小説家の登龍門である「芥川賞」に、その名をとどめる芥川龍之介は、深刻な人生の悩みに耐えながら、機智と諧謔と博識を駆使し、みごとな短篇小説を書き残した。新鮮な抒情、傑出した虚構、そして明晰な文章で、今なお人々を魅了してやまない不世出の天才の代表的作品を、一冊に収めた21世紀への日本の遺産。
初めてプリンストンを訪れたのは一九八四年の夏だった。F・スコット・フィッツジェラルドの母校を見ておきたかったからだが、その七年後、今度は大学に滞在することになった。二編の長編小説を書きあげることになったアメリカでの生活を、二年にわたり日本の読者に送り続けた十六通のプリンストン便り。
「みーっけ、みっけ、たんぽぽみっけ」「みーっけ、みっけ、つくしんぼみっけ」10ぴきのかえるは、はじめてのはるにおおはしゃぎ。4〜5歳から。
ドラえもんといっしょにからだの中を大探検。からだのしくみとはたらきがたのしくわかる。
青春の追憶と内なる魂の旅を描く表題作ほか6篇。著者初の短篇集。