漢字を四コママンガでアニメーションのように図像変容したらどうなるか。漢字漫画作品集。
藝大で福祉?“認知症を演劇で擬似体験”“「死にたい人の相談にのる」という芸術活動”“西成のおばちゃんと立ち上げるファッションブランド”etc.東京藝術大学生と社会人がともに学んだ「アート×福祉」プロジェクトの記録。
かわいい子どもたちとの遊びを通して、リハビリテーションをしてみましょう。本書は、楽しみながら全部の指を使い、頭をフル回転させるおもちゃ作りとゲームを集大成した、老化防止にもってこいの一冊です。
市販の土を素材にして、ろくろや手びねりなどで成形する。そして、釉薬を掛けたり上化粧で装飾し、電気やガス窯などで焼成。それが、やきものの一般的な作り方です。しかし、自分だけのオリジナルの作品を作りたい、あるいは、いままでとは違った新しいものを作りたい、そう考える人のために、これまでの陶芸の常識から大きく離れて、まったく新しい作陶技法をご紹介。
からだ全体を動かすことで心をときほぐし、仲間とコミュニケーションをとる楽しさを味わう表現あそび、ファンタジーやイメージを豊かにする表現あそびなど、心もからだも自然にまるごと育つ指導のアイディアが満載。季節に即した表現あそびを、イラストを交え月ごとに紹介する、保育者や子どもも一緒に楽しめる本。
私たちの住む地球上には、各地域の気候風土が多様であるように、驚くほど多様な住居とそこに暮らす人々がいる。たとえば高温乾燥地域イランの、外からはうかがい知れないオアシスのような開放的な中庭と地下深い夏の居室。高地ペルー・チチカカ湖に浮かぶ葦草の島と小さな葦草の家。スペイン・アンダルシア地方の数百年にわたって住み続けられてきた洞窟住居。高温多湿のベトナムで先祖を守るようにして建つ閉鎖性の強い住居。それらの住まいはその風土の特質のなかで、居住の快適さを生む知恵や工夫をはたしてどの程度もっているのだろうか?イラン、ペルー、スペイン、ベトナムという気候の異なる世界四地域の住居を気候計測と空間実測の両面から調査した体感的フィールドワークの書。
本書では、保存・修復に携わる専門家の話を交えて、美術・歴史・科学といった視点から日本画の世界を広く見渡し、その魅力と本質に迫る。そしてさらに、日本画の伝統がどのようにのちの世に伝えられようとしているのか、そうした点にも丁寧に触れている。
奉行所跡でロドリゴ神父の踏絵シーンに泣き、大浦天主堂でキクの哀しい最期に泣き、浦上村でサチ子の被爆悲話に泣く…。作家は雨の街角で、狭い路地で、何を考え、何を見出したか?「沈黙」、「女の一生」の足跡を辿るー。
現場の先生の疑問に答えるとともに、課題に適した教材を提示。実践のねらいや指導のポイントだけでなく、事前準備から導入、評価まで、授業のながれが一目でわかるように紹介。
食事、入浴、トイレなど、日常生活で必要な動作を意識したレクや、お花見、お誕生日会、クリスマス会、新年会など、非日常生活である行事やイベントを楽しむレクの実際を、イラストを交えわかりやすく紹介。日常生活のレクには、対応の目安となる介護度、痴呆の症状を明記してありますので、指導する際、とても便利です。レクの方法やねらい、配慮すること、進め方、アドバイスの他、指導のセンスを高めるコラム、レクの導入に役立つ豆知識なども充実。レクのスタッフとしての心構え、レクのチェックリストも具体的に紹介。場面や個人能力に合ったレクが選べる一覧表付き。
映画、インスタレーション、演劇的パフォーマンスなどジャンルを横断する表現活動を行い、シンガポールを代表するアーティスト、ホー・ツーニェン。
その新作《ヴォイス・オブ・ヴォイドー虚無の声》は、西田幾多郎や田辺元を中心に京都帝国大学で形成された知識人のグループ「京都学派」を主題とし、VRとアニメーションを用いた映像インスタレーションです。この作品は、山口情報芸術センター[YCAM]をはじめとする多くのコラボレーターたちと共に制作されました。
本書は、2021年に同名のタイトルのもとYCAMで開催された展覧会の記録に加え、脚本、アーティストやコラボレーターによる対談・座談会、哲学研究者の論考を収録し、作品の背景や制作プロセスを読み解きます。
【展示情報】
ホー・ツーニェン「ヴォイス・オブ・ヴォイド──虚無の声」
京都
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭
会期:2021年10月1日(金)〜24日(日)
場所:京都芸術センター
https://kyoto-ex.jp/shows/2021a_ho-tzu-nyen/
山口
会期:2021年4月3日(土)〜7月4日(日)
場所:山口情報芸術センター[YCAM]
https://www.ycam.jp/events/2021/voice-of-void/
【ホー・ツーニェン Ho Tzu Nyen】
シンガポール出身。ホー・ツーニェンは、歴史的、理論的テクストとの出会いから出発して映画、インスタレーション、パフォーマンスを制作している。近年の作品には、トラ人間(《一頭あるいは数頭のトラ》、2017年)や三重スパイ(《名のない人》、2015年)といった変容する人物たちが登場するが、進行中のプロジェクト《東南アジアの批評辞典》(2012年〜)がこれらの作品を包括している。
個展を豊田市美術館(2021年)、山口情報芸術センター[YCAM](2021年)、エディスーラス・ハウス(オルデンブルク、2019年)、クンストフェライン・ハンブルク(2018年)、 明現代美術館[McaM](上海、2018年)、アジア・アート・アーカイブ (香港、2017年)、ビルバオ・グッゲンハイム美術館(2015年)、森美術館(2012年)、サブステーション(シンガポール、2003年)等で開催している。第54回ヴェネツィア・ビエンナーレ(2011年)では、シンガポール館代表として個展を開催。近年参加した主なグループ展には、「あいちトリエンナーレ2019 情の時代」、第12回光州ビエンナーレ(…
第一部 再現する都市大坂を目指すために
大林剛郎(大林組代表取締役)VS 菅谷富夫(大阪中之島美術館館長)
第二部 大阪中之島美術館開館に寄せて
青芝フック、朝原宣治、有栖川有栖、池田知隆、今井祝雄、上田恭規、上野公嗣、
浮舟邦彦、梅本史郎、大久保英治、大澤辰男、大林剛郎、小笠原由祠、奥野卓司、
尾崎裕、越智裕次郎、織作峰子、桂南光、桂米團治、加藤義夫 ほか
第三部 座談会 大阪中之島美術館を語る
大林剛郎、越智裕次郎、喜多俊之、北川淳一、島敦彦、出川哲郎、延原武春、堀井
良殷、呂太夫、和田誠一郎
特別インタビュー:山本雅弘(毎日放送最高顧問)に聞く