グローバルヘルスの現場で出会った人たち 1
いま,在宅歯科医療に求められていることとは〜在宅で最期まで“食べる”を支えるために 4
歯科医師の多様なキャリアパス 10
口腔機能とオーラルヘルス向上を目指して〜患者やスタッフの行動変容を促すBOCプロバイダーの取り組み〜 28
歯科医師に必要なビジネススキル〜経営学で歯科医師人生をもっと楽しく生きる〜 7
経済学的視点から歯科業界を読み解く 73
「顎関節症臨床医の会」だより 13
My Bookshelf〜私の本棚〜 16
ゴッホの黒猫を探せ! 3
【Book Review】
【News & Report】
【Conference & Seminar】
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
今月号の特集「次世代材料PEEKの有効活用」では,金属代替材料の選択肢として注目を集めるPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)について,その基礎知識と多様な臨床例をご紹介します.
【目次】
特集 次世代材料PEEKの有効活用
特別寄稿 顎運動可視化技術からみる次世代歯科医療の展望 3
特別寄稿 スプリットクレスト2回法を用いたインプラント埋入
巻頭TOPIC 歯原性腫瘍のWHO分類〜第5版までの変遷〜
NiTi製ハンドファイルを極める 6・完
さあ,睡眠歯科をはじめましょう!-睡眠×○○で語る,睡眠歯科の実際のところ 15・完
お悩み解決!パーシャルデンチャー 15
エンド治療Q&A 2024 9・完
デンタルエックス線写真読影 15
ファンダメンタルエンドドンティクス〜5-D Japanが提唱する歯内療法学の真髄〜 27
内科医×歯科医の徹底対談ーご存じですか? 「肥満」と「糖尿病」の現在(いま) 9
北欧モデル スウェーデン歯科医療のホントのところ 9
この状態,どう診ますか?!〜歯科訪問診療の現場で遭遇する口腔内〜 21
【新連載】OAGを利用した口腔ケア 1
「人」を「良」くすると書いて“食“〜歯科が生み出す“食”の新たな形を考える 9・完
歯科医療に関連する検査 6
Topic
いま,在宅歯科医療に求められていることとは〜在宅で最期まで“食べる”を支えるために 9
歯周治療:50年の進化と近未来 3
歯科医師の多様なキャリアパス 15・完
統合医科歯科顔審美への招待 3
口腔機能とオーラルヘルス向上を目指して〜患者やスタッフの行動変容を促すBOCプロバイダーの取り組み〜 33
デンタル・ウェルビーイングの視点から歯科臨床を考える 6
グローバルヘルスの現場で出会った人たち 6
経済学的視点から歯科業界を読み解く 78
「顎関節症臨床医の会」だより 18
My Bookshelf〜私の本棚〜 21
ゴッホの黒猫を探せ! 9
【News & Report】
【Conference & Seminar】
・ヒトの体を構成する全細胞の情報を1細胞レベルで包括的にマッピングした「ヒト細胞アトラス」作成を目的としたHuman Cell Atlas(HCA)コンソーシアムが発足し、医療への応用も急速に進んでいる。
・HCAでは発足当初から、性別、年齢、地域などのデータの多様性を重視しており、世界人口の6割を超えるアジア地域の研究者の貢献を促進するために、HCAアジアオフィスを設立し、国際共同研究を促進してきた。
・HCAでは、標準化した方法でデータを生成、統合、解析するためのプロトコールを共有しており、得られる「ヒト細胞アトラス」は臨床診断、創薬、再生医療、精密医療など、医療のあらゆる側面に影響を与えることが期待される。
■ヒト細胞アトラスプロジェクトの現在地
・はじめに
・Overview of the Human Cell Atlas project
〔key word〕Human Cell Atlas(HCA)、ヒト細胞アトラス、国際共同研究コンソーシアム
・Human Cell Atlasの拡大ーー日本からの貢献
〔key word〕Human Cell Atlas(HCA)プロジェクト、Single Cell Medical Network(SCMN)、アジア人免疫多様性アトラス(AIDA)
・Human Cell Atlasにおける倫理と公平性に基づく試料の取得とデータ共有のための取り組み
〔key word〕Human Cell Atlas(HCA)、倫理原則、Ethics Working Group、Equity Working Group、データ・アクセス
・最新のシングルセル解析とその応用
〔key word〕一細胞解析、多層解析、空間解析
・機械学習を用いたシングルセル・空間的遺伝子発現の解析
〔key word〕機械学習、シングルセル遺伝子発現解析、空間的遺伝子発現解析
・シングルセル情報とゲノム情報の統合解析によるCOVID-19重症化メカニズムの解明
〔key word〕シングルセル解析、ゲノムワイド関連解析(GWAS)、expression quantitative trait loci(eQTL)、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
●TOPICS アレルギー学
・アンドロゲンによるTh2細胞と気道炎症の抑制
●TOPICS 免疫学
・循環型iNKT細胞による抗ウイルス・抗腫瘍応答の制御
●連載 救急で出会ったこんな症例ーーマイナーエマージェンシー対応のススメ(13)
・皮下異物、筋肉内異物診療の実際ーー異物迷入をどうするか?
〔key word〕異物、皮下異物、筋肉内異物
●連載 医療システムの質・効率・公正ーー医療経済学の新たな展開(5)
・医療において高齢者や複合課題をもつ世帯は経済的に保護されているのか
〔key word〕高齢者、医療福祉、経済的保護、複合課題、Behaviour Change Wheel(BCW)フレームワーク
●FORUM 数理で理解する発がん(1)
・発がんのプロセス
●FORUM 後悔しない医学英語論文の投稿に向けてーーEditorの視点から(2)
・論文投稿に際してのパラダイムシフト2
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・老化はあらゆる生物に必然的に生じる普遍的な生命現象と考えられてきたが、その過程は生物種にとり多様で、加齢に伴う老化の表現がほとんど認められない生物から、顕著な老化形質を示す生物まで多岐にわたる。
・近年の分子生物学的技術の急速な進歩により、さまざまなモデル生物を用いた研究から老化過程は他の生命現象と同様に、シグナル伝達や転写制御、さらには細胞間相互作用により強く影響を受けることが明らかとなった。
・本特集では、各臓器の老化病態から老化細胞との関わり、 senolyticsによる老化表現の改善までを概説、senolyticsのモダリティについても低分子化合物から抗体、ワクチンまで紹介している。
■第1土曜特集 老化を標的とした疾患予防・治療
・はじめに
●総論
・老化細胞ーーその特異的な性質
〔key word〕細胞老化、老化細胞、細胞老化随伴分泌現象(SASP)
・動的エピゲノム情報の変化と老化制御
〔key word〕エピゲノム、デジタル情報、生物学年齢、rejuvenation、ICE(inducible changes to the epigenome)マウス
・老化細胞の光と影
〔key word〕細胞老化、再生、リプログラミング、線維化
・細胞膜損傷を起点とする新たな老化細胞サブタイプ
〔key word〕細胞老化、細胞膜損傷、細胞膜修復、p53、創傷治癒
・免疫細胞の老化と臓器、個体の老化
〔key word〕免疫老化、疲弊、メモリーT細胞、慢性炎症、老化細胞除去
・造血幹細胞の老化と若返りへの試み
〔key word〕造血幹細胞、老化、骨髄微小環境
・腎臓の老化
〔key word〕AKI-to-CKD transition、細胞老化、三次リンパ組織(TLT)
●各論
・低分子化合物による老化細胞除去の現状と未来
〔key word〕低分子化合物、グルタミナーゼ、機械学習
・肺組織における細胞老化
〔key word〕呼吸器疾患、セノリシス、細胞老化、モデル動物
・免疫系を利用した老化細胞除去ーー老化細胞除去ワクチンによる心血管系老化の改善
〔key word〕セノリティクス、細胞老化、ワクチン、抗体
・老化細胞ワクチンによる糖尿病・慢性疾患治療
〔key word〕ワクチン、抗体誘導、免疫
・抗PD-1抗体を用いた老化細胞除去
〔key word〕老化細胞、senolysis、PD-L1(programmed cell death 1-ligand 1)
・がん細胞の老化促進による持続的な抗がん作用を示すα線標的アイソトープ治療薬の開発
〔key word〕代謝型グルタミン酸1型受容体(mGluR1)、老化、18F-FITM、211At-AITM、老化関連β-ガラクトシダーゼ(SA-β-gal)
・老化に関連したヒトゲノム情報
〔key word〕老化、ヒトゲノム情報、オミックス時計(Omics clock)
・ハダカデバネズミを用いた老化研究ーー最長寿齧歯類ハダカデバネズミの老化耐性機構の解明に向けて
〔key word〕ハダカデバネズミ、老化、DNA修復機構、タンパク質の恒常性、細胞老化
・全身の老化制御メカニズムの理解を加速する新たなモデル動物“ターコイズキリフィッシュ”
〔key word〕キリフィッシュ、全身の老化制御メカニズム、健康寿命延伸
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。