日本で一番歴史のある旅行代理店、日本旅行の120周年を記念したブランドムックが登場。
誌面では旅行に詳しいスタッフがおすすめする、四季を楽しめる鉄道を紹介します。スペシャルアイテムは旅を快適にする、機能的なショルダーバッグ。
日本旅行で働くスタッフにアンケートを実施して作成したバッグで、外側に4つ、内側に5つ、合計9つのポケットがあり、小物収納に困らない作りになっています。
サイズ(約):W23×H25×D8cm
ショルダーストラップの長さ130cm[最長]
2000匹を超えるねこと旅して、江戸時代の日本の伝統や文化がわくわく学べる、おしゃれなさがしもの絵本です。
子どもから大人まで、日本に興味のある世界中の方が楽しめる英文並記です。
海外の方へ説明する時にも役立ちます。
京都、大坂など12の場所を12か月かけて巡り、金の招きねこや忍者ねこたちを見つけてみましょう!
●著者紹介
吉田 愛
イラストレーター、グラフィック・デザイナー。ポストカードなどで展開される「かぶきねこづくし」シリーズ、「四季ねこねこ」シリーズを制作。著書に『かぶきがわかるねこづくし絵本1仮名手本忠臣蔵』『かぶきがわかるねこづくし絵本2義経千本桜』『かぶきがわかるねこづくし絵本3菅原伝授手習鑑』『ねこのつけしっぽ』などがある。瀧晴巳との共著の『どこじゃ?かぶきねこさがし かぶきがわかるさがしもの絵本』(以上、講談社)で人気を博す。
●翻訳者紹介
エミリ・バリストレーリ
翻訳者。主な翻訳作品に「The Night is Short, Walk on Girl」(「夜は短し歩けよ乙女」森見登美彦著)「Soul Lanterns」(「光のうつしえ」朽木祥著)、「Kiki's Delivery Service」(「魔女の宅急便」角野栄子著)、「The Refugees' Daughter」(市川拓司著)などがある。
●主な内容
見開き単位で、江戸時代の日本の各地を旅します。
忍者ねこや岡っ引きねこなど、道中でさがしてたのしめるくふうがたくさん!
NHK World Where We Call Homeで翻訳の製作過程が放送されました。
1月:江戸
2月:越後・佐渡
3月:蝦夷
4月:京都
5月:土佐
6月:琉球
7月:富士
8月:秋田
9月:長崎
10月:伊勢
11月:山陽道
12月:大坂
旅と政治権力の関係性を問うために、出羽国置賜郡米沢藩(現山形県米沢市など)に対象地域を絞り、多方面から実証的に考察する。
具体的には、領主上杉家の信仰、米沢藩の宗教政策・経済政策を押さえ、その上で、民衆の信仰民俗がどのように営まれていたのかを叙述。
近世社会の「旅の大衆化」をどのようなものとして捉えるのかについて、多くの分野に示唆を与える一書。
序章
社会史と寺社参詣史
旅行史の到達点と課題
藩政史と旅行史
問題意識と初出一覧
第一章、近世前中期の米沢藩主の葬送儀礼と高野山納骨
近世の藩研究と藩主葬儀
前中期米沢藩主葬儀における真言宗寺院の役割
塵焼と灰寄
本葬
城下町衆の役割
高野山納骨と祖廟納牌
米沢藩の葬儀改正史
第二章、米沢藩領における宗教政策と修験・寺社参詣
近世宗教の見方と国家への位置づけ
米沢藩の真言宗重用と御堂制
修験支配と当山派の重用
幕府による宗教争論への介入
置賜地方からの湯殿参詣習俗の成立
藩と宗教
第三章、米沢藩の自給自足政策と国益思想
近世中後期の藩政改革と経済思想
国益思想の系譜
米沢藩の改革期の経済政策
東北諸藩の特性と今後の課題
第四章、米沢藩の旅人統制と国益思想
幕藩権力と人の移動
出国者への対応
寺社参詣統制令の経過
入国者への対応
東北諸藩の事例
旅人統制令・勧化統制令の評価
第五章、東北地方における山岳信仰と人生儀礼ー置賜地方を事例としてー
通過儀礼と山岳信仰
東北の山岳信仰の普遍性と特殊性
飯豊山信仰の実態
近世における成年式と村落共同体
人口の安定化と成年式の厳格化
第六章、近世の寺社参詣ー東北南部の伊勢参宮
日本史上における伊勢参宮の意義
中世の熊野信仰と、西国巡礼と伊勢参宮
中近世移行期の寺社参詣
近世の伊勢参りの実態
外宮と内宮
民衆の伊勢神観と天皇観
伊勢参宮史研究の可能性と課題
第七章、再考・日本近世の寺社参詣の文化人類学的考察ー行動文化論の深化
行動文化論の再検討
欧州の聖俗論と死・再生論
日本の聖俗論
自己解放論の有効性ー「精神的自己解放」と「身体的自己解放」
日本近世寺社参詣の儀礼過程
結論
おわりに
米沢藩の特殊性と旅
宗教の民衆化と東北の風土
あとがき
索引(人名・事項)
◎世界の美術館に足を運び 誰もが知る名画を目にしたときの感動を味わえる1冊。
◎コンセプトは「世界美術旅行」。作品だけにとどまらず 展示されている美術館 国や街の情報も伝える。
◎実際に海外の美術館に足を運び 隣でガイドをしてもらいながら 自分の目で名画を観ているような擬似体験ができる本。
◎ルーヴル美術館の『モナ・リザ』や ムンクの『叫び』 『ヴィーナスの誕生』など 美術に興味がない人でも「名前くらいは知っている」超有名美術作品を中心に紹介。
◎著者との会話文形式で 絵の見方や関連知識 時代背景も自然と学ぶことができる。「美術超入門」としても役に立つ。
◎著者は人気添乗員・ Youtuber「こやぎ先生」としても活躍する 山上やすおさん。博物館学芸員資格を持ち 多くのセミナーで講師をつとめている。
◎「美術館を組み込んだ旅のスケジュール」や旅行情報コラムも掲載。「もし旅行に行ったら・・・!」と空想をふくらませて楽しめる。
◎「実際に美術館に行ってみたい」人に向けて 日本の美術館と名画も掲載。
◎知識ゼロの読者でも 世界の名画と美術館を制覇した満足感を得られる本。
1日目 ルーヴル美術館で
レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」を観る
2日目 ウフィツィ美術館で
ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」を観る
3日目 マウリッツハイス美術館で
フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を観る
4日目 ムンクでムンクの「叫び」を観る
5日目 ロンドン・ナショナル・ギャラリーで
ゴッホの「ひまわり」を観る
6日目 ベルヴェデーレ宮殿でクリムトの「接吻」を観る
7日目 システィーナ礼拝堂で
ミケランジェロの「最後の審判」を観る
8日目 エルミタージュ美術館で
レンブラントの「ダナエ」を観る
9日目 オルセー美術館でモネの「睡蓮」を観る
10日目 メトロポリタン美術館で
ティファニーの「オータム・ランドスケープ」を観る
11日目 ソフィア王妃芸術センターで
ピカソの「ゲルニカ」を観る
12日目 東京国立博物館で
葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を観る
13日目 足立美術館で横山大観の「紅葉」を観る
「無一文」で「野宿」をしながら世界一周を目指す、無謀な自転車旅。なのに、時には海抜0mから「エベレスト」頂上まで寄り道!? 時には英国で「ゴット・タレント」に出演し、マジックを披露!? こんなクレイジーな日本人、見たことない!高野秀行氏大絶賛!「本書を読み、私の中の『冒険』の概念が変わってしまった。人間はかくも自由で強いのか。いや、岩崎さんが異常なだけか」ママチャリ&手漕ぎボートでユーラシア大陸を駆け巡る!・所持金160円から始まった、新宿ホームレス生活・標高5000mのヒマラヤ山脈をママチャリで越える・インド最南端からエベレスト頂上まで人力のみで登頂・手漕ぎボートでガンジス河を海まで川下り・気温50 度の砂漠地帯を、2200kmもママチャリで疾走・手漕ぎボートで世界最大の湖・カスピ海を横断・英国人気オーディション番組で日本人初の快挙達成
大きな文字で読みやすさ抜群の、四国八十八ヵ所札所のガイドに加え、
境内散歩に役立つコメント入りの境内図や、寺の縁起や伝説にまつわる興味深いコラムなど、
充実した内容でより深い巡拝の旅が楽しめる一冊。
札所巡りにまつわる情報のほか、四国のあふれる旅情を伝える特集も豊富。
徳島・高知・宇和島・松山・高松の各都市の飲食店情報のほか、
坂本龍馬や讃岐うどんに関するよもやま話、
吉野川や讃岐富士など四国を代表する景勝のワイドな写真など、読んで、
見て四国を巡る旅心がそそられる特集を各エリアに配置しました。
巡拝の作法や必要な道具も、巻頭で詳しく紹介。
巡拝の心構えに始まり、必要な服装と道具、巡拝の手順に作法など、
分かりやすい解説で初めての四国遍路でも安心です。
般若心経は振り仮名付きで、2ページで大きく読みやすく掲載。
巡拝の旅の手配も、この1冊で楽々。
巡拝バスツアーの選び方や、タクシーで巡拝する際の計画の立て方など、便利に、効率よく、
充実したプランを提案します。
古代日本の真の姿が蘇る
『魏志倭人伝』『古事記』『常陸国風土記』
ーー独自の解釈が、新たな神話の世界を拓く。
文献解釈を中心に研究が重ねられてきたこれまでとは異なり、
著者自身が神話に語られる舞台を訪ね歩き、
古代日本の真の姿を浮き彫りにする。
令和年号の出典元でもある『万葉集』からの解釈や偽書の書評、
研究中の思い出などを新たに加え、文庫判として再編集。
パワースポット一人旅が巡った、奇跡が起きたパワースポットを掲載。よりご利益をいただくための巡り方も紹介!
ひとりだけど、独りじゃない。
ひとりだけど、独りじゃない。
妻を亡くした寂しさから逃れるための旅。
そこで待ち受けていたのは、国や年齢を超えた人とのつながり、
そして、まだ見ぬ自分自身との出会いだった!
世界中を渡り歩いた記録を通じて人生の楽しみ方を伝える、唯一無二の旅エッセー。
「明日死ぬかもしれない。でも、だからこそ、今日を精一杯生きるのだ!!」
【目次】
序
マルタ共和国3ヶ月の旅
南アフリカ・ブラジル・コロンビアの旅
ドイツ(ベルリンマラソン)一人旅
台湾と東南アジア大旅行
あとがき
50代のための定期購読マガジン「ノジュール」から、初の「ひとり旅」ムックが登場です。
学びや新たな発見のある旅をご紹介する月刊誌です。
本書は、読者アンケートで特に人気の高かった15プランを厳選して掲載しました。
誰にも気兼ねなく、ふらりと「ひとり旅」を実践できるよう、すぐにマネできるモデルコースがマップ等と一緒に分かりやすく掲載されています。
むかし町や紅葉さんぽ、絶景歩きにアートめぐりなど…定番テーマはもちろん、発酵食や北前船といった個性あるテーマまで。
ひとり旅のベテランも、ビギナーも、今すぐ旅に出たくなるプランが目白押しです。
【掲載例】(特集一例など)
◆倉敷・児島 : 美観地区から国産ジーンズの町へ
◆喜多方・会津若松 : 蔵と漢字の町、手仕事の城下町
◆足助 : 塩の道の宿場町と紅葉の渓谷
◆龍野 : 赤トンボが帰郷を誘う播磨の小京都
ひとり旅のコツ
【掲載エリア】
北海道、山形、青森、福島、長野、神奈川、岐阜、大阪、愛知、兵庫、岡山、香川
最新キャンピングカーと、人気の道の駅だけを大特集
東京の14の島々へ!
イルカとクジラに会いに行こう!
青い青いボニンブルーの海(父島)、
動物も植物も驚きいっぱい(母島)
絶景の海中温泉にびっくり! (式根島)…etc.
採れたての明日葉に、黄金色の椿油、海の幸たっぷりの島ごはんも!
日本の有人島36島をめぐったイラストレーター・松鳥むうのリアルな島旅話がいっぱい!
かわいく、お安く、楽しく旅を楽しみたいあなたのための、
(ほぼ)全ページ100%イラスト旅エッセイ。
島好きに愛され続けてきた名著中の名著、増ページの<かいてーばん>です。
ホエールウォッチングにもぜひ!
【主な内容】
<小笠原諸島へ。>
父島MAP
母島MAP
小笠原 はじめてづくしの夏
小笠原 再びの春
<伊豆諸島北部へ。>
夜行船で伊豆諸島へ
大島MAP
大島 レトロ&スピリチュアルアイランド!?
利島MAP
利島 山とサザエに大格闘!?
新島
新島 とってもアート!?
式根島MAP
式根島 温泉とおっちゃんワールド
神津島MAP
神津島 旬のお魚づくし
おうちレシピ くさや&明日葉
旅人さんとの出逢い
<伊豆諸島南部へ。>
三宅島MAP
三宅島 火山と再生
御蔵島MAP
御蔵島 イルカとカツオドリ
八丈島MAP
八丈島 昔さんぽと島ごはん
のんびり 八丈島 島カフェ
青ヶ島MAP
青ヶ島 絶海の孤島は出逢いがいっぱい
竹芝桟橋で島きぶん
松鳥的 島ごよみ。
小笠原&伊豆諸島べんり帖
名所から穴場まで、おばけの伝説地を目指して西へ東へ!
“あの”名コンビ+αが、全国各地に点在する伝説地を訪ね歩く。
茨城の旧家に受け継がれてきた「河童の妙薬」を譲り受ける。
鬼のスーパースター・酒呑童子と茨木童子の出生地を探して新潟へ。
高い山が少ない房総半島で、あえて天狗を訪ねる。
『稲生物怪録』の舞台・広島には京極夏彦氏も参加。
江戸の七不思議から「妖怪」を七つピックアップ。
国道16号沿いに分布するダイダラボッチ伝説を強行軍で巡る。
伊豆大島に伝わる民間信仰「日忌様」の謎を追う。
九尾の狐と殺生石を求めて栃木と福島へーー。
ときに手を取り合い、ときに罵り合い、一喜一憂しながら「妖怪馬鹿」が各地を廻る。
妖怪ライター・村上健司による探訪記&妖怪研究家・多田克己による解説で、ゆるく、深く楽しめる!
今日からあなたも妖怪旅おやじ!?
雑誌「怪と幽」創刊号から続く人気企画が待望の書籍化。
はじめに
第一回 「河童の妙薬」の伝説を訪ねる
コラム 河童が伝授した秘薬
第二回 酒呑童子と茨木童子の伝説を訪ねる 前編
コラム 酒呑童子は何者か?
第三回 酒呑童子と茨木童子の伝説を訪ねる 後編
コラム 茨木童子と渡辺綱
第四回 『稲生物怪録』の舞台を訪ねる
コラム 大魔王、山本太郎左衛門
第五回 房総半島の天狗を訪ねる 前編
コラム 飯縄権現は妖怪か神仏か?
第六回 房総半島の天狗を訪ねる 後編
コラム 天狗歴史総論
第七回 江戸の七不思議の妖怪部分だけを訪ねる 前編
コラム 割り切れない不可思議
第八回 江戸の七不思議の妖怪部分だけを訪ねる 後編
コラム 七不思議のふしぎ
第九回 大中寺の七不思議と佐野の小豆とぎ婆を訪ねる
コラム 小豆を磨ぐ音の正体
第十回 国道16号沿いのダイダラボッチ伝説を訪ねる 前編
コラム ダイダラボッチはどこから来たのか
第十一回 国道16号沿いのダイダラボッチ伝説を訪ねる 後編
コラム 巨人伝説は巨神と大蛇神話に由来する
第十二回 古都鎌倉の妖怪伝説を訪ねる
コラム 鎌倉幕府滅亡を告げた天狗と、神徳を示した天狗
第十三回 伊豆大島の日忌様を訪ねる
コラム 日忌様と海難法師
第十四回 殺生石と九尾の狐伝説を訪ねる
コラム 殺生石は祟らない?
おわりに
柔道に明け暮れた高校時代、ユニークな先生や下宿の仲間たちと切磋琢磨し、英語教師への道を歩み始めた大学時代、高校教師として、生徒とともにそれぞれの「夢」を追いかけた日々…。これから新しい世界に踏み出すあなたの背中をそっと押してくれる自伝的小説。
光をめざして
第一部 光太の青春(高校時代)
一 伊豆へ
二 柔道
三 アルバイト
四 最後の大会
五 夢
第二部 京都にて(大学時代)
一 ユニークな先生
二 下宿の仲間
三 学生運動
四 作曲に挑戦
五 法学部から文学部英文学科へ
六 英語の修行
七 北海道へ
八 光をめざして
はるかな旅へ ある教師の物語
第一部 夢を追いかけて(明海学園)
第二部 はるかな旅へ(滝沢学園)
『光をめざして』『はるかな旅へ ある教師の物語』を読んで
おカネを使わずにビジネスクラスに座る“方法”があります。 無類の海外旅行マニアで知られる佐藤治彦氏、渾身の“トクする旅テク”ブック第2弾! 「フリータイプのパック旅行は、趣味の合わない人と旅すると快適です」「『インド5日間の旅』はほとんどが移動日。
オレゴンの山に暮らすオオカミのスウィフトは、兄弟姉妹とともに豊かな土地で生まれて育った。大型の鹿も、家族一丸となって仕留め、飢える事なく暮らしていた。ある日、よその群れに襲撃され、家族を失い、かろうじて生き延びたスウィフトの旅が始まる。敵や人間の銃から逃れ、過酷な自然のなか、旅を続けてたどり着いたのは……?
1頭の若いオオカミの成長と冒険を美しい自然の描写を交えながらえがいた作品。
今だから沁みる美が、ここにある。
NHK「日曜美術館」は、1976年(昭和51)の放送開始以来、あらゆる方向から美をとらえ、美術作家自身の言葉を記録し、作家や作品に向き合った多彩な出演者の声も丹念に拾い上げてきました。『旅する日曜美術館』(全2巻)は、この「日曜美術館」の蓄積を柱に、NHKアーカイブスのなかから「日本の近世以降の名画・名品」を語った珠玉のメッセージを抽出し、その内容を味わいながら、関連作品を所蔵する日本全国の美術館を訪ねます。本巻は、「東海・近畿・中国・四国・九州」の36館への旅です。
渡韓のガイドブックにもなる!ドラマに出てきたあれが食べたい、あそこに行きたい、あれを買いたい。現地のとっておき情報。
仕事に行き詰まり、勢いで列車に乗り終点まで……旅先では驚きの出会いが待っていた(「下田にいるか」)。福引きで旅行券を引き当て、台湾へひとり旅。現地で会った駐在員はどこか訳アリのようだが(「情熱のパイナップルケーキ」)。訪れたことのない場所、見たことのない景色、その土地ならではの絶品グルメ。さまざまな「初めて」の旅を描いた7編を収録。読めば必ず出かけたくなる、文庫オリジナルアンソロジー。
「下田にいるか」坂木司
「情熱のパイナップルケーキ」松尾由美
「遠くの縁側」近藤史恵
「糸島の塩」松村比呂美
「もう一度花の下で」篠田真由美
「地の果ては、隣」永嶋恵美
「あなたと鯛茶漬けを」図子慧