本書では、電子・電気的機能、熱的機能、機械的機能、化学的機能、光学的機能、表面機能、生態機能の7分野24種の特殊機能を持ったコーティングを取り上げ、斯界の第一人者の方々に、最新の技術開発の動向について執筆してもらった。
量子力学・統計力学の初歩を前提に固体物理学の基礎事項を丁寧に解説した、学部学生〜院生向きテキスト・参考書である。最近の研究成果の中から本書のレベルにふさわしい教材として、例えばグラファイトシートやカーボンナノチューブを取り上げている点や、絶縁体・半導体を「金属化」という観点を強調して解説している点など、オーソドックスな構成の中にも新鮮な内容が盛り込まれている。また、分かりやすさという点で、特に数式を抑えることはせず、むしろ式が意味する物理的内容を十分理解できることに意を尽くしている。固体一般の性質を一通り説明したのち、半導体、磁性、超伝導までの内容を、最新の知見をふまえ、またレベルを逸脱することなく、丁寧に解説している。
空気調和設備の計画や設計に必要な知識を網羅した本書は、初心者に空気調和設備設計の全貌を理解させると同時に中堅技術者にとっては設計に必要な知識、計算法、資料を提供する座右の書として長年定評を得てきました。今回の改訂では、従来単位をすべてSI単位系に変更するとともに、諸データを更新し、さらに全章にわたり環境への配慮、省エネルギーの視点からの見直しを行っています。
大学の機械系学科において、いわゆる四力(材料力学、機械力学、熱力学、流体力学)は必須科目である。本書は大学院をめざす学生のため、過去数年にわたる全国有力大学の機械系大学院の入試から問題を精選し、演習書としてまとめたものである。
本書は、基礎と応用および理論と実験の両面から、現代固体物理学の立体像をバランスよく描いた好評テキスト『固体物理学』の改訂新版!前半の7つの章で、化学結合・結晶構造・格子力学・バンド理論など伝統的な1電子近似の固体論が体系的に記述され、後半の5つの章では、近年特に発展著しい磁性や超伝導および半導体物理等の分野が詳しく解説されている。章末につけられた17編のパネルでは、先端分野の実験で用いられる代表的な物性測定法およびその原理が詳述され、本文の理解を深めるとともに、より高度な研究への糸口を示唆している。
本ガイドブックでは、建築で用いられる構造材料として、コンクリート、鋼、木質系およびアルミニウムに分類して言及したほか、今後、構造材料としての適用が増加すると考えられる新材料(FRP、ガラス、膜材料等)についても言及している。さらに建築物、特に鋼構造の耐火性向上に寄与する各種耐火被覆材料工法についても章を起こして論じている。
本書の編集にあたっては、試験に出題される内容とそのレベル、これまでの傾向などを十分に分析したうえでとりまとめた。本文の理解を助けるために例題を設け、熱管理士として修得しておくべきポイントや試験の難易度がわかるよう章の末尾に演習問題を設けてある。