日本経済はなぜ衰退したのか? 物価や賃金はなぜ長期間低迷し続けたのか? 政府の巨額の借金をどうすべきか? 日本経済が抱える課題を「自分ごと」として捉えて,少子化対策や財政健全化,生産性向上などの解決策を読者自身が考えながら学べる新しい入門書。
第1部 何が問題?
第1章 衰退途上国──親より良い生活はできない!?
第2章 安いニッポン──物価と金融政策
第3章 働き方が問題だ──労働市場
第4章 日本の借金は世界一!?──財政政策
第5章 格差拡大の真実──所得格差と貧困問題
第6章 国民生活は安心なのか?──社会保障
第7章 日本企業はどこへ?──国内投資と競争力
第8章 地球が直面する問題──気候変動とエネルギー問題
第2部 解決できる?
第9章 誰もが希望を持てる日本へ──少子化対策
第10章 人々の可能性と活力を生かす社会へ──労働市場改革
第11章 将来にわたっての安心を──財政健全化
第12章 人々の可能性を引き出す──教育改革
1種試験は、人事労務担当者、管理職、産業保健スタッフを主な対象に職場のメンタルヘルスケア推進のため必要な知識・方法・理解度を問うものです。
本書は試験の出題傾向を分析し、重要事項を整理・解説し、過去問題による選択対策、論述問題の作成ポイントなどを収録しています。
2021年7月に発刊された『公式テキスト改訂5版』に完全対応しています。
第1章 企業経営におけるメンタルヘルス対策の意義と重要性
第2章 メンタルヘルスケアの活動領域と人事労務部門の役割
第3章 ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
第4章 人事労務管理スタッフに求められる能力
第5章 メンタルヘルスケアに関する方針と計画
第6章 産業保健スタッフ等の活用による心の健康管理の推進
第7章 相談体制の確立
第8章 教育研修の企画・推進
第9章 職場環境等の改善
第10章 メンタルヘルス・マネジメント検定試験1種模擬問題と解答・解説
自己モニターって何?音声指導はいつやるの?○○語話者にはどう指導する?学習者の声を聞き、効果的な指導方法を考えよう!ずっと使える理論と実践法。
不確実性が高く、グローバル / ローカルな出来事やクライシスがビジネスと社会相互に大きな影響を与えあう現代、企業はどのような価値観や倫理観をもって経営を行わねばならないのか。自社の利益の最大化を目指すというこれまで主流だった企業の価値観が、環境汚染や長時間労働による従業員の疲弊、広がり続ける経済格差、深刻化する気候変動といった、現代的な課題をもたらしているといえるのではないだろうか。成長第一主義を目指す従来型資本主義の矛盾と限界が表面化したのが、現代社会だと言えよう。
2000 年代に入り、企業は CSR や SDGs などに関わる社会的課題解決にコミットする姿勢を見せている。しかし、このような「社会貢献活動をしておけばよい」、すなわち単に「責任を果たす」という姿勢では、本当に社会のためになっているのか判然とせず、また企業にとっての経済的価値創造にもつながらないことが多い。
そもそも、この社会は企業中心にあるわけではなく、社会には、例えば非営利組織、学校、政府、メディア、人(従業員、株主、地元住民、顧客等 )、人以外(動物、自然、技術等 )など数限りないものが、対等なアクターとして存在している。このことを、企業も忘れてはいけない。
一方で、様々なアクターをつなぐ役割を果たせる可能性を秘めているのも企業である。企業は、その一員として社会を、そして地球を、他の組織や人々と共に守るという価値観によって、他を尊重し、関係をつくり、共に活動することで、Business for Society 型のビジネスを行うことが、今こそ必要なのではなかろうか。そのような、利益創出が第一目的ではないマネジメントが、長期的にみると、企業の価値創出にもつながりうる。
このような考え方に基づき、本書は、日本や世界の様々な興味深い事例を紹介しながら、社会と自社、双方にとって明るい未来につながる、これからの企業のあるべき姿と役割を考える
序 章 変わりゆく「企業と社会」の関係
第1章 人間中心のマネジメントー利益志向から人間志向へー
第2章 教育とコミュニティベースの成長戦略ーパーパス・倫理の意義ー
第3章 新たな連関構築と公共への貢献ー遠回りな利益創出ー
第4章 「人が人を呼ぶ」ソーシャル・イノベーションーつなぐプロジェクトの創出ー
第5章 「小さい」「地方の」先進的コミュニティとビジネスー弱い紐帯の強さー
第6章 企業と従業員と社会の関係性ー働きがいと働きやすさー
終 章 共創時代の Business for Society 経営
●最新の化粧品GMPを学べる1冊
2007年11月15日付で、ISO22716:2007 COSMETICS - GOOD MANUFACTURING PRACTICE (GMP) -GUIDELINES ON GOOD MANUFACTURING PRACTICE(ISO化粧品GMPガイドライン)が発行され、日本化粧品工業連合会ではこの「ISO化粧品GMPガイドライン」を業界の自主基準として採用したことから、多くの化粧品製造業者がISO22716を自社のGMPの基準として採用することになりました。
本書は、「ISO化粧品GMPガイドライン」をより深く理解し実施するために、化粧品GMPとは何か、どのように運用したらよいのかなど、基礎的な項目から実際の運用までを図解でわかりやすく解説。第3版では各項目の見直しを行い、最新のGMPの考え方を盛り込んでいる。また、教育訓練等に活用できるように図解のPDFを収録したCD-ROMを付録としています。
多様性を基盤としたもう一つの場。その地平に共生を原点とする教育の営為は成り立つか。オルタナティブ教育の原風景を探す。問われ続ける世界13カ国のガバナンス。
古来、東アジア世界さらには西欧との異文化接触にさらされてきた日本。
人びとは文化的他者との邂逅の中で、その思想とことばを鍛え続け、日本の言語空間、そして「知」の制度を作り上げてきた。
そしてまた、この「他者」という問題意識は一方で「純粋な日本語」というものを創造する装置ともなっていた…。
近世から近代日本にかけての日本語の成立に対する歴史的な視点、そして、それとともにたえず編制され続けてきた「思想の言語」をとらえなおし、「日本語とはなにか」という問題を論じる意欲作。
はじめに
第1部 訓読と日本の思想
一 訓読の思想史
一 訓読とは何か
二 近代日本の書き言葉の起源
三 訓読に向けられた視線
四 訓読法の変遷は何を物語るか
五 訓読の思想史への視座
二 日本思想史の課題としての訓読
一 訓読は「時代遅れの代物」か
二 〈文化の翻訳〉としての訓読
三 近代日本と漢字、漢文
四 転換点としての徂徠「古文辞学」
五 訓読の変容ー宇野明霞と皆川淇園ー
三 訓読・書き下し文という〈翻訳〉
一 二つの書き下し文
二 江戸期の訓読法と日尾荊山『訓点復古』
三 送り仮名の働き
四 中江兆民の言語的、思想的「跳躍」
五 書き下し文と思想の〈翻訳〉
四 近世日本儒学の言語と論理
一 森田思軒の試行
二 翻訳と思想の生成
三 朱子学の言語と論理
四 朱子学の流入と訓読の成立
五 朱子学の言語の解体、「主体」「主語」の行方
五 海を渡った訓読ー近世琉球の言語世界ー
一 訓読文で流通した儒学書
二 琉球における和語の流通
三 薩摩を介しての「漢文」と朱子学の移入
四 泊如竹の来琉と訓読の普及
五 多言語世界を生きた琉球知識人
第2部 可能性としての日本語論
一 日本朱子学、崎門派の言語
一 崎門派へのアプローチ
二 「内部」を形成する「語り」
三 「祖述」の世界
四 「語り」に即して析出される「内部」
五 崎門派における経典注釈の言語とその行方
二 「敬語」論と内なる「他者」
一 小津安二郎の「日本」=「日本語」
二 「敬語」論のディスクール
三 「敬語」の起源
四 教育と文化、そして「敬語」
五 内なる「他者」の発見
三 国語教育と日本語教育と
一 ディスコミュニケーションの所在
二 「近代の学知」という視座
三 近代日本の成立と国語・国語教育
四 可能性としての日本語教育学
四 漢字、漢文、訓読を再び問う
一 あらためて論題となった漢字、漢文、訓読
二 国民国家論、近代批判の中での日本語論
三 近代「知」の枠組みに向けられた「問い」と、日本語への視点
四 日本語論を開いていくこと
五 江戸から明治への言語思想史
初出一覧
あとがき
索 引
人名索引
書名・論文名等索引
生きる力が湧く、心にしみるー激動する時代を生き抜く糧となる賢人たちの肉声。
人的資源管理の基礎理論の解説から、社員の格付けや賃金管理、配置転換や昇進等の事例紹介、各国との比較、さらにはデータに裏づけられた実態にも迫る。キャリア形成やワークライフバランスの将来設計にも役立つ入門書。
自然災害、いじめ、体罰、学校事故等、学校を舞台とした紛争がマスメディアを賑わしている。
本書では、いわゆる学校教育紛争を法学と教育学の学際的観点から分析する。可能な限り現実に生じた事例に言及しつつ、学校運営の実務に依拠し検討する。また、訴訟大国であるアメリカ合衆国の裁判例、学校運営において近年注目を集めている、「学校教育の法化現象」、「スクール・コンプライアンス」等についても言及する。
1.学校教育紛争の現在 2.教育を受ける権利と学校の公共性 3.学校運営における学習指導要領・教科書の位置 4.学校教育における平等 5.学校教育と信教の自由・政教分離 6.特別支援教育と法 7.学校安全・学校保健と法 8.学校事故と法 9.体罰と法 10.いじめ問題と法 11.児童・生徒の問題行動と法 12.児童虐待と法 13.学校運営と個人情報 14.教員の非違行為と法 15.スクール・コンプライアンス
この教本は、グローバー・ピアノ教本Vol.3の終了後に使用するために作られています。
<Vol.3>に続いて、楽しい作品、美しい練習曲を載せてあります。
新しく習う調性が導入され、はじめて練習する作品が数多く収められています。
技巧的には、それほど難曲と呼ばれるものはなく、これまでの力で十分弾きこなせるものがほとんどですから、作品の解釈や演奏する上での音色等により多くの注意をそそぐようにします。
[もくじ]
・夜明け (作曲: GLOVER)
16分音符と16分休符
・いたずら (作曲: GLOVER)
・アラベスク (作曲: FRIEDRICH BURGMULLER)
トリル
トリルI
トリルII (作曲: CZERNY)
・ゆるやかなダンス (作曲: GRAUPNER)
・スキップ (作曲: JAKOB SCHMITT)
増三和音(オーグメント)
増和音の練習
・プレリュード (作曲: GLOVER)
・歌曲 (作曲: JOHANN CHRISTOPH FRIEDRICH BACH)
減三和音(ディミニッシュ)
減和音の練習
・船乗りの歌(奴隷船) (作曲: GLOVER)
・メヌエット (作曲: KARL PHILIPP EMANUEL BACH)
半音階
半音階の練習I
半音階の練習II
・夜の風 (作曲: GLOVER)
付点8分音符
・兵隊ごっこ (作曲: GLOVER)
・あこがれ (作曲: GURLITT)
シンコペーション(切分音)
・ジェリコの戦い (作曲: SPIRITUAL(編曲 GLOVER))
装飾音
・早起き鳥 (作曲: LE COUPPEY)
・ナイチンゲール
・そりの鈴 (作曲: GLOVER)
・牧歌 (作曲: LE COUPPEY)
・くもりぞら (作曲: LEMOINE)
長調のアルペッジョ
短調のアルペッジョ
アルペッジョの練習
・狩猟 (作曲: GLOVER)
音楽用語
修了証
※本書は「グローバー・ピアノ教育ライブラリー グローバー・ピアノ教本 Vol.4」(GTP01083769)と同じ内容です。
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◆異能の脳機能学者にしてオピニオンリーダー苫米地英人の名著復刊シリーズ!
◆復刊にあたって書き下ろしの「特別付録」を収録。苫米地英人ファン必携の永久保存版。
◆第4回刊行の本書は、ビジネスマンに必須のスキル、「書く」を根本から鍛え直す。
◆本当の意味で「文章上手」は、日本にほとんどいない。この本でライバルに差をつけろ!
クラスタリングや主成分分析を取り扱い,それらをデータ生成観測メカニズムの視点から再考し,そのグラフ表現を導入している.最後に,データ科学の統一的体系化を目指してきたI〜IV巻で扱った内容を,意思決定写像やデータ生成観測メカニズムグラフにより総括した.
【主要目次】データ生成観測メカニズムと意思決定写像の関係/データを新たな変数で表現する特徴記述/潜在変数とデータ生成観測メカニズム/データ生成観測メカニズムのグラフによる表現/データ科学の統一的な体系から見たまとめ/階層クラスタリング/固有値,固有ベクトル/データ科学における問題解決のプロセス/EMアルゴリズム
データ生成観測メカニズムと意思決定写像の関係/データを新たな変数で表現する特徴記述/潜在変数とデータ生成観測メカニズム/データ生成観測メカニズムのグラフによる表現/データ科学の統一的な体系から見たまとめ/階層クラスタリング/固有値,固有ベクトル/データ科学における問題解決のプロセス/EMアルゴリズム
言語、英語、文化、学習者…さまざまな多様性を念頭に、新たな英語教育の指針である「国際共通語としての英語」を基本から実践まで丁寧に示す。-英語教育の新たな地平が見えてくる1冊。
先を見通すことが難しい時代に、これまでにない問題に直面する子どもと教師。
多文化共生社会における多様性を尊重する教育相談とはーー新しい教育政策の動向をふまえた初学者向け入門書。教職課程コアカリキュラムに対応した章立てで構成。章末ワークで理解を深める。
●著者紹介
大家まゆみ(おおいえ・まゆみ)
東京女子大学教授
稲垣 勉(いながき・つとむ)
京都外国語大学准教授
情報技術によるネットワーク化と経済のグローバル化が進むいま、建築や都市はどのように変化したのか。建築家は何ができるのか。超高層ビル、巨大モール、物流倉庫など現代特有の建築の分析を通して、新しい建築・都市の原理を鋭く捉える。気鋭の建築家の鮮烈なマニフェスト。
序 章 1995年以後の日本から考える
第1章 1995年以後の都市と建築
第2章 アーキテクト2.0
第3章 批判的工学主義
第4章 超線形設計プロセス論
第5章 建築プロジェクトーー引き出される固有性
第6章 教育・政治への応用
第7章 新しい都市設計の原理ーー列島改造論2.0に向けて
心理専門職としての臨床心理士と公認心理師を対比しつつ、心理職における専門性について理解を深め、保健医療、福祉、教育、司法、産業・労働分野における心理専門職の実際のはたらきについて知るとともに、実践において求められる法制度の知識と、心理専門職としての倫理と基本的姿勢(基本的人権の尊重、守秘義務、安全保護義務、多職種連携、チームにおけるはたらき等)を学ぶ。
1.導入:心理職における専門性とは何か 2.心の専門家としての臨床心理士と国家資格公認心理師誕生の道のり 3.心理専門職の倫理を考える 4.心理専門職として出会う倫理葛藤 5.多職種連携における心理専門職の役割 6.医療分野における心理専門職のはたらき 7.教育分野における心理専門職のはたらき 8.福祉分野における心理専門職のはたらき 9.産業・労働分野における心理専門職のはたらき 10.司法・犯罪分野における心理専門職のはたらき 11.被災地支援における心理専門職の役割 12.地域における心理専門職の役割 13.心理専門職に求められる実践の基本姿勢 14.心理専門職にとっての生涯研修 15.心理専門職にとっての自己課題発見・解決能力