長い、自慢が多い、説教くさい、まとまりがない、そんなNGスピーチに、げんなりしたことはありませんか? 人前で、言いたいことを的確に伝えるには、スピーチ独自の話術が必要です。本書は、ぴったりの文例がすぐに見つかる実例大事典です。結婚、ビジネス、イベント、地域、学校行事、司会、自己紹介、葬儀・法要など、あらゆる場面ですぐに役立つ文例を1500収録。毎日使える「とっさのひとこと」から、ピンチをチャンスに変える「断り・お詫び・苦情」の文例、話し方のコツや立ち居ふるまいまでを網羅。☆巻頭 初めてでも失敗なし! 成功スピーチへの道・3ステップ PART1 結婚お祝いのスピーチ PART2 結婚主催者側のあいさつ PART3 ビジネスのスピーチ PART4 日常のおつきあいのあいさつ PART5 学校の式典、行事、PTAのあいさつ PART6 葬儀・法要のあいさつ PART7 英語のスピーチ
認知科学における言語研究の基礎と流れを概観し,理論的・実証的研究の展開を解説。言語研究に考えを巡らせられる「ことばの認知科学」への誘い。〔内容〕ことばと社会/ことばと文化/ことばとユーモア/ことばと機械翻訳/ことばのコーパス分析/ことばとAI/サブカルチャのことば/オンラインのことば
声美人とは、言葉に気持ちをのせて、心を通わせるコミュニケーションができる人。声美人が使っている「まぁるい声・まぁるい言い方」を“声のソムリエ”が教えます。
プロの翻訳者が解き明かす、日・英語のギャップ攻略法。翻訳に携わる人のみならず、国際ビジネスマン、英語教師、受験生、大学生など、すべての英語学習者に最適。
「感じのいい人」と思われる話し方、自分の話をする時は成功談より失敗談、冗談には冗談で返すのが上手な話し方、「困る」「ダメだ」には人は反発する、穏やかな「話し方」で温かさが伝わるーあなたの話をさらに生かす「いい話し方」。
言いたいことが正確に伝わるとは限らないーー。
医療・介護という人の命が関わる場における、相異なる〈ことば〉でのコミュニケーションをめぐる諸論考。
■巻頭コラム:「接続法の世界で」佐野直子 山下仁
■特集:〈からだ〉のことを伝える〈ことば〉
「知的障害者向けの「わかりやすい情報提供」の現状と課題ーー医療に関する情報保障に焦点を当てて」打浪文子
「医療通訳とは何をする職業なのかーー専門職としての医療通訳の課題」糸魚川美樹
[研究ノート]「医療現場における業界用語の使用状況ーー外国人看護師候補者の学習支援に向けて」ポポヴァ・エカテリーナ
[研究ノート]「医療人類学においてヘルスコミュニケーションをどう論じるかーーフィリピン・メトロマニラの多言語状況における“Abortion”の「誤用」と齟齬の考察を手掛かりに」久保裕子
[研究ノート]「介護の日本語に関する研究の動向と課題」定松文
「医療における多言語研究の試みについて」渡邊日日
■書評
嶋田珠巳・斎藤兆史・大津由紀雄(編)『言語接触ーー英語化する日本語から考える
「言語とはなにか」』[評者]赤桐敦
寺沢拓敬(著)『小学校英語のジレンマ』[評者]佐野彩
Christina Yi, Colonizing Language: Cultural Production and Language Politics in Modern Japan and Korea[評者]李暁辰
■連載報告 多言語社会ニッポン
琉球弧の言語:「沖縄語の複数の島言葉での教育/うちなー口ぬ複数ぬ島言葉習し」松田美怜 ハイス・ファン=デル=ルベ
移民の言語:「家族史と社会史をつなぐ中国語」山崎哲
手話:「ろう通訳とコミュニケーション支援」川上恵
■近刊短評
多くの文学翻訳、翻訳論で知られる第一人者が「翻訳になぜ理論が必要か」を、多くの実例を用いて解説する。翻訳はAIで「できてしまう」時代は、しかし翻訳すべき「内容」とは何か、その「正しさ」とは何かがより深く問われる時代でもある。翻訳の質への問い、翻訳の喜びへと読者をいざなう書。
ドイツ語・フランス語・スペイン語・イタリア語の4か国を駆使して世界に友達を作ろう! TwitterやFacebookといったSNSで気軽に世界とつながるためのお手軽フレーズ・表現集です。あいさつ・感謝などパッと返せるひとことや、感動・共感・未来への希望など豊かな思いを伝えるシンプルな例文をまとめました。
1997 年の刊行以来、本格的通訳養成教材として支持されているロングセラー! CD3 枚付ケース入りで刊行した書籍を音声ダウンロード方式にした新装版。音声は東方書店ホームページからダウンロードできます。【基礎編】は、ゆったりとした談話を教材に学習方法を丁寧に解説。【実践編】早口、なまり、フォーマルな演説などさまざまな「語り」を体験しながら実践力をつけ、【通訳現場へのチャレンジ】で中国語から日本語への通訳、日本語から中国語への通訳のモデルケースを収録。
▼テキスト
はじめに/通訳の現場から
[基礎編]-効果的なトレーニングの方法
1 リスニング/2 シャドウイング/3 サイトトランスレーション/4 逐次通訳/5 同時通訳
[実践編]-音声によるトレーニング
1 逐次通訳:DATA 1 怎样做好口译工作/DATA 2 回顾中日关系五十年/DATA 3 从学习外语谈起/DATA 4 臺灣的現況/DATA 5 中日投资促进机构联席会议上的讲话/DATA 6 日中貿易を語る
2 時差同時通訳形式による放送通訳:DATA 7/新闻消息
3 同時通訳:DATA 8 21世纪的教育/DATA 9 中国出版业的现状以及知识产权的问题/DATA 10 アフリカからの環境メッセージ
[通訳現場へのチャレンジ]
MODEL CASE 1 中国的医学教育制度及其背景/MODEL CASE 2 日本・中国・アメリカの新しい関係を求めて
中国語通訳Q&A/あとがき/再版にあたって
[コラム]
“冒昧得很”/総理記者会見/“常在战场”/いまもきらめく孫平化さんの言葉の数々/スイカサミットと“西葫芦”/市民権を得た“黒五类”/忠実さと“通俗易懂”の狭間で/忘れられないショートク太子/“Hunchun=珲春”がいつの間にか“长春”に/魯迅の未亡人ー許広平さんの思い出
▼音声
[基礎編]演習、モデル/[実践編]DATA1〜10/[通訳現場へのチャレンジ]MODEL CASE 1・2 を収録。
思考を言葉で表現することも、言葉が表現する意味が他者に伝わることも、ありふれていて自明に思える。けれども意味は柔軟で、臨機応変で、ふつう考えられているよりずっと複雑なものだ。意味をめぐる従来の考察が行き詰まる理由をていねいに解きほぐし、認知的視点から、人がどのように思考し、話し、世界を認識するかを解き明かしていこう。そこから否応なしに出てくるのは、思考と意味の大部分は私たちには意識できないという奇妙で落ち着かない結論だ。そう、私たちが合理的思考として意識的に経験しているのは、脳の中で起きていることをおぼろげに映し出したものにすぎない。
よくよく考えてみると、日本語は複雑で不思議な言語である。
日本語の「なぜ」はつきない。なぜ「五十音図」が生まれたのか、なぜこれほど多彩な方言があるのか、なぜ当用漢字や常用漢字があるのか、なぜ俳句は五・七・五なのか……。
そこで本書では、日本語の「なぜ」を追究し、「日本語の秘密」として150項目にわたって徹底解明する。古来の大和言葉からはじまる日本語の成り立ちや「国語」として広められた戦前・戦後の日本語の変遷、身近な日本語の由来や疑問、さらには、ふだん役立つ日本語の正しい使い方もご紹介する。本書を通して、日本語の魅力や面白さを感じていただき、なにげなく使っている日本語を改めて見直すきっかけとしていただければ幸いである。
バラエティに富んだ漢字パズルをたっぷり収録。脳活も漢字学習もできての一石二鳥。問題を解いて、良い一日にしちゃいましょう。
◆辞書の使用
第1章
理想の辞書のために
石黒 圭(国立国語研究所)
第2章
学習者の辞書使用実態に基づく読解に役立つ辞書開発
野田尚史(日本大学)
第3章
日本語学習者が文章を産出する際に役立つ辞書
ー質の良い例文を参照できる辞書を目指してー
鈴木智美(東京外国語大学)
第4章
日本語学習者が作文を書くときに使いやすい辞書の個性
サンキュータツオ(東北芸術工科大学)
第5章
句読点・符号・記号の選択に役立つ表記辞典の提案
岩崎拓也(筑波大学)
第6章
「打つ」ことを支援するための学習者辞書の開発
ー「メールを打つ」という初級の授業実践を手がかりにー
小林ミナ(早稲田大学)
◆辞書の設計
第7章
学習者の辞書使用から見えるデジタル辞書のインターフェースの改善点
佐野彩子(国立国語研究所)
吉 甜(国立国語研究所)
第8章
初・中級学習者向け日本語学習辞書における例文の作り方
砂川有里子(筑波大学)
第9章
計量的な調査結果も提示する辞書
ー現代日本語の動態を知ることができるツールとしてー
塩田雄大(NHK放送文化研究所)
第10章
「辞書にないことばと意味」を理解できるか
ー学生に説明を書かせてみるとー
飯間浩明(辞書編纂者)
◆辞書と学習
第11章
辞書使用の語彙学習に関する効果
松下達彦(国立国語研究所・総合研究大学院大学)
木下 瞳(総合研究大学院大学大学)
第12章
『計算機用日本語基本辞書IPAL』の学習者用辞書への応用
柏野和佳子(国立国語研究所)
第13章
日本におけるベトナム語辞典の系譜
ー現在の到達点と今後の課題、学習者に役立つ辞書を目指してー
五味政信(一橋大学・〈公財〉ジャパンマテリアル国際奨学財団)
第14章
生成AIは理想の辞書になりうるか
李 羽テツ(マカオ大学)
石黒 圭(国立国語研究所)
おわりに
【本書の内容】
「羅漢」の姿をかりて、人間が一生懸命に生きる姿や心の動きを
表現した著者の代表作「五百羅漢」(木版画)。
本書は、その中から100作品を抜粋して「喜・怒・哀・楽」に分類し、
各作品の表題である漢字一字にこめられた心情を綴った画文集。
〜序文より〜
この画文集は、いつも夢を見、おのれの本然のすがたがしれず右往左往する
“酒羅漢”のひとりごとです。
一杯おやりになり、ほろ酔い気分で羅漢さんと対話していただければ
本望であり、幸いです。
酒羅漢、これ在り。
【目次】
酒羅漢のひとりごと
ー喜の章ー
祝 授 礼 平 朗 惚 嬉 急 輝 幸 努 温 点
慶 愛 貪 会 歓 味 踊 好 拝 瞠 比 喜
ー怒の章ー
苦 釈 問 狙 驕 狂 餓 怪 戒 喝 吝 抗 驚
羞 撫 嘯 叱 騒 呵 耐 過 殴 反 嬲 溺
ー哀の章ー
震 伝 拗 疑 飽 申 訝 囁 恥 堕 願 責 悔
惑 懺 恋 噫 悄 吠 甘 呆 粛 透 縋 喋
ー楽の章ー
酌 足 愉 快 酔 笑 遊 給 挑 慈 旨 和 賭
想 楽 偽 呑 焦 悦 熱 釣 飲 擂 乗 呼
夢、一歩一歩
【著者略歴】
幻一(まぼろし はじめ)
1942年京都市生まれ。木版画家であり詩人。
1991年京都・大本山南禅寺派 宗雲寺にて得度し、禅僧となる。
1979年から“人々の喜怒哀楽のこころ”を描く「五百羅漢」をテーマに
木版画で制作を始め、1997年に500羅漢全像作品を19年間で終える。
2000年から、子供たちの“無邪気なこころ”を「わらべ羅漢」に託し
木版画で制作を始め、現在、その作品は、300点を超え、制作中である。
展覧会や講演会、幻一 こころの談話室「 顔とこころ = 筆で描く喜怒哀楽 」、
版画講座等を開催し、国内外で幅広く各地で活躍している。
声優を目指す人、「声」を仕事にしたい人、学校の演劇部、劇団の発声練習に欠かせない1冊。声優としての身体づくりから始まり、発声法、アクセント、リズムなどを修得していく。言葉を自在に操るための技術を写真やイラストでわかりやすく解説。ひとりでも、仲間同士でもトレーニングできる内容になっている。