≪本誌の特長≫
◆リハビリテーション科医ほか関連各科の医師、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など、リハビリテーションに携わる医師とスタッフのためのビジュアルで読みやすい専門誌!
◆リハビリテーション領域で扱う疾患・障害を斬新な切り口から深く掘り下げつつ、最新の知識・情報を紹介。臨床でのステップアップを実現する、多彩な特集テーマと連載ラインナップ!
≪特集テーマの紹介≫
●近年、リハビリテーション領域でバーチャルリアリティ(VR)やメタバースの活用が進み、VRによって現実では難しい評価や訓練が可能になり、患者の意欲や効果を高める「プロテウス効果」も期待されている。
●しかし、身体的負担やプライバシー保護・データ管理といった課題も依然として残り、これらを解決し、安全かつ効果的に導入するための検討が求められている。
●本特集ではVR・メタバース医療の第一線で活躍する専門家が最新の応用事例と課題を紹介。遠隔リハビリや慢性疼痛治療、医療教育や相談への活用など、多様な分野での実践を通してVR・メタバースがもたらす可能性と今後の展望を探る。
【目次】
特集にあたって
バーチャルリアリティと人間拡張
遠隔リハビリテーションとXR技術
バーチャルリアリティを活用した半側空間無視の評価・介入および自動車運転可否判断
慢性疼痛とバーチャルリアリティ
医療教育におけるメタバース活用の可能性と課題
メタバースの医療相談
■連載
リハなひと
理学療法士 村永信吾さん
巻頭カラー リハビリテーション科医が知っておくべき最新の義肢構成パーツ
11.最新の義手「ミケランジェロ」「bebionic」「i-Limb」
リハビリテーション科医に必要な消化器疾患の知識と近年の進歩
14.小児疾患の評価法
ニューカマー リハ科専門医
稗田保奈美
最新版! 摂食嚥下機能評価ースクリーニングから臨床研究まで
11.表面筋電図
知っておきたい! がんサポーティブケア
4.オンコロジーエマージェンシー
リハビリテーション科医師に必要な診察、評価手技
9.機能性消化管疾患
おさえておきたい転倒・転落予防の基本知識と現場での応用
7.転倒・転落の主な原因と対策:(6)環境
“こんなときどうする?” リハビリテーション臨床現場のモヤモヤ解決! 令和版
形態変更・スキルアップ編 (3)研究テーマをうまくみつけたい
障害福祉サービスとリハビリテーション
8.就労移行支援
リハビリテーション関連職の現状と展望
12.義肢装具士
・制御性T細胞(Treg)とそのマスター転写因子であるFoxp3の発見から、Treg研究は1つの分野として急速に発展した。
・Foxp3を足がかりにTreg特異的な遺伝子改変やTregの選択的除去が可能となり、生理機能と分化・機能の分子基盤の解明が飛躍的に進み、自己免疫疾患、炎症性腸疾患、アレルギー、がん、移植片拒絶などの治療応用が期待され、世界的に研究が進められている。
・本特集では、Tregの基礎研究を軸に、その多面的機能と臨床応用の現状、今後の研究展望などを概観する。
■制御性T細胞の多面的役割と臨床応用ーー免疫寛容からがん治療まで
・はじめに
・ヒト制御性T細胞におけるFOXP3発現制御
〔key word〕制御性T細胞(Treg)、誘導性Treg(iTreg)、CRISPR欠損スクリーニング、FOXP3、RBPJ
・マスター転写因子Foxp3による制御性T細胞分化と機能の制御
〔key word〕Foxp3、複合体、ゲノム結合、クロマチンアクセシビリティ、クロマチンループ
・皮膚の制御性T細胞
〔key word〕皮膚、制御性T細胞(Treg)、Foxp3、紫外線、樹状細胞
・中枢神経系の制御性T細胞の役割
〔key word〕制御性T細胞(Treg)、神経、脳梗塞、脊髄
・腫瘍免疫におけるTh1型制御性T細胞の役割
〔key word〕Th1型制御性T細胞(Th1-Treg)、血小板第4因子(PF4)、がん付随マクロファージ(TAM)、VeDTRマウス
・腫瘍における制御性T細胞分化と機能維持
〔key word〕制御性T細胞(Treg)、腫瘍微小環境、転写因子、代謝、ケモカイン受容体
・移植免疫と制御性T細胞
〔key word〕制御性T細胞(Treg)、臓器移植、免疫寛容、臨床試験
・腸管における制御性T細胞ニッチの制御
〔key word〕制御性T細胞(Treg)、腸管免疫、神経免疫連関、脳腸連関、炎症性腸疾患(IBD)
●TOPICS 神経精神医学
・オーバードーズ:救急医療から精神科医療へつなぐアプローチ
●TOPICS 放射線医学
・緩和的放射線治療
●連載 医師の働き方改革ーー取り組みの現状と課題(16)
・特定機能病院における研究・卒前卒後教育・臨床の課題ーー医師の働き方改革の実装段階で考えるべきこと
〔key word〕 特定機能病院、医師の働き方改革、JACME、医師国家試験
●連載 医療における生成AIとDX(8)
・在宅医療におけるAI活用の実際と展望
●連載 医療にいかす行動経済学(5)
・医療と行動経済学を行き来する人材の育成
〔key word〕 医療行動経済学、ナッジ、危機対応、人材育成
●FORUM 人間社会の未来 --専門家が予見する人類の行方(12)
・トランプ政権の健康革命MAHA(Make America Healthy Again)
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・「痩せていることが美しい」という価値観、SNSを介した細身体型の可視化、経済的要因、体質的要因など多層的な問題を背景に、日本の若年成人女性における低体重者は約20%に達し、先進諸国のなかで突出して高い。
・肥満症対策が重視される一方で、痩せの問題への対応はこれまで十分とはいえなかったが、2025年には「女性の低体重/低栄養症候群(FUS)」が提唱され、低体重や栄養不足による月経異常、骨密度低下、耐糖能障害、精神・身体症状などが複合的に出現する病態を包括的に捉える概念として注目されている。
・本特集では、FUSについて概説し、骨密度への影響、プレコンセプションケアとの関連、糖尿病・肥満症治療薬の目的外使用の現状、摂食障害の現状と課題、ボディイメージと教育、そして女性が健康的な生活を送れる社会に向けた取り組みについて、各分野の専門家が論じる。
■若い女性の「やせ」
・はじめに
・女性の低体重/低栄養症候群の疾患概念提唱の背景
〔key word〕低体重、女性の低体重/低栄養症候群(FUS)、GLP-1ダイエット、ボディイメージ
・女性の低体重/低栄養症候群(FUS)とその課題解決に向けて
〔key word〕女性の低体重/低栄養症候群(FUS)、低体重、低栄養、ボディイメージ
・女性の低体重/低栄養と骨密度
〔key word〕骨粗鬆症、無月経、エストロゲン、妊娠授乳関連骨粗鬆症(PLO)
・女性の低体重・低栄養とプレコンセプションケアーー次世代の健康を見据えた女性の低体重・低栄養の課題
〔key word〕女性のやせ、プレコンセプションケア(PCC)、低出生体重、女性の低体重/低栄養症候群(FUS)
・若年女性の痩身志向と糖尿病治療薬・肥満症治療薬の適応外使用による健康被害:現状と症例報告ーー日本社会におけるルッキズムの蔓延と医療現場の課題
〔key word〕GLP-1受容体作動薬、GIP/GLP-1受容体作動薬、適応外使用、自由診療、健康被害
・若い女性の「やせ」と摂食症(障害)--現状の課題と包括的支援体制の構築に向けて
〔key word〕痩せ、摂食症(障害)、神経性やせ症(AN)、摂食障害治療支援センター、医療連携
・日本人若年女性のボディイメージの現状と心理教育的介入方法
〔key word〕ボディイメージ(身体像)、体型不満、心理教育的介入
・日本人女性の痩せをめぐる健康課題と支援モデルーー女性の低体重/低栄養症候群(FUS)予防と包括的教育の視点から
〔key word〕低体重女性、女性の低体重/低栄養症候群(FUS)、ボディイメージ教育、健康支援、ウェルビーイング
●TOPICS 免疫学
・T細胞によるセルフとネオセルフの識別能による全身性自己免疫疾患の発症
●TOPICS 癌・腫瘍学
・がん治療の進歩によって骨転移診療の重要性が増している
●連載 医師の働き方改革ーー取り組みの現状と課題(19)(最終回)
・医師業務体制の本来のあるべき姿とはーー働き方改革の本質を問う
〔key word〕 麻酔科医アシスタント、制度的逆インセンティブ、子育て医師活躍支援制度
●連載 医療における生成AIとDX(11)
・生成AIを使いこなす医療論文執筆ガイドーーアウトライン作成から査読対応までの実践的ワークフロー
●連載 医療にいかす行動経済学(8)
・がん医療と行動経済学:揺らぐ意思決定に寄り添う「ナッジ」
〔key word〕 行動経済学、ナッジ、がん医療、意思決定支援、緩和ケア
●FORUM 人間社会の未来 --専門家が予見する人類の行方(15)
・これから人間はどうつきあっていけばよいのか
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・日本レーザー医学会が認定するレーザー専門医となるには,11の基本領域学会認定の専門医が安全教育講習会を受講し,試験に合格することが必要条件である.
・レーザー専門医は,レーザーとその生体作用,治療の原理,臨床現場における正しい管理法と使用法など,レーザーに関する十分な知識を持ち,より精度の高い安全なレーザー医療を提供することができる.
・本特集では,レーザー医療の安全対策や,各領域におけるレーザー治療など,日本におけるレーザー医学の知られざる現状とその新展開について,各領域のエキスパートが解説する.
■レーザー医学の最前線ーー知られざる現状とその新展開
・はじめに
・レーザー医療の安全対策ーー日本レーザー医学会安全教育委員会の取組を中心として
〔key word〕日本レーザー医学会安全教育委員会、安全教育講習会、レーザー医療の基礎と安全、ワークショップ(WS)
・レーザー専門医の現状と今後の展望
〔key word〕日本レーザー医学会、専門制度、レーザー専門医、レーザー安全、医療安全
・皮膚科、形成外科領域のレーザー治療
〔key word〕熱緩和時間、応力緩和時間、フラクショナルレーザー、ピコ秒レーザー、ロングパルスレーザー
・低出力レーザーによる痛みの治療
〔key word〕低出力レーザー治療(LLLT)、痛み、慢性疼痛、ガイドライン
・悪性脳腫瘍に対する光線力学的療法
〔key word〕原発性悪性脳腫瘍、膠芽腫、光線力学的療法(PDT)
・消化管領域における光線力学診断と光線力学療法
〔key word〕消化管癌、光線力学療法(PDT)、タラポルフィンナトリウム、光免疫療法
・がんの近赤外光線免疫療法
〔key word〕がん、近赤外光線免疫療法(NIR-PIT)、免疫原性細胞死、腫瘍免疫、頭頸部がん
●TOPICS 輸血学
・iPS細胞技術を活用したユニバーサル血小板製剤の開発と社会実装
●TOPICS 認知神経科学
・霊長類の柔軟な意思決定を支える神経回路
●連載 細胞を用いた再生医療の現状と今後の展望ーー臨床への展開(20)
・心不全に対する再生医療の現状と展望
〔key word〕細胞、細胞シート、筋芽細胞、iPS細胞、心不全
●連載 ケースから学ぶ臨床倫理推論(11)
・親による定期接種のワクチン拒否
〔key word〕ワクチン躊躇、VPD、代理意思決定
●連載 イチから学び直す医療統計(3)
・交絡とその制御方法
〔key word〕交絡、交絡調整法、マッチング、層別解析、回帰モデル
●連載 司法精神医学への招待ーー精神医学と法律の接点(6)
・医療観察法における入院処遇
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
人間と性を巡る教育と文化の総合情報
・わが国において1981年に悪性腫瘍が死亡原因の第1位となって以降、「老人保健法」や「がん対策基本法」の施行、「がん対策推進基本計画」の策定など、がん検診の実施について時代の変遷に即応すべくさまざまな検討が重ねられている。
・2023年度から現在も進行中の第4期がん対策推進基本計画には、地域・職域によらずすべてのがん検診が適切に行われることを目指した“組織型検診”の構築が盛り込まれており、全6年間の中間年である今年(2025年)から来年にかけて中間評価の実施が想定される。
・本特集が、わが国でがん検診に携わる方々の知見と理解の一助となることを目指し、がん検診のエキスパートたちが集結し、各種がん検診の現状に加え、ガイドライン策定の根拠となる利益と不利益の考え方、精度管理のあり方、受診率向上への取り組みなどについて、最新の知見とともに解説する。
■科学的根拠に基づくがん検診UPDATE 2025
・はじめに
・がん検診の利益と不利益ーーガイドライン策定の根拠
〔key word〕がん検診、利益、不利益、過剰診断
・精度管理ーーがん検診事業のあり方
〔key word〕精度管理、組織型がん検診、利益・不利益、プログラム
・がん検診の推進に向けた取り組み
〔key word〕コール・リコール、職域がん対策、がん対策推進企業アクション、社会人教育、アドバイスレポート
・胃がん検診の課題ーー対策型検診を中心に
〔key word〕胃X線検診、胃内視鏡検診、検診間隔、ヘリコバクター・ピロリ(H. pylori)、リスク層別化
・日本における大腸がん検診の問題点ーー日本の大腸がん死亡率を他の先進諸国並みに減少させるには
〔key word〕免疫便潜血検査(FIT)、精検受診率、検診受診率、組織型検診、大腸内視鏡検査
・肺がん検診
〔key word〕肺がん検診、有効性評価、精度管理、胸部X線、低線量胸部CT
・日本の乳がん検診の問題点と解決策
〔key word〕公正な乳がん検診、外的妥当性、マンモグラフィ検診、J-START、高濃度乳房
・子宮頸がん検診ーー子宮頸部細胞診単独法とHPV検査単独法
〔key word〕子宮頸がん検診、子宮頸部細胞診、HPV検査、有効性、精度管理
●TOPICS 血液内科学
・造血幹細胞・前駆細胞の分化方向性をつかさどるmRNA分解を介した新たな制御相
●TOPICS 生化学・分子生物学
・遺伝子操作を伴わず生体内でタンパク質の機能解析が可能に
●連載 自己指向性免疫学の新展開ーー生体防御における自己認識の功罪(28)
・T細胞が認識する肥満特有の自己指向性免疫の解明
〔key word〕肥満、Th17バイアス、ACC1、1-オレオイルーリゾホスファチジルエタノールアミン
●細胞を用いた再生医療の現状と今後の展望ーー臨床への展開(14)
・表在性十二指腸腫瘍に対する新規術式の開発内視鏡+腹腔鏡手術+細胞シート医療=?
〔key word〕腹腔鏡下手技、細胞シート、表在性十二指腸腫瘍
●連載 ケースから学ぶ臨床倫理推論(5)
・身体拘束
〔key word〕基本的人権、高齢者、せん妄
●FORUM 戦争と医学・医療(16)
・アウシュヴィッツ強制収容所の“医療”
●FORUM 戦争と医学・医療(17)最終回
・金田光雄はなぜアウシュヴィッツ報告を翻訳出版したのか
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
人間と性を巡る教育と文化の総合情報
人間と性を巡る教育と文化の総合情報
精神科臨床に携わるうえで知っておきたい,近年研究が盛んに行われている,あるいは今後の発展が期待されるような,比較的新しく登場してきた精神医学・精神医療の領域の概念や用語などが多数存在します。本増大号では,第一に,これらの中で重要と考えられるものをキーワードとして幅広く取り上げ,それぞれが重視されるようになった背景(研究の進歩や社会の動向など),臨床に与えるインパクト,課題や展望などを理解できるような解説付きのキーワード集とすることを意図しました。第二に,それらのキーワードから,現在から未来へと向かう精神医学・精神医療の潮流を読み解くことを試み,読者とともに考える材料としたいと考えました。
そのために,まず,本誌編集委員が知恵を出し合って,現代において重要と思われる78のキーワードを選出しました。次いで,それぞれのキーワードについて精神医学・精神医療の潮流の観点から検討し,複数のキーワードに共通する性質を取り出した結果,合計10の潮流を抽出できると考えられました。10の潮流とは,すなわち,(1)カテゴリー診断を超えて,(2)個別化,(3)発達・進化の視点,(4)新たな神経メカニズム,(5)IT精神医学,(6)当事者自身が取り組む治療,(7)ストレングス,(8)日常体験と精神医学,(9)共同創造,(10)社会のなかの精神医学,です。
これらを概観してみますと,潮流の(1)〜(5)の5つは主として精神医学における潮流であり,精神疾患概念を問い直すもの(潮流(1)(2)(3))と,精神疾患を対象とした新しい科学によるアプローチ(潮流(4)(5))としてまとめられるでしょう。これに対して,潮流の(6)〜(10)の5つは主として精神医療における潮流であり,当事者主体の精神医療(潮流(6)(7)(8))と,社会の仕組みとしての精神医療(潮流(9)(10))としてまとめられるでしょう。このような分類に従って目次を構成することとしました。
キーワードの選択における恣意性は否定できませんので,今回取り上げた78のキーワードが,取り上げるべき重要な概念や用語をすべて網羅しているとは言えないかもしれません。しかし,そのような限界はありながらも,本増大号が重要なキーワードの理解に役立つだけでなく,これからの精神医学・精神医療の潮流を知る有益な手がかりとなることを期待しています。
(「特集にあたって」より)
【著者について】
I.精神医学の潮流を読み解くキーワード
1.精神疾患の概念を問い直す
潮流(1)カテゴリー診断を超えて:Research Domain Criteria(RDoC)/Hierarchical Taxonomy of Psychopathology(HiTOP)/ワンストップ・ケアに基づく若者メンタルヘルスサービス ほか
潮流(2)個別化:デジタル・フェノタイピング/測定に基づくケア/プロセス・ベースド・セラピー/難治性抑うつ ほか
潮流(3)発達・進化の視点:進化精神医学/ポリヴェーガル理論/ポリジェニックリスクスコア/トラウマインフォームドケア ほか
2.精神疾患と新しい科学
潮流(4)新たな神経メカニズム:Very-late-onset Schizophrenia-like Psychosis(VLOSLP)/精神展開剤による治療/抗アミロイドβ抗体薬/ニューロモデュレーション療法/ニューロフィードバック治療 ほか
潮流(5)IT精神医学:計算論的精神医学/ロボットの精神医療への導入/バーチャルリアリティ(VR)療法/デジタル治療 ほか
II.精神医療の潮流を読み解くキーワード
1.当事者が主体の精神医療
潮流(6)当事者自身が取り組む治療:当事者研究/アクセプタンス&コミットメント療法/弁証法的行動療法/効率型認知行動療法 ほか
潮流(7)ストレングス:ポジティブ精神医学/レジリエンス/ネガティブ・ケイパビリティ/サルトグラフィ ほか
潮流(8)日常体験と精神医学:ひきこもり/遷延性悲嘆症/ゲーム行動症/ためこみ症/悪夢障害/軽度行動障害/主観的認知機能低下/慢性疼痛と精神疾患 ほか
2.社会の仕組みとしての精神医療
潮流(9)共同創造:患者・市民参画/共同意思決定/価値精神医学/パーソナル・リカバリー支援/オープンダイアローグ ほか
潮流(10)社会のなかの精神医学:アンチスティグマ活動/メンタルヘルスリテラシー教育/精神疾患患者の子育て支援/伴走型個別就労支援(IPSモデル)/精神障害にも対応した地域包括ケアシステム(いわゆる「にも包括」)/認知症基本法 ほか
・毛包は人の体の中でも極めてユニークな組織であり、組織幹細胞を有し、自律的に毛周期を繰り返すなど、他の組織にはみられない特徴を備えている。
・近年では、発生学、再生医療、幹細胞生物学、遺伝学、毛包免疫学、臨床医学、植毛学など、幅広い学問領域が毛包を中心に融合しながら進展し、心身の健康に至る広い生命現象を理解する糸口を与えている。
・本特集では、一見ニッチながらも奥深い研究領域である“毛包組織”をテーマに、基礎から臨床に至る最新の進歩を取り上げる。
■脱毛症ーー研究と診療の進歩
・はじめに
・毛包器官再生の新たな展開
〔key word〕毛包、上皮ー間葉相互作用、器官誘導、器官原基法、器官置換的再生医療
・毛包幹細胞を中心とした毛包老化と脱毛症のメカニズム
〔key word〕毛包幹細胞、17型コラーゲン(COL17A1)、老化、高脂肪食
・円形脱毛症モデルマウス(C3H/HeJモデル)の理解
〔key word〕円形脱毛症(AA)、C3H/HeJマウス、疾患モデル動物
・遺伝性毛髪疾患のアップデート
〔key word〕遺伝性毛髪疾患、非症候性、症候性、縮毛症、乏毛症
・瘢痕性脱毛症の診断と治療ーー最新の診療マネジメント
〔key word〕瘢痕性脱毛症(cicatricial alopecia/scarring alopecia)、ダーモスコピー、トリコスコピー
・円形脱毛症の病態に基づくJAK阻害薬による治療の展開
〔key word〕円形脱毛症、JAK阻害薬、バリシチニブ、リトレシチニブ
・男性型脱毛症の病態と治療
〔key word〕男性型脱毛症(AGA)、メタボリックシンドローム、アンドロゲン、5α-還元酵素阻害薬、ミノキシジル
・植毛手術を継ぐもの
〔key word〕植毛手術、FUE(follicular unit excision)、FUSS(follicular unit strip surgery)、男性型脱毛症(AGA)、毛包再生医療
●TOPICS 神経精神医学
・情動と手綱核
●TOPICS 薬理学・毒性学
・ヒスタミン代謝酵素阻害薬によるナルコレプシーの新規治療効果の検討
●連載 医療分野におけるブロックチェーンとNFTの活用(12)
・Web3を活用したAIとプログラム医療機器
〔key word〕Web3、スマートコントラクト、人工知能(AI)、診断支援、プログラム医療機器(SaMD)
●連載 医師の働き方改革ーー取り組みの現状と課題(11)
・医師の働き方改革における自己研鑽支援の現状と今後の展望ーー専門職としての継続教育の位置づけと国際比較からの示唆
〔key word〕 自己研鑽、プロフェッショナリズム、働き方改革
●連載 医療における生成AIとDX(3)
・精神医学領域における生成AI活用の可能性と課題
●FORUM ノーベル生理学・医学賞2025
・制御性T細胞の発見ーー一筋の研究の軌跡
●FORUM 人間社会の未来 --専門家が予見する人類の行方(7)
・社会保障と健康
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
"<目次>
【序章】
診断エクセレンスとは何か?
【肺炎の診断をどうするか?】
病歴・身体所見から迫る肺炎
キーフレーズで迫る肺炎
これは肺炎でよいのか? Clinico-Radio-Pathological Evaluationで重要な肺炎の鑑別診断
これは肺炎でよいのか? 臨床医と話し合いたい肺炎の鑑別診断 画像編
これは肺炎でよいのか? 臨床医と話し合いたい肺炎の鑑別診断 病理編
この肺炎の原因は何か? Clinico-Radio-Pathological Evaluationで重要な肺炎の病因診断
この肺炎の原因は何か? 臨床医と話し合いたい肺炎の病因診断 画像編
この肺炎の原因は何か? 臨床医と話し合いたい肺炎の病因診断 病理編
Gram染色からアプローチする肺炎診療
肺炎診療に役立つPOCT 抗原検査から多項目遺伝子検査まで
どの肺炎患者に気管支鏡検査を行い,結果をどう説明するか 現場からみた適応・禁忌と診断・治療方針・安全性
【肺炎の治療をどうするか?】
市中肺炎の抗菌薬選択をどうするか
医療介護関連肺炎・院内肺炎の抗菌薬選択をどうするか
人工呼吸器関連肺炎の治療をどうするか
ウイルス性肺炎の治療をどうするか 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)・インフルエンザを中心に
重症肺炎に対する治療をどうするか
肺炎患者の呼吸管理 NIV・HFNC編
肺炎患者の呼吸管理 ECMO編
免疫抑制状態・抗がん剤治療中の患者の肺炎の治療をどうするか
【肺炎患者のトータルマネジメント】
肺炎患者のマルチモビディティのマネジメント
肺炎患者の緩和ケア
多職種連携で取り組む誤嚥性肺炎のマネジメント
医療の質・PXを意識した肺炎診療・ケア移行
肺炎の予防をどうするか
【肺炎診療を改善するスチュワードシップ・臨床研究】
肺炎診療のスチュワードシップと教育の取り組み
肺炎の臨床研究におけるピットフォールとコツ
肺炎の多施設共同研究の始め方"
・性の要素は身体の性、性の自己認識(性自認)、性的指向、性別表現、性役割、指定された性(社会に割り当てられた性)など多岐にわたる。これらのいずれかが多数派と異なる人々は性的マイノリティとよばれる。
・性的マイノリティ当事者は“医療”を利用する患者の数%を占めると考えられ、すべての診療科の医療スタッフは、見えにくいながらも日常的に接しているはずである。
・しかし、多くの医療スタッフにとっては系統的に知識を得る機会は限られている。本特集がその一助となればと思う。
■ 医療スタッフが知っておきたい性的マイノリティと医療
・はじめに
・LGBTと精神科医の役割
〔key word〕レズビアン(lesbian)、ゲイ(gay)、バイセクシュアル(bisexual)、トランスジェンダー(transgender)、精神科医
・性別違和、トランスジェンダーにおけるホルモン療法
〔key word〕性別違和、エストラジオール、テストステロン、性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)アナログ
・性同一性障害/性別違和に対する外科治療
〔key word〕性同一性障害(GID)、性別違和(GD)、性別適合手術(SRS)、緩和外科
・性同一性障害/性別違和と保険適用
〔key word〕性同一性障害、健康保険、ホルモン療法、乳房切除術、性別適合手術、混合診療
・性同一性障害/性別違和の診療ガイドラインとGID(性同一性障害)学会認定医/認定コーディネーター制度
〔key word〕日本精神神経学会、GID学会、性同一性障害の診断と治療に関するガイドライン、エキスパート研修会、認定医、認定コーディネーター
・地域における多施設連携から協働への進展
〔key word〕性別違和(GD)、連携、協働、地域、性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン
・性的マイノリティ当事者が受診を躊躇しない外来づくり
〔key word〕性的マイノリティ、医療施設、受診、躊躇
・性的マイノリティの子どもーー教育と医療の連携
〔key word〕児童期、教育、医療、連携
・性的マイノリティ当事者を取り巻く現状ーー法律、結婚、生殖医療など
〔key word〕同性パートナー、子なし要件、手術要件、婚姻要件、同性婚、配偶子提供
●TOPICS
神経精神医学
・重大な他害行為を行った精神障害者の社会復帰ーー医療観察法
臨床検査医学
・Lp(a)の臨床的意義アップデート
麻酔科学
・新しい静脈麻酔薬レミマゾラム
●連載
この病気、何でしょう? 知っておくべき感染症
・22.単包虫症(診断は肝?胞と思いますが、何となく違うような気もします)
〔key word〕単包虫、単包条虫、包虫症、エキノコックス症、中間宿主、アルベンダゾール
オンラインによる医療者教育
・8.Withコロナ時代の内科系診療参加型臨床実習:兵庫医科大学の事例ーーハイブリッド型の診療参加型臨床実習
〔key word〕Moodle、Teams、ハイブリッド
ユニークな実験動物を用いた医学研究
・6.ヒツジ:胎仔を用いた先進医学研究
〔key word〕ヒツジ胎仔、ヒト血液キメラ、ヒト胎児モデル
●フォーラム
子育て中の学会参加
・14.学会中の戦慄
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
《緊急寄稿 歯科医院における新型コロナウイルス感染症対策》を収載!!”
【内容紹介】
歯科補綴治療を中心に,国内外を問わず第一線で活躍する 臨床家の先生方による論文,ケースプレゼンテーションな どをお届けする補綴専門誌,インプラント,審美修復など の治療に加え,ジルコニア,CAD/CAMなどの新材料,新器 材に関する情報をビジュアルにお伝えします.
新型コロナウイルスの世界的な流行をWHOが「パンデミック」と表現し,4月7日には政府より「緊急事態宣言」がなされ ました.こうした状況下で歯科医師の新型コロナウイルス 被ばくのリスクは全ての業種で最も深刻であり,この感染 症に対して歯科医院はどうすればよいのでしょうか?本号 では好評連載の特別編「緊急寄稿 歯科医院における新型 コロナウイルス感染症対策」をお届けします.患者,スタ ッフ,そして自院を守るために知っておくべきこと・取り 組むべきことをまとめて解説しています.
【目次】
座談会 いま,歯科教育と臨床の問題を語ろう
緊急寄稿 歯科医院における新型コロナウイルス感染症対策
特別企画 次世代プレスセラミックスシステムによる審美修復の可能性
ジルコニア修復 あなたの“常識”大丈夫?(9)
シリーズ企画 臨床におけるCAD/CAM ジルコニアセラミックスレストレーションの強度と精度を考察する(2)
歯科医院のための内科学講座(32)
Case presentation
Report
・女性の社会進出や環境変化に伴い、検診先進国の英国においてさえ国民検診を実施しないかぎり子宮頸がん死亡率は増加することが示されている。
・性交経験のある女性の8割以上にHPVが感染し、その9割は自然消退するものの、一部は持続感染化してがんとなる。多くは無症状であるため、検診を受けないかぎり子宮頸がんや前がん病変の発見は困難であろう。
・本特集では、このような状況に危機感を共有する専門家に集合していただいた。子宮頸がんに関する日本の現状、このままHPVワクチン接種が滞るとどのような不利益が発生するかについて報告する。
■ HPVワクチンと子宮頸がんHPV1次検診
・はじめに
・日本と世界の子宮頸がんの現状
〔key word〕ヒトパピローマウイルス(HPV)、子宮頸がん予防ワクチン、組織型がん検診、周産期医療、リプロダクティブ・ヘルス
・HPVワクチンの有効性と8年にわたる接種率の低迷がもたらす負の影響
〔key word〕子宮頸がん、ヒトパピローマウイルス(HPV)、HPVワクチン、ワクチン勧奨
・HPVワクチンの副反応問題
〔key word〕ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン、副反応、有害事象、紛れ込み
・思春期の子どもの機能性身体症状とその対応
〔key word〕機能性身体症状、心身症、変換症、起立性調節障害、接種ストレス関連反応(ISRR)
・子宮頸がん検診におけるHPV検査ーー細胞診・HPV検査併用法とHPV検査単独法
〔key word〕子宮頸がん検診、ハイリスク型ヒトパピローマウイルス(HPV)検査、細胞診・HPV検査併用検診、HPV検査単独検診
・子宮頸がんのない未来へーーWHOの世界的戦略
〔key word〕子宮頸がん、ヒトパピローマウイルス(HPV)、予防接種、根絶
・子宮頸がん検診におけるHPV検査導入の意義と年齢別解析による効率化
〔key word〕ヒトパピローマウイルス(HPV)検査併用、子宮頸がん検診、年齢別解析
●TOPICS
腎臓内科学
・慢性腎臓病患者への生活食事指導は費用対効果に優れるーー腎臓病戦略研究(FROM-J)の結果から
社会医学
・海藻摂取と循環器疾患
脳神経外科学
・頭部外傷に対する神経集中治療
●連載
オンラインによる医療者教育
・17.Withコロナ時代のオンライン多職種連携教育ーー課題と展望
〔key word〕多職種連携教育、オンライン教育、COVID-19
ユニークな実験動物を用いた医学研究
・15.クマムシ:極限ストレス耐性のメカニズムーーヒトへの応用を展望して
〔key word〕クマムシ、極限環境、ストレス耐性、乾眠、DNA防護
COVID-19診療の最前線からーー現場の医師による報告
・9.専門家会議ーーこれまでの背景と役割
●フォーラム
中毒にご用心ーー身近にある危険植物・動物
・2.スズランーー若芽をギョウジャニンニクやアマドコロなどの山菜と誤食すると
オンライン診療の二元論
・1.医療とデジタルーー診療報酬差額がもたらすもの
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・わが国では2014年に「健康・医療戦略推進法」が制定され、翌年には日本医療研究開発機構(AMED)が発足して、“オールジャパンでの医薬品開発”と並んで“オールジャパンでの医療機器開発”の取り組みが開始された。
・ヒトの能力では実現できない“質的・量的限界”を凌駕するための新たな医療機器・技術を、DX、AI、5/6G通信技術やロボット技術などを駆使して実現させようとする研究開発が医療機器研究開発の世界的潮流になっている。
・本特集では、それらを踏まえてオールジャパンで挑む先端医療機器の研究開発の全容を紹介するとともに、とくに2020年に登場した国産外科手術ロボットを取り上げて、第一線の方々から論じていただく。
■ オールジャパンで挑む先端医療機器の研究開発
・はじめに
・わが国の健康・医療戦略(第2期)に基づく日本医療研究開発機構(AMED)の医療機器・ヘルスケアの研究開発支援
〔key word〕医療機器・ヘルスケア、イノベーション、実用化支援、エコシステム、日本医療研究開発機構
・経済産業省における医療機器開発支援
〔key word〕医療機器、研究開発、安定供給、経済安全保障
・hinotoriTMサージカルロボットシステムーー国産初手術支援ロボットの製品化と今後の展望
〔key word〕手術支援ロボット、インストゥルメント、ネットワークサポート、遠隔ロボット手術支援
・国産手術支援ロボット開発の意義と重要性
〔key word〕ロボット支援手術、hinotoriTM、泌尿器、前立腺癌、腎癌、国産手術支援ロボット
・力覚提示機能を有する新たな国産外科手術ロボットの開発
〔key word〕手術ロボット、力覚提示、空気圧駆動
・先端外科治療機器の技能トレーニングと学会認定
〔key word〕トレーニングセンター、手術支援ロボット、先端医療機器、多元計算解剖学(MCA)、人工知能(AI)
・ふくしま医療機器開発支援センターーー先端外科手術機器/手術支援ロボットの普及に伴うトレーニングシステムの必要性
〔key word〕先端外科手術機器、手術支援ロボット
●TOPICS
社会医学
・生命科学・医学系研究倫理指針2021--以前とどのように変わったのか?
生化学・分子生物学
・シグナル情報伝達を担うRNA修飾由来液性因子
細胞生物学
・プロテオグリカンTsukushiによる脳神経幹細胞ニッチの制御
●連載
オンラインによる医療者教育
・15.オンラインによるFaculty Development--東海大学の事例
〔key word〕Faculty Development、卒前医学教育、オンラインワークショップ、ZOOM
ユニークな実験動物を用いた医学研究
・13.線虫C. elegansを用いた学習を制御する神経機構の解明
〔key word〕塩走性、シナプス伝達、味覚神経、一次介在神経
COVID-19診療の最前線からーー現場の医師による報告
・7.介護・医療施設における感染予防策・クラスター対策
●フォーラム
子育て中の学会参加
・20.海外での学会参加と子育てーーシンガポールでの経験(最終回)
●書評
・『神戸市立医療センター中央市民病院 新型コロナウイルス感染症対策マニュアル』(木原康樹 監修/黒田浩一 編集)
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
≪本誌の特長≫
●次代を担う臨床検査技師のための総合臨床情報誌。
●臨床検査業務に即応した最新情報を、より幅広くより豊かにビジュアルな誌面で提供し、わかりやすく解説・紹介。定評ある基本技術の解説とともに、診療支援の強化やチーム医療への参加といった時代のニーズに応える知識・情報を豊富に掲載!
≪特集テーマの紹介≫
●本特集は「画像で学ぶ病理の正常像と疾患」です。疾患に対する理解を深める方法は多々ありますが、ミクロレベルでの正常像と特殊染色を含めた病変像を比較することによって、疾患への知識のみならず、HE 染色や特殊染色の正確性を判断する目を養うことができます。
●そこで本特集では、6つの領域(1.循環器、2.呼吸器、3.消化管、4.肝・膵、5.泌尿器(腎臓)、6.神経疾患(脳))について正常像と疾患像の画像、また必要に応じマクロ写真もご提示いただき、どこが異なるのかご解説いただきます。疾患において細胞レベルで起こっている変化をビジュアル的に学んでいただくことで、専門知識の会得や、ご自身の技術を見直す一助となれば幸いです。
【目次】
1.循環器
2.呼吸器
3.消化管
4.肝、膵
5.泌尿器(腎臓)
6.神経疾患(脳)
■Editorial-今月のことば
臨床検査技師へのタスク・シフト/シェア
■話題ーNEWS&TOPICS
ここまできたがんオルガノイド研究
認知症バイオマーカーについての初の適正使用指針
■MT Seminar
自信をもって顕微鏡撮影を行うために
■技術講座
迅速発育性抗酸菌の検査法
■基礎講座
腫瘍性リンパ球・反応性リンパ球の鑑別
■編集部レポート
一般社団法人 日本臨床検査学教育協議会 令和3年度臨時総会
■FOCUS
遠心後のHbA1c測定法のポイントー正しいHbA1c値を得るために
■血液検査室のための フローサイトメトリー入門
3.検査法の基本をマスターしよう!
■呼吸機能検査の苦手意識をなくそう!
1.臨床呼吸機能検査の基礎知識と患者対応技術を学ぼう!
3)コロナ禍における呼吸機能検査の感染症対策のポイント
■臨床検査Q&A
尿のパパニコロウ染色で結晶がみられた場合の鑑別方法と、結果の記載に関する注意点について教えてください。
■学会レビュー
第61回日本臨床化学会年次学術集会
第60回日本臨床細胞学会秋期大会
■LABO LIFE-私の仕事・私の明日
手術室で働く
■L・Lの日常
L・Lの日常
・ゲノム解析によって、急性白血病や骨髄異形成症候群(MDS)の病態が急速に解明され、新規の治療標的の発見も期待される。また分子標的治療の歴史を知ることは、さらに治療法を発展させていくために必要である。
・最近、キメラ抗原受容体(CAR)-T細胞療法も若年者のALLで利用できるようになった。MDSでは脱メチル化阻害薬や免疫調整薬が導入され、一定の効果が得られるようになった。
・白血病幹細胞は、従来の治療法では殲滅が困難で、白血病再発の原因となる。白血病幹細胞に真に有効な薬剤が開発されれば、白血病治療は劇的な変化を遂げるに違いない。
■ 急性白血病と骨髄異形成症候群に対する分子標的治療
・はじめに
【総論】
・急性白血病と骨髄異形成症候群の分子病態概説
〔key word〕遺伝子変異、染色体異常、クローン性造血、急性白血病、骨髄異形成症候群(MDS)
・分子標的薬開発の歴史と将来展望
〔key word〕分子標的治療薬、ヘッジホッグ阻害薬、イソクエン酸脱水素酵素(IDH)阻害薬、サイクリン依存性キナーゼ(CDK)阻害薬、二重特異性T細胞誘導(BiTE)抗体
【各論】
・急性骨髄性白血病に対する分子標的治療
〔key word〕急性骨髄性白血病(AML)、分子標的薬、化学療法
・APLに対する分子標的治療
〔key word〕レチノイド(ATRA)、亜ヒ酸(ATO)、タミバロテン、ゲムツズマブ オゾガマイシン(GO)
・急性リンパ性白血病に対する分子標的治療
〔key word〕急性リンパ性白血病(ALL)、分子標的治療、inotuzumab ozogamicin、blinatumomab、キメラ受容体T細胞(CAR-T)
・フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病の分子標的治療
〔key word〕フィラデルフィア染色体(Ph)、急性リンパ性白血病(ALL)、チロシンキナーゼ阻害薬(TKI)、抗体医薬品、二重特異性T細胞誘導(BiTE)抗体
・骨髄異形成症候群に対する分子標的治療
〔key word〕骨髄異形成症候群(MDS)、遺伝子変異、低リスクMDS、高リスクMDS
【特論】
・白血病幹細胞に対する分子標的治療
〔key word〕急性骨髄性白血病(AML)、急性リンパ球性白血病(ALL)、白血病幹細胞(LSC)
●TOPICS
遺伝・ゲノム学
・性決定遺伝子の全貌ーーマウスSryにおける”隠れエクソン”の発見
生化学・分子生物学
・新型コロナウイルス複製機能阻害を目指したファーマコフォアのモデル化
癌・腫瘍学
・大腸がん診療における遺伝子関連検査
●連載
この病気、何でしょう? 知っておくべき感染症
・19.“古くて新しい病気”トキソカラ症ーー温故知新ーー
〔key word〕幼虫移行症、イヌ回虫、ネコ回虫、食物媒介性寄生虫症
オンラインによる医療者教育
・5.コロナ禍で実践するオンライン外科系臨床実習ーーとくにオンライン手技実習を中心に
〔key word〕オンライン手技、SNS、YouTube
ユニークな実験動物を用いた医学研究
・3.ハムスター:マウス/ラットの未踏の地へ
〔key word〕ゴールデンハムスター、ノックアウト、GONAD法
●フォーラム
日本型セルフケアへのあゆみ
・13.自宅療養者が急増する今、自宅と病院の間のサポート役が鍵となる
子育て中の学会参加
・11.ある麻酔科医の場合
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●近年の診療報酬改定では、管理栄養士の専門性や配置が相次いで評価の対象となり、病院管理栄養士の臨床現場における役割が広がっています。養成校での臨床栄養教育はもとより、卒業後の現場における教育の重要性はこれまで以上に高まっています。
●外来や病棟での臨床経験を通じて実践力を育む教育、部門内での役割に応じて求められるスキルの体系的な育成、管理栄養士一人ひとりが主体的に自己研鑽に取り組むための支援体制、いずれも欠かすことのできない課題です。
●本特集では、病院管理栄養士の教育・育成において先進的な取り組みを行っている病院・組織の先生方に、現状の整理と今後の方向性についてご解説いただきます。
【目次】
病院管理栄養士教育の現状と課題
病院管理栄養士の院内教育システム・体制の構築─相澤病院栄養科における体制の変遷から
大学病院管理栄養士教育における院外研修の取り組み─国公私立大学病院医療技術関係職員研修(栄養士)
病院管理栄養士教育の実際─専門病院における取り組み
養成校における臨床栄養教育の現状と今後の展望─基礎力の充実と実践力・探究心を育む教育へ
【スキルアップ実践編】
専門性深化と生涯教育の現状─資格制度、学会参加など
研究のはじめ方─学会発表・論文執筆の意義とその実践
巻頭カラー
腸内細菌が産生するリノール酸代謝物による代謝改善作用
スポット
厨房からはじまる経営改革ーONS価格上昇に挑んだ現場の選択
男性糖尿病患者の喫煙状況別の死亡年齢からみえる療養指導の対策ー20年間の当院カルテより
ズームアップ
「エネルギー源」から「機能性栄養素」へ:MCTが拓く臨床栄養の新たな地平ーNST臨床研究が明らかにした認知・筋機能へのインパクトと実践的アプローチ
対談
栄養学研究をはじめるためのNew Year's Lecture
資料
2026年 栄養関連学会カレンダー
Column
日本の管理栄養士・栄養士たちのグローバルチャレンジーJICA栄養士隊員の活動を通じて(7)
ペルー共和国での活動を通じて
〈新連載〉○×例でわかる! 説明スキルアップ講座(1)
連載開始にあたって
〈新連載〉未知なる発酵食を訪ねてーフィールドワークからみる食と文化(1)
ラオスで納豆発見
ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
近畿大学大学院 農学研究科 応用生命化学専攻 病態栄養学研究室/近畿大学農学部 食品栄養学科 病態栄養学研究室
連載
栄養支援に活かす! 行動医学・メンタルヘルス実践アプローチ(7)
ケーススタディから学ぶ 行動変容技法(6)
マインドフル・イーティングー「いま,ここにある」食の気づき
EBN実践につなげる! 栄養疫学研究最新トピックス(12)
手ばかりの有用性の科学的検証
みんなで学ぶ 栄養管理のための臨床推論ケーススタディ(13)
糖尿病の在宅高齢者における便秘の症例
臨床栄養をめぐるアルファベットストーリー(7)
G's Story〜ガリレオの筒眼鏡ーGalileo's Telescope
これだけは知っておこう 臨床栄養学ビギナー道場(20)
管理栄養士は病態に対応した経腸栄養剤を理論的に理解しなければ!(4)
-腎疾患用経腸栄養剤
こんだてじまん
じまんの一品たまご巻き寿司(鬼北町立北宇和病院)
・概日リズム(体内時計)は神経、内分泌、消化、代謝、循環など、さまざまな生命活動をコントロールしている。近年、これらの生体機能に加え、概日リズムによる免疫系の制御機構が明らかにされている。
・概日リズムが、リンパ球自身の生物時計や交換神経の活動、糖質コルチコイドなどを介してリンパ球のリンパ器官への集積を促し、免疫応答能を高めるというものである。
・今回の特集は概日リズムと免疫系の関係のみならず、概日リズムと免疫が関係する病態や疾患との関係性にも焦点を当てたものである。
■ 免疫系の概日リズム
・はじめに
・グルココルチコイドによる免疫応答能の概日制御
〔key word〕グルココルチコイド、IL-7R、Th2細胞
・交感神経を介する免疫細胞動態の日内変動
〔key word〕交感神経、免疫細胞動態、免疫応答、日内変動
・体内時計による免疫機能と癌の制御
〔key word〕生体リズム、時計遺伝子、癌、免疫
・アレルギー疾患と概日リズム
〔key word〕概日時計、アレルギー、IgE、マスト細胞
・体内時計による関節リウマチの制御
〔key word〕関節リウマチ(RA)、関節炎、炎症性サイトカイン、時計遺伝子
・関節リウマチの特徴を考慮した時間薬物療法
〔key word〕関節リウマチ(RA)、時間薬物療法、生体リズム、メトトレキサート(MTX)
●TOPICS
輸血学
・「血液製剤等に係る遡及調査ガイドライン」の一部改正について
脳神経外科学
・がん遺伝子パネル検査による脳腫瘍治療
再生医学
・日本の再生医療等安全性確保法に遵守した臨床用ヒトES細胞株の樹立とその現状
●連載
オンラインによる医療者教育
・23.コロナ有事における教員と学生のコミュニケーションーー名古屋大学の事例
〔key word〕新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、医学部教育、カリキュラム、コミュニケーション
COVID-19診療の最前線からーー現場の医師による報告
・15.呼吸療法:侵襲的人工呼吸管理とECMO概論
バイオインフォマティクスの世界
・4.マイクロバイオームと臨床メタプロテオミクス:共棲細菌がチームで働く仕組みの解明
〔key word〕メタプロテオミクス、腸内細菌、質量分析、バイオインフォマティクス、タンパク質アミノ酸配列データベース
●フォーラム
中毒にご用心ーー身近にある危険植物・動物
・8.キョウチクトウーーアレクサンダー大王は遠征中に多くの兵を失ったと伝えられているが……
オンライン診療の二元論
・3.新規と既存ーーオンライン診療参入企業は何思う
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
≪本誌の特長≫
●次代を担う臨床検査技師のための総合臨床情報誌。
●臨床検査業務に即応した最新情報を、より幅広くより豊かにビジュアルな誌面で提供し、わかりやすく解説・紹介。定評ある基本技術の解説とともに、診療支援の強化やチーム医療への参加といった時代のニーズに応える知識・情報を豊富に掲載!
≪特集テーマの紹介≫
●日常の生理機能検査を行うなかで、右胸心や馬蹄腎など、さまざまな解剖学的バリエーションに遭遇することがある。こうしたバリエーションに出合った時に通常とは異なると認識できることは、正しい検査結果を出すうえで重要である。
●本特集では、心電図検査と超音波検査を行う際に比較的遭遇する可能性が高い解剖学的バリエーションや体型による影響について、検査を行う際のコツや画像の特徴、注意点などをご紹介いただく。
【目次】
1.心電図検査における体型による影響と解剖学的バリエーション
2.心臓超音波検査における体型による影響と解剖学的バリエーション
3.腹部超音波検査における解剖学的バリエーション
1)肝臓・胆道・膵臓
2)腎・尿管・膀胱
3)子宮・卵巣
4)腹部血管
4.表在超音波検査(乳房・甲状腺)における解剖学的バリエーション
5.血管超音波検査における解剖学的バリエーション
1)頸動脈
2)下肢動脈・下肢静脈
Editorial-今月のことば
ダブルチェックの落とし穴
話題ーNEWS&TOPICS
医学・臨床検査学教育におけるEdTech
MT Seminar
輸血検査精度管理のminimum requirementsとは
基礎から学ぶ 生化学検査の反応タイムコースモニタ解析法
6.試薬のpH変化に伴う酵素活性の低下ーALP測定の例
基礎講座
聴力検査のマスキング
臨床検査Q&A
生化学検査における精度管理試料の許容範囲はどのように決めたらよいでしょうか?
これは便利!
タンピング機能を備えたパラフィン包埋用ピンセット
学会レビュー
2023年度日本臨床衛生検査技師会中四国支部医学検査学会(第56回)
日本医療検査科学会第55回大会